東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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カテゴリ:食べる( 282 )

今日は快晴。そのうえ、すこぶる体調も良い。午前中の打ち合わせが終わり、資料探しを兼ねて散歩がてら外に出掛けた。日は照っているが、蒸し暑くもなく気持ち良く30分も歩いてしまった。前日の酒の量が少ないとこんなにも体が軽くなるんだなぁ。今朝は早起きしたし、お腹もかなり減って来た。何かガツンと喰いたいなぁ、と思った瞬間、足はまっすぐ新橋3丁目に向かっていた。雑居ビルの地下にある『洋食 すいす』だ。暫くご無沙汰だったけど、好きな店の1つなのだ。b0019140_15332426.jpg
ここ、いつも混んでる店だから1時を廻れば空いているかなぁと思いきや、案の定階段に並んでいた。買った本をめくりつつ、しばしのウェイティングもまた楽しいものだ。僕はカキフライが大の好物なので、この店に来るのは冬場が多い。丁度10月の2週目あたりからスタートだと思う。ここのカキフライは、1つのフライにカキが2個も入っているのだ。しっかりと揚げてあるのに、中身はジューシーでカキが目一杯詰まっている。揚げたての熱々をハフハフ(東海林さだお風ね)しながら食べる幸せ。う〜ん、たまらんだろ。たまらん・オブ・ザ・イヤーだろ?b0019140_15323917.jpg
でもって、本日はメンチカツなり。ここのメニューは、とんかつもハンバーグもメンチカツも(L)、(M)と2サイズある。チキンカツに至っては有無を云わさずデッカいのだ。あの巨大さは、キョンキョンの顔が完全に隠れてしまうんじゃないか、いやホント。僕も普段はメンチのMなのだが、ここでみんなにも紹介したいし、体調も良いのでメンチカツ(L)を注文した。混んでるので合席になったけど、隣の二人組もハンバーグ(L)だった。さて、待つ事5、6分、「はい、おまちどう」の声と共にドーンとテーブルに乗ったメンチは皿とほぼ同じ大きさなのだよ。どーよ、これ。
それにしても、我ながらペロリと食べてしまった。このボリュームなのに胃ももたれないのだから、油も良いのだろう。これで1000円、さすが『洋食 すいす』大満足なのだ。

