東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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雲一つ無い晴れた日、時空を超えた風神雷神に息を吞む。

週末、朝から気持ちよく晴れたので上野まで展覧会に出掛けて来た。
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空は雲ひとつなく爽やかな陽気で、前日の寒さが嘘のようだった。

上野公園では大道芸人たちが大勢の人を湧かせていた。
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この方は「不動金縛りの術」を披露していたが、ハテなんだろうか。
その先では北海道のイベント「SAPPORO GOURME TRIP 2008」が催されていた。
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そこで懐かしい松尾ジンギスカンの出店を見つけたので、早速生ビールとジンギスカン丼を頼み早めのランチにした。
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今でこそ、ジンギスカンと云えば生のラム肉をさっと焼いて食べるのが主流になっているが、僕が小さな頃はジンギスカンと云えば松尾のジンギスカンだった。と云うか、コレしかなかったのだ。匂いの強いラム肉をじっくりとタレに漬け込み野菜と一緒に焼くのでアル。甘くて、実に美味いのだ。
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生ビールもこんな飲みっぷりがイイネ。プッハーっだネ。
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お腹も満足したところで、お目当ての「尾形光琳誕生350周年記念 大琳派展」へ。
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休日なので随分と待たされるのかと思いきや、意外とすんなり入れて、会場内も混雑することなく拝見できた。早起きは三文の得か。
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この展覧会では、本阿弥光悦、俵屋宗達に始まり、尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一と先達の作品に惚れ込み、画風スタイルを継承した装飾芸術であり、「琳派」と呼ばれた芸術作品を一同に観る事が出来た。

出店目録を見ると、彼等の代表作とも云え時代時代に継承され続けた4つの「風神雷神図」も日程によっては展示されていない時期もあったようだ。この日はタイミング良く総てを同時に観る事が出来て数百年の時空を旅する事が出来たのだ。

すっかりと琳派芸術を堪能し、会場を出た。外は益々日差しが強くなっていた。
気持ちが良いので、上野から浅草通りを歩くことにした。稲荷町を抜けて合羽橋を通り、浅草まで歩く事にした。
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青空を見上げると、世界の洋食器ニイミのデカイ顔が誇らしげに君臨。

田原町まで来ると、前日もお邪魔した「簑笠庵」の前に出た。
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暖簾がまだ下がっていない時間だったので、そのまま通り過ぎ、豆腐屋さんを越えて浅草寺まで足を伸ばした。
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雷門近くで、大きな二匹の犬に遭遇。真っ白なシェパードは、とても大人しくて将来海難救助犬にするとお聞きした。それにしても可愛いネ。
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浅草寺では今「平成中村座」の興行も開催されているし、外人観光客も多く、大変な賑わいをみせていた。
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ぶらぶらと歩き、途中「染絵てぬぐい ふじ屋」や骨董屋などを覗いて散歩を愉しんだ。
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青い空が群青色に変わりつつある時刻になったので、自然と酒場へ足が進んでいった。

暖簾をくぐり、ガラリと「簑笠庵」の戸を開くと、またもや偶然ひとみ姐さんが先客で一献つけていた。
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早いねぇ。おや、もう酒は焼酎から日本酒に変わっているネ。
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僕は薩摩富士を白湯で割り、兵六呑みだ。
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前日に食べた鳥わさがとても旨かったので、最初のアテはまたコレだ。
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そして、イサキの昆布締めを塩で戴いた。

矢張り、此処は呑んベエの心が判っている。酒に合うものしか作らないのだからナ。嬉しいね、美味しいね。

卯の花で一息ついて、イワシ明太を戴いた。
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むふふ。こりゃ美味い。そして、お目当てのアジフライをお願いした。
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前回、ひと足遅く先客で品切れになっていたので、嬉しい限り。

土曜日だと云うのにひっきりなしにお客さんが訪れる。
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座敷も宴会でにぎわってるネ。スバラシイ。

おや、今度は銀座で酒場「Bar 曜」を営む曜子さんがお母さんと共にやってきた。
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お母さんお手製の着物を揃いで纏い、本当に粋な母子だネ。二人とも凛として、本当に格好良いなぁ。お母さん、とっても若いし元気でなによりだ。
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僕もこんな風に着物の似合う爺ぃになりたいものだナ。
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煮付けを戴き、その煮汁をご飯にかけて戴いた。おぉ、最高。
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卵も落とし、ぐちゃぐちゃにして一気にカッ喰らうのだ。またもや、むふふ。

この日も随分と酒を呑み、食べたナ。翌日は後輩の結婚式だ。ハシゴ酒はやめとこう。と、いつもよりホンの少し酒を控えて家路へと向かったのでアル。
by cafegent | 2008-11-05 12:40 | 食べる