東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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ぼんそわ、田神、ミコノス、ウーピーと毎夜勝手に足が向く。

雨が降ったりで、ようやく外の気温も下がってきた。
それでも打合せなんかで外を廻っていると汗だくになってしまう。
新陳代謝が良すぎるのも困りモノ、昼飯食べているだけで汗が噴き出して来るのだ。

御成門に寄ったついでに安くて美味い讃岐うどん屋で昼を済ませた。
『いきいき亭本舗』は、少し前までは一杯130円と都内では破格の安さであったのだが、諸般の事情かいつの間にか値上がりしてショック。まぁ、それでも充分に安いのだが。
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この日は「冷やしぶっかけうどん」をつるり。

先日、ニューヨークから戻って来た友人夫妻の帰国を祝って『愛宕 酉はら』に集った。愛宕と付いているが、ここはどう見たって新橋4丁目である。『ビアライゼ’98』から程近い新橋柳通りの脇を入った処だ。前々から気にはなっていたのだが、この日初めてお邪魔した。

鶏の部位を肉と内蔵に細かく分けて、それぞれを丁寧に仕事している。
塩、タレ以外にもその部位によってガーリックバターやバルサミコ酢、生醤油などを使い、ベストマッチな味に仕立ている。
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「みさき(メス鶏のテール)」「さえずり(気管)」「おたふく(胸腺)」「ちょうちん(卵管)」等々だ。中でも「ふりそで」と云う手羽のつけ根の処が美味しい。他にも「白レバーのたたき」も良かった。

白金の『酉玉』に似ているなぁと思っていたら、そこの方と白金『福わうち』の店主の二人がプロデュースしたそうだ。まぁ、それはそれでふーんと云う気もするが。
焼酎も梅酒も品数豊富だし、値段も手頃なので、気取った白金辺りに金を落とすんだったら、ここの方がオススメかもしれん。帰りに寄り道できる店も沢山あるしなぁ。
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一年半程前の冬にニューヨークに行った時、バスも地下鉄も全ての公共交通網がストを実施していた。まず、日本じゃ考えられないことだが、本当に全てが動いていないのだ。
で、空港から市内まで行くタクシーも相乗りだし、街中での移動も同じ方向に行く人を見つけて相乗りしないと乗せてもらえない状態だ。
そんな中、さすが中国人は休まず働ている訳で、チャイナタウンのはずれから発着している長距離バスに乗って,ボストンまで旅をした。
その時、ボストンを案内してくれたのが、この日の主役の夫婦である。
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ボストンのビジネススクールに留学し、その後ニューヨークの銀行に勤務していたのだが、この夏東京の銀行に転勤になったそうだ。カミさんの方は以前一緒に仕事もしていたので、帰国する度に呑んだりしているが、旦那さんは真面目を絵に描いたようなお人柄。見ていて実に清々しいのである。
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まぁ、二人とも大変素敵な夫婦だが、僕には出来の良い弟とグレた駄目駄目の妹のような感じかな。

楽しい宴の余韻を楽しみながら、渋谷へ移動。『田神バー』で一杯引っかけることに。
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この日も田神さん、いい曲を流していたなぁ。
そして、『ミコノス』へ移動。またも夜更けまで呑んでしまう。

翌日、またも新橋4丁目界隈へ出没。
夜8時過ぎ、目黒のオフィスを出ると外は雨。目黒川を過ぎるとタイミング良く東京駅行きのバスが来たので、乗る事にした。西新橋の烏森通りあたりでバスを降りると雨もすっかり上がっている。
雨上がりの街は、空気も澄んで風も心地良く、とても歩き易かった。

『ぼんそわ』の暖簾をくぐると馴染みの顔が並んでいる。と云うより皆すでに出来上がっているご様子だ。
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オジさん連中に囲まれて、若いユキちゃんもすっかり楽しんでいた。
いや、オジさんたちが鼻の下伸ばして愉しんでいたのだな。
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クマさんも相変わらずいい顔して上機嫌。

暫くすると、田町あたりの某広告代理店の二人連れがやってきて、みんなと意気投合。『ぼんそわ』は汐留から目と鼻の先って処だが、敵陣討ち入りって感じかな?
彼らとも立石『宇ち多”』とか『赤坂酒場』の話題で盛り上がったなぁ。酒場好きは良い酒場に自然と集まって来るってもんだ。
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カレーもつ煮込みをアテにレモンサワーを呑んでいると、知った顔の方が入って来た。僕の大好きな蕎麦の名店『辻そば』のご主人、辻さんではないか。
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店を閉めて、ホッと一息つきに来たって感じだね。

そうそう、夏はつい鰻に走ってしまうのだが、『辻そば』の名物「辻がそば」も暑い夏に喰いたくなる。あのシャキシャキの大根が蕎麦と絶妙にマッチして、素晴らしく美味いのだ。太打ちの「剣客そば」も大根おろしがとかつお節が効いたぶっかけそばで、夏に良し。
「剣客そば」って名付けるくらいだから、ご主人は相当「池波正太郎」好きなんだろうね。
まぁ、男なら池波正太郎のような格好良い爺ぃになりたいもんだ。

辻さんとすっかり蕎麦の話で盛り上がってしまった。
あぁ、近々『辻そば』へ伺うとしようかな。

外はまた小雨がぱらついていた。
新橋からJRに乗って恵比寿まで戻る筈が『ぼんそわ』の強いキンミヤにやられてしまって沈没。ふと気がつけば新宿駅を過ぎている。気持ちが良いのでこのまま寝ていたかったが、次で降りて恵比寿まで戻ることにした。しかし、電車やバスでの居眠りって、なんて心地良いのだろう。

恵比寿『Whoopee』に寄り、〆の一杯やって帰ることにした。雨もいつの間にか上がっており、持ってた傘も何処かへやってしまっていた。

千鳥足で夜道を這うと、「相変わらず呑んだくれだね、お前さんは。」と露地からコオロギが鳴いているような気がした。うーん、酩酊。
by cafegent | 2007-08-31 12:25 | 食べる