b0019140_1534166.jpg昨晩は恵比寿の新興立ち飲み屋に寄ってみた。その名を『Restaurant Bon Marche Q』と云う。寂れた裏通りに突然出来た真っ白な外観の店は外からは何屋かまったく判断が出来ない。扉を開けてようやく中が立ち飲みバーだと云う事が判明するのだ。小さな店内はセンターのカウンターを囲むようにグルッと廻りがカウンターになっている。スタイリッシュな外観そのままに店内もすっきりしたデザインでまとまっていた。ちなみにこの店、雑誌「東京カレンダー」が運営しているらしい。どおりで、誌面で大きく取り上げていた訳だ。
お通しで出てくる手作りベーコンは好きなだけ食べて良いらしいが、ちょっと塩気がキツかったかな。この店の良い所は国産ビールが全銘柄揃えてある所だね。b0019140_15344535.jpgワインもフードも安いし、まぁ、こんな場所で賑わっているのも多少判る。でもこの店で圧倒的な印象を残すのは、インテリアでもなく、酒でもなく、ここで働く紫籐彩香(しどうさやか)さんと云う女性スタッフだ。東京生まれだと聞いたが、どっからどう見ても浪速な感じなんだね。威勢が良くて、調子もいい、っつう感じ。このミスマッチな雰囲気が可笑しいから、たまに足を運んでしまうのだ。あと、この店のカツサンドだね。どの料理もリーズナブルな中、いきなりこれだけ1800円なのだ。でも、注文してからカラッと揚げてくれて作るので、夜食にウレシイのだが、夜中に揚げ物。あぁ、どうしようもない誘惑だ。b0019140_15351595.jpg
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RESTAURANT BON MARCHE Q
渋谷区恵比寿4-4-2 クレスト恵比寿1F
03-5793-5591
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by cafegent | 2005-09-30 15:36 | 食べる
夏バテ防止にスタミナ付けようと芝・大門のエロ爺いの店に行った。
前にも書いたが薬膳中華料理の『味芳斎』は、壁中にヘアヌード写真が張ってある。そして、棚には乾燥した「龍のおとし子」などの漢方が並んでいるのだが、そのどれもに「不感症に効く!」って書いてあるのだ。見てるだけで、スタミナ付くだろう。
b0019140_155778.jpgで、今日はピーマンレバー炒めとご飯中盛りを食べた。一度油で揚げたレバーを唐辛子とニンニクたっぷりで炒め、シャキシャキのピーマンと絡めた逸品だ。これに酢とこの店特性のラー油で、さらに辛くしてご飯にぶっかけて食べるのだ。食べながら、どんどん汗が出てきて、夕べの酒も一気に抜けた気になる。ん〜、美味くて幸せなのだ。食べながら、ふと壁に目がいくと気になる張り紙に気付いた。よくある「○○あります」っていう新メニューの張り紙なんだけど、なんだこりゃぁ、って感じなのだ。「おつまみにグラげ」。えっ、「グラげ」って何だろうって思って一瞬考えてしまったが、なんの事は無い、クラゲの事だったのね。こー書かれると頼む方も「爺い、グラげひとつ!」って頼むんだろーか。そう云やぁ、前にどこかで入ったスナックで「カチツソーダ」なるメニューがあったが、あれはカシスソーダだった。笑えるけど、好きなのね、こーゆーネタは。
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先日、青山子供の城で「少年隊20周年コンサート」を観た。別に少年隊のファンと云う訳ではないが、仕事の付き合いもあって観に行ってきたのだ。それにしても20年も少年隊で居続けることが凄い。個人的には植草くんが好きだが、ヒガシがカッコ良かったし、美しかった。去年、日テレの生放送にウチのスタッフが立ち会ったのだが、生ヒガシの顔が本当に小顔で足も長くて感心していたが、僕もステージ観て納得してしまった。男でも惚れちまうかもな。(掘っちゃいかんが・・・)
彼らの曲は「仮面舞踏会」くらいしか知らないが、ショーとしての完成度が高く非常に面白かった。先週は、山田君と佐藤君の「ガレージシャンソンショー」のレコ発ライブも観たが、少年隊に負けず劣らずの良いステージだった。CD売れると良いなぁ。昨日は、六本木のグランドハイアットで『チコ・アンド・ジプシーズ』のライブに誘われていたんだが、用事があって行けなかった。一人3万5千円もするディナーショーだったのになぁ。ぐやじぃ。今日の席は空いているのだろうか?チコは、もともとジプシーキングスだったんだけど、辞めて今のバンドの方が全然良いと思う。「チコ&ザ・ジプシーズ/ライブ案内」
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by cafegent | 2005-08-05 15:08 | 食べる
月末で、ドタバタしていたと思ったらもう7月だ。
昨日は朝から六本木、銀座、渋谷、青山とミーティングが続き、忙しい一日だったけれど、久しぶりに会う人たちが多くて楽しい一日でもあった。
渋谷では、20年来の旧友K君と会う事になった。彼は大の阪神タイガースファンで、昨年の阪神・巨人の開幕戦を一緒に観に行ったっけ。ケンタッキーフライドチキンも普段は食べないが、何故か球場でのビールとはベストマッチングなのだ。それを教えてくれたのもK君だったなぁ。それにしても野球見ながら飲むビールってのは、最高だね。背中にタンクしょったバイトの女の子も皆可愛いし、どの子にビール注いでもらうか決めたら、ずっとその子が来るのを待っちゃうもんね。始球式に川上哲治さんが投げたんだけど、あの老体でちゃんとキャッチャーまで球が届くのだから、たいしたもんだ。まー、どーでもいいけど。
彼の凄いのは、阪神戦が始まると全国どこでも観に行ってしまう事だ。先日も、銀座線に乗っていたら、外苑前の駅でタイガースのユニフォーム着たK君にあったし、あーゆー熱いファンが居ると球団も心強いだろーに。

夕方、スパイラルカフェで音楽プロデューサーのジタンと待ち合わせをしてたら、偶然となりのテーブルに居たのがサーカスのマネージャーたちだった。サーカスって云ったって、空中ブランコとかライオン使いじゃあ無い。『Mr.サマータイム』で一世風靡した4人組のヴォーカルグループの「サーカス」だ。サーカスの皆さんとは昔富士銀行のCFで一曲唄ってもらったっことがあるし、ジタンも2枚アルバムをプロデュースしており、一枚は僕がジャケットデザインを手がけた。確か、スタイリストの三本木さんと仕事したけど、楽しい撮影だったっけ。三ちゃんは、佐野史郎さんのスタイリングを手がけたり、センス抜群なのだ。この前、久しぶりに「立ち飲み なるきよ」で飲んだけど、相変わらずオシャレでカッコいい飲んだくれだった。
この日は、今日からスパイラルではじまった『Extreme Eurasia』と云うスペインと日本の現代建築家のコラボレーション展のオープニングレセプションがあったので、テレビ東京の川端さんとジタンと3人で顔を出して来た。
この展覧会は、世界で活躍する日本人建築家 坂茂氏や隈研吾氏など10人が、アバロス&ヘラロスやアトリエ・ワンなどスペインを代表する建築家10人とそれぞれがペアになってインスタレーションを行っており、とても面白く見る事が出来た。
かなり大掛かりな展覧会だが、現在名古屋で開催中の愛知万博に連動して、スペインパビリオンが主催した企画展なのだ。また、本展覧会の日本側のキュレーションを受け持った伊藤留美子さんも僕の20数年来の友人だ。彼女は、建築関係の展覧会の企画などを数多く手がけており、イイ仕事が多い。数日前に展覧会で流す音楽を探しているって相談を受けた。「スペインを感じさせるのだけど、余りスペイン、スペインしすぎてないの何かなーい?」って、また難しい注文するなぁって、一晩考えて「Ojos De Brujo」(オホス・デ・ブルッホ)なる今ヨーロッパでブレイクしているバンドを選んだ。フラメンコとヒップホップを融合させたり、アジアンサウンドまで取り入れている無茶苦茶カッコいいバンドだ。このバンドも愛知万博のスペインパビリオンの招聘で先月来日しており、運良く観る事ができた。いやぁ、最高に盛り上がったライブだった。「Ojos De Brujo紹介サイト」

