東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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カテゴリ:ひとりごと( 457 )

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七月は、文月(ふみづき)や穂含み月(ほふみづき)とも云う。
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「文月」は七夕の日に短冊に願い事や詩歌を書くことから、習字が上手くなるようにと願いその短冊を笹に飾る風習に由来している。

「穂含み月」は、田んぼの稲の穂が膨らむ(含む)時季だからとされる説なのだネ。

女郎花月(おみなえしづき)とも呼ばれるが、これはそのままオミナエシの黄色い花が咲く時季だからだ。
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ただ、実際には8月から9月頃に咲くのかナ?秋の七草さものネ。

梅雨明けまでもう少しだろうが、今日の東京は湿度が高い。
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霧雨が街を覆っているが、雨露に濡れた紫陽花や朝顔は美しいのだナ。

今週の土曜日から入谷朝顔まつり、いわゆる「朝顔市」が始まる。
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鶯谷の駅から入谷鬼子母神方面に歩いていいくと、活気溢れる朝顔商の呼び声が響き、鬱々とした梅雨空を忘れさせてくれる。「四万六千日 浅草ほおずき市」と並んで東京下町の夏の風物詩なのだネ。

毎年、仕事で世話になっている方々に贈るお中元は、入谷の朝顔にしている。ビールや石鹸の詰め合わせなど他方から沢山届くだろうから、一人位は朝顔を贈るのも良いだろうと、ネ。

     朝顔の今や咲くらん空の色    漱石
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    ◇          ◇          ◇
閑話休題。

今週も毎日馴染みの酒場へと足が向く。

先日は神保町へ。
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『ユーロスターカフェ』にて旨いクラフトビアを戴く。
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一杯目は岩手のビアレン醸造所が作るピルスナーから。

続いて戴いたのは、小西酒造が造るクラフトビア「夏みかん」だ。
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柑橘の爽やかな酸味が鬱陶しい梅雨の湿り気を拭ってくれるのだナ。

ビールを二杯で切り上げ、神保町古書街の裏路地に佇む酒場『兵六』の暖簾を潜った。
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先程ビールを飲んだので、此処ではさつま無双を戴く。

此処の芋焼酎は一年を通じて熱燗で出てくるのだ。お猪口と共に小さなアルマイトの薬缶も添えられる。
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其処には白湯が入っている。温かい芋焼酎に湯を加え、自分好みの味にするのだナ。時おり窓から吹き込む風も湿り気を帯びていた。

『兵六』にお邪魔する際には扇子(せんす)か団扇(うちわ)が必需品だ。
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特にコの字カウンターの一番奥に座ってしまうと風が通らないからネ。
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独りで来ても、馴染みの顔が集うので会話も弾む。
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こんな変らぬ日々が一番愉しいひとときなのでアル。
by cafegent | 2013-07-04 12:40 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
    水無月の虚空に涼し時鳥(ホトトギス) 子規

六月は「水無月」(みなづき)と云う。旧暦の六月は梅雨明けの時期なので、「水が無い月」との説がある。

水無月の名の通り、今年は空梅雨が続き、各地で深刻な水不足が続いている。テレビのニュースでは、各地のダムの貯水量が例年を大幅に下回っていると伝えていた。四国の早明浦ダムでは貯水率60%で、取水制限に入るそうだ。農家などが心配だネ。
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東京では朝から強い風が吹き荒れているが、台風4号が近づいている。
恵みの雨ならば良いが、台風による被害が大きくならいように願いたいものだ。

    水無月の見なれぬ鳥の来る芝   稲畑汀子

今日の風は生温く湿気をはらんでいる。本格的な夏まではまだもう少し間がある季節だネ。沖縄では梅雨の期間が短く、もう明けたらしい。

東京の真夏が、腕まくりをして待っている。カラッと晴れたら、スニーカーを洗おうかナ。
     ◇          ◇          ◇
閑話休題。

新緑が芽吹き、爽やかな風が吹く、6月の北海道。晴れの日が続き、清々しい季節を迎えている。

四日間の休みを取って帰った実家では、両親とも元気そうで安心した。昨年の夏に糖尿病を患い、一時車椅子生活だった母も元気に歩けるようになっていた。
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父は早寝早起きのマイペース生活で朝5時から庭いじりに励んでいた。
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十数年続いた桜草コレクションも総て寄贈し、今はまた新しい野草を育て始めていた。

札幌最後の日は地下鉄で真駒内駅へ出た。
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此処からバスで「国営滝野すずらん丘陵公園」へと向かった。
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可成り広い公園なので、とても一日じゃ廻れない。

今回は渓流口から入り川沿いを歩くことにした。
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先ずは厚別(アシリベツ)の滝へ。緑豊かな林を進み、森林浴を堪能。
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日本の滝百選のひとつ、アシリベツの滝は落差26mの威風堂々とした風格ある滝でアル。
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静寂を吹き飛ばすような豪快な瀑布は実に見事だ。
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マイナスイオンに心も躯も浄化されるのだネ。
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滝から渓流沿いを歩いていると美しいキセキレイが飛んで来た。
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黄色い姿が凛としているネ。
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そして岩場ではヤマキマダラヒカゲ蝶を見つけた。

