東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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銀座3丁目『Bizarres』のジンソーダ、なんだか美味いなぁ。

先日、宴会の酒代を支払いに新富町近くのバー『Bizarres』へ伺った。
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アッコは相変わらず、元気いっぱい、酒もいっぱい、見事なおっぱい?
ってな感じで陽気に呑みながら客をあしらっていた。
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ジンを炭酸で割ってドライに作ってもらったが、実に美味い。蒸し暑い夜にはこんな酒が良い。

ビザールに向う途中、東銀座で電車を降り、表に上がると歌舞伎座の前に出た。
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そうか、歌舞伎座では今月末まで「八月納涼大歌舞伎」が開催中だ。
こりゃあ見逃せんなぁ。
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歌舞伎と云うと敷居が高いと思いがちだが、「一幕見」と云うものだとそれぞれの歌舞伎を1,000円前後の値段で楽しめる。

11時から夜の9時半頃まで3部構成となっているのだが、中でも今回、僕が楽しみにしているのが第2部の「ゆうれい貸屋」と「舌切り雀」の二つである。
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「ゆうれい貸屋」は天下の二枚目、坂東三津五郎が体たらくの桶屋の弥六を演じているのが楽しみだ。
女房に逃げられた怠け者の桶職人の弥六の住まいに男に騙され恨み死にした美人の幽霊が現れる。最初は驚いたが、余りにも美しいので悪い気がせず幽霊と一緒に暮らし出す。遊んでばかりじゃ酒も呑めぬと二人が始めた珍商売が「幽霊貸し」だ。
恨みをはらしたい奴らに幽霊を貸し出そうって実にオバカな噺である。
そう、これはもう落語の世界だ。こんな面白い噺を歌舞伎で見せてくれるんだから必見だ。

一方の「舌切り雀」は誰もが知っているあの日本昔話な訳だが、作・演出がなんと劇団3○○の渡辺えり子なのである。そして雀の舌を切ってしまう意地悪婆さんを演じるのは、渡辺えり子とは勘九郎時代から息がぴったりと合っている中村勘三郎なのだ。さて、どんな新版・舌切り雀となっているのか楽しみだ。

歌舞伎を知らない人でも、こーゆーユルい処から入っていくと馴染みやすくなるんじゃなかろうか。

夜遅くから酒を呑み出すと朝がキツいね。
先日、遠藤ソーメイさんに二日酔いにならないっつぅ「サピン」錠を貰ったがあれは効くかもしれない。
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あれを飲んだ次の朝はなんとも爽やかだった。
で、今宵は仕事を兼ねた食事会となり夜の11時半からのスタートだったのだ。なんでそんなに遅い時間からかと云えば、ウチで運営している各店舗の営業が終わってからスタッフが集合となるのでレジ締めをしたり夜間金庫に寄ったりとかしてるとそんな時間じゃないと全員が集まらないのである。

で、お盆中の宿題であった来春オープンの新しいレストランの店名を決めるために西麻布『CICADA』に集まってもらった訳だ。この店は朝の3時まで営業しているし、値頃感も良いので食欲旺盛の若いモンには丁度良いのである。

まずは、濃いエールの地ビールで喉を潤し、ハモンセラーノ、モロッコ風クラブケーキ、ミートボール。
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カラマリのロースト/プロシュートと香草パン粉詰め、タコとポテトのガーリックソテーなんぞを頂く。
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ここの薄焼きパンは美味い。
赤ワインに切り替えて、パスタを3種類頼む。
大坂シェフが選んだのは、フェリーネの「PRIMITIVO DI MANDURIA D.O.C」2004年。
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香りがフルーティで余り重たくなかったので遅い食事には合っていた。
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パスタはフェットチーネ、ほうれん草クリームのリコッタラビオリ、海老とドライトマトのリングイネ。
次のワインはワシントン州のマックレア「Sirrocco」2003年だ。
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シロッコ、いい響きだねぇ。アフリカから地中海に吹く熱風の事だが、昔同じ名前のクルマに乗っていたことがあったなぁ。うん、これも飲みやすい。

このお店、先日来た時も味がチト濃いと思っていたが、またもしょっ辛い。僕の体調のせいなのかと思ったが、他の連中も同じ意見だったので、舌のせいじゃなさそうだ。
全体にもう少し薄味に仕上げてくれたら申し分無いのになぁ、残念だ。

料理の〆は「骨付き仔羊のロースト/アンチョビ、ローズマリー風味」の登場だ。
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いやはや凄いボリュームだねぇ。夜中にこれはタマラんね。
これに合わせるワインはイタリアワインの赤ときた。
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変わった形のボトルは「CERASUOLO DI VITTORIA」2004年。なんて名だ?「チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア」だぁ。こりゃ舌噛みそうになるな。
今度の店の名前はこんなのにしないで、誰もが呼びやすい名にしないとイカんなぁ。
でも味の方は仔羊の肉汁と相まって結構な味わいだった。
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喧々ガクガクと男10数人が頭を悩ましていたが、最後は全員のオススメを出し合い、多数決と云う事になった。
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結果、全員がお盆休み中に考えてきたネーミングではなく、ここで食事をしながら僕が頭に浮かんだ名前に決まった。まぁ、悩んでも決まらず、フッと湧いて出た案が意外とハマるもんだ。
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『CICADA』を出て、以前白金ケセラに居たエノチンのバーに行こうかと思ったのだが、大坂シェフが「ケセラに居たバーテンダーがこの近くのバーに居るので、行きましょうよ」と言い出した。
あれ、それってエノチンの『Flask』じゃないの?って云ったらスタスタと信号を反対に渡り出した。
はて、と黙ってついて行くとやっぱり違うバーである。で、店を覗くと知った顔が居るではないか。
エノチンの後にケセラでお酒を作っていた浦部君だった。
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そうか、ケセラを辞めてここに居たのか。
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で、お店の名は『きえん』。そう、白金『きえんきえら』の姉妹店だそうだ。
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酔った頭を冷まそうとギネスをもらってシャキっとする。
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こうやって、たまにスタッフたちの呑むのも必要だ。仕事姿じゃ判らない一面も発見出来たりするし、ざっくばらんな意見も聞ける。

さて、みんなと別れて一杯ひっかけて帰ろうかな、と『Flask』まで行くと電気が暗い。
あぁ、もうクローズしてしまたのか。それでも、こちとら酔っているから往生際が悪い。階段降りて木のドアを叩いてみるが「・・・・・」である。
こりゃ、黙って帰れと云うことか。仕方ないので外苑西通りをのんびり歩いて帰宅。

朝4時半就寝。ばたん。
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by cafegent | 2007-08-22 19:06 | ひとりごと