それともう一枚、「Spanish Connection」と云う日本のバンドを選曲した。スパニッシュコネクションは、友人のジタンがプロデュースしており、スパニッシュギターとヴァイオリンにインドネシアのタブラと云う打楽器の3人編成のバンドだ。これもなかなか良い曲を聴かせてくれる。昨年の夏にスパイラルカフェでライブをやってもらったけど、凄く良かった。
「Spanish Connection公式サイト」

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会場で紹介してくれた建築家の田中陽明さんともいろいろ繋がっていたし、楽しいパーティでした。
取りあえず、オープニングレセプションも大盛況だったし、留美ちゃん、お疲れさまでした。
「Extra Eurasia 展覧会サイト」

さて、今夜は何を食べようって、みんな頭に「うなぎ」が浮かんだろー!!
でも、この日は渋谷のんべい横町の名店「鳥重」を予約していたのだ。
「Non」でヒューガルテンの生ビール飲んで、頭をうなぎモードから焼き鳥モードにスイッチ切り替え。「鳥重」の事もいつか書こうかなぁ。でも、小さい店だからおかーさんに聞いてからにしとこーか。

         このおかーさんには、誰も勝てないのだ。
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by cafegent | 2005-07-01 19:22 | 食べる
昨日はなんでも記録的な猛暑だったらしい。6月に37度を記録したのは40年ぶりとニュースで伝えていた。週末からずっと熱帯夜が続いているが、僕は今年もエアコン無しの生活をしている。もともとクーラーの冷たさが苦手だったからたまにしかスイッチを入れた事がなかったんだが、2年前にエアコンが壊れてしまったから、どんなに部屋が暑くなってもウチのエアコンはウンともスンとも云わないのだ。オフィスには巨大なエアコンが2台あるが、僕が不在になると皆ギンギンに部屋を冷やすのだ。だから僕はオフィス用にジャケットを必ず持って出かけるのだ。少数派の意見はすぐにもみ消されるのである。トホホ...。

夏の暑さも苦手だけど、あの暑さが夏を感じさせてくれるのだ。冬は寒くて当たり前、夏は暑くて当然だ。小さい頃は、夏の暑さを凌ぐために玄関に水を打ったり、扇風機の前に大きな氷を桶に入れておくと冷たい風がきたもんだった。
「夏炉冬扇」と云う言葉がある。夏の暖房や冬の扇子は役に立たない、季節外れで無用という意味だ。役に立たない事柄や芸のたとえだね。まるで、このブログの様なもんだ、まったく。
しかし、梅雨だっつうのに雨が少ないねぇ。四国のダムでは水が1/3で渇水らしいし、これからドッと大雨が来るといいんだが。僕は結構雨の日も好きなのである。傘とか帽子とかでお洒落も楽しめるし、赤とか黄色の派手なレインコートを羽織ると気分が良くなるんだよね。

さて、こー蒸し暑い日が続くとスタミナが付くもんが喰いたくなる、っと話を切り返し。
で、凝り性の僕は、ここんところ毎日鰻を食べている。月曜は打ち合わせで恵比寿に行ったので夕方「松川」の特上うなぎを食べた。ここ、ほんとに美味しいんだよね。特上でも2200円だしコストパフォーマンス高い店だと思う。松川は30年以上も続いているし、出前もしてくれるから贔屓の店のひとつなのだ。そう言えば、サラリーマンから独立して最初に構えたオフィスが六本木のはずれの飯倉片町と云う所だったけど、その近くに「野田岩」っつう、うなぎ屋の老舗が在る。あの頃、僕らは仕事がうまくいくと必ずここの鰻を食べたっけなぁ。麻布の「野田岩」は美味い天然ものを出してくれるけど、なんせ高いから最近はすっかり足が遠のいている。野田岩のご主人はワイン好きが高じて、うなぎに合うワインを揃えているし、ついつい飲んじゃうから万札が消えてしまうのだ。スタミナ付くのにふところ寒いのである。トホホ...。
で、最近はもっぱら安くて美味い鰻屋を探して行っているのだ。b0019140_16194065.jpg昨日の昼には新橋3丁目の「宇奈とと」なる店のウナ茶漬けを食べた。熱々のご飯の上にざく切りの鰻の蒲焼きが乗っていて、そこにほうじ茶をかけて食べるのだ。お茶も南部鉄の様な鉄瓶に入っていて、これで600円はかなり安いぞ。
美味くて、安くて、一気に食べちゃったから写真撮るのすっかり忘れてしまった。トホホ...。
ちなみにうな丼は500円、肝吸100円とウレジー(東海林さだお風)のだ。