笹の葉にはニホンカワトンボが翅を休めていた。
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赤い翅と緑の体のコントラストが美しいネ。
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不老の滝も拝見し、公園を出ようとしたら道路をニョロニョロと青大将(アオダイショウ)が進んで来た。
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こんな光景も長閑で良いナァ。
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午後1時半、公園を後にして市街地へと戻った。

そして、月曜から水曜まで毎日通った『第三モッキリセンター』へ。
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汲み豆腐をアテに冷酒をゴクリ。
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あぁ、落ち着くなぁ。
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イカの塩辛も戴き、酒のお代わりを戴いた。

この日は、東京に戻る日だったので、一度実家に戻った。両親とお茶を飲み、夕方に家を後にした。

荷物を持って向かう先は3条通りに佇む居酒屋『たかさごや』だ。
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前日に引き続き酒朋アキラと待ち合わせをした。
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先ずは生ビールで乾杯!
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此処は北海道の食材を使った料理が豊富なのだナ。

お通しも実にスバラシイ。
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蕗(フキ)の水煮と蛤が美味い。
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此処に来たら必ず頼むのが、この塩水ウニでアル。
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甘いウニに山葵を付けて口へ運ぶ。あぁ、むふふな幸せ。

日本酒を戴こう。此処は、札幌の地酒金滴酒造の「金滴」をぬる燗で。
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こちらは、北寄貝(ホッキガイ)の刺身だ。
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この卵焼きも美味いんだナ。
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焼き茄子とトマトも追加して酒のお代わりがススんだナ。
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アキラは焼酎ロックを愉しんでいたネ。

さぁ、午後7時を廻ったので、ご馳走様!今回の札幌ハシゴ酒の旅もこれにて終了だ。札幌駅から新千歳空港へ向かい、帰路へ。

途中駅でアキラと別れた。二日間お付き合いありがとう!感謝多謝!

こうして、無事に愉しい札幌の旅を終えた。
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帰りの便では北海道限定のビール「サッポロクラシック」をプシューッと空けた。

羽田空港に降り立つと、早速湿り気を帯びた重い空気の洗礼を受けた。
あぁ、これが東京なのだ。愛する我が街なのだ。

こうして、慣れた電車に乗って夜の東京を移動したのであった。
by cafegent | 2013-06-19 15:21 | ひとりごと | Trackback | Comments(1)
日曜日から4日間、札幌へ里帰りした。

旅は家を出た瞬間から始まるのだナ。戸越駅から電車に乗り、泉岳寺経由で朝6時過ぎに羽田空港に到着。
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空港で旧友への手土産を買い、朝酒の開始だ。
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あぁ、朝一番の酒もイイネ!
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いざ、札幌に向けて出発だ。
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「うますぎて申し訳ないス!」でお馴染み、『浅草ヨシカミ』のロースカツサンドを頬張りながら、機内販売の缶ビールをゴクリ。

青空の中を旅客機が進んで行く。
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翼にあたる朝日が眩しい。

スカイマークエアラインの703便が苫小牧港の勇払マリーナ上空を通過した。もうすぐ到着だ!
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そして朝8時半、無事に新千歳空港に降り立った。

手荷物のみだったので、そのまま札幌駅まで列車で移動。
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札幌の気温も30度近くて東京と変らないが、何せ湿気が無い。空気はカラっとして爽やかだ。顔に当たる陽射しは暑いが、実に気持ち良い。
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この日は「第22回YOSAKOIソーラン祭り」が催されるので、沢山の参加者が集まっていた。
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札幌駅前の広場や道庁赤れんが前、大通り公園など多くの箇所で華やかな踊りが繰り広げられるのだ。
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大通りからは市電に乗って我が家へと向かう。
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約一年ぶりの帰省だったが、父も母も元気そうでなによりだった。
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我が家の近くからは、大倉山ジャンプ台が眺められる。午前中に着いたので、荷物を置いて、円山公園まで野鳥を探しに出掛けた。
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家から歩いて30分弱で、こんなに自然溢れる森に出るのだヨ。野鳥を探しながら頂上を目指した。
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ヤマガラやゴジュウカラなどを見つけた。
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暫く歩くとムギマキのオスとメスを発見。
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東京ではお目にかかれないので興奮したナ。喉から下がオレンジ色なのがオスだ。
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円山は標高225メートル。
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札幌市内が一望出来るのだナ。
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山から下る途中で、シマリスを二匹見かけた。
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愛らしい顔で実に可愛い。

午後は街中に移動し、「YOSAKOIソーラン祭り」を愉しんだ。
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エネルギッシュで、はつらつに踊る姿は実に爽やかだ。
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皆、この日の為に練習を積んだのだネ。

