十月ももう半ばを過ぎた。今朝の東京は雨が降り、白い雲が街を包み込んでいたナ。
十月だからと言う訳ではないが、久しぶりに書棚からレイ・ブラッドベリの短編集「10月はたそがれの国」を出して再読した。
ブラッドベリといえば、トリュフォー監督が映画化した「華氏451」が有名だが、この短編集はちょっと怖かったり、不気味な話や幻想的な小説がちりばめられている。ホラーの様であり、爽快な読後感が残る作品もあって今読み返しても面白かったなぁ。
秋が訪れると、毎朝歩く公園に渡りの途中の野鳥たちが日々やって来る様になる。
8月の後半にはツツドリ、サンコウチョウが来たし、9月に入るとキビタキやオオルリの姿を見る様になった。
カブトムシやクワガタなどは一斉に土の中に潜り、蛇も穴に入ったことだろう。
このキビタキは、アオツユムシを食べていたナ。
小さな虫が大好物のキビタキも虫が少なくなると木の実を食べるようになる。
ミズキの実を求めて沢山のキビタキが集まってくるので、この木の下で待っていれば出逢えるのだナ。ただ、ヒヨドリもこの実が好きだから、ヒヨが来ると皆逃げてしまうのが厄介でアル。
そんな時は水場に行くのだ。
食事を終えて満腹になれば、水を飲みにくるし羽に付いたダニなどを落としに水浴びをしに来るからネ。
だが、此処でも油断をしていると小鳥を餌にする猛禽類のオオタカやツミが木陰から狙っていたりする。
コイツらが来ると小鳥たちは一目散に逃げてしまうのだナ。
この公園の池には縁日のミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)が捨てられて野性化し、繁殖しているのだが、昨日は先ず此処では見かけないリクガメを発見した。
池から遠く離れた人気のない木陰に居たので多分ペットだったカメを捨てたのだろう。
この公園、捨て猫も多いし鯉を捨てる輩も多い。ペットを飼うのだったら、最後までちゃんと面倒見て貰いたいものだよナァ。
てな訳で、今日は酒を語らず。あしからず!