今日は珍しく打ち合わせが一件も無く、事務所でのんびりと企画案を練っていたから、またまた鰻屋に入ってしまったのだ。3日続けるって、ほんとおバカな僕だったりして。事務所からプラプラと5分くらい歩いた所に在る「うなぎのお宿」と云う店に入った。数ヶ月前に改装して奇麗な店構えになったけど、値段は据え置きだったからホっとした。ここの良いところは、「うなぎのおはなし」と云う小冊子があって、ウンチクが書いてあったりするのね。で、これ読んでいるとどんどんとうなぎ欲が向上していって、あぁ、うなぎが恋しいって云う気分が最高潮の時にうな重が「おまちどうさま」って登場するのだ。へぇ、この冊子、もうVol.5なんだ。今日は午後も誰も来ないし、昼から飲むとするか。では、暑さを吹き飛ばすビールの中瓶と冷やしトマト。これ夏の定番ね。そして、うな重の「梅」。うなぎ一匹が重箱に目一杯に乗っていて、よだれものなのだ。b0019140_1623026.jpgこれで980円は安いだろ。目の前で焼いてるのが見れるし、この季節から利用頻度が増える店なんだよね。b0019140_16233725.jpgこの店、静岡の駿河淡水と云う活きうなぎ専門問屋の直営らしく、鮮度とうなぎの質には、かなりの自信を持っているらしい。「梅」の他の「桜」は、うなぎが一匹半のっていて1280円なり。どーだ、まいったか。冷たいビールと季節のトマトに油の乗ったうなぎで〆。

さて、このスタミナどー使おうか。
「うなぎのお宿」
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by cafegent | 2005-06-29 16:38 | 食べる
子母澤 寛(しもざわ かん)の『二丁目の角の物語』と云う本を手に入れた。

随分と探したけれど運良く昭和38年に文芸春秋社から発行された初版本を見つける事が出来て嬉しいのだ。子母澤 寛は、「新撰組始末記」や「勝海舟」で作家として活躍したが、もとは読売新聞の記者をしながら執筆活動をしていたらしい。
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北海道から夜逃げ同然で東京に出て来て、銀座のど真ん中の2丁目の角に在る「日出の木商会」なる不可思議な怪しい会社(と云うより、詐欺まがいの事ばかりで借金を貯めて倒産したインチキ会社)に就職したが、給金もロクに貰えず、困り果てたあげくに運良く読売新聞に記者として働きだした主人公『私』の物語なのだが、子母澤本人の自伝小説だ。実はこの本、飲み仲間であり、青山のバーbrutを営んでいるKeyさんに以前教えてもらった事があった。『立ち飲みなるきよ』で飲んでいる時に、「丁度、GATTACAのマスター、ボーイさんに貸すので持っているんだよ」、と云って見せてくれたのだった。今年、大河ドラマのシリーズになった『新撰組!』の脚本家/三谷幸喜さんもドラマの参考にしているのだと思う。それと、この本の装画も実に味があって良いのだけれど、なんとグラフィックデザイナーをしていた頃の故伊丹十三氏の絵と文字だったのだ。タイトルも活字の様に見えて実は手書き文字だったりして、伊丹さんの『超こだわり』はここにも表われていて驚いた。
ネットで、子母澤 寛の事を拾ってたら、「新撰組!」からドラマ「タイガー&ドラゴン」につながって、糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」の中のすげー面白い記事を見つけたから、みんなにも読んで笑ってほしい。兎に角オカシい!!

「タイガー&ドラゴン with ほぼ日テレビガイド」


僕は、酒とか料理とかを題材にした随筆が好きでいろいろと集めているんだけれど、まぁそれも少しづつ紹介しようかなぁ。
吉田健一の『舌鼓ところどころ』とか狩野近雄の『好食一代』、 池波正太郎 の『食卓のつぶやき』、他にも山口瞳の『行きつけの店』なんかだなぁ。
子母澤寛の作品でも『味覚極楽』と云う食に関する随筆、いわゆるエッセイもすごく面白い。
「 蛤の藻潮蒸し」だの、「冷や飯に沢庵」だの、「 鯉の麦酒だき」と云った話が満載していて、読みながらよだれが垂れてくる本なのだ。

