東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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「ビアライゼ’98」の生と「多吉」の鰻で夏を乗り切るのだ。

夏が近づいて来て、梅雨明け前から外は蒸し暑くてたまらんねぇ。
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先週末、十条の『斎藤酒場』で『ビアライゼ’98』の松尾さんにお会いしたので、昨日は新橋まで美味しいビールを戴こうと『ビアライゼ’98』に行って来た。

暑さを吹き飛ばしたい連中が多いのか、店は大盛況で外にまでテーブルが出ていた。幸い僕は一人だったのでカウンターに一つ空いていた席に座る事が出来た。
茹でアスパラガスをアテにグビっと4口で最初の一杯を飲み干してしまった。やっぱり夏はビールに限る。

松尾さんから『斎藤酒場』のどこが気に入ってますか?と訪ねられたので、僕は壁に貼ってある品書きの短冊に「冷やしビール」って書いてあるところが何ともたまりませんねぇ、と云うと松尾さんも「そうなんですよ、あそこのビールの冷やし方良いですよねぇ。」って答えてくれた。
ビールなんだから冷たくて当たり前って云ってしまえばそれまでだ。

最近はどこの店に行っても最新の冷蔵庫でガンガン冷やしている訳だが、『斎藤酒場』は水の入った冷蔵庫の中で瓶ビールが気持ち良く冷やされているのだ。
それをおばちゃんたちが注文がある都度にひょいと抜いて布巾で丁寧に水を拭いて持って来てくれる。
そう、冷えすぎず、ほど良く美味いと感じられる冷たさを保っている。

生ビールに限って云えば、松尾さんが注ぐ『ビアライゼ’98』と『銀座ライオン』の海老原さんの注いだモノが一番好きなのだが、瓶ビールとなると『斎藤酒場』は実に良いのだ。
祭りや縁日に行った時でも露天で缶ビールや缶酎ハイが冷たい水の中に浸かっているのを見ると美味そうでついつい買ってしまうものである。

そんな話をしながら3杯目の生ビールを呑んでいた所でメイルが入り、呑みのお誘い。
向うも銀座を出ると云うことなので、新橋駅のSL広場で待ち合わせをする事にした。
僕は待ち合わせの場所としては、渋谷のハチ公前よりもこのSL広場の方が馴染むなぁといつも思ってしまう。待ち合わせの雰囲気を高めてくれるのだなぁ。

ビアライゼからのんびり歩いているとちょうど良いタイミングで合流。

夏はスタミナ、うなぎだぜ!っと勝手に決めているのでこの時期数ヶ月間はとにかく鰻を食べる機会が多いのだ。
で、目指すは新橋柳通り沿いにある『多吉』へ。
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丁度1年前まで僕のオフィスもこの柳通り沿いにあったので久しぶりに来たのだが、この店は何十年も変わらない佇まいが好きだ。ここの扉をくぐると昭和にタイムスリップした感を覚えるのである。
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時折映りの悪いテレビに話しかけ、鰻の串をアテにキンミヤ焼酎をやるのがとびきり幸せな時間なのだ。
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オヤジさんが一人で切り盛りしているので、マイペースで実にのんびりとやっているのも、また良しだ。
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まずは、通しのお新香をつまみ瓶ビールを1本。オヤジさんはせっせと串を刺している。ここの串は最初が6本のセットを注文する。
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その後は好きなモンを頼めばよい。「えり」「きも」「れば」「ごぼう巻き」「短冊」「つくね」の6串で1,550円である。鰻のつくねと云うのもこれまた美味い。
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3串程食べたところで、キンミヤを戴く。
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ここはグラスに溢れる程にたっぷりと注いでくれるので、サワ−1本頼めば充分2杯楽しめるのだ。追加で「ひれ」を塩で焼いてもらう。
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キンミヤは美味いが酔いも早い。もう一杯お代わりをしたら十分すぎるほど酔ってきた。

〆に酔い覚ましの一杯だよと、オヤジさん特製のスープを戴いた。
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このスープ、鰻の出汁で取ったスープなのだが、トマト味に仕上げてあって上品なミネストローネなのである。

最後にこんなのを出されてしまうと、もう完全にノックアウトなのである。うーん、美味すぎて、もう何も言葉が出ない...。
いや、口が勝手にしゃべりだした、「オヤジさん、おかわりもう一杯ッ!!」。
おあとが宜しいようで。
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by cafegent | 2007-07-23 12:27 | 食べる