東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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祭り囃子に誘われて、佃島を彷徨う。

8月最初の週末は一段と暑さが厳しい真夏日だった。

この日は朝から勝ちどきまで出掛けて、そこから月島まで清澄通りを散策した。
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途中には、十返舎一九の墓石なども在る。うぅ、日陰が欲しい。
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余りの暑さにアイスキャンディーを買ってみたが、溶け出す方が早い。

この日の月島界隈は大いに賑わっていた。
島全体が境内となる佃島の住吉神社の大祭が開催されたからだ。
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例祭は毎年行われるが、三年に一度の本祭りでは、獅子頭の宮出しや天皇の高御座を模したとされる「八角神輿」の宮出し、そして神輿を船に乗せて佃、勝ちどき周辺の氏子を廻る「船渡御」の出船等を見る事が出来るのだ。
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佃島の中には6本の大きな幟(のぼり)が立てられるのだが、此の大幟を立てる柱や抱木(だき)は、空気に触れて腐らないよう三年もの間、川底に埋められて、大祭の時だけ、水の引く干潮時に掘り起こされるそうだ。凄いねぇ。

神輿の船渡御が終わった昼過ぎ、腹も減って来たので「もんじゃストリート」として名高い西仲通り商店街へと向かった。
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これだけもんじゃ屋が密集していると言うのに何処も繁盛しており、行列が出来ている。僕は「いろは」の明太もちチーズが好きなのだが、案の定混んでいたので初めての店に入ってみた。
それにしても「いろは」は近所に支店出し過ぎな気もするナ。
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「五平」は僕が良く此の界隈を訪れていた頃には無かった店だから、ここ十年くらいに出来た店だろうか。とは云え、あの頃はもっぱら居酒屋の岸田屋の方が多かったっけ。

先ずは枝豆をアテに冷たいビールで汗を凌ぐ。
もんじゃは矢張り「明太もち」だろう。色具合は一番イタダケナイのだが、味はコレが一番好きだね。
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餅がトロけた頃合いをコテでグぃっと取って口に運ぶのだ。うーん、旨いネたまらんネ。

続いてシンプルな豚玉を焼いてみた。
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昔、大阪で教えてもらった焼き方で外はカリカリ、中ふわトロである。コレは暫く放って置くのがコツだね。

満腹になったところで、月島商店街へ出ると風情ある店が目に入る。
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「かめ印うどん食堂」もイイネ。
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こちらのお婆ちゃんなんかは、今にも歌い出しそうだ。まるで「ブエナビスタソシアルクラブ」のワンシーンのようだナ。
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住吉神社の近くでは子供たちが井戸の水を浴びていたり、無邪気に遊んでる。
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近くから小気味良い太鼓の音が聴こえて来るが、佃島町内に設けられた「囃子殿」では江戸三大囃子のひとつと呼ばれているお囃子が演奏されていた。
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佃島の「つくだ」って、昔はこう書くのだね。
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佃煮屋の隣にも獅子頭が祀られていた。
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獅子頭の前には沢山の奉納酒が置かれていた。
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うどん食堂の前でも神輿に肩を入れて懸命に担いでた。

所々で神輿が戻り、賑わっている。
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見物する方々からバケツや柄杓で水が掛けられて、皆ずぶ濡れになりながら神輿を担いでいる。コレならバテないかもネ。

そして、祭りにはいなせな美女がつきものだナ。
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どうですか、素敵な後ろ姿だね。
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犬も一緒になって祭りを楽しんでた。
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此のコはきっと祭りで育つのだろうナ。
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月島は今、朝の連続テレビ小説「瞳」の舞台になっており、普段から多くの人が観光に訪れているのだが、時が止まったような路地が沢山あるのだ。
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ドラマでも登場するが、どの家も鍵など掛け無いのだ。今の時代、少なくなって仕舞った近所付き合いが根強く残っている素敵な界隈である。

一日中、歩き回ったら流石に日焼けをした。住吉神社にお詣りをして、祭りを後にし電車に乗ることにした。
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夏祭り 草履する音 路地をぬけ
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by cafegent | 2008-08-05 15:21 | ひとりごと