先日、仕事先の方と神田明神下にある『佐々舎』に行って竹の子と鯛しゃぶをご馳走になってきた。神田に着いたとたん土砂降りの大雨、それは、それはもの凄い洪水の様な雨な訳で、靴の中はぐしょぐしょ状態になっていた。
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さすがに、こんなに濡れた足で座敷にはあがれないなぁ、と思っていたら女将さんが新品のソックスを持って来てくれたのだ。ジャケットもちゃんと乾かしてくれたり、いたれりつくせりで、心遣いに感謝感激だった。京都の新竹の子も美味かったし、鯛のしゃぶしゃぶも絶品だった。この店は、山口瞳さんが贔屓にしていた店で、本来はふぐが美味しい店だ。カウンターを悠々自適にかっ歩する猫も妙に馴染んでいるし、ご主人も女将さんも良い方だったし、食事は美味いし、で云う事なしだった。僕も歳をとったら、こういう店を贔屓に持ちたいものだな。ちょうど梅雨の季節には、『はも』が始まるころだ。淡路玉葱の鱧すき、京湯葉の鱧しゃぶ、うぅ...書きながらよだれが出て来たわい。
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神田明神下  ふく四季御料理 佐々舎
千代田区外神田2-10-2 
03-3255-4969
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by cafegent | 2005-06-17 20:07 | 食べる
先日、『立ち飲み なるきよ』の常連さんの恭子ネーサンから電話を頂き、銀座にちゃんこ鍋を食べに行くことになった。東銀座の新橋演舞場の裏手。
新橋演舞場は歌舞伎を知らない人でも知っている東京の名所な訳だが、高級料亭「金田中」も経営している。最近、代替わりしたので、料亭の枠を超えた新しい料理屋の展開にも精を出している。渋谷のセルリアンタワーに入っている『金田中 草』や銀座並木通りの『金田中 庵』なんかは、明らかに若者(と云っても30代だな)を狙っている。好きなコを口説いたり、大事な上客をもてなすには良いんだろうな。政治家が悪巧みをしたり、もみ消して欲しい事柄をそれなりの連中にお願いする場所として頻繁に活用されているのが高級料亭な訳だが、そんな処に僕らは縁が無い。その高級料亭の代名詞の様な「金田中」の真隣りに建っているのが目当ての『相撲茶屋 佐賀昇』なのだ。前説が長くなったが、となりがそんな料亭なもんだから黒塗り運転手付きのクルマが何台も待機している横をススっと入って行くのも銀座ならではの雰囲気を味わえて楽しいのだ。
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「佐賀昇サイト」
元内幕力士の佐賀昇さんが大阪で経営するちゃんこ鍋の味をそのままに出しているのだが、「塩ちゃんこ鍋」がむちゃくちゃ美味い。最近、両国でも塩ちゃんこを出す店が出て来たが、佐賀昇が最初に創ったらしい。たっぷりの出し汁に佐賀県七山
村の手作りゆずこしょうを溶いて、ちょっとピリ辛にして頂く。ん〜ッウマい!!
野菜が中心だし、何杯もおかわりしてしまうんだけど、4人で3人前で十分満足できるのだ。一人前3000円だし、両国に行く手間もいらないから仕事帰りにはいいんじゃないかなぁ。
さて、オーナーの遠矢松太郎さんは、僕よりもずっと若いのだが、その風体は豪傑な体育会系でその筋の方々も避けるような感じだった。このビル2階から上がちゃんこ鍋屋なんだけど、1階は『PineTerrace』なるお姉ちゃんクラブラウンジになっている。モダンなインテリアの中で、素敵な女の子に囲まれて酒が飲めるのだから、云う事なしだ。銀座8丁目あたりのクラブ街に比べてもリーズナブルらしい。(らしい、と云うのはこの日は松太郎さんにご馳走になったからだ。ウレシイナリ。)
今回何で恭子ネーサンからお誘いを受けたかと云うと、1階のクラブでライブをしてくれるミュージシャンを紹介して欲しいっつう事だった。
週に何度か生のサックスライブがあるのだけど、演奏しているのが伊藤タカツグ君というジャズ・ミュージシャンだった。浜松町の世界貿易センターの前でストリートライブを披露していた伊藤君の演奏を聴いて、松太郎さんが口説いたらしい。なかなか良いGrooveで演奏していたから、頭の片隅に気に留めていた。そんな訳で、先週は美味いちゃんこにありつけたのさ(ウレチィ!!)
余談だが、この『PineTerrace』に居たコの中に一人だけ凄い方が居たのだ。僕らの世代しか知らんだろうが、その昔CMで一斉を風靡したアイドルタレント「松本ちえこ」だったのだ。たぶん、40過ぎのお客連中は、松本ちえこ目当てでこの店に通っているのだろう。結構、客足が絶えなかったしな。まぁ、どーでもいいけど。
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by cafegent | 2005-05-23 17:47 | 食べる

荒井商店奮闘中!!

今日、ランチで荒井商店に行ったらデッカい木の看板がぶらさがっていた。
ショップカードも出来たって云うし、他のブログでもいくつか取り上げていたからまた紹介してみた。今日はグリーンカレーを食べたけど味は良かったよ。欲を言えばもう少しご飯が欲しいけど、今度は大盛りでも頼んでみようかなぁ。あの店は夜に行って、ペルーの食材の話なんかを聞きながら何か訳判んない料理を創ってもらうのがベストだろうな。もちろん、ペルービールを飲みながらね。
さて、今夜は銀座にちゃんこ鍋だ!!
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荒井商店のホームページが出来てたから紹介しておこうかな。

