東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/新橋で至福の寿司劇場!

立春を迎え、東京は冬晴れが続き、今日も青空が広がっている。季節を72に分けて表す七十二候では、「黄鶯睍睆(こうおうけんかん)」うぐいすが鳴く季節となったのだネ。
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ホーホケキョと鳴くウグイスのさえずりはまだ聞こえず、ジッジッという地鳴きは朝の散歩の中で、彼方此方から聞こえてくる。この季節によく鳴いているので「春告鳥」とも呼ばれているが、梅の開花の頃にウグイスに出会うと、とてもウキウキとした気持ちになれるのだナ。

    鶯や柳のうしろ藪の前    芭蕉

柳の木の上に居たかと思ったら、もう藪の前に居る。チャカチャカと動き回るウグイス独特の姿を切り取って描写した一句だネ。

昨日も朝から天気が良かったので、家を出て明治神宮へと散歩に出かけた。原宿駅から南参道を歩き中ほどに在る東門より御苑内へと進む。日曜日ということもあり大勢の人たちが訪れており、パワースポットとして知られる「清正の井戸」では、百人以上の行列が出来ていた。

つつじ山では青い鳥ルリビタキが出迎えてくれた。
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愛らしい表情をしてポーズを決めていたナ。
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隔雲亭の前の小高い斜面の芝生の庭では、ジョウビタキのメスが餌を探していたナ。
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人懐っこいヤマガラも餌が欲しと鳴きながら飛び回っていたヨ。
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1時間半ほど、御苑内を歩き回ったので、大鳥居の前に先月リニューアルオープンしたばかりの『杜のテラス』で珈琲ブレイクをとった。
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此処の空間は木をふんだんに取り入れているのだが、国産の材木と明治神宮御造営時の献木の枯損木を再利用しており、釘の代わりに木のクサビを使用するなど、明治神宮の杜を肌に感じながら一服することが出来るのだネ。
    ◇            ◇            ◇
閑話休題。

先日、久しぶりに新橋の小さなお寿司やさん『すし処まさ』にお邪魔した。この日の予約は確か3年半ほど前だったかと思うが、訪れる度に予約を入れているので、年に数回は来られるのだナ。

この日は、酒朋のユウジ君と野鳥仲間のKさんをお誘いした。二人とも初訪問だったので、楽しみだった。同じ新橋駅前ビルの1号館の一階に在る『信州おさけ村』で集合。
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ビールで軽く0次会をして、長野の地酒を購入。
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さぁ、2号間の地下へと向かおうか。
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ガラリと戸を引くと笑顔の主人に迎えられた。
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今回は、上田の地酒「互 先発」純米吟醸生酒を持参した。
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ワォ、今回も極上の魚介が勢揃いしてるネ!
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まずは、北海道の水ダコと佐世保で水揚げされたブリのお造りから。
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程良く脂の乗ったブリは酒に合うナァ。噛むほどに甘みが出る水ダコも美味い。

こちらは、佐渡島のアワビ。
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柔らかくて、旨味が凝縮されている。

そして、名物メバチマグロの炙りの登場だ。
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生でも美味いメバチマグロを炙り、店主オリジナルのマスタード風味のつけダレをつけて戴くのだ。炙りに良く合うこのタレは、粒マスタードを裏ごしして醤油で伸ばし、酢を少々足している。
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あぁ、美味い!酒もクィクィとススんでしまうのだナ。

お次は、大豆の香り豊かな自家製豆腐だ。
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まずはそのまま口へと運び、風味豊かな大豆の味を楽しむ。二口目からは塩で戴くと美味い。

さぁ、ここから「まさ劇場」の第二幕、握りの始まりだ。
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最初は本マグロのヅケから。むふふ、相変わらず美味いナァ。

此処は間口一間ほどの小さな寿司屋なので、僕らの真正面に一人店主の鈴木優(まさる)さんが立つ。初めての方は、ちょっと緊張する筈だネ。でも大丈夫、その名に違わず、まささんは実に物腰の優しい方だからでアル。
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オープンしたての頃から訪れいているから、もう7年ぐらいになるだろうか。以前は十条駅前の『斎藤酒場』の近くで店を構えていたのだが、夫婦二人で切り盛りするには広過ぎたとの思いから、20人程のお客さんを待たせてしまうよりも3名の方にじっくりと美味しい料理を愉しんでもらいたいと場所を探していたら、此の場所に巡り会えたと伺った。新橋駅前ビルは、1号館も2号館も飲食街は小さなスナックや立ち飲み屋、居酒屋が集まっているのだが、その中でもひと際異彩を放っている寿司屋だネ。

お次は大分産の赤貝の握りだ。
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随分と立派な身だが、旨味も凝縮されていて唸るほどの美味さだったナ。

続いて、小肌だ。
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さぁ、どうですか!目にも鮮やかな手仕事の技、こうなるともう芸術の域に達しているネ。

こちらは、ミル貝の握り。
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二枚貝から太い水管がはみ出している、お馴染みの貝だが、甘みが強くて実に美味い。

そして登場したのは、細魚(さより)だ。
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またしても芸術品のような装いの握りでアル。目で愉しみ、香りを楽しみ、舌で味わう。あぁ、至福のひとときだ。

優さん、本当に愉しそうに寿司を握ってくれるのだナ。
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こんなに間近で客と対峙しているのだから、物凄く気疲れしそうだが、終始笑顔を絶やさないのだ。此処は本当に居心地の良い店でアル。

続いて出たのは、ヤリイカだ。
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イカ飯のように身の中に酢飯を詰めて煮切りのツメが塗ってある。おぉ、最高だ!
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最後は炙り穴子の握りで握り劇場の幕が下りた。

二人とも大いに満足してくれたみたいで、こちらも嬉しい限りでアル。
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ユウジ君、次回の予約を取っていたが、2023年と6年後の予約に驚愕していたネ。

優さん、今回も美味しい料理の数々、ご馳走様でした。また、次回も宜しく!
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『すし処まさ』さんを出て同じフロア内に在る立ち飲み居酒屋『こひなた』に移動した。
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此処で、酒朋キクさんと合流し、再びカンパイ!
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こうして長い夜が更けて行くのでアール。
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by cafegent | 2017-02-13 17:00 | 食べる | Trackback | Comments(0)