青山『FAI』の10周年を祝う。しかし、幕張は遠かった。
2007年 09月 20日
この日催されたのは青山のクラブ『ファイ』の10周年を祝ったライブとDJのオールナイト・イベントだ。
スカパラのエネルギッシュなステージ・パフォーマンスはいつ観ても面白い。自然と躯がジャイヴして、彼らと一体化が出来るのだ。そして翌日、ふくらはぎが痛くなるのである。スカパラはたしか翌日も何処かの屋外イベントに出る筈だが、あの体力には恐れ入る。
他にもDJ OZUMA、土屋アンナ、小西康陽、須永辰緒、FPM田中知之等々、蒼々たる面々が登場していて十分盛り上がりを見せていた。
しかし会場に溢れている連中を見渡せば、『ファイ』と馴染みの深い人よりもそうじゃない人の方が圧倒的に多かったようだ。その大半は、ケツメイシのファン達なのだろう、彼らのライブが始まる前と終わった後は、みんな会場外のロビーで寝ッ転がってウダウダと時間を潰してる。大体が「夜遊び」などと云うコトには無縁な連中なのだろうなぁ。まぁ、しかし、あのケツメイシ・ファンの動員が無かったら、このイベントも成立するのに苦労しただろう。そんな感じである。
このイベントは、タカちゃん率いる「Roen」も協賛していたし、誰かしらに会えるだろうと思って来てみたのだった。
『ファイ』は昔仕事を手伝ってもらっていた丸山敦史君が仲間と始めた小さなクラブだったので、良く遊びに行っていた。そんな連中にも会えるかなぁと思ったが、会場が広すぎるのと、クラブに無縁の方々が大勢居たので数人しか出会えなかった。結局会えたのは、後輩のSAMO高木とヌード・トランプの松村さん位だったなぁ。エラグの虻川さんは会場内を行ったり来たりしていたが。
彼から届いた招待状で来たのだから、挨拶位しておけば良かったかな。
朝まで遊んでも、これが青山か渋谷あたりならもう一軒寄って飲んで行くところだ。しかし、ここ幕張じゃぁ何処にも寄れやしない。
すっかり酔いの覚めた朝帰りになるのか。
明け烏 陽に背を向けて 柿突く
この日は、昼に友人の十回忌を偲び、夜はファイの十周年を祝った。
歳を取ってくると、十年の何て早いことか。
そう云えば、八王子から戻ってひとッ風呂浴びようとサウナへ行くと、ファイの丸山君を僕に紹介してくれた加藤さんに出会った。久しぶりにお会いしたが元気そうで何より。
またしても、つくづく、人は繋がるのだなぁと思った。