東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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「廣田」エンドさんの12歳、四度目の誕生日を祝った。

先週の金曜日は閏年(うるうどし)だった。4年に一度訪れる2月29日である。此の日に誕生日を迎えた友人・知人を僕も何人か知っている。大井町「廣田」で腕を揮う奇才料理人エンドさんも其の一人だ。

僕と同じ子年の彼は、48歳を迎えた訳だが誕生日となると12回目だ。そんな訳でエンドさんを祝う誕生日会が催された。また、此の日は同時に永く廣田で働いていた愛弟子、八巻君の送別会も同時に行われた。彼は、お母さんの住む旭川へ戻るそうだ。彼の煎れる珈琲がすこぶる評判だっただけに、皆から惜しまれる声も聞こえて来た。

大井町駅から中央西口を線路沿いを左に歩き、三ツ又商店街に折れた右手に「ブラッスリー・ポワソンルージュ」が在る。今回は此処で宴が開かれた。エンドさんお気に入りのお店だそうである。僕も初めて訪れたのだが、如何にもパリのブラッスリー宜しく中々素敵な内装だ。中が思いのほか広いのにも驚いた。まだまだ、大井町辺りだとこんな素敵な物件が見つかるのだろうか。まぁ、「廣田」は別格だが。

ワインにも可成り力を注いでいる様子。カウンターに設えられたセラーにも極上のワインが並んでいた。
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なんとも優しそうなお人柄なご主人である。

徐々に皆が集りだし、エンドさんがシャンパン片手にご挨拶。酒が入ろうが、入っていなかろうが、良く語るお方である。ついつい、乾杯の前にグラスに口を付けたくなってしまったが、此処は我慢であった。
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乾杯後は、しばし美味しい料理に舌づつみを打つ。
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先ずは僕の好物「ブーダンノワール」に「パテ」、「リエット」に「サラダ」もてんこ盛り。むふふ、の美味しさ。
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テーブルの上にも各種ワインが置かれている。
ビオ・ワインを愉しみながら、前菜をペロリ。続いてエンドさんが持ち込んだと云う「イベリコのチョリソ」、此れも良い味加減。
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エンドさん、和牛のリブロースも持って来たと云っていたが、此の「タルタルステーキ」がそうなんだろうか。
うぅ、旨いのなんの、なんのこれしき南野陽子!ってな位に美味い。
こりゃ赤ワインが進むナ。牡蠣も素晴らしい。

程よく酔って来た所で、エンドさんバンドのライブが始まった。
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軽快なベースとエンドさんのパーカッションにヴァイオリンが絡む。
流石、路上ライブで腕を磨いて来ただけの事はアルナ。
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エンドさんノリに乗って、今度はブラジルの打楽器「パンデイロ」を演奏してくれた。皆が演奏を楽しんでいる間も僕はひたすら酒でアル。
美味しい料理と素敵な音楽には、酒は欠かせないのである。バッカスだって、音楽の無い所で宴は催さなかっただろうネ。

宴も酣(たけなわ)だ。「酣」と云う漢字は酒と甘いと云う文字から成る。甘いは「口の中に含む、旨い」の意も有る。様は「旨い酒で大いに酔った」頃合いを「宴も酣」と云うのだろうか。まーどーでも良いが。
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此の夜のメインディッシュの「シュークルート」と「岩中豚ロースのグリル」を戴いた。此れ、もうホッペタが落ちてシマッタ。
苦しいお腹を気にしつつ、〆の炭水化物は「パエリア」が登場。
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途中、エンドさんの誕生日祝いのケーキに火が灯り、会場は一段と盛り上がりを見せていた。
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八巻君の別れの挨拶に一堂涙を流し(ホントか!)、エンドさんの12回目のバースディを祝福出来て、本当に素晴らしい宴でした。
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帰りにはパーティにも参加されていた南雪谷の珈琲屋さん「香炉庵」自慢のブレンド珈琲を土産で戴いた。此の日に合わせて、エンドさんがブラジルベースのオリジナルブレンドを造ったそうだ。エンドさんが大好きなサントリーのウィスキーへオマージュし、ポルトガル語の「響」の「RESSONANCIA 4×12」と命名した珈琲だ。
早速、翌朝煎れたが、香りも味も素晴らしい珈琲でした。感謝です。

此のまま、蒲田の「くま寿司」へ行こうと思ったが、流石にもう喰えねぇ、呑めねぇ。否、酒はまだ呑めるか。

そんな訳で、此の晩はまた呑み直し、翌日「くま寿司」へ伺った。
実は此処の主人もエンドさんと同じ29日生まれである。但し、一回り程下だがね。
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by cafegent | 2008-03-06 12:42 | 食べる