午後4時、喉が渇いたので酒場へ。
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南3条西1丁目の『米風亭』は、旨い生ビールが飲める。
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さぁ、サッポロ・クラシックを戴こう。
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此処は僕が高校生の頃からお世話になった藤巻正紀さんの店なので、帰省すると必ず立ち寄るのだ。
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此処の「油そば」はすっかり札幌の名物になっており、空港でも人気の商品だ。店に来るお客さんの大半が注文するものネ。
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旨いビールのお代わりもススみ、ご馳走様。

札幌初日の夜は幼馴染みたちと集まった。
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南2条西24丁目の『中国厨房GEN』で、山椒の効いた麻婆豆腐やGEN特製よだれ鶏、利尻昆布と芝海老の塩味炒めなどを味わった。此処は北海道産の食材をたっぷりと使った四川料理の名店だ。

陳年10年紹興酒のボトルも3本空いて、愉しい酒宴となった。

この後は実家の真向かいの友人宅で深夜まで呑んだ。こうして、札幌帰省初日が過ぎたのでアール。
by cafegent | 2013-06-14 17:53 | ひとりごと | Trackback | Comments(2)
四日ぶりに東京に戻って来たら、すっかり梅雨の気候になっていた。
湿度が高く、重たい湿り気を含んだ空気が顔を撫で、土の匂いが街を漂っている。

七十二候では、「腐草為螢」(くされたるくさ、ほたるとなる)の頃。
腐った草の下から、孵化したホタルが光を放ち始める時季が来た訳だ。

目白の椿山荘でも、そろそろホタルが飛び廻り始めた頃だろうか。
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6月から7月にかけては、ゲンジボタルが飛び、7月から8月にはヘイケボタルが出てくるのだナ。夏の夕闇を幻想的な光でゆらゆらと飛び廻る姿は、実に神秘的だ。

梅雨の合間の晴れた夜にでも、ホタル狩りに出掛けようか。

面白い本を見つけた。最近、朝日新聞の連載に「辞書いいね!」と云うコーナーがある。
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そこで知ったのが、この「雨のことば辞典」なのだ。

気象エッセイストの倉嶋厚さんが監修しており、雨の多い日本ならではの味わい深い雨の言葉を集めている。

倉嶋さんの好みは、「日々の暮らしや労働の実感の中から、その地方地方で生まれてきた言葉」だそうだ。

晴れているのに降り出す雨を意味する「天気雨」は、元々東京周辺で使われ始めた言葉だと云う。似た意味の言葉に「狐の嫁入り」や「狐雨」なども有るが、「天気雨」の言葉の響きは何となく都会的だと紹介している。なるほど、その通りだネ。
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梅雨の鬱陶しい季節も、こんな雨の言葉をひも解いてみれば、愉しく過ごせるだろうネ。

ただ、この辞書は絶版なので、古書店で探すしかないのだナ。
    ◇         ◇         ◇
閑話休題。

先週の土曜日は、いつもの「土よ宇朝酒を欠席した。日曜から実家に帰ったので、母の好物を買いに日本橋高島屋へと出掛けたからだ。

「富貴豆」と「くず餅」が食べたいと云うので、探してみたら山形市に在る「まめや」の『元祖富貴豆』が毎週木曜と土曜に日本橋高島屋のB1「銘菓百撰」に入荷すると判った。日持ちしない菓子なので、前日に買うのが一番だネ。
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そんな訳で、取り置きして貰った富貴豆を取りに行った。

そして、池上本門寺の近く「浅野屋本舗」にて「元祖くず餅」を購入した。
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無事に実家への土産を買ったので、午後は白山へと移動した。
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この日も良く晴れた。
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白山神社では「文京あじさいまつり」が開催されていたのだナ。
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境内では色とりどりの紫陽花が咲き誇り、大勢の人々を魅了していた。
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初めて見るアジサイも沢山あった。
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青空の下、花に囲まれて飲むビールのなんと旨いことか!

焼きそばやたこ焼き、コロッケなどの屋台も沢山出ていた。
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この祭りでは、テキ屋の屋台は一切入れずに地元の方々が総出で屋台を切り盛りしている。
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我が酒朋のキクさんも地元っ子!張り切ってたこ焼きを焼いていましたネ。
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築地で仕入れたタコは柔らかくて大きい。
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熱々のたこ焼きをアテに缶ビールが旨かったナ。
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イカゲソ焼きも追加し、生ビールをゴクリ!
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あぁ、幸せなひとときだったナ。
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キクさん、あと1日頑張って下さいナ!
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お詣りも済ませ、白山神社を後にした。
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夕方まで街を歩き、夜は家呑みにした。
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日本橋高島屋で手に入れた「中村家」のオツマミでスパークリングワインを飲んだ。
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岩手三陸海鮮料理で有名な中村家が造る「ホタテ小柱スモーク」と「ホタテマヨネーズ風味」は、クラッカーにのせて食べればワインがススむススむ。
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おぉ、小柱はカマンベールとも合うのだナ。
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ブロッコリーとトマトのサラダ、パルミジャーノがけも美味かったナ。
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このブルゴーニュのスパークリングも大正解!
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〆のパスタは、海老としめじのトマトクリームソースだ。
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カミサン、腕をあげたなぁ。

