東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/新橋すし処まさで、初夏の至福!

昨日は久しぶりに新橋に寿司を食べに行った。

酒朋コカ爺ぃ夫妻と新橋駅前ビル1号館に在る『信州おさけ村』で待ち合わせをした。
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此処は信州の地酒を安価で吞ませてくれるので、よく利用している。しかし、サラリーマンが多い新橋の午後7時、店内は吞む場所が有るのか不安になる程に混んでいた。

だが、辛うじて場所を確保し、酒を購入。
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三種の唎き酒セットは、長野の福無量純米吟醸、上田のまる大純米酒と渓流の純米吟醸だ。これで550円なのだから、実に良心的だよネ。

こんにゃく味噌漬け、野沢菜わさびなどをアテに程よく酒を愉しんだ。そして、奥の酒売場にてこの日に吞む酒を選んだ。
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酒も決まり、隣りの新橋駅前ビル2号館の地階に在る『すし処まさ』へ向かった。
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この日の予約は、確か2年程前にしたのだっけ?毎回訪れる度に次回の予約を二回分入れているので、辛うじて毎年何回かはお邪魔しているのだナ。

初訪問のコカ爺ぃ夫妻とワタクシのカミサンの四人で席が埋まった。此処は基本的に三人で一杯なのだが、事前に頼んでおけば四人座れる様にしてくれるのが嬉しい限り。

店主の優(まさる)さんに日本酒を手渡し、早速栓を開けてもらった。
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この日の酒は、信州伊那谷の漆戸醸造が造る「井乃頭」袋取り無濾過生の純米吟醸だ。
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この日は僕らが最後の客だったので、優さんにも注いで五人で乾杯!
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おぉ、香り豊かな吟醸酒だネ。「袋取り」とは、じっくりと時間をかけて袋から一滴ずつ雫を搾った生酒をそのまま壜詰めにしたそうだ。これは、正解だったナ。

この日の魚介を並べて見せてくれた。
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おぉ、美味そうな牡丹えびが有るゾ。
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最初に出たのは、刺身盛りだ。
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水ダコに牡丹えび、そして旬のカツオだネ。水ダコは塩で戴いた。
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あぁ、堪らん美味さだナ。酒がクィクィと進みそうだ。

牡丹えびもねっとりと甘く、味噌も美味い。この季節のカツオは本当に美味しいネ。
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黒潮にのって太平洋岸を北上する初鰹は、あっさりとしているので酒に合うなぁ。江戸中期の俳人、山口素堂が詠んだ句が毎回ながら浮かぶのだ。

     目には青葉 山ほととぎす 初鰹

目と耳と舌で感じる初夏を詠っているのだネ。当時は高値のカツオだ、きっと色鮮やかな青葉を眺め、ホトトギスの啼く声に耳を澄ませ、初鰹を食べた気分にでも浸っていたのだろうか。

同時代の俳人、室井其角は、こんな句を残している。

     まな板に 小判一枚 初鰹

やっぱり高くて買えなかったのだろうなぁ。そんなことを頭に浮かべながら、美味しく戴いた。

そして、名物「メバチマグロの炙り」の登場だ。
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美しい牡丹の花の様に盛りつけられたメバチマグロは、そのままでも十分美味しいのだが、軽く炙るのだナ。
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店主オリジナルのマスタード風味のつけダレが、炙りに良く合う。
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粒マスタードを裏ごしし醤油で伸ばし、酢を少々足したタレだそうだ。

炙りマグロをたっぷりと堪能したナ。

こちらも此処ならではの自家製豆乳豆腐だ。
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濃い豆乳で作ってあるので、大豆の風味を存分に味わうことが出来るのだネ。醤油も塩もつけずにそのまま戴くのが一番だ。
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さぁ、すし処まさ劇場の前半が終了だ。ここからは握りが始まるのだ。

先ずは、本マグロのヅケの登場だ。
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おぉ、美味いなぁ。酒がススむススむ。

続いて握ってくれたのは、金目鯛の昆布〆だった。
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昆布の旨味を纏った鯛はねっとりと甘く、僕らを幸せへと誘(いざな)ってくれる。

こちらは、香川県で穫れた赤貝だ。
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石榴(ざくろ)の花の様な赤貝の身は、コリコリとした歯ごたえで、口一杯に潮の香りが漂って行くようだ。

さぁ、どうですか!この小肌の握りは。
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こうなるともう芸術の域に達しているネ。

目で愉しみ、香りを楽しみ、舌で味わう。
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あぁ、至福のひとときだ。その味ときたら、もう「むふふ」としか浮かばないのだナ。

優さん、本当に愉しそうに寿司を握ってくれる。
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こんなに近くで客と対峙しているのだから、物凄く心身ともに疲れそうだが、終始笑顔を絶やさない。此処は本当に居心地の良い店でアル。

お次ぎはスミイカだ。
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そろそろスルメイカの時季になる頃か。これも甘くて美味い。
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そして、鹿児島産の鯵が出た。あぁ、酒がススむ。

続いて、カマスの炙りの握りだ。
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香ばしく焼かれた皮が美味さを引き立てていたナ。

最後は利尻島のウニを握りで戴いた。
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これは、色から見てムラサキウニだろうか。程よい甘みで美味かった。

あぁ、満足満腹。一升瓶の酒も空になったし、腹もいっぱいになった。
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コカ爺ぃ夫婦も喜んでくれたみたいだし、優さんに感謝多謝!

次回の予約も取ったし、今年はあと二回予約を入れてある。次回も楽しみだなぁ。
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by cafegent | 2014-06-13 16:57 | 食べる | Trackback | Comments(0)