東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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かむろ坂下にのーんびりしたオキナワンタイムが流るる。

先日、目黒の大鳥神社から不動前の居酒屋に行こうとテクテクと歩いていたら、細い路地の奥深くに何やら興味をそそる明かりが灯っていた。老眼、鳥目の親爺二人は近くまでいかないと全く見えないのだ。近くまで行くとそこはどう見ても普通の民家が密集している路地なのだが、「沖縄料理」との看板が出ていた。で、こりゃあ入らない訳にはいかん、とドアを開けてみた。三線の音がピロロンと鳴り響きゴキゲンで唄っているのがご主人のオジィ。
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オバァは、お客と一緒に座ってオジィの唄を聴いている。

聞けば、東京オリンピックの前に竹富島から東京にやってきて、そのまま工作機械を作る技術屋をしていたのだが、数年前に引退して自宅を改装してこの店を作ったそうだ。店の名前は『てーどぅん』、竹富島と云うわけで、オバァの甥っ子さんが竹富島からやってきて料理を手伝っている。
この店、酒は当然「八重泉」だが、おつまみセットと云う代物が凄い。
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ゴーヤ、ソーメンチャンプルーやミミガー、ソーキおでんなど4品のおつまみに最後のシメに八重山そばが付いて1000円なのだ。
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竹富島と云えば、ブタドクロ氏がプロデュースした映画「ニライカナイからの手紙」の舞台だから、当然島の隅々まで知っているのだが、オバァの姉妹で、この甥っ子のお母さんがなんと映画に出演していたのだ。
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黄色いTシャツ着たキム兄似が甥っ子なのだ。

昨年は、映画の監督たちもこの店を訪れていたらしく棚にボトルがキープしてあった。ブタドクロは、そのボトルを勝手に呑もうとしていたっけ。困ったヒトだ。
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酒も程よくまわり、オジィたちと呑んでいるところに若者ヤマジュン登場。
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スパム卵焼きを追加して八重泉をかっ喰らう。

70をとうに越えたオジィは、若い時から技術屋だったそうで、15歳の頃にゼロ戦に乗ったことがあるそうだ。当然、パイロットではなく、修理したゼロ戦の具合を見るために操縦していたらしい。そんな話で盛り上がりながら竹富タイムは過ぎて行く。

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〆のそばがまた美味い。出汁がガツっと効いていて、泡盛の後には最高だ。
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それにしてもブタドクロが美味そうに喰っているなぁ。

『てーどぅん』はランチもやっているし、沖縄料理の宅配業務もしているので、近々事務所でオキナワンパーリィーでもしてみようかな。オジィは、三線の教室もやっているので、興味のある方は是非いちどお店を訪ねてみて欲しいもんです。
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どうです、こんな素敵なオジィの笑顔。行く価値絶対アリなのだ。

不動前は、「かむろ坂下」交番の脇道を斜めに入ったら左手にあるのだ。
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『沖縄料理 てーどぅん』
03-3491-1966
品川区西五反田3-15-1
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by cafegent | 2007-02-27 19:27 | 食べる