東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/うそ替え神事で一年の吉兆を願う。

暦では「大寒」に入ったネ。一年で最も寒さ厳しくなる季節の到来だ。

今週の火曜日、深夜から朝にかけて東京でも雪が舞った。それでも昨日あたりから春の様な穏やかな天気が続いている。明日も15度近くまで気温が上がると、朝の番組の気象予報士が伝えていた。
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「三寒四温」と云う言葉がある。冬の気候の変化をさすのだナ。
寒い日が三日続いたあとは温かい日が四日間続く。七日周期で寒暖が繰り返されることを云うのだが、最近では冬より春先の時季に使われることが多いらしい。今週末にかけては、正にこの三寒四温が当てはまる天気だネ。

季節を72種類に表した「七十二候」では、今日まで「款冬華」(ふきのはな、さく)の頃だ。厳しい冬の中で、蕗の薹の蕾みが土から顔を出す時季が来た訳だ。

     蕗の薹 岩間の土にひきしまる   西東三鬼

霜が降りた寒さ厳しい中で、土を盛り上げて芽を出したふきのとうの姿が眼に浮かぶなぁ。頑張って蕾みを膨らませ様とする姿に三鬼自身も身を引き締める思いで眺めていたのかナ。

  「三次郎、熱い酒(の)をひとつ頼む!」

鬼平になった気分で『五鉄』の暖簾を潜り、軍鶏鍋を待つ間に一献だ。
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あぁ、ふき味噌で燗酒を吞(や)りたくなった。
     ◇           ◇           ◇
さて、今日は亀戸天神社恒例の行事「うそ替え神事」へ出掛けて来た。
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鷽(ウソ)は幸運を招く鳥とされ、毎年新しい木彫りの「うそ鳥」に替えることで、昨年までの悪しき事が総てウソになり一年の吉兆を招き開運や出世、幸運を得ると云われている。
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毎年一月の24、25日の両日は多くの参拝者で賑わうのだナ。そんな訳で僕も昨年のうそ鳥を持参し新しいモノと交換して来た。

ちなみに実際の鷽は、こんな鳥だ。
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オスは胸辺りが美しい紅色で頭と尾が黒い。
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雀より大きく、冬になると近所の公園にも姿を見せる。桜の芽などを食べるので、桜の木を観て廻ると出逢う機会に恵まれるのだナ。

今日は風も無く穏やかな気候だった。
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境内では梅の花も咲き始めていた。
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二時間近くも並んだが寒くもなく本を読みながら待ち無事にお詣りが済んだ。
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亀戸天神社の「うそ鳥」は檜の木を神職の方々が一体一体、手彫りしたのだヨ。
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愛くるしい表情をしたうそ鳥をまた一年家に飾り家族の福を願おう。
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お詣りの後は腹ごしらえだ。
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いつも鳩が居る『但元いり豆店』の前を歩く。

亀戸駅前まで戻り、『亀戸餃子』の暖簾を潜る。
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昼時だったが、カウンターの一番奥に座る事が出来た。
此処は黙って座れば焼き餃子が出てくる。
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最低二皿がマストなので、3個程食べ終えた辺りで、次の皿が出てくるのだナ。

カウンター越しの真向かいに知った顔があった。神保町の酒場『兵六』で時々お会いする方だったが、あちらも亀戸天神の帰りとの事だった。

此処の餃子は実にあっさりしており、何個でも食べられる気がする。実際、昔は老酒を呑みながら8皿は軽く食べていたものだ。カウンターにはお酢と醤油そしてラー油も用意してあるが、小皿には最初から芥子が付いている。これがまたこの餃子に合うのだナ。最初はお酢と芥子だけで戴き、次に醤油とラー油を垂らして喰う。

此処は老酒の他に白乾児(パイカル)酒、五加皮(ウカピ)酒なんてのも有る。
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しかし今日は休肝日、ウーロン茶で腹を満たしたのだ。

冬晴れの青空の下、駅に戻り『船橋屋』のくず餅を買って帰ったのでアール。
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by cafegent | 2014-01-24 17:59 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)