東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

日々ヘベ日記/初夏の札幌ハシゴ酒の旅

今日の東京は梅雨らしいシトシトとした雨が降っていたネ。
b0019140_17284611.jpg
暦を表す七十二候では「腐草為蛍」(くされたるくさ、ほたるとなる)の季節。腐った草が蒸れて、蛍が現れる時季が来た訳だ。

今年もそろそろ目白の「椿山荘」の水辺の蛍が夕闇に光を放つ季節がやって来たのだネ。
b0019140_1730398.jpg
ふんわりと闇を舞う光は、とても幻想的だ。時折、橋の欄干にとまった蛍に手を近づけると手の上に乗って光ることがある。
b0019140_17295148.jpg
そんな体験をすると、毎年蛍に会いたくて目白まで足を伸ばしてしまうのだナ。

       大蛍ゆらりゆらりと通りけり    一茶

     ◇            ◇            ◇
先日、仕事で北海道へと出掛けてきた。早朝の羽田空港は、人も少なく搭乗手続きもスムーズに済み、ゆったりと朝ビールを楽しんだ。

朝6時過ぎの飛行機も空いており、機中でも缶ビールをゴクリ。揺れも少なく、順調に飛行している。

1時間が経ち青森上空を過ぎて、旅客機の翼が北海道へと入って行く。晴れ渡った空から眼下を望むと苫小牧港が見えた。
b0019140_17323490.jpg
もう少ししたら、降下するのだナ。

千歳空港から列車に乗り、そのまま釧路へと向かった。
b0019140_17331060.jpg
途中の駅で苫小牧名物の駅弁「いくら弁当」とサッポロクラシックのロング缶を購入。
b0019140_17332460.jpg
さぁ、居酒屋特急「スーパーおおぞら号」の出発だ。

この弁当、明治43年創業の老舗「まるい弁当」が作っているのだナ。時々、東京駅の駅弁屋にも入るので、買うことがある。
b0019140_17333554.jpg
プチプチのいくらの醤油漬けが本当に旨いのだ。煮帆立と椎茸をアテにビールをゴクリ。そして、いくら飯をかき込むのだ。あぁ、むふふの美味さ。これぞ旅の楽しみだネ。

北海道は、ちょうど桜の季節。車窓から花見を愉しみ、角ハイボール缶も空いた。

仕事を終え、一路札幌へと戻った。この夜は幼馴染みと街へ繰り出した。
b0019140_17381834.jpg
向かった先は、大好きなおでんの老舗『おでん小春』だ。
b0019140_1738277.jpg
鍋前のカウンター席に腰を降ろし、先ずは生ビールで乾杯だ。
b0019140_17384088.jpg
あぁ、至福のひとときだナ。この日は殆ど列車の移動に時間を費やしたので、ビールが潤滑油となって躯が生き返る。

北海道のおでんと云えば、つぶ貝は外せない。
b0019140_17384898.jpg
味の沁みた大根と共に皿に盛ってもらった。
b0019140_1739199.jpg
北寄貝(ホッキガイ)も美味い。三年前に他界した初代の小春おばちゃんの写真にもご挨拶し、ゆったりと旧友と酒を酌み交わす。
b0019140_17401853.jpg
小春おばちゃんの故郷、山形の地酒「六歌仙」をぬる燗で戴いた。
b0019140_17402616.jpg
はんぺんと竹のこのおでんも酒がススむなぁ。

跡を継いだ今のご主人は小春さんのひとり息子だ。店を引き継いで3年が経つが、70歳を越えて漸くお客さんと会話が出来る様になったと苦笑いしていたのが微笑ましい。

お銚子を4本お代わりし、ご馳走さま。次回また小春おばちゃんの写真に会いに来るとしよう。

続いて向かったのは、同じ「克美ビル」に在る老舗の酒場『バーやまざき』だ。
b0019140_17413661.jpg
大正9年、東京は小石川に生まれた山崎翁は、御年93歳ながら今も毎週火・木・土曜の8時から9時まではバーに立つ。札幌の街に初めて本格的なバーを開き、此処から巣立ったバーテンダーは数知れずだ。今、この街で人気の正統派バーの殆どは此処「やまざき」出身者だネ。

混んでいたので、最初はテーブル席に案内された。
b0019140_1745797.jpg
先ずは山崎翁オリジナルのカクテル「サッポロ」を戴いた。ウォッカベースのカクテルだが、アマレットの甘い香りとグリーン・シャルトリューズの独特な味が個性的な一杯だ。
b0019140_1745462.jpg
続いて、サイドカーを戴く。
b0019140_17443511.jpg
うん、相変わらず美味いなぁ。

暫くするとカウンター席が空いたので移動。
b0019140_17474933.jpg
やっぱりバーはカウンターが落ち着くのだナ。
b0019140_1748228.jpg
ギムレットなどを数杯戴き、ご馳走さま。
b0019140_17484392.jpg
この日は、まだまだ夜のススキノを徘徊したのであった。
トラックバックURL : http://cafegent.exblog.jp/tb/22773941
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by cafegent | 2014-06-12 17:49 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)