東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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原美術館で、KRUGのシャンパンに酔いしれた夜

先週末の土曜日、夕方からあいにくの雨になってしまったが、KRUG(クリュッグ)のシャンパンのレセプションに出向いた。
場所が、品川の「原美術館」だったのだけど、あそこがこう云う企業のプロモーションの場に提供するとはビックリした。昔からこの美術館が好きで、たまの休みには、のんびりと散歩がてら歩いて展覧会を観に行く事がある。原美術館で、KRUGのシャンパンに酔いしれた夜_b0019140_1319350.jpg
伯爵のお屋敷の様なエントランスを入ると、いきなり『KLUB KRUG』なるロゴが輝いていて、ここがあの原美術館なのか?と目を疑う光景だった。原美術館で、KRUGのシャンパンに酔いしれた夜_b0019140_139398.jpg
館内を抜けて芝生の中庭に出ると、そこには雨避けのテントが張っており、スタイリッシュなバーカウンターでDJがプレイする中、クリュッグのグランド・キュベが振る舞われていた。
最近、やたらと雑誌等でクリュッグのプロモートが盛んだなぁと思っていたら、なんとヴーヴ・クリコが買収したんだってさ。知らなかった。そう云えば、ちょっと前にもどっかで「KRUG1988」と云うシャンパンを飲む機会があったけど、資金力付けたら、とたんに積極的プロモーションし出してるんだね。
今回は、友人の森さん(そう、飲んだくれのコピーライター)とデザイナーの新美さんがこのレセプションパーティ用に豪華なブックレットを創ったので、それも楽しみだった。
会場の庭には、建築家・隈研吾さんのインスタレーションが幻想的な夜を盛り上げていた。形状記憶合金を使って、まるで繭のような、かまくらのようなオブジェがKRUGのシャンパンの気泡の様なイメージを醸し出していた。
手で握ると手の熱伝導で伸びたり縮んだりするのだけど、実現するのに相当の手間と労力がかかったらしい。(なんで、そんな事まで知ってるかって?そりゃ、奥の部屋で、制作プロセスのビデオを見たのだよ。)
原美術館で、KRUGのシャンパンに酔いしれた夜_b0019140_13102292.jpg


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雨が強くて、せっかくのレセプションも人がそんなに多くは無かったが、レオンの顔のジローラモ氏や究極のコレクターとして名高いグリフの柳本さんも来ていて楽しくシャンパンを飲む事が出来た。そうそう、ケータリングは広尾の『割烹 久田』のフィンガーフードで、これもKRUGに合っていた。美味美味。雨も弱まる気配もなく、僕らはタクシーで目黒に向かって、「権ノ助ハイボール」で武田さんのハイボールを飲むことにした。KRUGの後にトリスの角のハイボール、うーん、この落差も大きいが、僕らに似合うのは、間違いなくハイボールだな。

7月末まで、原美術館で、「KRUG×KUMA=無限大  (温度で変化する建築)展が開催されているから、あの幻想的なオブジェを見る事ができるらしい。でも、あれって雨の夜だから良かったのかも。日中見ると、どーなんだろう。
「KRUG×KUMA公式サイト」
by cafegent | 2005-07-11 13:21 | 飲み歩き