翌朝は5時に家を出るので、この夜は早めに切り上げた。

そんな訳で札幌酒場巡りは、また次回!
by cafegent | 2013-06-13 15:25 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
   五月雨や青葉のそこの窓明かり   正岡子規

関東甲信越も今日、梅雨入りしたらしい。今朝の東京は雲の切れ間から青空を覗かせながらも雨が降ったり止んだりしていたナ。昨年よりも11日も早い梅雨入りだそうだ。

これから、湿度がどんどん高くなり蒸し暑い季節の到来だ。

毎朝歩く公園では、まだ時鳥(ホトトギス)の啼く声が聞こえない。昨年は5月24日に目黒不動尊で確認したが、今年は留まらずに通り過ぎてしまったのだろうか。

それでも、この春に生まれたばかりの四十雀(シジュウカラ)やコゲラの幼鳥が若い声で啼き、親鳥から餌を貰っている姿を見かけると嬉しい気持ちになる。
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四十雀の赤ちゃんは、まだ胸の黒いネクタイが薄い。
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嘴(くちばし)もまだ黄色いのだナ。可愛いネ。
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小さなコゲラもやっと自力で虫を捕り始めた。

これから雨が多くなり、街も蒸し暑くなってくる。公園散歩もキビシイ季節の到来だナ。

    路地裏の匂ひ変りて梅雨に入る   八十八

     ◇         ◇         ◇
閑話休題。

日曜日の軽井沢は東京と同じくらいの陽射しだった。
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軽井沢野鳥の森では、彼方コチラからキビタキの囀(さえず)りが聞こえて来る。

湯川沿いの小瀬(こせ)林道を歩く。東京では聴けなかった時鳥(ホトトギス)も沢山啼いている。あの独特の啼き声は「ホットットトギス!」とか「特許許可局」なんて云われているが、本当にそう聞こえるから面白い。

風に揺れる樹々は、黄みどり、みどり、深みどりと初夏のグラデーションを彩り、思い切り深呼吸出来るのだナ。

   目には青葉 山ほととぎす 初鰹

山口素堂が詠んだ有名な一句だネ。一年で一番過ごし易い五月の晴れ間、いつもこの句が浮かぶ。

目に映る青葉を愛で、山から聞こえて来る時鳥の声に耳を傾け、縁起の良い初モノの鰹を舌で味わう。清々しいこの季節を、人間の五感の中の視覚、聴覚、味覚で実に見事に表した句なのだナ。
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路面で羽を休めるオニヤンマをパチリ!
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ミソサザイの沢へと林の中を分け入るとコミスジ蝶を見つけた。

すると美しいミソサザイの囀(さえず)りが響く。
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小さい姿に似合わず大きな美声で啼くのだヨ。
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尻尾をピンと立てて啼く姿は本当に可愛い。
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ミソサザイに別れを告げて、再び森を歩いた。

夕方まで野鳥を探して歩き、『トンボの湯』でひとっ風呂浴びた。
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サウナでじっくり汗を流せば、東京での疲れも忘れる。

『村民食堂』で湯上がりのビールをグビリ。
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もちろん、軽井沢高原ビールだネ。

温泉裏の林では樹の上高くにアオサギが子育てをしている巣があった。
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大きい鳥だから、迫力があるなぁ。

夕暮れの軽井沢駅舎では、イワツバメの群れが飛び廻っていた。
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この辺りで営巣したのだネ。

さて、市内に戻り夕食は馴染みのレストラン『Ogosso』へ。
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軽井沢に来る愉しみのひとつが、此処オゴッソなのだ。

先ずは、小さなジョッキでカンパイ!
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コレ、ショット用なんだよネ。
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大皿に並んだオススメを店長の斉藤さんに説明戴いた。

どれもが美味しそうなので、少しづつ合い盛りにして貰ったのだナ。

此処は地場の野菜や鶏肉、豚肉を大事にしている。此処のシャモスキ鍋は、一度食べたら病みつく美味さなのだ。

今回は色々食べたかったので、鍋はやめた。前菜は12種類の登場だ。
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霧積しめじのレモンマリネ、行者にんにくの肉だんご、ワラビのピリ辛炒め、舞茸のチジミ、シャモのレバニラ、えび団子、ラッキョウの天ぷら等々、何れも箸がススむ。

ビールから日本酒に切り替えた。先ずは唎き酒セットで。
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千曲川最上流の倉元、黒澤酒造の「黒澤」純米無濾過生原酒、そして特別本醸造「八千穂」、限定酒「くろさわ」の三種類。

此処は信州ぎたろう軍鶏(シャモ)を使っている。伊那郡辰野町の林種鶏場、林さんが手塩にかけて育ている抜群のシャモなのだ。

そのシャモの骨の回りのスペアリブを蒸し器で蒸したのも逸品だ。
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これは、手で持ってかぶりつくのが一番だ。
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続いて、海老とモッツァレラの包み揚げの登場だ。
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こちらは、ヒマラヤひら茸のバターソテー。
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これも酒がススむススむ。
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純米酒「岩清水」を戴いた。
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漬け物が良いアテだナ。
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斉藤さんオススメの酒は実に旨かった。
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この日は『Bar アマノ』の自家製グラタンが食べたかったので、〆の一品にした。
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〆は、プレミアムポークの照り焼き丼だ。店主の俊ちゃん、この日も絶好調だったなぁ。他のお客さんも笑いっぱなしだったものネ。

