今年もクリスマスを迎えたネ。20日には平年より2週間も早い東京の初雪を観測したそうだ。あの日は、雹(ひょう)が降り、それが雪へと変わったっけ。
イヴの日もクリスマスも青空が広がって良かったナ。
俳句の世界で初めて認められたカタカナの季語が「クリスマス」だそうで、1896(明治29)年に正岡子規が句集「寒山落木」の中で表題の句を読んだのが最初だとか
八人の子供 むつまじ クリスマス 子規
今週で仕事納めの人も多い。僕も大掃除の支度や帰省の準備をはじめなくちゃ。
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閑話休題。
毎年、師走になると岡山から日生(ひなせ)の牡蠣が送られて来る。
殻付きの牡蠣が一斗缶で来るから豪快だ。
岡山の牡蠣は生で食べることは無く、蒸して戴くのが一番美味い。大きな鍋で蒸せば殻が開き、中からプリップリの牡蠣が顔を覗かせるのだ。あとは、レモンをギュッと搾って口に放り込むだけでアル。
天王誕生日だった23日、我が家に酒朋たちが20人程集まった。
もちろん、強者(つわもの)の吞んべい達の事、我が家に来る前に酒場『牛太郎』でしっかりと0次会をしていくのだ。
あっ、もちろん僕もだが。
神保町『兵六』、京成立石の『宇ち多゛』、そして武蔵小山『牛太郎』で顔を合わす酒朋ばかりなので、気心知れて愉しい酒宴となる訳だ。
一人おつまみ一品と酒を持参して来て貰い、我が家では鶏の丸焼きと蒸し牡蠣を振る舞うことにした。
こちらは、リオちゃんが作ってくれた手作りのオイルサーディンだ。
さぁ、気合いを入れて吞みますか!
いつもの様にホッシーの手作りチャーシューやキクさん自慢の自家製ハム類も絶品で酒がススんだネ。
牡蠣の中にカニの赤ちゃんが居たネ!
『牛太郎』ご常連の薮さんは、オイルフォンデュを振る舞ってくれた。
これまた、酒がススむススむ。
バーバラとリオちゃんの服がかぶっているから、間違えそうだネ!
こちらは、荒木マタェモンさん持参の八重山そばを使った一皿だ。
ビールにシャンパン、ワインも日本酒も次々と空になっていく。
そして厨房に立つのは、ダンディ岩崎さん。
仕込んで来たシュウマイのタネを皆で包んでいるのだネ。
包む係は、リオちゃん、ユリちゃん、そしてトクだったネ。
大量に包んだシュウマイを蒸篭で一気に蒸すのだナ。
皆さん、お疲れさまでした!
このリゾットは、誰が作ってくれたのだっけ?
とっても美味しくて人気だったなぁ。
我が家の忘年会は、男子が厨房に立つことが多い。
お次ぎはキクさんがオイルフォンデュで残った野菜類などを炒めて、酒の肴を作ってくれた。
さぁ、ダンディさんのシュウマイも蒸し上がったネ!
どうですか、豪快でしょ!
遅れて登場した、イナちゃんとカンパ〜イ!
カミサンの自信作は、スパイシーなジャークチキンの丸焼きだ。
綺麗に捌いて、ペロリと無くなったが、僕は寝落ちして喰えなかった!トホホ。
さぁ、再び元気を取り戻し吞み直しだ!
初参加のルイちゃんもゴキゲンだナ。
最後はホッシーが持って来てくれた『四つ木製麺所』のうどんを捌いたチキンの骨でダシを取って、熱々のおうどんで〆たのだが、すっかり泥酔した僕は食べることなく再び寝落ちしてしまった。
目が覚めると、もう誰も居なかった。まぁ、毎年の事だが、今年は殆ど食べずに吞んでたのだナ。
皆さん、歳の瀬にこんなにも集まって頂き感謝多謝!また、次回も牡蛎忘年会しようネ。