「荒井商店のホームページ」

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by cafegent | 2005-05-12 19:33 | 食べる
世間がゴールデンウィークの真っただ中、いつもと変わらない土曜日をオフィスで過ごし、近くにランチでも食べに行こうと外へ出ると、まぁ何とも良い天気だこと。こんな日は昼からビールも美味しいかな、と近所でも人気のピッツェリアに行ってみたら、案の定ゴールデンウィークでお休みだった。トホホ、と思いつつ先週オープンしたてのレストランに行ってみた。メニューには、「中南米創作料理」と書いてあった。新しい店だし、休日にも開いており、気が利いてるなぁと入ってみた。若い夫婦らしい二人で店を切り盛りしているらしく、戸惑いながらも一所懸命頑張っている姿が微笑ましかったなぁ。訊けば、ペルー料理の店との事。南米ペルーと云えば「セビーチェ」が絶品だ。去年、ニューヨークに行った時も、中南米レストランが流行っており、その店々の独自のセビーチェをウリにしていたっけ。「セビーチェ」は、白身魚やタコなんかをハーブヤレモン、ライムに漬け込んだマリネだ。暑い夏なんかに、これ喰って冷たいモヒートなんかガバガバ飲んだら、もう最高だね。ブラジル料理と聞くと、シュラスコなんかの肉、肉、肉って云うのが浮かぶけど、となりの国のペルーとなるとアマゾン河の淡水魚料理とかムール貝なんかを思い出す。あっ、あと豆料理かな。

連休前にオープンしたこの店の名前は『荒井商店』。何とも人を食った名前だけど、僕の友人も近藤商店なる企画会社を営んでいるから、妙に馴染めたのだ。で、当然、若き店主の名前も荒井タカヒロ君と云う。写真でも判るように、かなりのイイ男だ。b0019140_17282511.jpg1974年生まれだと云うシェフのタカ君は、なんとフレンチの名店「オテル・ド・ミクニ」で修行したそうだ。ある時、自分の料理に悩んでいるときに読んだあるシェフの本がきっかけで中南米の料理に興味を持ち、スペイン語を学び、ペルーに飛んだそうだ。いくつになっても、こういう思い切りが出来るようじゃなくちゃイカんな。職人と云うのは、それが出来るから常々羨ましいと思う事がある。土曜日の天気の良い昼休み、誰かに逢う予定もないからビールを飲んだ。ペルーのCRISTALなるラガービールは、昼に飲むにはちょうど良い軽さだった。
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元来、気に入ると凝り性気味の僕は、翌日の日曜日にもまた『荒井商店』に足を運んでしまった。と、云うよりもランチだけではこの店の本来の味が判らんから、ゆっくりといろんな料理を食べてみたくなったのだ。隣のテーブルでは、ブラジルに長く住んでいたと云う連中が旨そうにあれやこれやと食べていた。どうして、人が食べているモンは旨そうに感じるのだろうか。蜂の巣を焼いた料理だったが、僕もそれを注文した。とても長い時間茹でてから、焼いたのだろう。口の中でとろけるような蜂の巣・トリッパの逸品だった。それからLomo Saltadoと云うペルーの肉野菜炒め。b0019140_1728216.jpgマダイのセビーチェ。カンチータなるペルーのとうもろこしも旨かった。ブドウの蒸留酒「ケブランタ」は強いけど、セビーチェにピッタリの酒だったなぁ。テーブル席が4つの小さな店内は、荒井君夫婦の手作りらしいが、白い壁と木の風合いが馴染んでいて、とても居心地の良い空間に仕上がっていた。こう云う小さな店では、あれこれ聞きながら、奥の深いペルーの料理を覚えていくのに良いかもね。本来ペルー料理って、植民地だった事もあって現地の味とスペイン料理がベースになっていて、それにアフリカとか中国とか日本の影響が混ざり合って、今のスタイルになっている訳だが、ミクニでしっかりとフランス料理の基礎を身に付けているシェフならではの、繊細な味のこだわりが更に混じり合って『荒井商店』スタイルの料理に進化しているのだった。b0019140_17372339.jpg
いやいや、美味しいひとときを楽しませてもらった。

