快晴の週末は、近所でピクニック。緑に囲まれ最高の贅沢だ。
2007年 05月 24日
梅雨入り前のつかのまの陽気。今が一番外で過ごすのに気持ち良い季節じゃないだろうか。都会ならではの隠れたスポットで太陽の下でのブランチなんぞをいくつか楽しんでみた。
外に出て、自然の中で、のんびりした時間を過ごしてみると、いつもの暮らしに少しだけ「ゆとりのエッセンス」なんつーモノを発見することが出来るのである。
東京の5月は梅雨入り前で風も心地良く吹き、爽やかな五月晴れも続き過ごし易い季節だ。有栖川記念公園の入り口の正面には、ナショナル麻布スーパーマーケットが在る。ここは、まるで外国のスーパーマーケットに居るみたい。まずは、駐車場にクルマを乗り入れたら、ドアから降りてパーキング係の方にキーを預ければ、彼らがちゃんと駐車スペースに入庫してくれるのだ。わずらわしい車庫入れもしなくていいし、買い物帰りに公園を散歩したっていい。そして、中に入ると世界中の国々の人が住む地域らしく、いろんな国の食材が豊富にそろっている。肉屋の大将だって流暢に英語で会話してるのだから、ここはもう異国だ。
巷に「東京ピクニック・クラブ」なる集まりがある。僕の古い友人でニッポン東京スローフード協会を運営している吉開君もメンバーなのだが、要するに思い立ったらみんなで集まって外でピクニックしようと云う趣旨の社交クラブなのだろう。「東京ピクニック・クラブのサイト」
僕の場合は、天気が良いと一人勝手に思い立ってその時ヒマな誰かを連れて繰り出す訳である。
朝いつもよりちょっと早起きをしてサンドウィッチを作るのが楽しいのだが、面倒くさけりゃぁ近くの明治屋やナショナル麻布スーパーで、食材を買って行くのも良し、土曜日や日曜日は散歩がてら、有栖川公園まで足を伸ばし、緑の中で少し遅めのブランチだ。ナショナル麻布スーパーは、とにかくワイン・シャンパンの種類が豊富だし、チーズにも力を入れていて安くて美味しい種類が沢山あるのだ。駐車場前の広場には自家製パン屋の「ブーランジェリーグランマーティン」が屋台を出していた。ここの石窯クロワッサンは結構やみつきになるぞ。さてと、ワインとチーズとパンがあれば、あとは美味しい空気がご馳走なのだ。
こんな自然の中でのブランチをジジィらしく、もっと粋に小洒落てみよう。
まぁ、シャンパンだったらワインオープナーもいらないからもっと楽チンだな。ワイングラスだって普通のグラスで構わない。安物のデュラレックスで十分だ。自然の中なら、何だって素敵に感じてしまうのであーる。
何が一番重要かって云えば、必要以上にゴミを出さないってことだ。使い捨ての紙の皿やプラカップなどを使えば必然的に全部持って帰らなくちゃならない。そうやって緑の木々たちと共存して楽しませてもらっている事を考えなくちゃあなぁ。
まぁ、ジジィは気張ってピクニックバスケットなんぞに入れて持って行くことにするのだ。
もう無造作にパンやチーズを広げちゃいましょ!
先週末は好天気が続いたので、翌日も家から散歩して都会の自然の中でブランチと相成った。
この日は午前中からちょっと用事で出掛けていたので、自分で弁当を作る時間がなく、神戸屋キッチンのサンドウィッチに東急プラザの総菜サラダを買って「自然教育園」に向った。
新緑の香りも和ませてくれて、花しょうぶなんかも奇麗に咲いている。
神戸屋キッチンのサンドウィッチも中々イケるじゃないか。燦々と降り注ぐ太陽の下では、何だって美味いんだなぁ。あぁ幸せなひと時なのだ。
大自然を楽しみ、芸術を楽しみ、どうだ!いつもの呑んだくれ生活とはちょっと違うだろう。むふふ。
「庭園美術館サイト」