東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/桜の季節、「川瀬巴水展」を観る。

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東京は一気に春めいて、街中の染井吉野も開花の速度を増している。
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ムラサキハナナも咲きだし、ヒヤシンスの花も開き始めたネ。
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昨年末に千葉市美術館で開催されていた『誕生130年 川瀬巴水展 郷愁の日本風景』を観そびれていたが、巡回され横浜高島屋ギャラリーで観ることが出来た。
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日本画の巨匠、鏑木清方に弟子入りした巴水だが、同門の伊東深水の手による連作「近江八景」を見て木版画に魅了されたのだネ。そして、版画の版元である渡邊庄三郎とタッグを組み浮世絵とはひと味もふた味も違う「新版画」の連作を発表。圧倒的な画力により全国を旅して風景を写し取ったスケッチが実に素晴らしい。

旅から戻ると丁寧に描いたスケッチと心に焼き付いた風景を元に版画の原画となる水彩画を作成。その作品を彫り師と摺り師の匠な技術によって美しい木版画が完成する。

本展覧会では、スケッチから水彩画、試し摺りから最終版までの行程も展示され、実に興味深かったナ。

今回は、川瀬巴水の傑作「田子の浦の夕」の水彩画の原画が展示されていた。今回の展覧会で一番愉しみにしていた絵だったので、暫く立ちすくんで魅入ってしまった。
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僕が米国のコレクターから手に入れたモノは、昭和15年に創られた初摺りの版画だが、70年も経っていると云うのに色褪せず美し富士山の夕景だ。手前の松と土手を行く荷馬車夫、富士の構図が素晴らしい。

版画の良いところは、版木が残っていれば、今でも手に入ることだネ。
この「田子の浦の夕」も後摺りの作品は、銀座の『渡邊木版美術舗』で手に入る。値段も二万円程度なので、季節によって掛け変えるのにも手頃なのでアル。

そんな訳で、今日は酒を語らず!
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by cafegent | 2014-03-28 18:14 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)