新橋6丁目の『荒井商店』
当分通うかもなぁ。
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by cafegent | 2005-05-06 17:43 | 食べる
芝大門に夕方になると煙りモクモクで大にぎわいのモツ焼き屋がある。その名も「秋田屋」と云うのだが、先週そこで待ち合わせをしてライブに出かけたのだ。それにしても、この店午後3時半から営業開始なんだけどすぐに満席になるんだよね。b0019140_19171186.jpgこの日も友だちが先に入ってたから良かったけど、外に数十人溢れていた。ここの焼きトンは全部大振りである。だから、数本食べてビール飲んで、さっと出ると云うのが粋な使い方かもしれん。この店で、廻りのみんなが必ず頼むのが『たたき』と云う代物。これは豚ののど肉をニラと一緒にタタいた、いわゆるツクネなんだけど、これは一人1串限定である。なんでも豚一頭から2串しかとれないらしい。
僕はここのハツやレバが旨くて気に入っているが、煮込みも美味しい。普通、モツ煮込みって味噌仕立てなんだけど、ここのは塩で煮込んでいるのだ。夕方5時を過ぎると、女性客も増えてくる。安くて、旨くて、目の保養もできるなんて、幸せな限りだなぁ。ここって、ビールと日本酒がメインで焼酎をおいていないのだ。なのに女性客が多いせいか、ワインあります、のはり紙が貼ってあった。さて、ほろ酔いになった頃遅れてJがやって来た。ブラジルから来たJがモツ焼き食べながら変な質問をしてきた。「パチもんとバッタもんは、どう違うの?」...。実に煙りモクモクの店にぴったしの質問だった。そんなもんばかり売っているような連中が商売早く終ってその日の上がりで一杯やっている風情のやからが目立つのだ。
簡単に云えば、「パチもん」はにせもの、「バッタもん」はB級品かな?秋田屋から浜松町の駅方面に行く途中の路上で本物そっくりのシャネルのバッグやブランド時計を売っているが、あれはパチもんね。錦糸町あたりの衣料品店で売っているアディダスに似ているがロゴがadiosとかになっているのがバッタもんだね。これって説明になっているかなぁ。
そんなこんなで、時間が過ぎて、ライブの時間が近付いたから、浜松町からタクシーに乗り込みお台場のZepp Tokyoというライブハウスに向かった。
この日のライブというのがPファンクだったのだ。昨年末に年明けにPファンク来るから行こうよと誘われて久しぶりに来るのなら見てみようかと思ったのだ。あのバンドは元気一杯のヘンタイ集団だから、4、5時間ぶっ通しで演奏しまくるのだ。会場には案の定、見たことある顔ばかりが来ていた。東京中のソウルバーに出入りしているソウルマニアやバ−のオーナー達だ。大抵のソウルのライブに来ると見かける顔である。僕の後ろの席にソウル評論家の吉岡さんが居た。随分と可愛い女の子を連れているなぁと思って声をかけたら、ソウルバンドでコーラスをしているというコだった。ソウル・サーチャーの吉岡さんは、今度映画になったレイ・チャールズの伝記本の翻訳をしたらしい。みんな、読んでみて欲しい。

さて、ちょうど開演した頃だったが、「The Fifth Element」というラップグループが出ていた。ちょっとヘビーなラップだったけど、まぁ、前座だからすぐ終るだろうと思っていたら、なんと一時間もパフォーマンスしやがって、よくよく聞いたら前座ではなくて彼等もメインだと云う事だったらしい。休憩をはさみ、次に出て来たのが「ZAPP」だった。あの超有名でゴキゲンなファンクバンドのZAPPである。しかし、リーダーでボーカルのロジャーって数年前に亡くなったんじゃなかったけ?という不安が頭をよぎったが、懐かしいサウンドが蘇ってきた。ロジャ−無き後のバックバンドのZAPPオンステージであった。"Dance Floor"、"I Can Make You Dance "、"I Want To Be Your Man"、"Computer Love"そして"California Love"まで懐かしいヒット曲を大連発してくれたから、それはそれなりに楽しめたライブショーだった。ビールで心地良く酔いしてながら踊っているうちにZAPPのステージは幕を閉じた。さて2回目の休憩の時に誰かが云った。「スペシャルゲストのジョージ・クリントン、来日していないんだってさ!」、「えっ来て無いの!!」って時既に遅し。ジョージ・クリントンが来ないって、それじゃPファンクじゃないじゃん。ここで初めてコンサ−トチケットを良く見返してみたら、GEORGE CLINTON & THE P-FUNK ALL STARSなんてどこにも書いておらず、Original P Funkというバンドの名が記されていたのだ。あぁ、呼び屋に騙された、と云うか最初に確認するべきだった。そしてステージ再開。白人の若いお兄ちゃんがキーボードを弾いている。この時点でもうあのファンカデリック、パ−ラメントではない事は直感できた。そして、聞き慣れた楽曲のリズムにのって訳のわかんない変なオジサンたちが登場してきたのだ。それにしても、ジョージ・クリントンもバニー・ウォーレルもブーツィー・コリンズもかなり変な連中だが、違う意味で十分変なそっくりさんたちだった。あのホーンセクションはどこに居るのだ。ホーンがいないのだ。でも、名曲の数々を演奏している。そう、あの"MAGGOT BRAIN"、"FLASH LIGHT"、"ONE NATION UNDER A GROOVE"なんかも見事に演奏しているのだ。ようするに、赤坂、六本木でビートルズの演奏をするそっくりさんバンドのようなものなのだ。きっと、全米中のライブハウスや飲み屋などを巡業しているPファンクそっくりバンドなんだろう。ZAPPから引き続きでこのバンドを見ていて、昨年見た井筒監督の映画「ゲロッパ!」を思い出した。なんだか自分が熱海とか岐阜の下呂温泉あたりのホテルのそっくりショーにでも来ている錯覚を覚えた。すげぇキワモノを見たって感じかな。このバンド、一応、初期のP-Funkのメンバー達らしいのだが、すぐに二分して他のメンバーがP-Funk Allstersになったらしい。知らない訳だよね。Fazzy Hanskins、Grady Thomas等何人かが初期メンバーらしいが、あの若いキーボード奏者は絶対に違うだろうな。