「オゴッソ」とは信州の方言で、ご馳走のこと。本当に毎度々々、美味しいご馳走ばかり。ご馳走様でした。

再訪を約束し、タクシーへ乗り込んだ。続いて向かうは、軽井沢本通りを旧軽軽井沢方面へ。
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目指す酒場『Barアマノ』へ到着だ。
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タンカレー・ジンのオン・ザ・ロックを戴き、天野さんとの再会を喜ぶのだナ。
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天野さんは初夏から冬の初めまで軽井沢でバーを営み、それ以外の季節は四国で過ごしている。

この酒場のアイドル小雪もまた今年も一緒に軽井沢にやって来た。
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逢う度に丸くなっている気がするが、相変わらず可愛いのだネ。
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熱々の特製グラタンも焼き上がった。
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ジンのお代わりもススむ。

いつの間にか小雪が僕らの間にお座りしていた。
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この顔に癒されながら軽井沢の夜が更けて行く。
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小雪は、カミサンに好き放題遊ばれている(笑)

〆の一杯を飲み干して、バーを後にした。天野さん、また次回まで。

外に出ると少しだけヒンヤリとしていた。これが軽井沢なのだ。初夏の闇が森閑と辺りを包み込んでいる。
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夜空を見上げると、まぁるい月が浮かんでいた。
by cafegent | 2013-05-29 15:29 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
五月ももうあと僅か。今日の東京は陽射しも弱く、涼しい風が樹々の薫りを運んでる。それでも自転車のペダルを漕いでいると汗ばんでくるのだナ。

暦では「初夏」だが、九州や四国では梅雨入りをしたらしい。四国では、昨年より6日間も早かったのだネ。

先週の金曜日からカミサンが軽井沢出張に出ていたので、日曜日から一泊でボクも軽井沢へと旅をした。

朝、東京駅へ到着すると真っ先に駅地下の『グランスタ』へと向かう。

此処には朝7時から営業している『はせがわ酒店』が在る。
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七人掛けのカウンターには旅に向かう前にワインを嗜んでいる女性やご常連らしき御仁が三人程居た。

店の方にオススメを伺い、先ずは山形の亀の井酒造が造る「くどき上手 おしゅん」から。
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発泡性の酒で、辛口のスパークリングワインの様だ。朝の一杯目に良い酒だナ。

続いて、伊達ノ軍用御用酒「戦勝正宗」を戴いた。
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袋搾りの特別純米は、かなりしっかりした味わいだった。
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ちなみにこの題字は、伊達家18代当主の書だそうだ。

蛍いかの沖漬けをアテに酒がススむ。
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戦勝正宗をお代わりし、ご馳走様。

酒場を出たら、すき焼の老舗『浅草今半』へ。

いつもは全国の駅弁から選ぶのだが、今回は東京の味で旅に出る事にした。
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今半の牛肉弁当は、エキナカなのに店内の厨房で出来立てホヤホヤのお弁当を提供してくれるのが嬉しい。

創業明治28年の老舗のお弁当は、甘辛く煮た牛肉が温かいご飯に沁みて実に美味い。
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焼き豆腐と紅ショウガ、そしてグリーンピースもなんだか懐かしい。

旅は駅を出る前から始まるのだナ。
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さぁ、居酒屋新幹線の出発だ。

実は今回はチト奮発をしてしまった。前日から今半のお弁当を買おうと決めていたのだが、『駅弁屋 祭』の前を通ると「平泉うにごはん」をその場で作って居たのだヨ。
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これは買わずにはいられない。と、駅弁ダブル攻撃をしてしまった。
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ギッシリと詰まったウニが甘くて美味かった。

朝の日本酒も程よく旅を盛り上げてくれ、軽井沢駅へ到着した。
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今回はカミサンが終日仕事だったので、一人で野鳥を探す旅となった。

駅前から無料シャトルバスに乗り、星野リゾートへ。

そう云えば、三菱地所の誘致により、丸の内に純和風造りの『星のや東京』を建てるそうだネ。地下深くを掘って温泉を引くそうだ。まぁ、日本を訪れる海外のセレブリティにはウケるだろうネ。
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さて、星野リゾートに着いたら、「野鳥の森」でアル。

この続きは、また明日!さぁ、呑みに出よう!
by cafegent | 2013-05-28 16:29 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
爽やかな風が五月の空を駆け抜けて行く。今年も16日の御心霊入れから浅草「三社祭」が始まった。
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毎年、この季節が来ると心躍る仲間たちが集うのだ。
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行きつけの酒場『簑笠庵(さりゅうあん)』では雷門田原の町内神輿を担ぐ酒朋が酒を片手に待機する。

