東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

カテゴリ:ひとりごと( 460 )

東京の夏の風物詩、「みたままつり」に出掛けて来た。
b0019140_15123276.jpg
いつもは大勢で集まるのだが、今回は四人と少なかったので、飯田橋駅前で集合し先に一杯ひっかけることにした。

向かった先は餃子の名店『おけ以』だ。
b0019140_15124612.jpg
待つこと覚悟だったが、テーブルが空いていた。むふふ。

暑い夏、何と言ってもギョービーでアル。焼きたての餃子と冷えた瓶ビールを戴くことにした。
b0019140_15135822.jpg
先ずは、カンパイし乾いた喉を潤すのだナ。
b0019140_15142113.jpg
Qちゃんとマタェモンさんは良く来ているらしいが、僕は久しぶりの訪問だった。

さぁ、自慢の餃子が焼き上がった。
b0019140_15141915.jpg
此処の餃子は焼き色の付いた部分はパリッとこんがり、餃子同士がくっ付いた部分は柔らかくモチッとしている。そして、一口噛むとジュワッと美味しい肉汁が溢れ出す。これは、もう何十年も変らないのだナ。神保町からこちらに移転して来て何年が経つのだろうか、ハテ?
b0019140_15154375.jpg
ニラレバとレバモヤシも戴いた。これでビールがススむススむ。
b0019140_15152586.jpg
此処のレバモヤシを食べていたら、芝大門の『味芳齋』のピーマンレバーを思い出した。近々、久しぶりに訪問しようかナ。

小腹を満たし、いざ靖国神社へ。
b0019140_15183650.jpg
例年以上の人出に驚いた。
b0019140_15185184.jpg
大鳥居から盆踊り会場となっている大村益次郎像まで辿り着くのに一体何分かかったのだろうか。

夏の夕暮れ、空の色の移ろいに数万個の灯篭が美しく光り輝いている。
b0019140_15202364.jpg
軒を連ねる屋台の賑わいも、懐かしい夏の縁日の風情そのままに残っている。
b0019140_15211131.jpg
但し、これだけ混み合っていると若いコがジャガバターを持ったまま、こちら側に転ばないで欲しいと切に願うばかりでアル。
b0019140_15213687.jpg
暫らく盆踊りを愉しみ、先へ進んだ。
b0019140_15222838.jpg
夏の夜は、外で飲む酒が旨いネ!
b0019140_15292247.jpg
例年ならば、この後「お化け屋敷」や「見世物小屋」の蛇女こと小雪姐さんに逢いに行くのだが、今回はスルーした。
b0019140_15273250.jpg
七夕飾りの揺れる第二鳥居の先が神霊が鎮まる本殿だ。
b0019140_1528910.jpg
鳥居の向こうでは、半月が美しく輝いていた。
b0019140_15281936.jpg
拝殿にて社頭参拝を終え、早々に激混みの靖国神社を出ることにした。
b0019140_15302641.jpg
途中、九段下辺りで選挙運動中のドクター中松氏に遭遇。
b0019140_15283950.jpg
この方も実に元気だネ。

そして向かうのは、神保町の酒場『兵六』だ。
b0019140_1532228.jpg
変らぬ提灯が風に揺れている。

時間的に一番混んでいる時だったが、何とかコの字カウンターに座ることが出来た。
b0019140_15315430.jpg
ビールは飲んで来たので、こちらではさつま無双の白湯割りを戴いた。
b0019140_15323213.jpg
僕が初めて神保町の酒場『兵六』を訪れたのは、まだ20代前半だった。

当時、サラリーマンになって数年が経ったばかりの若造が、この酒場の暖簾を潜れる訳がない。だが、京橋の本社で働く先輩に連れられて来たのが始まりだった。

当時、八重洲に小さなビヤホール『灘コロンビア』と云う店があった。
クリーミーな泡が自慢の生ビールは、誰もが虜になり軽く3杯か4杯は喉を通ったものだ。

灘コロを大層気に入った僕を見て、その先輩がタクシーを拾い神保町へと移動したのだ。駿河台下でタクシーを降り、神保町すずらん通りを進み、富山房ビルの角を右へと曲がると大きな提灯が風に揺れていた。
b0019140_15353799.jpg
筆文字で描かれた「兵六」の文字は,今より野太い字だったナ。

その頃の『兵六』は、まだ初代店主の平山一郎氏がコの字カウンターの中に鎮座していた。煙草を燻らしながら、酒を頼む都度に両頬が僅かに上に向いたのが印象的だった。先輩を含め、その頃のお客たちが皆声を揃えて、店主は怖くて笑う顔など見たことが無いと云うのがもっぱらの評判だったのだが、それは違った。

襟を正して、素敵な呑みっぷりの客に向かっては、愛想良く笑顔で言葉を交わしていたのを覚えている。

内田百閒の小説「阿房列車」を愛読していた僕は、『兵六』の店主の名前が妙に心に残ったのだ。あの小説の中で雨男として知られる「ヒマラヤ山系」こと小説家の平山三郎と名前がかぶったのだナ。

鉄道の旅が好きになるきっかけを作った奇妙な鉄道同上ルポは、旅の途中で見舞われる雨の度に思い出されたが、平山三郎の名前をことさら印象づけたのだった。

そんな平山三郎と一文字違いの『兵六』店主は、さらに強烈な印象を僕の記憶に留めた。あれから随分と永いこと、此処の暖簾を潜ることが無かったが、酒朋のライター森一起さんに願い出て再び神保町の酒場を訪れる機会を得た。以来、毎週の様に此処で酒を酌んでいるが、三代目店主の柴山真人さんは初代の酒場スピリットをしっかりと受け継いでおり、とても居心地の良い酒場へと進化させていた。これは、もう実に嬉しい限りでアル。

