かむろ坂下にのーんびりしたオキナワンタイムが流るる。
2007年 02月 27日
聞けば、東京オリンピックの前に竹富島から東京にやってきて、そのまま工作機械を作る技術屋をしていたのだが、数年前に引退して自宅を改装してこの店を作ったそうだ。店の名前は『てーどぅん』、竹富島と云うわけで、オバァの甥っ子さんが竹富島からやってきて料理を手伝っている。
この店、酒は当然「八重泉」だが、おつまみセットと云う代物が凄い。
竹富島と云えば、ブタドクロ氏がプロデュースした映画「ニライカナイからの手紙」の舞台だから、当然島の隅々まで知っているのだが、オバァの姉妹で、この甥っ子のお母さんがなんと映画に出演していたのだ。
昨年は、映画の監督たちもこの店を訪れていたらしく棚にボトルがキープしてあった。ブタドクロは、そのボトルを勝手に呑もうとしていたっけ。困ったヒトだ。
酒も程よくまわり、オジィたちと呑んでいるところに若者ヤマジュン登場。
70をとうに越えたオジィは、若い時から技術屋だったそうで、15歳の頃にゼロ戦に乗ったことがあるそうだ。当然、パイロットではなく、修理したゼロ戦の具合を見るために操縦していたらしい。そんな話で盛り上がりながら竹富タイムは過ぎて行く。
『てーどぅん』はランチもやっているし、沖縄料理の宅配業務もしているので、近々事務所でオキナワンパーリィーでもしてみようかな。オジィは、三線の教室もやっているので、興味のある方は是非いちどお店を訪ねてみて欲しいもんです。
不動前は、「かむろ坂下」交番の脇道を斜めに入ったら左手にあるのだ。
『沖縄料理 てーどぅん』
03-3491-1966
品川区西五反田3-15-1