毎年、寿一丁目に店を構えていたミヤッチと祭りを楽しんでいたが、あのイナセな姿はもう見られない。
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昨年の祭りには車椅子で駆けつけてくれたが、その二ヶ月後に他界してしまったからだ。

ミヤッチの店は、そのまま友人のカオルちゃんが引き継いでくれたので、今年もまたミヤッチを偲び三社祭に集まった。
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ミヤッチのご家族はまだ喪が明けてないので来られなかったのだが、今年は19日の日曜に一之宮の本神輿が寿一丁目を通るので昼から酒を持参して訪れた。

朝6時の宮出しから始まり、仲見世を抜け雷門田原町では酒朋キクさんが担いだ。
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約一時間程押して午後2時半、一之宮の本社神輿を一本足の高下駄を履いた天狗様が先導してやって来た。
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そして御神馬に乗った宮司さんが赤い傘のお供を従えて闊歩する。
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さぁ、それに続けとばかり威勢の良い掛け声と共に本神輿が現れた。
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青空の下、祭囃子が風に乗り、平太鼓が通りを沸き立たせる。
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次から次と「寿一」の祭半纏を纏ったか継ぎ手が入れ替わる。
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きっとミヤッチも金色に輝く鳳凰に乗って天国から神輿を担ぎにやって来ていた筈だ。

祭りの時の人々の一体感は、なんて素晴らしいのだろう。
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喧嘩祭りとも呼ばれる三社だが、地元の連中は実に格好良くエネルギッシュに祭りを盛り立て神輿を担ぐ。ほんの一瞬の出来事なのだが、浅草界隈の氏子四十四ヶ町の皆さんは町内神輿と本神輿が無事に通ることを願って一丸となるのだナ。
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神輿の余韻を残したまま、通りでは帯を解いた連中が良い笑顔で歩いてた。氏子のカオルちゃんはすっかり酔いが回ったのかソファに寝てしまった。
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そんな訳で、カオルちゃんを一人残し我々は雷門の酒場『簑笠庵』へと移動した。
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この辺りは午前10時半頃に本神輿が通ったので、今はもう外で皆穏やかに酒を酌み交していた。
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簑笠庵名物のアジフライを肴に酒がススんだ。
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山本さん、京子さん、ご馳走様でした。
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開け放たれた戸の向こう側、緑の暖簾が風に揺れている。
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江戸切り子の酒グラスの青が、近づく夏の予感を運んでくれた。
by cafegent | 2013-05-22 11:46 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
日曜の朝からカミサンと二人で旅に出た。夜に降った雨が路面を濡らしていたが、陽射しも強くなりだしていた。
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戸越銀座駅のホームで電車を待っていたが、既に心が弾んでいる。もう此処から旅は始まっているのだナ。
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線路の枕木の方から雀の啼く声が響く。小さな雀たちに見送られながら東京駅へと向かった。
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駅で朝飯の駅弁を選び、缶ビールも買った。
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先ずは、MAXときで越後湯沢まで。
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米沢牛のすきやき弁当は昔懐かしい包装紙に思わず手が伸びた。
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さぁ。居酒屋新幹線のスタートだ!

そして、宮城のうにめしだ。
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ウニを混ぜて炊き込んだご飯が実に風味豊だったナ。
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蒸しウニといくらの醤油漬けもビールがススんだ。

すきやき弁当は牛肉も柔らかく汁が沁みたご飯が美味かった。
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付け合わせのレンコンや飛竜頭も良し。
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車窓から降り注ぐ太陽がビールを更に美味くする。むふふ!
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越後湯沢からは特急はくたかに乗り換えだ。
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ホームで暫く発車を待つ。
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上を見上げると空高くツバメが数羽飛んでいた。

さぁ、越後湯沢を出発だ。
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車窓では長閑な田んぼの風景が広がっていた。
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直江津を過ぎると日本海が広がっている。
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自然の風景が酒を美味しくさせる。暫くすると山側に雪に覆われた立山連峰が見えて来た。
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雄大な景色を眺めながら列車は金沢へと向かうのだ。

約二時間半で加賀百万石の城下町、金沢へ到着した。
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この日の金沢は夏の陽気だった。
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ホテルにチェックインし荷物を置いたら街へ。

のんびりと歩いてひがし茶屋街へ出た。
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城下を流れる浅野川、その傍らに軒を連ねていた茶屋の中で一番賑わいを見せていたのが加賀藩公認の花街「ひがし茶屋街」なのだネ。
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初めて金沢を訪れたのは、もう30年も前だったナ。小松出身の友人が案内してくれた。それからは、何度か社用で来ていたが飛行機での移動が多かった。

20年程前に加賀友禅の仕事で訪れた時、地元の社長さんがこのひがし茶屋街の『懐華樓』と『金城樓』に連れて行ってくれた。
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冬に訪れた『金城樓』では、旬の香箱蟹に舌鼓を打ち、金沢芸妓の粋で華やかな舞りやお囃子を堪能したナ。