本当のことを云えば、この三代目の名前こそ、件(くだん)の平山三郎と初代店主平山一郎を繋ぐ架け橋となって、「平山二郎」であって欲しかった。(まぁ、そんな訳はないのだが....笑)

七月も半ばの半月が輝く「みたままつり」の夜、そんな兵六の思い出が蘇ったのであった。
by cafegent | 2013-07-17 15:47 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
今日の東京は気温も下がり、連日の猛暑から少しだけ開放された。

七十二候では「蓮始開」(はす、はじめてひらく)の頃。蓮の花が咲き始める時季が来た訳だ。上野の不忍池でも蓮の花が見事に咲いていることだろうナ。
b0019140_14502088.jpg
毎年、この時季が来ると早起きをして不忍池へ行く。蓮の花を堪能したら、朝6時開店の『燕湯』へ。
b0019140_14523454.jpg
此処の熱い湯で、朝風呂を楽しむのでアル。風呂で汗を流したら、もちろん朝酒だ。

上野駅方面へ歩き、立ち飲み『たきおか』へ。こちらも朝7時から開店の早起きにウレシイ酒場なのでアル。

     酔ひふしのところはここか蓮の花   良寛
b0019140_14504587.jpg
酒好きの良寛さんは、酒を詠った句が多い。酒に酔っていつのまにか寝てしまった場所は此処だったのか。蓮の花に囲まれて、まるで極楽浄土にでも居る様な心地だったと詠んだのかナ。
     ◇          ◇          ◇
さて、梅雨が明けて夏真っ盛りとなったが、今年も浴衣を出してみた。
b0019140_1456572.jpg
浴衣に袖を通しただけで、夕涼みの心地になれるのだから不思議だネ。

先日も馴染みの酒場に浴衣姿で出掛けて来た。
b0019140_1504415.jpg
酒朋マタェモンさんなどいつもの面々が集う。
b0019140_1545084.jpg
午後4時口開けの野方『秋元屋』、先ずはサッポロ赤星で喉の渇きを潤した。
b0019140_14571439.jpg
あぁ、ビールが旨い季節だネ。
b0019140_14575176.jpg
アテはキャベツの味噌マヨだ。
b0019140_151564.jpg
毎週、此処で会う酒朋たちとの愉しいひととき。
b0019140_151252.jpg
ビールの後は、三冷ホッピーを戴いた。
b0019140_1458588.jpg
気心しれた仲間たちと飲む酒の、なんと旨いことか。
b0019140_1572488.jpg
美味いもつ焼きの串もススみ、酒のおかわりも続いた。
b0019140_14541161.jpg
まだまだ暑い日々が続く東京の夏。

そろそろ、この「錣山」(しころやま)の相撲浴衣の反物を仕立ててみようかナ。
by cafegent | 2013-07-16 15:09 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
四十雀が濡れそぼち、木の上で羽を乾かしていた。
b0019140_14431893.jpg
梅雨も後半となり、外は可成り湿度が高いネ。

晴耕雨読、雨降りの日は読書に限るのだナ。

時代小説の人気作家、佐伯泰英氏が初めて書いたエッセイ「惜櫟荘だより」を読んだ。
b0019140_14442188.jpg
10年ほど前に熱海の高台の温泉地に仕事場を構えた著者は、隣りに建つ惜櫟荘の存在を知った。
b0019140_1458245.jpg
近代数寄屋建築の巨匠、吉田五十八(いそや)が設計した和風建築の別荘は、岩波書店の創業者岩波茂雄が昭和16年に建てたものだ。
b0019140_14575185.jpg
土地と相模湾の間には大きな松の林があるが、その手前の土地に大きな櫟(くぬぎ)の老木が植わっていた。岩波は、この櫟の木を切らずに別荘を建てる様に吉田に命じたそうだ。この櫟の木を岩波茂雄が惜しんだことから「惜櫟荘」の名が付いたのだネ。
b0019140_1551354.jpg
岩波茂雄は相模湾を望むこの土地にどの部屋からも海を眺められる様に設計を依頼した。たかが30坪の小さな建築物なのだが、吉田五十八が凝りに凝って設計した数寄屋建築でアル。
b0019140_14585959.jpg
完成した洋間からの眺望がしっくりこないと吉田は、職人を呼んで天井を四寸下げる手直しを命じたそうだ。漆喰を塗って仕上げた聚落土の天井を全部剥がしてもう一度4センチも下げるのだから大変な作業なのだ。感覚の人、吉田五十八ならではの発想だ。
b0019140_151462.jpg
佐伯氏が熱海に仕事場を移して5年程経った頃、岩波の代理人がこの別荘を手放すことになったと知らされた時、この歴史ある家が消えていくのを見過ごすことが出来ず、自らが買い取り完全修復し保存することを決めたのだ。

70年前に建ったこの家を一旦全て解体し、地盤の強度を補修した後は約9割りを現状の部材で修復を行った。その為に佐伯氏は吉田五十八の薫陶を受けた建築家・板垣元涁氏をはじめ、昭和46年(42年前)に一度だけ行われた別荘の修理を引き受けた水澤工務店の助力を得て、修復作業に取りかかることになった。
b0019140_153454.jpg
「七十年の歳月が加えた景色、古色」は大事にすべきと云う考えから、「なにも足さずなにも削らず」という修復の基本路線を固めた。
b0019140_15114546.jpg
そして、二年余の歳月をかけて、見事に建築当時の姿に蘇ったのだナ。

