東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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浅草六区のマイダーリンは、今日も二人仲良くアロマで珈琲ですかな。

朝起きて珈琲を煎れた。朝はペーパードリップで落とすのだが、さすがにこう日差しが強いとガス台の熱で汗だくになってくるのだがやっぱり朝はコーヒーメーカーに頼らず、自分で落とした方が美味しいのである。まぁ、あの香りも良いのだが、薬缶を回しながら湯を注ぐ事で眠い目を覚ます訳なのである。
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煎れたての珈琲をすすりながら、昨日の夕刊をめくっていると「浅草の灯よ 六区の芸人」なる特集の「その5」に目が止まる。そこには、元気な姿で舞台に立つコメディアンの前田隣さんが登場していたのだから何だか嬉しくなった。
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今年の5月のニュースでは肝臓の末期ガンが肺にも転移して、医者から「あと一年」と告げられたのに「好きな舞台は続けたい」と舞台に出続けているとの記事を読んだばかりだったゴールデンウィークの最中、浅草の喫茶『アロマ』で珈琲を飲んでいたら偶然、前田隣さんが奥様と二人で入って来た。
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店内では、漫才コンビ「明日純子・ひろし」の純子師匠が先に居て林家木久男を含む木久蔵一門の若手たちとワイワイとやっていたのだが、丁度彼らと入れ替わりで前田さん夫妻が珈琲を飲みにやって来たのだ。

舞台と変わらない毒舌で皆を笑わせながら珈琲を飲んでいる姿を見ていると病気のびの字も感じさせない程元気なご様子だが、実際は大変そうでブログの日記を読むと今月の始めにも1週間程入院されていたそうだ。

前田隣さんは、「まえだりん」。
そう、読んで字の如く「マイダーリン」なのである。そして30歳も年下の美しい奥様といつも仲良く一緒に浅草界隈を歩いている。
僕が子供の頃は「ナンセンストリオ」と云うお笑い三人組で活躍し、「親亀の背中っにー小亀を乗せてーっ、小亀の背中っにー孫亀乗せってー。」のギャグや「赤揚げて、白揚げないで、赤揚げないっ!!」の旗揚げギャグがテレビを通じて全国的に大流行りし、学校なんかでも皆が真似たりしていたっけ。空前の漫才ブームが去った後は一人漫談で舞台に立つようになったが、今は音楽家の奥様と二人で企画するステージが人気だ。丁度、今月の25日にも武蔵小山で独演会ライブ公演があるので観てこようかな。

病気のニュース以降、各テレビでも、ほとんどが「余命一年と宣告されても舞台に立ち続ける浅草の芸人・前田隣」と云った内容で取り上げる機会が多いのだが、我らがマイダーリンは何つったってあの毒舌ギャグやエノケンの真似の面白さが凄い訳である。
舞台の上で怪気炎放っている姿をもっと取り上げて、沢山の人に観に来てもらいたいものだ。
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あぁ、珈琲の香りと共に『アロマ』のオニオン・トーストが食べたくなった。
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by cafegent | 2007-08-09 16:01 | ひとりごと