今回は夜のひがし茶屋街は行かずに日中を歩いた。
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浅野川大橋を渡り、洋食の『とどろき亭』でランチをとった。
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能登牛と能登豚のハンバーグは、ジューシーで中々美味かった。
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カミサンの選んだ能登豚カレーは、まぁホテルのカレーライスって感じの品のある味だった。
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もちろん、美味しかったヨ。
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昼間の茶屋街は初めてだったが、ツバメの多いことに驚いた。
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木虫籠(きむすこ)と呼ばれる美しい出格子を残す家々の軒下に沢山のツバメが巣を作っていた。
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まるで街とツバメが一体化しているようだった。
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此処『十月亭』も料理が美味しい店なのだナ。
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この日はやたらと外国人観光客が多かったが、金沢港に超大型クルーズ船サン・プリンセス号が初入港したんだとサ。
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800人ものお金持ちが一斉にひがし茶屋街を訪れた訳だ。
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兼六園の来場数も大幅に増え、金箔屋や九谷焼きの店でも可成りのお金を落としていったらしい。円安効果により、金沢の街に特需をもたらしたのだナ。

僕らも『玉匣』(たまくしげ)にて、金沢の工芸家の作品を観て、秋友騰尊(のぶたか)さんのガラスの器を三つ買い求めた。
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これから来る夏に向けて涼しげな器だ。届くのが待ち遠しい。

ひがし茶屋街を後にして『金沢21世紀美術館』へ向かった。
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歴史ある金沢城址と兼六園、本多の森から連なる街の中心部に、コンテンポラリーアートを堪能出来る美術館が誕生した。
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丸いカタチをしたアート空間は地元の人々から「まるびぃ」と親しまれている。
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光庭に常設展示されているレアンドロ・エルヒッヒの作品「Swiming Pool」、通称「レアンドロのプール」は地下に降りてプールの内部に入る事が出来る。
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プールの内と外から生まれる奇妙で楽しいコミュニケーションが面白いのだネ。
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子供たちも不思議そうに覗き込んでいたネ。
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ジェームズ・タレルの「Blue Planet Sky」は天井が四角く切り取られ、光の移ろいを体感出来る。
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日が暮れる前に見れて良かった。

美術館のコレクション展「ボーダーライン」を拝見した。ドイツのレベッカ・ホルンや小谷元彦などの作品と共に、京成立石で時々酒を酌み交す彫刻家の北川宏人さんのテラコッタ作品が数体展示されていた。ロンドン在住の写真家横溝静(よこみぞしずか)の写真作品と一緒に展示された空間では、凛とした空気が流れていたナ。
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こちらは、ヤン・ファーブルの「雲を計る男」だ。

陽が暮れ始めた。
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石川近代文学館の赤煉瓦を通り過ぎて、香林坊方面へと歩いた。
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最初は『酒房猩猩(しょうじょう)』に伺いたかったのだが、日曜日だったのでお休みだったのだ。
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そんな訳で、今回は金沢のおでん文化を堪能することにしたのでアル。

夜の部はまた明日ネ!
by cafegent | 2013-05-14 17:02 | ひとりごと | Trackback | Comments(2)
   みどり児と蛙鳴く田を夕眺め  中村汀女

聖書では、「みどり児」とは生まれたばかりの赤ちゃんのことを指すのだが、我が国の辞書「広辞苑」では三歳くらいまでの小児のことと記されている。

汀女が詠んだ句では、物心がつき始めカエルの鳴く声や夕陽が落ちる田んぼの光景に興味深々な幼子の姿が眼に浮かぶのだナ。

七十二候では、蛙始鳴(かわず、はじめてなく)頃。蛙がはじめて鳴く時季が来た。カエルは害虫を食べてくれるので、農家では水田の保全に役立ち、田んぼの神様の使いとして崇められたとも聞く。

   初蛙 今年も来たと 酒を酌む    八十八

先日、土から出て来たばかりのヒキガエルを「待ってました!」とばかりにカラスがヒョイッとクチバシを開けてさらって行った。
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冬眠から覚めたばかりだというのに「自然界」とはそんな物なのだネ。

暦では立夏を迎えたネ。東京は暖かい風が吹く穏やかな気候が続いているが、北海道では季節外れの雪になった模様。

五月は「薫風」と云う言葉が本当に似合うのだナ。朝干した洗濯物が風にそよぎ、午前中の内に乾き出す。我が家では鯉のぼりなど出さないが、春風に舞う洗濯物を眺めているだけで心地が良い。
     ◇          ◇          ◇
五月五日は「端午の節句」だったネ。
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いつも行く公園でも子供たちが元気良く駆け廻り、レジャーシートを敷いた家族連れが数多くピクニックを楽しんでいた。

この黄金週間はカミサンがずっと浜松に出張していたので、ボクは一人で朝から公園で野鳥観察ばかりしていた。冬鳥が去り、少しづつ夏の渡り鳥が入って来始めたり、留鳥が営巣し子育てをし始めてきた。
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今年初のセンダイムシクイの囀(さえず)りを確認し、林の中を分け入って撮影することが出来たし、キビタキの姿も撮ることが出来た。