この「惜櫟荘だより」は岩波書店の広報誌「図書」に二年にわたり連載されたエッセイを岩波書店から書籍化された本だ。佐伯泰英初のエッセイ集は、氏が惜櫟荘を手に入れるまでの経緯や二年余りの修復作業の記録、自身のガン闘病、そして人気作家になる以前の写真家としてスペインで暮らしていた頃の回顧録で綴られている。

文庫本と云うカタチを最初に創ったのが岩波茂雄であり、今では文庫本は普通に定着している。そして、「時代小説文庫書き下ろし」という新たなスタイルを確立して大ベストセラー作家となった佐伯泰英。
b0019140_1573310.jpg
何とも数奇な「文庫」という繋がりで前者が惜櫟荘を建て、後者がそれを守ることとなった。

今まで「居眠り磐音」や「古着屋総兵衛」シリーズなど佐伯泰英の小説は読んでいたが、この本を読んでこの作家が益々好きになった。
b0019140_1571980.jpg
この15年間で180冊余りもの著書を発表し、累計販売部数が4千万部というから凄いとしか言いようがない。

佐伯氏は60歳を過ぎてからベストセラー作家となり富を得た。そして、その金を惜しみなく惜櫟荘の修復保存に費やすのだから大した人だ。
b0019140_1449392.jpg
さて、先月買いそびれていた居眠り磐音の新作『徒然ノ冬-居眠り磐音江戸双紙(43) (双葉文庫)』でも読むとしようか。
by cafegent | 2013-07-05 15:13 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
b0019140_12252122.jpg
七月は、文月(ふみづき)や穂含み月(ほふみづき)とも云う。
b0019140_1252898.jpg
「文月」は七夕の日に短冊に願い事や詩歌を書くことから、習字が上手くなるようにと願いその短冊を笹に飾る風習に由来している。

「穂含み月」は、田んぼの稲の穂が膨らむ(含む)時季だからとされる説なのだネ。

女郎花月(おみなえしづき)とも呼ばれるが、これはそのままオミナエシの黄色い花が咲く時季だからだ。
b0019140_12255752.jpg
ただ、実際には8月から9月頃に咲くのかナ?秋の七草さものネ。

梅雨明けまでもう少しだろうが、今日の東京は湿度が高い。
b0019140_1225630.jpg
霧雨が街を覆っているが、雨露に濡れた紫陽花や朝顔は美しいのだナ。

今週の土曜日から入谷朝顔まつり、いわゆる「朝顔市」が始まる。
b0019140_12373983.jpg
鶯谷の駅から入谷鬼子母神方面に歩いていいくと、活気溢れる朝顔商の呼び声が響き、鬱々とした梅雨空を忘れさせてくれる。「四万六千日 浅草ほおずき市」と並んで東京下町の夏の風物詩なのだネ。

毎年、仕事で世話になっている方々に贈るお中元は、入谷の朝顔にしている。ビールや石鹸の詰め合わせなど他方から沢山届くだろうから、一人位は朝顔を贈るのも良いだろうと、ネ。

     朝顔の今や咲くらん空の色    漱石
b0019140_12525569.jpg
    ◇          ◇          ◇
閑話休題。

今週も毎日馴染みの酒場へと足が向く。

先日は神保町へ。
b0019140_12362674.jpg
『ユーロスターカフェ』にて旨いクラフトビアを戴く。
b0019140_1233699.jpg
一杯目は岩手のビアレン醸造所が作るピルスナーから。

続いて戴いたのは、小西酒造が造るクラフトビア「夏みかん」だ。
b0019140_12334353.jpg
柑橘の爽やかな酸味が鬱陶しい梅雨の湿り気を拭ってくれるのだナ。

ビールを二杯で切り上げ、神保町古書街の裏路地に佇む酒場『兵六』の暖簾を潜った。
b0019140_123225.jpg
先程ビールを飲んだので、此処ではさつま無双を戴く。

此処の芋焼酎は一年を通じて熱燗で出てくるのだ。お猪口と共に小さなアルマイトの薬缶も添えられる。
b0019140_124001.jpg
其処には白湯が入っている。温かい芋焼酎に湯を加え、自分好みの味にするのだナ。時おり窓から吹き込む風も湿り気を帯びていた。

『兵六』にお邪魔する際には扇子(せんす)か団扇(うちわ)が必需品だ。
b0019140_12314837.jpg
特にコの字カウンターの一番奥に座ってしまうと風が通らないからネ。
b0019140_12315781.jpg
独りで来ても、馴染みの顔が集うので会話も弾む。
b0019140_12331579.jpg
こんな変らぬ日々が一番愉しいひとときなのでアル。
by cafegent | 2013-07-04 12:40 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
    水無月の虚空に涼し時鳥(ホトトギス) 子規

六月は「水無月」(みなづき)と云う。旧暦の六月は梅雨明けの時期なので、「水が無い月」との説がある。

水無月の名の通り、今年は空梅雨が続き、各地で深刻な水不足が続いている。テレビのニュースでは、各地のダムの貯水量が例年を大幅に下回っていると伝えていた。四国の早明浦ダムでは貯水率60%で、取水制限に入るそうだ。農家などが心配だネ。
b0019140_15171587.jpg
東京では朝から強い風が吹き荒れているが、台風4号が近づいている。
恵みの雨ならば良いが、台風による被害が大きくならいように願いたいものだ。

