東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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梅が咲き出す二月、多くの才人の訃報に合掌。

朝、早朝一番の飛行機で福岡に入るために、6時前に家を出た。
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朝焼けがこんなにも美しいものだったとは。毎晩夜更けまで呑んでちゃ駄目だね。

昨年、下北沢「シネマアートン」で落語映画特集を見ることが出来た。
昭和と云う時代を席巻した落語家達が一堂に出演した杉江敏男監督の「落語野郎 大馬鹿時代」では、歌奴時代の三遊亭圓歌師匠が、十八番のネタで笑わせてくれた。
例のカール・ブッセの詩「山のあなた」を元にした『山のアナ、アナ、アナ、アナ....アナタもう寝ましょうよ!』だ。もう知ってる奴、少ないだろうナぁ。また、婆さん落語で人気を得ていた古今亭今輔師匠もほんとに婆さん役で登場していたのも懐かしい。此の映画、他にてんぷくトリオや、Wけんじなども落語家に混じって出ており早くDVD化して欲しい落語映画の秀作だ。

その圓歌師の弟子である落語家の三遊亭歌雀師匠が今月6日に亡くなった。享年44歳と云う若さである。
糖尿病を患い右足を切断した後は、義足を付け、闘病生活をネタに高座に上がっていた。その後、左足も切断し両義足でも頑張って高座を続けていた落語家だった。

落語協会会長であり、落語界でも最古参となった圓歌師匠に弟子入りし、確か98年の真打ち昇進した直後に病気と闘う事になったと思った。
圓歌一門の巨漢、歌武藏と同じ年に真打ちになったが、この一門にも色んな噺家がいるなぁと思っていた。それだけに、歌雀師匠のこんなに早い死は残念でならない。二つ目の歌彦あたりが、次の世代の圓歌一門を作ってくれると嬉しいが。
謹んで、ご冥福をお祈りします。合掌。

映画の世界でも巨匠、市川崑監督が天に召された。戦後の映画史を代表する監督だっただけに悲しい訃報だった。我が兄も大変お世話になっていたので、悲しみに暮れている事だろう。

先週はシャンソンの巨匠、アンリ・サルバドール氏もお亡くなりになった。昨年秋に来日したばかりだったのに非常に残念だ。

訃報続きで残念だが、連続テレビ小説の中、徒然亭草若師匠までもが亡くなってしまった。ここの処、朝からテレビの前で泣いてしまう日々が続いている。
梅の花が咲き始めていると云うのに、二月の訃報に合掌。
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by cafegent | 2008-02-18 18:02 | ひとりごと