2008年、早いもので何度目かの子年を迎えることとなった。
2008年 01月 07日
近所の花屋では、早くも出荷を待つ紅梅の花が咲いていた。
2008年も早いもので、もう一週間が過ぎてしまった。
年末から年始に掛けて、相変わらず酒浸りの日々が続いてしまったナ。
休肝日なく年を跨いでしまった訳だが、イカンなぁ、こりゃ。
暮れの年越しは、新橋「能登治」にて年越し蕎麦を食べた。
例年、年越しは麻布十番の「更級堀井」で蕎麦を食べていたのだが、年々外で待つ行列が長くなってきている始末。年を越す前に風邪なんぞも引きたくないし、今回は店を変えてみた。
今年は五日から事務所へ赴き、届いた年賀状を読み、2008年をどう過ごすかを思い描いてみた。
さぁ、今年は3月に赤坂に新しい店がオープンするし、新たな仕事を開始する準備も進めている。より一層に頑張らねばナぁ。
さて、今年は子年である。
僕も気が付けば、あっと云う間に48年も人生を過ごしてしまった訳だ。今年はめでたい一年にしたいものだ。
この「めでたい」と云う言葉、何故に「めでたい」のかが新年の朝日新聞に出ていた。
「目出たい」では無く、木の芽、草の芽の事だそうだ。冬至から一日一日と、陽気が生ずるに従い芽が萌え出る。「一陽来復」の通り、陽気は天地にも人にも良い運気なので、陽気が生じて、草も木も芽が出たいと思うので、「おめでたい」と云う事である。
そして、この言葉は伊藤博文や高杉晋作らを育てた吉田松陰が妹に宛てた手紙に「新年おめでとう」と記した事が始まりだそうだ。
今朝は七草粥を食べて家を出た。春の七草である芹、薺(なずな)、五形(ごぎょう)、蘩蔞(はこべら)、仏の座、菘(すずな/蕪)、蘿蔔(すずしろ/大根)を入れたおかゆを食べると健康に過ごせるという。
さて、今年の正月は目黒の「寿司いずみ」のお節料理で新年を祝った。
どの料理にも事細かに親方の説明書きが付いており、まるで店のカウンターでいつもの美味い料理を戴いているかの如くであった。
元日の夕方、テレビを見ていると銀座の「鮨 水谷」が映り、ご主人が美味そうな鮪を紹介していたが、続いて、なんと「いずみ」の親方が登場した。相変わらず洒落っ気たっぷりの語り口で、極上の寿司を紹介していたが、こっちは家でのんびりしながら、正月早々から親方のお節料理で酒三昧である。呑ん兵衛にはたまらない痛風まっしぐらの珍味もたんまりと入れてくれた。時鮭卵の醤油漬けもたまらん。
暮れに買った「八海山」の一升瓶が空きそうだ。
そう云えば、年末は「アド街」の京成線沿線特集で立石「宇ち多”」も紹介されていた。こちらも相変わらずクールなあんちゃんが梅割りを注いでいる姿が映っていたナ。
12月は「なるきよ」「山さき」「寿司いずみ」「宇ち多”」「埼玉屋」それに「縄のれん」「廣田」「くま寿司」「はち巻き岡田」「ばん」「ボラーチョ」と大好きな店を廻ったが、今年も1年、躯を壊さず美味い物を食べ続けたいものである。
それ故、年賀はがきにも、この縁起の良い大根とネズミが描かれていると云う訳だ。
大根を喰う鼠、ダイコンくうネズミ..だいこくぅねずみ..大黒鼠、とおアトが宜しいようで。
今年も一年、皆様と良いお付き合いが出来ればと思っている次第なり。