    水無月の見なれぬ鳥の来る芝   稲畑汀子

今日の風は生温く湿気をはらんでいる。本格的な夏まではまだもう少し間がある季節だネ。沖縄では梅雨の期間が短く、もう明けたらしい。

東京の真夏が、腕まくりをして待っている。カラッと晴れたら、スニーカーを洗おうかナ。
     ◇          ◇          ◇
閑話休題。

新緑が芽吹き、爽やかな風が吹く、6月の北海道。晴れの日が続き、清々しい季節を迎えている。

四日間の休みを取って帰った実家では、両親とも元気そうで安心した。昨年の夏に糖尿病を患い、一時車椅子生活だった母も元気に歩けるようになっていた。
b0019140_15151516.jpg
父は早寝早起きのマイペース生活で朝5時から庭いじりに励んでいた。
b0019140_15152378.jpg
十数年続いた桜草コレクションも総て寄贈し、今はまた新しい野草を育て始めていた。

札幌最後の日は地下鉄で真駒内駅へ出た。
b0019140_14584619.jpg
此処からバスで「国営滝野すずらん丘陵公園」へと向かった。
b0019140_14591839.jpg
可成り広い公園なので、とても一日じゃ廻れない。

今回は渓流口から入り川沿いを歩くことにした。
b0019140_1514250.jpg
先ずは厚別(アシリベツ)の滝へ。緑豊かな林を進み、森林浴を堪能。
b0019140_1515549.jpg
日本の滝百選のひとつ、アシリベツの滝は落差26mの威風堂々とした風格ある滝でアル。
b0019140_1521425.jpg
静寂を吹き飛ばすような豪快な瀑布は実に見事だ。
b0019140_1524826.jpg
マイナスイオンに心も躯も浄化されるのだネ。
b0019140_153571.jpg
滝から渓流沿いを歩いていると美しいキセキレイが飛んで来た。
b0019140_1531316.jpg
黄色い姿が凛としているネ。
b0019140_153286.jpg
そして岩場ではヤマキマダラヒカゲ蝶を見つけた。

笹の葉にはニホンカワトンボが翅を休めていた。
b0019140_1531789.jpg
赤い翅と緑の体のコントラストが美しいネ。
b0019140_15101174.jpg
不老の滝も拝見し、公園を出ようとしたら道路をニョロニョロと青大将(アオダイショウ)が進んで来た。
b0019140_153591.jpg
こんな光景も長閑で良いナァ。
b0019140_1552546.jpg
午後1時半、公園を後にして市街地へと戻った。

そして、月曜から水曜まで毎日通った『第三モッキリセンター』へ。
b0019140_1513614.jpg
汲み豆腐をアテに冷酒をゴクリ。
b0019140_15131337.jpg
あぁ、落ち着くなぁ。
b0019140_15125916.jpg
イカの塩辛も戴き、酒のお代わりを戴いた。

この日は、東京に戻る日だったので、一度実家に戻った。両親とお茶を飲み、夕方に家を後にした。

荷物を持って向かう先は3条通りに佇む居酒屋『たかさごや』だ。
b0019140_14421897.jpg
前日に引き続き酒朋アキラと待ち合わせをした。
b0019140_14424849.jpg
先ずは生ビールで乾杯!
b0019140_14433192.jpg
此処は北海道の食材を使った料理が豊富なのだナ。

お通しも実にスバラシイ。
b0019140_1443287.jpg
蕗(フキ)の水煮と蛤が美味い。
b0019140_1446051.jpg
此処に来たら必ず頼むのが、この塩水ウニでアル。
b0019140_14441598.jpg
甘いウニに山葵を付けて口へ運ぶ。あぁ、むふふな幸せ。

日本酒を戴こう。此処は、札幌の地酒金滴酒造の「金滴」をぬる燗で。
b0019140_14443279.jpg
こちらは、北寄貝(ホッキガイ)の刺身だ。
b0019140_14442530.jpg
この卵焼きも美味いんだナ。
b0019140_14462675.jpg
焼き茄子とトマトも追加して酒のお代わりがススんだナ。
b0019140_14443749.jpg
アキラは焼酎ロックを愉しんでいたネ。

さぁ、午後7時を廻ったので、ご馳走様!今回の札幌ハシゴ酒の旅もこれにて終了だ。札幌駅から新千歳空港へ向かい、帰路へ。

途中駅でアキラと別れた。二日間お付き合いありがとう!感謝多謝!

こうして、無事に愉しい札幌の旅を終えた。
b0019140_1448344.jpg
帰りの便では北海道限定のビール「サッポロクラシック」をプシューッと空けた。

羽田空港に降り立つと、早速湿り気を帯びた重い空気の洗礼を受けた。
あぁ、これが東京なのだ。愛する我が街なのだ。

こうして、慣れた電車に乗って夜の東京を移動したのであった。
by cafegent | 2013-06-19 15:21 | ひとりごと | Trackback | Comments(1)
日曜日から4日間、札幌へ里帰りした。

旅は家を出た瞬間から始まるのだナ。戸越駅から電車に乗り、泉岳寺経由で朝6時過ぎに羽田空港に到着。
b0019140_1634278.jpg
空港で旧友への手土産を買い、朝酒の開始だ。
b0019140_16344293.jpg
あぁ、朝一番の酒もイイネ!
b0019140_16385966.jpg
いざ、札幌に向けて出発だ。
b0019140_16385875.jpg
「うますぎて申し訳ないス!」でお馴染み、『浅草ヨシカミ』のロースカツサンドを頬張りながら、機内販売の缶ビールをゴクリ。

青空の中を旅客機が進んで行く。
b0019140_1639733.jpg
翼にあたる朝日が眩しい。

スカイマークエアラインの703便が苫小牧港の勇払マリーナ上空を通過した。もうすぐ到着だ!
b0019140_16391874.jpg
そして朝8時半、無事に新千歳空港に降り立った。

