東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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毎年、「圓朝まつり」へ出掛けないと、僕の夏は来ない。

毎年、夏になると全国津々浦々から美味しい物が届く。
菓子だったり、果実だったり、酒だったりと多種に及ぶが、何と云っても北海道から届くメロンが嬉しい。
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大きなハコで届くので、近所の寺などにもお裾分けに持って行くし、知り合いのバーにも持参してメロンカクテルなんぞを作ってもらったりもする。これは、岡山の桃も同様だ。
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だが、何と云っても朝目覚めの一発でザクッと半分に割ったメロン半個をスプーンですくって豪快に食べるのが一番美味い。
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夕張メロンが無くなる頃合いになると、今度は静岡からのメロンが届いたり、岩見沢産のメロンが次々と届くのだ。
考えてみると、毎年夏は果物を買ったためしが無い。皆さんに感謝だ。

さて、毎年これに参加しないと僕の夏が来ない、と云う程の夏の風物詩「圓朝まつり」へと出掛けて来た。
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江戸時代に今日の落語の礎を築いた三遊亭圓朝のお墓が在る谷中の「全生庵」で催される落語協会の感謝祭である。
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本堂での法要の後、圓朝師匠への奉納落語が開催されたり、沢山の噺家さんたちによる手作りの芸人屋台が処狭しと出店するのだ。
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オイオイ、泡だけ売るなよナ。

寄席でしか拝見できない沢山の落語家さんが一堂に集まり、気軽に落語ファンとの交流が図れるのも、この祭りの魅力のひとつなのだ。
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全生庵の入り口付近では、只今人気急上昇中の若手落語家、柳家三三師匠が居たのでサインを戴いた。

高座帰りなのだろうか、私服でやってきた林家正楽師匠にもご挨拶。
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師匠の紙切り芸は日本一だねぇ。正楽師匠は紙切りでトリを飾った初めての芸人でもある凄い方なのだ。
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実行委員席では、春風亭正朝師匠はじめ、入船亭扇橋師匠たちが張り切って「福扇」を販売していた。

今年は扇橋師匠の俳句をあしらった扇だったので、師匠のファンとしては大変嬉しいかぎり。
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そして、その福扇には師匠の一番弟子の扇遊師匠にもサインを戴いた。こりゃ、僕の宝モンになるナ。

古今亭志ん五師匠も大人気でサインを求め、長蛇の列が出来ていた。
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志ん五師匠の落語も本当にベテランの味が出ていてイイしね。

そして、更に長い列があったので、目で追うと林家いっ平師匠だった。矢張り、「二代目林家三平」を襲名するので、人気が出たのだろうネ。
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オジさんも一緒にパチリだ。
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その他、会場では林家正雀師匠や柳亭一馬師匠、古今亭菊之丞師匠、津軽三味線でお馴染みの太田家元九郎師匠などにもお会い出来て、大変嬉しい週末になった。
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一段落し、圓朝師匠の墓へお詣りをして、全生庵を後にした。
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「圓朝まつり」のガイドブックの表紙には、僕の大好きな柳家権太楼師匠のサインを戴いた。あぁ、幸せな一日だ。

のんびり谷中方面へと歩き、薬膳カレーでお馴染み「じねんじょ」へ。
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野菜カレーを食べながら、扇橋師匠の福扇を開いてみた。
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これまた、師匠らしい一句だね。

   くらやみをふわりと脱ぎし雪をんな 扇橋

夏に涼しい一句だナ。全生庵で今、公開中の幽霊画も背筋が凍るしネ。
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和菓子の老舗「荻野」の前を通り抜け、初音小路の前を通る。
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此処の都せんべい、美味いよネ。

「夕焼けだんだん」を降りて、商店街へ。
コロッケにビールで寛ぐ人たちに混じって、2匹の子猫がのんびりと寝ていた。
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この猫たちは、昨年吉祥寺や池袋方面で話題になり、朝日新聞等で取り上げられた「眠り猫」と飼い主が同じであり、左がゴンちゃん、右のがアイちゃんだそうだ。

夕暮れ時も近づいたので、谷中を出て、野方「秋元屋」へ移動した。

4時の口開けには間にあわなかったが、タイミング良くカウンター席が空いていた。むふふ。
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キンキンに凍った金宮の「シャリ金ホッピー」を戴き、セロリ漬けをアテに呑む。
このセロリがバカウマなのだ。
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昆布のダシが効いていて、酒がススムねぇ。
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テッポウにレバ味噌を戴いて、サクッと店を出る。
此処から浜松町まで移動して、「東京湾大華火祭」を見物することに。

昨年は佃大橋の方から眺めたが、今年は穴場の浜松町で観た。
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良い場所を確保したので、後はのんびりと酒でも呑みながら夕暮れを待つのだ。
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どうですか、真正面に見事な大輪の華火が打ち上がったのだ。
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もう云うこと無しの真夏の夜の出来事であった。
by cafegent | 2008-08-13 13:01 | ひとりごと