冬ならではの美味いモン三昧の週末だったのだ。
2007年 02月 14日
釧路漁港に朝一番に水揚げされた真鱈をさばいて、その日のうちに空輸で届けてもらったのである。これもウニと同様に水揚げされる日が定かじゃないので、食べるこっちも予定を組むのが大変なのである。
北海道から東京までは中一日はかかるので、真鱈とたちが来る日に合わせて、今回は豪快に岡山から殻付き生牡蛎も送ってもらうことにした。
冬のこの季節は魚介類が一段と美味しい時期だから、いづれも絶品で、ヘタに味付けなんぞせず、シンプルに喰うのが一番だ。
鱈は先にお湯をさっとかけておくと身が崩れにくくなるそうだ。たちもざるにあけ、湯をくぐらせておいた。
鍋がぐつぐつと沸騰してきたら主役の真鱈とたちを入れて蓋をする。
昔聞いたのだが、たらちりの場合はアクをとらなくても良いらしい。
アクを残しておいた方が美味しくなる鍋料理もいろいろとあるそうだ。
いやぁ、こんな美味いモンを瞬時に届けてくれる「北釧水産」恐るべし、なのだ。
さてと、殻付きの牡蛎は7、80個程送られてきたので、10数個は殻を開いて、鍋用に準備。この殻を開ける作業も結構大変だった。
軍手が見つからなくて素手でやったのだが、殻のギザギザで指の腹とかが切れてしまうんだね。簡単に考えていたら案外奮闘してしまい、結局のところ12、3個位でヘバッたのだった、トホホ。
残りはタワシで殻を洗って、そのまま鍋で蒸しあげた。
蓋がぐつぐつ云って、殻が開いてきたらもう食べごろだ。
殻を開けてレモンをギュッと絞って、あとは食べるだけ。レモン以外何も要らず、である。
云わずもがなだが、牡蛎にはシャンパンが似合うのだ。
タイミング良くひとみネーサンが手土産にビオのシャンパンを持ってきてくれた。
プルンと牡蛎を口の中に落とし、シャワシャワの泡を喉に注ぎ込む。うーん、言う事なし。
しかしこの牡蛎、今年はもういいやって云うくらいの量だったなぁ。もう、大満足なのだ。
次回は何処から何を取り寄せようかなぁ。