手荷物のみだったので、そのまま札幌駅まで列車で移動。
b0019140_1643396.jpg
札幌の気温も30度近くて東京と変らないが、何せ湿気が無い。空気はカラっとして爽やかだ。顔に当たる陽射しは暑いが、実に気持ち良い。
b0019140_16425870.jpg
この日は「第22回YOSAKOIソーラン祭り」が催されるので、沢山の参加者が集まっていた。
b0019140_16431412.jpg
札幌駅前の広場や道庁赤れんが前、大通り公園など多くの箇所で華やかな踊りが繰り広げられるのだ。
b0019140_16434877.jpg
大通りからは市電に乗って我が家へと向かう。
b0019140_16454636.jpg
約一年ぶりの帰省だったが、父も母も元気そうでなによりだった。
b0019140_16455955.jpg
我が家の近くからは、大倉山ジャンプ台が眺められる。午前中に着いたので、荷物を置いて、円山公園まで野鳥を探しに出掛けた。
b0019140_1646977.jpg
家から歩いて30分弱で、こんなに自然溢れる森に出るのだヨ。野鳥を探しながら頂上を目指した。
b0019140_17394429.jpg
ヤマガラやゴジュウカラなどを見つけた。
b0019140_17395491.jpg
暫く歩くとムギマキのオスとメスを発見。
b0019140_17401868.jpg
東京ではお目にかかれないので興奮したナ。喉から下がオレンジ色なのがオスだ。
b0019140_17425848.jpg
円山は標高225メートル。
b0019140_17431712.jpg
札幌市内が一望出来るのだナ。
b0019140_17412033.jpg
山から下る途中で、シマリスを二匹見かけた。
b0019140_17412516.jpg
愛らしい顔で実に可愛い。

午後は街中に移動し、「YOSAKOIソーラン祭り」を愉しんだ。
b0019140_1746588.jpg
エネルギッシュで、はつらつに踊る姿は実に爽やかだ。
b0019140_1747109.jpg
皆、この日の為に練習を積んだのだネ。

午後4時、喉が渇いたので酒場へ。
b0019140_1633512.jpg
南3条西1丁目の『米風亭』は、旨い生ビールが飲める。
b0019140_1632473.jpg
さぁ、サッポロ・クラシックを戴こう。
b0019140_1633176.jpg
此処は僕が高校生の頃からお世話になった藤巻正紀さんの店なので、帰省すると必ず立ち寄るのだ。
b0019140_16332755.jpg
此処の「油そば」はすっかり札幌の名物になっており、空港でも人気の商品だ。店に来るお客さんの大半が注文するものネ。
b0019140_16335154.jpg
旨いビールのお代わりもススみ、ご馳走様。

札幌初日の夜は幼馴染みたちと集まった。
b0019140_16341554.jpg
南2条西24丁目の『中国厨房GEN』で、山椒の効いた麻婆豆腐やGEN特製よだれ鶏、利尻昆布と芝海老の塩味炒めなどを味わった。此処は北海道産の食材をたっぷりと使った四川料理の名店だ。

陳年10年紹興酒のボトルも3本空いて、愉しい酒宴となった。

この後は実家の真向かいの友人宅で深夜まで呑んだ。こうして、札幌帰省初日が過ぎたのでアール。
by cafegent | 2013-06-14 17:53 | ひとりごと | Trackback | Comments(2)
四日ぶりに東京に戻って来たら、すっかり梅雨の気候になっていた。
湿度が高く、重たい湿り気を含んだ空気が顔を撫で、土の匂いが街を漂っている。

七十二候では、「腐草為螢」(くされたるくさ、ほたるとなる)の頃。
腐った草の下から、孵化したホタルが光を放ち始める時季が来た訳だ。

目白の椿山荘でも、そろそろホタルが飛び廻り始めた頃だろうか。
b0019140_14393761.jpg
6月から7月にかけては、ゲンジボタルが飛び、7月から8月にはヘイケボタルが出てくるのだナ。夏の夕闇を幻想的な光でゆらゆらと飛び廻る姿は、実に神秘的だ。

梅雨の合間の晴れた夜にでも、ホタル狩りに出掛けようか。

面白い本を見つけた。最近、朝日新聞の連載に「辞書いいね!」と云うコーナーがある。
b0019140_14353330.jpg
そこで知ったのが、この「雨のことば辞典」なのだ。

気象エッセイストの倉嶋厚さんが監修しており、雨の多い日本ならではの味わい深い雨の言葉を集めている。

倉嶋さんの好みは、「日々の暮らしや労働の実感の中から、その地方地方で生まれてきた言葉」だそうだ。

晴れているのに降り出す雨を意味する「天気雨」は、元々東京周辺で使われ始めた言葉だと云う。似た意味の言葉に「狐の嫁入り」や「狐雨」なども有るが、「天気雨」の言葉の響きは何となく都会的だと紹介している。なるほど、その通りだネ。
b0019140_1436965.jpg
梅雨の鬱陶しい季節も、こんな雨の言葉をひも解いてみれば、愉しく過ごせるだろうネ。

ただ、この辞書は絶版なので、古書店で探すしかないのだナ。
    ◇         ◇         ◇
閑話休題。

先週の土曜日は、いつもの「土よ宇朝酒を欠席した。日曜から実家に帰ったので、母の好物を買いに日本橋高島屋へと出掛けたからだ。

「富貴豆」と「くず餅」が食べたいと云うので、探してみたら山形市に在る「まめや」の『元祖富貴豆』が毎週木曜と土曜に日本橋高島屋のB1「銘菓百撰」に入荷すると判った。日持ちしない菓子なので、前日に買うのが一番だネ。
b0019140_14433021.jpg
そんな訳で、取り置きして貰った富貴豆を取りに行った。

そして、池上本門寺の近く「浅野屋本舗」にて「元祖くず餅」を購入した。
b0019140_1443405.jpg
無事に実家への土産を買ったので、午後は白山へと移動した。
b0019140_14475328.jpg
この日も良く晴れた。
b0019140_14482099.jpg
白山神社では「文京あじさいまつり」が開催されていたのだナ。
b0019140_14483156.jpg
境内では色とりどりの紫陽花が咲き誇り、大勢の人々を魅了していた。
b0019140_14492593.jpg
初めて見るアジサイも沢山あった。
b0019140_145304.jpg
青空の下、花に囲まれて飲むビールのなんと旨いことか!

