東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々ヘベレケ日記/イヴは鳥勝からビストロへ!

     雨の山茶花の散るでもなく   種田山頭火
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今日も東京は小雨がぱらついたり、鼠灰色の空が街を覆っているネ。

白い吐息をもろともせず、今朝も公園を歩いた。
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ようやくツグミの数が増え、メジロやシジュウカラに交じって、ジョウビタキも樹々に集まっている。
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公園の中も赤や白い寒椿の花が咲いている。実は、寒椿は椿でなはく、山茶花(さざんか)の仲間なんだそうだ。僕も最近まで知らなかったのだナ。

山茶花の花には、雨が実に良く似合うと思う。山頭火は、どんな思いでこの花を眺めていたのだろうか。
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椿も山茶花も、どちらもツツジ目ツバキ科ツバキ属の樹木なのだネ。

椿の花は気温の上昇によって春の季節に花を咲かせる。山茶花は、気温の下降に反応して咲く冬時季の花でアル。

江戸時代、武士は椿の花を嫌ったとの喧伝があった。これは、椿の花が花首ごとポトリと地面に落ちることから、武士が首を切られる様に似ているからとの事だが、実際にはそんな話は無かったようで、椿の花は武家屋敷でも愛でられていたらしい。

山茶花の花は、花弁が一枚一枚ひらりと別れて散るのだナ。花の落ち方を観れば、椿か山茶花かが判る。

この時季、公園に咲いている赤い花も花弁が別れて散るので、山茶花の仲間なのだろうネ。

山茶花の花を観ていると、枝の中からガサガサと音がする事がある。
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メジロやウグイスが入っているのだナ。花粉や蜜を求めて小鳥たちがやって来て、樹々を移ることでこの花は受粉をするそうだ。自家受粉を余りしない椿や山茶花は、鳥をうまく利用して生命を繋いでいるのだネ。

     二三片 山茶花散りぬ 床の上   漱石

     ◇          ◇          ◇
閑話休題。

さて、今年も大いに吞んで、食べた。クリスマス・イヴの日は、酒朋渡部クンの誕生日を祝って、男3人で立会川の酒場『鳥勝』の暖簾を潜った。

立会川駅を出て、第一京浜を渡ってスグ川沿いの路地を入ればスグ左手に見える。
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カウンターでは、既に二人がご常連さん達と愉しそうに吞んでいた。

奥のテーブル席に移動し、カンパイ!
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僕もビールからレモンサワーに切り替えた。
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初訪問のやまおクンも気に入ってくれたご様子だ。
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渡部クンの後ろには、お馴染み寅さんの姿も見えるネ!
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この日は、レバ刺しにミノ刺し、生野菜ダブル、センマイ刺しなどを戴いた。
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このハラミステーキは、僕の大好物なのだナ。

二人が入れたダイヤ焼酎の一升瓶は、何回で空くのだろうか。

此処から、タクシーを飛ばして一路武蔵小山へ。
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しかし、タクシーで『牛太郎』に乗り付けるなんて、誕生日だから出来る贅沢だネ!

『牛太郎』では、先に到着していたカミサンと合流。
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ジョーさん特製の湯豆腐を戴き、ホッコリと温まった。

鳥勝の焼酎ですっかりゴキゲンのやまおクンは、牛太郎のカウンターで寝落ちしていたナ。

渡部クンの誕生日祝いを無事に終え、僕はカミサンとクリスマス祝いの食事へと移動。
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武蔵小山でもひと際美味しいビストロ『キャトル アブリール』へ。
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此処は、フランス人のボスコさんがオーナーシェフを務める小体のビストロだが、本当に何を戴いても絶品なのだナ。
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赤ワインをカラフェで戴き、イヴに乾杯!
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いつもの前菜の盛り合わせを戴いた。
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どうです、このボリュームは。鴨肉のサラダ、特製パテ、本日のキッシュなどがてんこ盛りなのだ。
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これだけで、ワインがススむススむ。

続いては、冬のオススメ「カスレ・ド・トゥールーズ」(トゥールーズ地方のカスレ)の登場だ。
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インゲン豆をソーセージや鴨肉などと一緒にじっくりと時間を掛けて煮込んだ素朴な家庭料理だが、これが本当に美味いんだナ。
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ボリュームもたっぷりで、これだけで満腹になる。

心も躯も温まり、程よく酔いも廻って来た。
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地元にこんなに素敵で美味しい店が在るのだから、幸せだなぁ。

ボスコさん、ご馳走さまでした。また来年も宜しくネ。

夜風が冷たく酔いが一気に醒めそうだ。『キャトル アブリール』を出て、斜め前の路地を入り二階の隠れ家に飛び込んだ。

イヴからクリスマスに移るまで、居心地の良いバーの止まり木で酒と戯れたのであった。

たぶん、今年の日記はこれが最後になるだろうか。今年も随分と沢山の方々が日記に訪問して下さった。本当にありがたいのだナ。感謝多謝!

来年も引き続き宜しくお願いします!では、良いお年を!
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Commented by しろくま1124 at 2013-12-30 02:08 x
本年も、詩情溢れる素晴らしいブログの数々を拝読させていただき、常に感銘をさせていただきました。
まことに、ありがとうございます。
どうか、来たる明年が、素晴らしき一年になられます事を、心よりお祈り申し上げますね・・・
Commented by kinohana at 2013-12-31 11:48 x
いつも楽しく読ませて頂きありがとうございました。

来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

幸多い年となりますように!!
by cafegent | 2013-12-27 15:55 | 食べる | Trackback | Comments(2)