朝9時からカメラ片手に公園を歩き回ったので、午後は一人ブランチを愉しんだ。

カミサンの実家から送られて来た野菜を細かく刻み鶏肉と煮込みポトフ風に仕込んだ。
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今回は、温かい珈琲もサーモスに入れて来た。
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トーストしたパンにマヨネーズで和えた茹で卵を挟みサンドウィッチを作った。
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近所の肉屋さんで揚げたての海老カツを買って来て、レタスと共にトーストで挟んでみた。
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公園では母子たちがBBQを楽しんでいたので、その隣りのテーブルを使わせてもらった。休肝日だったので、ノン・アルコールビールだったが心地良い休日となった。
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食後はゆったりと珈琲の薫りに癒された。

ブランチを終え、また公園を歩いていると今年初めてのモンキアゲハ蝶を見つけた。
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じっと葉に止まっていたので、パチリ!
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陽が暮れる前に公園を出て、白金の覚林寺まで「清正公(せいしょうこう)さま」をお詣りに出掛けた。二歳から十二歳までこの地で育ったので、毎年子供の日には「清正公さま」に行き、菖蒲の葉を買って来た。

幼い頃は当然のことながら、境内の露店のお好み焼きや飴細工が楽しみだったのだが。

家に戻り菖蒲湯にゆっくりと浸かった。
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思い過ごしだとは思っているが、菖蒲湯や柚湯はいつも以上に躯が温まると思っている。
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壁の浮世絵も堀切の菖蒲園に架け替えた。

この日は休肝日だったので、お茶を煎れ一人かしわ餅を戴いた。
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味噌餡と粒餡を両方とも平らげて、悦に入りながらたまっていた映画を観て夜を過ごしたのでアール。

   薫風に 洗濯物も ダンス哉    八十八
by cafegent | 2013-05-09 17:33 | ひとりごと | Trackback | Comments(1)
今朝の東京は窓辺から差し込む陽射しも眩しく、ヨシキリのさえずる声で目を覚ました。

外に出れば爽やかな初夏の風が薫り、穏やかな青空が街を包み込んでいた。道往く人達の足取りも軽やかで、短い影が後ろで弾みながらついてくる。

街を颯爽と歩く女性はつばの広いパナマを冠り、浅黄色の麻のワンピースが風に揺れている。ゆらゆらと踊るワンピースが、樹々の緑に映えていた。実に東京らしい光景なのだナ。

この季節、夏服に粋な帽子姿の女性を見かけるとアーウィン・ショーの短編小説「夏服を着た女たち」が思い浮かぶ。そして、そのイメージはそのまま4年前に亡くなった旧友ひとみ姐さんに重なるのだ。
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短編なので、毎年この時季になると読み返しているのだが、昨年誰かに貸したままになっていたナ。本格的な夏を迎える前に返して貰うか。

陽の当たる大通り、風を駆って歩きたいと麻のジャケットを買った。
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打ち合わせが有るから羽織るのではなく、街路樹の木漏れ日の中、新緑の蒼さとのコントラストを愉しみたいから羽織るのだナ。

初夏の陽射しが少し翳ってきたら、酒場の扉を開けて冷えたビールを飲もう。生暖かい風が窓から店内を通り抜け、壁の短冊を揺らして行く。梅雨前の東京はこんなにも素敵な街なのか、と再認識させてくれる季節なのでアル。
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     薫風の通り抜けたる昼寝かな    八十八

     ◇          ◇          ◇
閑話休題。

今週の月曜日、BS−TBS夜9時から放映中の『吉田類の酒場放浪記』の中で、先日撮影したCMがオンエアされた。

『日本蒸留酒酒造組合』の甲類焼酎推進の広告なのだネ。五月は梅酒を仕込む時季なので、それに合わせて制作された。

いつもは上から下まで黒い衣装の類さんなのだが、今回はそのイメージを一新して爽やかな白でのご登場でアル。
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今回の撮影で驚いたのは、この梅だ。
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青々とした梅の実は撮影時期にはまだ実っていない訳だから、これは精巧な作り物なのだネ。触った完食も本物そっくりで、美術の方の凄い技に感動しまくりだった。
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まるで、いつもの酒場の様だったナ。
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テレビCMの他に新聞広告のスチール撮影も同日に行われたのだが、スタッフも類さんも実にスムーズに進行し、予定時間を大幅に短縮しての撮影終了となった。
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類さん、お疲れさまでした!

最後はスタッフみんなで記念撮影をパチリ!
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最近はグラフィックばかりだったので、僕も久しぶりのCFだった。代理店の担当者も長年一緒に仕事をしてきた仲間なので、安心して進行出来た。

今後、新聞広告も順次出稿されるので、NMBE(のんべい)の皆様は愉しみにしてくださいナ。

また、組合ではWEB上でのキャンペーンも開催しているので、こちらも是非!
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「焼酎SQUARE」のサイト
by cafegent | 2013-05-08 16:46 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)