焼きそばやたこ焼き、コロッケなどの屋台も沢山出ていた。
b0019140_1454012.jpg
この祭りでは、テキ屋の屋台は一切入れずに地元の方々が総出で屋台を切り盛りしている。
b0019140_14542697.jpg
我が酒朋のキクさんも地元っ子!張り切ってたこ焼きを焼いていましたネ。
b0019140_14543176.jpg
築地で仕入れたタコは柔らかくて大きい。
b0019140_1531668.jpg
熱々のたこ焼きをアテに缶ビールが旨かったナ。
b0019140_1534079.jpg
イカゲソ焼きも追加し、生ビールをゴクリ!
b0019140_1523819.jpg
あぁ、幸せなひとときだったナ。
b0019140_1523790.jpg
キクさん、あと1日頑張って下さいナ!
b0019140_1564149.jpg
お詣りも済ませ、白山神社を後にした。
b0019140_1565429.jpg
夕方まで街を歩き、夜は家呑みにした。
b0019140_15183010.jpg
日本橋高島屋で手に入れた「中村家」のオツマミでスパークリングワインを飲んだ。
b0019140_15184448.jpg
岩手三陸海鮮料理で有名な中村家が造る「ホタテ小柱スモーク」と「ホタテマヨネーズ風味」は、クラッカーにのせて食べればワインがススむススむ。
b0019140_15202283.jpg
おぉ、小柱はカマンベールとも合うのだナ。
b0019140_15184664.jpg
ブロッコリーとトマトのサラダ、パルミジャーノがけも美味かったナ。
b0019140_1522132.jpg
このブルゴーニュのスパークリングも大正解!
b0019140_15233531.jpg
〆のパスタは、海老としめじのトマトクリームソースだ。
b0019140_1524013.jpg
カミサン、腕をあげたなぁ。

翌朝は5時に家を出るので、この夜は早めに切り上げた。

そんな訳で札幌酒場巡りは、また次回!
by cafegent | 2013-06-13 15:25 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
   五月雨や青葉のそこの窓明かり   正岡子規

関東甲信越も今日、梅雨入りしたらしい。今朝の東京は雲の切れ間から青空を覗かせながらも雨が降ったり止んだりしていたナ。昨年よりも11日も早い梅雨入りだそうだ。

これから、湿度がどんどん高くなり蒸し暑い季節の到来だ。

毎朝歩く公園では、まだ時鳥(ホトトギス)の啼く声が聞こえない。昨年は5月24日に目黒不動尊で確認したが、今年は留まらずに通り過ぎてしまったのだろうか。

それでも、この春に生まれたばかりの四十雀(シジュウカラ)やコゲラの幼鳥が若い声で啼き、親鳥から餌を貰っている姿を見かけると嬉しい気持ちになる。
b0019140_14443524.jpg
四十雀の赤ちゃんは、まだ胸の黒いネクタイが薄い。
b0019140_1444197.jpg
嘴(くちばし)もまだ黄色いのだナ。可愛いネ。
b0019140_14443153.jpg
小さなコゲラもやっと自力で虫を捕り始めた。

これから雨が多くなり、街も蒸し暑くなってくる。公園散歩もキビシイ季節の到来だナ。

    路地裏の匂ひ変りて梅雨に入る   八十八

     ◇         ◇         ◇
閑話休題。

日曜日の軽井沢は東京と同じくらいの陽射しだった。
b0019140_14464516.jpg
軽井沢野鳥の森では、彼方コチラからキビタキの囀(さえず)りが聞こえて来る。

湯川沿いの小瀬(こせ)林道を歩く。東京では聴けなかった時鳥(ホトトギス)も沢山啼いている。あの独特の啼き声は「ホットットトギス!」とか「特許許可局」なんて云われているが、本当にそう聞こえるから面白い。

風に揺れる樹々は、黄みどり、みどり、深みどりと初夏のグラデーションを彩り、思い切り深呼吸出来るのだナ。

   目には青葉 山ほととぎす 初鰹

山口素堂が詠んだ有名な一句だネ。一年で一番過ごし易い五月の晴れ間、いつもこの句が浮かぶ。

目に映る青葉を愛で、山から聞こえて来る時鳥の声に耳を傾け、縁起の良い初モノの鰹を舌で味わう。清々しいこの季節を、人間の五感の中の視覚、聴覚、味覚で実に見事に表した句なのだナ。
b0019140_1448472.jpg
路面で羽を休めるオニヤンマをパチリ!
b0019140_14485032.jpg
ミソサザイの沢へと林の中を分け入るとコミスジ蝶を見つけた。

すると美しいミソサザイの囀(さえず)りが響く。
b0019140_14502375.jpg
小さい姿に似合わず大きな美声で啼くのだヨ。
b0019140_14504185.jpg
尻尾をピンと立てて啼く姿は本当に可愛い。
b0019140_14505814.jpg
ミソサザイに別れを告げて、再び森を歩いた。

