東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/初秋の青春18きっぷの旅に出た!

九月に入り、東京も少し秋の気配を感じるようになったかナ。日中は相変わらず暑いが、夜になれば開け放たれた窓から涼し風が虫の音色を運んでくれる。

七十二候では、「草露白」(くさのつゆ、しろし)の季節。草に降りた露が白く光って見える時季となった訳だ。朝早く公園を歩いていると木々の葉や草花に露が降りているのを目にするようになった。朝晩の気温がグッと下がる時に見られ、あぁ、いつの間にやら夏から秋へと季節が変わったのだナァ、と感じるのだ。散歩で出くわす御仁に「朝露が降りているから、今日は晴れるネ」なんて声をかけられると、その日一日中清々しい気持ちで過ごせる気になるから不思議だネ。

さて、そんな秋晴れの土日を利用して仙台まで青春18きっぷの旅に出た。朝7時に家を出て、品川駅でグリーン券情報をSuicaに入れる。これで、快適な居酒屋グリーンを堪能できるってワケだ。
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学生たちが夏休みの真っ最中だったら、上野まで行って上野始発の列車に乗るのが賢明だ。だが、九月に入ってからの土曜日なので品川から乗っても座れるだろうと読んでみた。少し早めにホームのグリーン車の場所に行ってみると案の定、大正解だった。数人しかグリーン車前に居らず、入ってきた列車もグリーン車だけはガラガラだったのだナ。

旅は家を出た瞬間から心が躍りだすのだネ。最寄り駅までの足取りも何故か早足になっており、そんな自分に思わずテレてしまうのだ。

8時12分、定刻通りにJR東海道本線の宇都宮行きの列車が品川駅を出た。車窓からの景色が品川駅から変わったことを確認すると、缶ビールのプルを引っ張るのだ。
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おぉ、キリンの秋味が新しい季節を歓迎してくれているかのようだ。今回の朝飯は駅弁「深川めし」だ。駅で売っている深川めし、実は二種類あるのだネ。
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本当はハゼの甘露煮が入っている方の弁当が好きなのだが、残念ながら品川駅では売っていないのだヨ。でも、あさりとごぼうの生姜煮をツマミながら飲むビールも最高だ。

浦和を過ぎ、ビールを飲み干したので、お次は白ワイン!
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南アフリカのワイン、Okhaのシャルドネーは安くて美味しいのだナ。
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カミさんがツマミにと買ってきてくれた神戸コロッケがワインによく合うナァ。

旅に出るときに紙コップじゃなく、ちゃんとしたグラスを持参するだけで、極上の旅気分を味わえるよネ。白ワインを楽しんでいるうちに列車は宇都宮駅に到着だ。そして、そのまま黒磯行きの列車に乗り換えた。この路線はボックスシートじゃないので、酒はお預けだ。読みかけのペーパーバックを取り出して、しばしの読書タイムとなった。そして約50分、ガタゴトと揺られながら黒磯駅に着いた。

午前11時過ぎ、黒磯で昼酒を楽しもうと『みよし』に向かったら臨時休業だった。では仕方ないと『中央食堂』まで足を伸ばすと、またもや人の気配がない。
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いつもなら朝10時から開いている筈なのだが、あいにくのお休みだった。

気を取り直して、駅近くまで戻り蕎麦の『冨陽』の暖簾を潜った。
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ふぅ、歩き回ったからすっかり汗ダクになってしまったナ。よし、キリリと冷えた地酒といこう!

栃木の地酒「大那」の夏の酒ほたる 特別純米生詰を一合戴いた。
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呑みやすくてクィクィとススんでしまうネ。

「七水」の純米吟醸も昼酒に良いナ。
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枝豆をツマミながら酒を嗜んでいたら、お待ちかねの蕎麦がやって来た。

僕が頼んだのは「湯の花そば」だ。那須や草津の板室の温泉をイメージした蕎麦は、冷たいぶっかけと暖かいあんかけから選べるのだヨ。で、僕は冷たいぶっかけにしてみたのだナ。
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腰のある蕎麦に山菜や豆腐などたくさんの具が絡み合い実に美味い。

カミさんが頼んだのは、「焼きトマトと豆腐のぶっかけそば」だ。
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地物のトマトをじっくりと焼いて甘みを際立たせていたネ。またフライドオニオンの香ばしさが、この蕎麦をモダンな洋風テイストに仕立てていたヨ。どちらも美味しい蕎麦だったナァ。

後から続々とお客さんが入って来たので、僕らは席を譲ろう。
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そしてお隣の酒屋さんへGO!『政喜屋酒店』では、有料試飲が出来るので、「七水」の純米吟醸『55雄町100%』と「菊」の純米大吟醸『栃木の紅菊』を飲み比べてみた。
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どちらも大変旨い酒だったが、仄かな果実の香りとキリッとした後味が僕を釘付けにしたので、「菊」の方を買うことにした。
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あぁ、両方買っても良かったかナ!
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さぁ、郡山行きの列車の時刻が近づいた。黒磯駅の一番奥のホームへと渡り、東北本線の郡山行きの列車に乗り込んだ。
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こちらもまた横長のベンチシートなので、再び読書タイムで1時間を過ごしたのだヨ。
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そして、郡山から福島まではボックスシートだったので、居酒屋ローカル線の旅の復活となった。

福島で15分程の待ち時間を過ごし、今回の旅の目的地仙台へと向かったのだ。
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車窓の向こうでは、ススキが揺れていたナ。

青春18きっぷの旅は、目的地よりもローカル線を乗り継ぐ「移動」を楽しむ方が醍醐味かもしれないナ。

そんな訳で、朝7時に家を出た旅は午後4時ちょうどに仙台駅に到着したのでアール。
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by cafegent | 2017-09-11 15:49 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)