東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/突然の病は、精神的に己を強くさせるのかナ!

       簾外(れんがい)のぬれ青梅や梅雨明り    飯田蛇笏

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関東も明日あたりに梅雨明けとなりそうだ。昨日は都内でも激しい落雷に見舞われ、茗荷谷あたりでは雹(ひょう)が降ったみたいだネ。雨が降ると少しは気温も下がり涼しくなるから、と気を抜いて歩いているとスグ近くに雷が落ちたりして腰を抜かしそうになる。

季節は「小暑」から「大暑」へと変わろうとしているネ。今週から暑中見舞いを出す時期になったのだナ。一年の季節の移ろいを春夏秋冬の四季だけでなく、七十二種にも分けて表した「七十二候」というものが中国から我が国へと伝わっている。今週はちょうど「鷹乃学習」(たかすなわちわざをならう)の季節。巣立ちしたタカの幼鳥が大空へと飛び立ち獲物を捕らえることを学ぶ時季になったのだナ。オオタカは環境省の準絶滅危惧種に指定されているそうだが、近年東京都内でも繁殖が増えていて、空を舞う姿を見る機会が増えている。

僕がよく訪れる白金台の「国立科学博物館附属自然教育園」でも、オオタカが営巣をしていたのでヒナが巣立ち始めている頃だろうか。親鳥も鳩やカラスを襲い、ヒナへと餌を運ぶのだネ。食物連鎖の頂点とも言えるオオタカだが、自然の生態系が保たれているからこそ、餌となる小動物を捕獲できるワケだ。近年、勝手に捨てられた外来種のペットが野生化している。都内でもワカケホンセイインコ、ガビチョウ、ソウシチョウなどの鳥やミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)、アライグマなどの侵略的外来種が増えているので、生態系に悪影響を及ぼすそうだ。
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我が家から徒歩数分の「東京都立林試の森公園」でも、時折何処かから餌を求めてオオタカが飛来してくる。野鳥を探して藪の中へと分け入ると、オオタカが捉えたばかりの鳩を解体している所へ出くわすこともしばし有るのだナ。また、タカの仲間で一番小さい雀鷹(ツミ)もよくやって来る。ツミはもっぱら雀やシジュウカラなどの小鳥を狙うのだが、いかんせん鳩ぐらいの大きさしかないので、しょっちゅうカラスに追いかけられている。
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ツミが来ると小鳥たちが逃げて何処かへ隠れてしまうので、バードウォッチングしに行く身としては非常に困るワケだが、まぁ鳥は鳥。小鳥じゃないが、キッとした目鼻立ちが素敵なツミも絶好の被写体としてシャッターを切っているのだナ。近所の家のガレージの軒下ではツバメがこの時季、二度目の繁殖に成功していた。小さな巣の中からはみ出しそうな程大きく育ったヒナたちが大きな口を開けて餌を運ぶ親ツバメを待っていた。七十二候ではないが、「燕乃学習」と言ったところか。

       梅雨明けや森をこぼるる尾長鳥    石田波郷
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オナガも大勢の家族を連れ、餌を求めにやって来るのかナ。
     ◇           ◇           ◇
閑話休題。

二週間前に突然、お尻に激痛が走り動けなくなった。翌日になるとその痛みが右足の太ももから膝にかけて広がっていた。痛む足を引きずりながら病院に駆け込むと「座骨神経痛を発症していますネ」と言われたのだ。もともとギックリ腰になり易かったのだが、臀部から足が痛むなんてことは一度もなかった。聞けば、脊椎の骨が神経を刺激しており、その神経は臀部から足まで繋がっているために足の神経も痛くなるのだそうだ。

しかし、今回一番ショックだったのは、先生に原因を聞くと「歳をとったせいですヨ!加齢ですね」と、あっさり言われたことだった。どんなに若い気持ちでいても、現実はそう甘くなかったってことか。トホホ。

この痛み、尋常じゃないのだヨ。大の大人が涙を流す程に痛いのだ。この痛みを何かに例えると擦れば、打撲をしてアザが出来て腫れている箇所を固い棒の先でグリグリと押された感じかナ?ズキズキ
、ジンジンと痛み、疼(うず)くのだ。この痛みのことを「疼痛(とうつう)」と呼ぶらしい。

最初に先生から処方されたメチコバール錠とロルカム錠という薬は、末梢神経障害の症状を緩和する働きがあり、痛みを和らげると聞いた。薬を飲み、腰から下を冷やさないようにエアコンを極力避けて痛みを和らげていたのだが、それでも激痛は止まらなかった。

そんな中、用事があって駅の近くの郵便局まで行かなくちゃならなくなった。Amazonから届いたばかりの杖を左手に持ち、痛む右足を引きずりながら、必死の思いで郵便局まで向かった。我が家から郵便局までは、普段だと5分程で到着する距離なのだ。それが、ちょっと歩くとスグに激痛が走り、しばらくガードレールなどに腰を下ろし休んでいると再び歩けるようになる。それの繰り返しでアル。「間歇性跛行(かんけつせいはこう)」という症状だと聞いた。

うりゃっ!満身創痍の身体に鞭を打ち、30分かけて到着だ。

汗をかき々々、やっとのこと郵便局に辿り着いたのだが、そこで大マヌケなことをやってしまったのだった。トートバッグを肩から下ろし、郵送する封筒を取り出すと、出す筈のモノとは違う茶封筒だったのだ。おいおい、こりゃ何の天罰だヨ!あちゃーっ、不甲斐ない自分に思わず苦笑いまで出る始末だ。

あぁ、再びこの道を戻り、また来なくちゃならないのか。再び30分、今度は上り坂だ。右足の痛みと痺れを我慢しながらも、己の阿呆さ加減の方が強く僕を攻撃してくるようだった。トホホのホ!

郵便局から我が家へと、這々(ほうほう)の体(てい)で戻って来たのだヨ。あれ、家を出たの確か10時だったよナ。ソファに崩れ落ち、腕時計に目をやると、11時を疾(と)うに過ぎていた。あぁ、疲れたナァ。

病院で処方された薬は、全く効かなかった。この日は郵便局に行くのを諦め、午後にまた病院に向かった。病院までの道のりも辛く、激痛を伴ったが、堅忍不抜の精神で見事に歩ききった。

そして、この二日間の症状を先生に伝えると、ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症かもしれないから MRIの検査をしよう、と云うことになった。

先生が新たに処方してくれた薬は、神経痛を和らげる「リリカカプセル」というものだった。
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このクスリは「ロキソニン」よりも強いとのことで1日に服用する量を調整してもらった。

この日の夜、処方された薬を飲んだ。服用してから1時間余りが過ぎたあたりから、劇的に痛みが緩和されたのだった。これはオドロキだ!今まで、立っていることが辛くて、トイレで立ち小便をすることも出来ない状態だったのだからネ。

ベッドで寝ている間も痛みが少なかった。翌朝、薬の効能が切れたのか、再び臀部から右膝にかけて痛みが走っていたが、薬を服用し1時間ばかりすると痛みが和らいだ。痺れは余り治らないのだが、立って歩けるし、神経痛が緩和されていることが嬉しかったのだナ。

先生が処方してくれた薬が僕の症状に見事にマッチしたのだろうネ。あとは、MRIの検査結果を観て治療に専念しよう。
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よしっ、前日の失敗を糧にして、郵便物を再チェック!杖を片手に意気揚々と郵便局へと向かったのでアール。
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by cafegent | 2017-07-19 13:26 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)