夕方まで野鳥を探して歩き、『トンボの湯』でひとっ風呂浴びた。
b0019140_1453503.jpg
サウナでじっくり汗を流せば、東京での疲れも忘れる。

『村民食堂』で湯上がりのビールをグビリ。
b0019140_14534327.jpg
もちろん、軽井沢高原ビールだネ。

温泉裏の林では樹の上高くにアオサギが子育てをしている巣があった。
b0019140_14542850.jpg
大きい鳥だから、迫力があるなぁ。

夕暮れの軽井沢駅舎では、イワツバメの群れが飛び廻っていた。
b0019140_14543579.jpg
この辺りで営巣したのだネ。

さて、市内に戻り夕食は馴染みのレストラン『Ogosso』へ。
b0019140_1552824.jpg
軽井沢に来る愉しみのひとつが、此処オゴッソなのだ。

先ずは、小さなジョッキでカンパイ!
b0019140_1591629.jpg
コレ、ショット用なんだよネ。
b0019140_1585719.jpg
大皿に並んだオススメを店長の斉藤さんに説明戴いた。

どれもが美味しそうなので、少しづつ合い盛りにして貰ったのだナ。

此処は地場の野菜や鶏肉、豚肉を大事にしている。此処のシャモスキ鍋は、一度食べたら病みつく美味さなのだ。

今回は色々食べたかったので、鍋はやめた。前菜は12種類の登場だ。
b0019140_1510165.jpg
霧積しめじのレモンマリネ、行者にんにくの肉だんご、ワラビのピリ辛炒め、舞茸のチジミ、シャモのレバニラ、えび団子、ラッキョウの天ぷら等々、何れも箸がススむ。

ビールから日本酒に切り替えた。先ずは唎き酒セットで。
b0019140_15102748.jpg
千曲川最上流の倉元、黒澤酒造の「黒澤」純米無濾過生原酒、そして特別本醸造「八千穂」、限定酒「くろさわ」の三種類。

此処は信州ぎたろう軍鶏(シャモ)を使っている。伊那郡辰野町の林種鶏場、林さんが手塩にかけて育ている抜群のシャモなのだ。

そのシャモの骨の回りのスペアリブを蒸し器で蒸したのも逸品だ。
b0019140_15101468.jpg
これは、手で持ってかぶりつくのが一番だ。
b0019140_15103763.jpg
続いて、海老とモッツァレラの包み揚げの登場だ。
b0019140_15114382.jpg
こちらは、ヒマラヤひら茸のバターソテー。
b0019140_15111282.jpg
これも酒がススむススむ。
b0019140_15111616.jpg
純米酒「岩清水」を戴いた。
b0019140_15122890.jpg
漬け物が良いアテだナ。
b0019140_1513129.jpg
斉藤さんオススメの酒は実に旨かった。
b0019140_15131310.jpg
この日は『Bar アマノ』の自家製グラタンが食べたかったので、〆の一品にした。
b0019140_15134447.jpg
〆は、プレミアムポークの照り焼き丼だ。店主の俊ちゃん、この日も絶好調だったなぁ。他のお客さんも笑いっぱなしだったものネ。

「オゴッソ」とは信州の方言で、ご馳走のこと。本当に毎度々々、美味しいご馳走ばかり。ご馳走様でした。

再訪を約束し、タクシーへ乗り込んだ。続いて向かうは、軽井沢本通りを旧軽軽井沢方面へ。
b0019140_15255159.jpg
目指す酒場『Barアマノ』へ到着だ。
b0019140_15262465.jpg
タンカレー・ジンのオン・ザ・ロックを戴き、天野さんとの再会を喜ぶのだナ。
b0019140_1526286.jpg
天野さんは初夏から冬の初めまで軽井沢でバーを営み、それ以外の季節は四国で過ごしている。

この酒場のアイドル小雪もまた今年も一緒に軽井沢にやって来た。
b0019140_1527139.jpg
逢う度に丸くなっている気がするが、相変わらず可愛いのだネ。
b0019140_15273716.jpg
熱々の特製グラタンも焼き上がった。
b0019140_1527735.jpg
ジンのお代わりもススむ。

いつの間にか小雪が僕らの間にお座りしていた。
b0019140_15271896.jpg
この顔に癒されながら軽井沢の夜が更けて行く。
b0019140_15284837.jpg
小雪は、カミサンに好き放題遊ばれている(笑)

〆の一杯を飲み干して、バーを後にした。天野さん、また次回まで。

外に出ると少しだけヒンヤリとしていた。これが軽井沢なのだ。初夏の闇が森閑と辺りを包み込んでいる。
b0019140_1454465.jpg
夜空を見上げると、まぁるい月が浮かんでいた。
by cafegent | 2013-05-29 15:29 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
五月ももうあと僅か。今日の東京は陽射しも弱く、涼しい風が樹々の薫りを運んでる。それでも自転車のペダルを漕いでいると汗ばんでくるのだナ。

暦では「初夏」だが、九州や四国では梅雨入りをしたらしい。四国では、昨年より6日間も早かったのだネ。

先週の金曜日からカミサンが軽井沢出張に出ていたので、日曜日から一泊でボクも軽井沢へと旅をした。

朝、東京駅へ到着すると真っ先に駅地下の『グランスタ』へと向かう。

此処には朝7時から営業している『はせがわ酒店』が在る。
b0019140_1617189.jpg
七人掛けのカウンターには旅に向かう前にワインを嗜んでいる女性やご常連らしき御仁が三人程居た。

店の方にオススメを伺い、先ずは山形の亀の井酒造が造る「くどき上手 おしゅん」から。
b0019140_161703.jpg
発泡性の酒で、辛口のスパークリングワインの様だ。朝の一杯目に良い酒だナ。

続いて、伊達ノ軍用御用酒「戦勝正宗」を戴いた。
b0019140_16171898.jpg
袋搾りの特別純米は、かなりしっかりした味わいだった。
b0019140_1618299.jpg
ちなみにこの題字は、伊達家18代当主の書だそうだ。

蛍いかの沖漬けをアテに酒がススむ。
b0019140_1617395.jpg
戦勝正宗をお代わりし、ご馳走様。

酒場を出たら、すき焼の老舗『浅草今半』へ。

いつもは全国の駅弁から選ぶのだが、今回は東京の味で旅に出る事にした。
b0019140_1623917.jpg
今半の牛肉弁当は、エキナカなのに店内の厨房で出来立てホヤホヤのお弁当を提供してくれるのが嬉しい。

創業明治28年の老舗のお弁当は、甘辛く煮た牛肉が温かいご飯に沁みて実に美味い。
b0019140_16232911.jpg
焼き豆腐と紅ショウガ、そしてグリーンピースもなんだか懐かしい。

旅は駅を出る前から始まるのだナ。
b0019140_16233823.jpg
さぁ、居酒屋新幹線の出発だ。

実は今回はチト奮発をしてしまった。前日から今半のお弁当を買おうと決めていたのだが、『駅弁屋 祭』の前を通ると「平泉うにごはん」をその場で作って居たのだヨ。
b0019140_16242337.jpg
これは買わずにはいられない。と、駅弁ダブル攻撃をしてしまった。
b0019140_16245187.jpg
ギッシリと詰まったウニが甘くて美味かった。

朝の日本酒も程よく旅を盛り上げてくれ、軽井沢駅へ到着した。
b0019140_1625658.jpg
今回はカミサンが終日仕事だったので、一人で野鳥を探す旅となった。

駅前から無料シャトルバスに乗り、星野リゾートへ。

そう云えば、三菱地所の誘致により、丸の内に純和風造りの『星のや東京』を建てるそうだネ。地下深くを掘って温泉を引くそうだ。まぁ、日本を訪れる海外のセレブリティにはウケるだろうネ。
b0019140_1627957.jpg
さて、星野リゾートに着いたら、「野鳥の森」でアル。

この続きは、また明日!さぁ、呑みに出よう!
by cafegent | 2013-05-28 16:29 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
爽やかな風が五月の空を駆け抜けて行く。今年も16日の御心霊入れから浅草「三社祭」が始まった。
b0019140_11445383.jpg
毎年、この季節が来ると心躍る仲間たちが集うのだ。
b0019140_11215646.jpg
行きつけの酒場『簑笠庵(さりゅうあん)』では雷門田原の町内神輿を担ぐ酒朋が酒を片手に待機する。

毎年、寿一丁目に店を構えていたミヤッチと祭りを楽しんでいたが、あのイナセな姿はもう見られない。
b0019140_11183118.jpg
昨年の祭りには車椅子で駆けつけてくれたが、その二ヶ月後に他界してしまったからだ。

ミヤッチの店は、そのまま友人のカオルちゃんが引き継いでくれたので、今年もまたミヤッチを偲び三社祭に集まった。
b0019140_11441889.jpg
ミヤッチのご家族はまだ喪が明けてないので来られなかったのだが、今年は19日の日曜に一之宮の本神輿が寿一丁目を通るので昼から酒を持参して訪れた。

朝6時の宮出しから始まり、仲見世を抜け雷門田原町では酒朋キクさんが担いだ。
b0019140_1132149.jpg
約一時間程押して午後2時半、一之宮の本社神輿を一本足の高下駄を履いた天狗様が先導してやって来た。
b0019140_11322725.jpg
そして御神馬に乗った宮司さんが赤い傘のお供を従えて闊歩する。
b0019140_11341676.jpg
さぁ、それに続けとばかり威勢の良い掛け声と共に本神輿が現れた。
b0019140_11332548.jpg
青空の下、祭囃子が風に乗り、平太鼓が通りを沸き立たせる。
b0019140_11353086.jpg
次から次と「寿一」の祭半纏を纏ったか継ぎ手が入れ替わる。
b0019140_11343612.jpg
きっとミヤッチも金色に輝く鳳凰に乗って天国から神輿を担ぎにやって来ていた筈だ。

祭りの時の人々の一体感は、なんて素晴らしいのだろう。
b0019140_11345425.jpg
喧嘩祭りとも呼ばれる三社だが、地元の連中は実に格好良くエネルギッシュに祭りを盛り立て神輿を担ぐ。ほんの一瞬の出来事なのだが、浅草界隈の氏子四十四ヶ町の皆さんは町内神輿と本神輿が無事に通ることを願って一丸となるのだナ。
b0019140_11354345.jpg
神輿の余韻を残したまま、通りでは帯を解いた連中が良い笑顔で歩いてた。氏子のカオルちゃんはすっかり酔いが回ったのかソファに寝てしまった。
b0019140_1137670.jpg
そんな訳で、カオルちゃんを一人残し我々は雷門の酒場『簑笠庵』へと移動した。
b0019140_11392515.jpg
この辺りは午前10時半頃に本神輿が通ったので、今はもう外で皆穏やかに酒を酌み交していた。
b0019140_11204411.jpg
簑笠庵名物のアジフライを肴に酒がススんだ。
b0019140_11393324.jpg
山本さん、京子さん、ご馳走様でした。
b0019140_11355892.jpg
開け放たれた戸の向こう側、緑の暖簾が風に揺れている。
b0019140_11203073.jpg
江戸切り子の酒グラスの青が、近づく夏の予感を運んでくれた。
by cafegent | 2013-05-22 11:46 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)