そう、俺はこれが見たかったのだ。このふんどし姿を!!
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いやぁ、なんかモノ凄いもの食っちゃったなぁって云う感じの後味だった。帰りにみんなで何か食べようか、っていう気にもならんかった。レッドシューズのトシくんは結構楽しんでいたみたいだったが、僕はダメだった。一人くらいメンバーがいなくちゃおかしい。絶対におかしいのだ。『オイッ、金返せ!!』っていう位許せん感じだった。一緒に見たJにも思いきりイヤミを云ってしまった。スマンって思った時に頭にある言葉がよぎったのだ。「J、ようするにあれこそが、正真正銘のパチもんやねん!!」...。

      絶対、次回は来てくれ、ジョージ・クリントンよ!!
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by cafegent | 2005-02-03 19:18 | 食べる
朝から、パシフィコ横浜で仕事が入っていたので、前日から横浜ロイヤルパ−クホテルに泊まった。
このホテルは何度か来ているが、非常に落ち着くホテルだ。ロビーフロアのシャンデリアのしつらえや調度品がヨーロッピアン・アンティーク風(本物なのだろうか)なのだが、恵比寿のウェスティンと違い妙に僕にしっくりと来る。横浜に来る大抵のカップル同士は海の見えるベイサイドという部屋を予約するのだろうが、僕は決まって富士山が見える部屋を予約する。朝早く目がさめて富士山が見えるのは実に気持ちが良いものだ。そう言えば今年の正月は、自分の部屋から富士山が絶景に見える、と云う脳天きな『夢』を見た。我ながら幸せモノだと思ったなぁ。

昨日は仕事を終えてそのまま渋谷からみなとみらい線で中華街まで出かけた。久しぶりに美味しい中華が食べたくなったのだ。b0019140_17505014.jpg本当は、中華街大通りのすぐ脇を入った所の「海員閣」で、牛バラ飯と海老の辛し煮が食いたかったのだけど、何しろこの辺の店は閉店が早い。ここも8時には閉まってしまうのだ。まぁしょうがない、と海員閣のおカミさんが大好きだという「慶福楼」に行こうと思ったが、まだ時間があるなぁと思い中華街の関帝廟通りに面する「金福楼」に行ってみた。「慶福楼」は中華街ではめずらしく夜中2時まで営業しているので、別の日でもいいのだけれど、たまに早い時間(と云っても「海員閣」は閉まっている時間ね。)に来たんだから、こっちにしてみたのだ。ここは、我らがクレージーケン・バンドの横山剣御用達の美味しくて安い広東料理の店である。ここに来たら、まずは酢豚。
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そして、小龍包、湯葉巻。青菜の炒め物である。b0019140_17502984.jpg昨日は豆苗(トウミョウ)があるって云うので、それをニンニクで炒めてもらった。b0019140_1750155.jpg絶品だった。風邪気味の躰に栄養分をしっかりと補給出来た感じがした。ここのおカミさんは木田喜代子さんと云う。何故か、美味しい中華のマダムは美人が多い。六本木の新北海園、西麻布の南翔小龍しかりだ。b0019140_17504211.jpg

中華料理は、大勢で円卓を囲みながらワイワイと食べるのが種類も沢山頼めて楽しいものだけど、この店の逸品を楽しむのであれば一人でも十分堪能出来るものだ。以前、オフィスが飯倉片町にあった頃は、「中国飯店別館」の牛ガツ麺と中華粥が好きだったし、「新北海園」の豚の黒豆煮込みや黄ニラ炒めを良く食べた。もう、20年近く経つだろうか。西麻布の北海園の料理長がケンカでもしたのか辞めてしまって、子供家族たちとマネージャーを連れて飯倉片町に開店した店が「新北海園」だった。当時、息子の漢明が東京を余り知らないと云うので仕事が休みの時にディスコに連れて行ったりした思い出がある。また、ここの名物マネージャーは、過去訪れたお客様全員の名前を覚えていると云う。数千人と云っていたなぁ、客商売のカガミだね。

中華はどの店にも必ず名物料理があるから、それを教えてもらうと良いと思う。白金台の「聚寶園」は揚州炒飯(カニあんかけ炒飯)、六本木六丁目「中国飯店」は、黒酢の酢豚とメニューには無いが、海老のニンニクせいろ蒸し(絶品だぜ!)、西麻布の「南翔小龍」は、焼小龍包。この店は以前、青山のスパイラルの脇道にあったのだが、何を食べても美味しかった。特に焼いた小龍包は、ここで初めて口にして感動した思いがある。南翔小龍は、料理に加えマダムの千賀子さんが美人で素敵だった。クリスマスにはスパイラルカフェのケーキを訳もなく持って行ったものだ。小龍包は昔から新橋の新亜飯店だったけど、今はここかな。あぁ、マダムも食べたい!!
他にも小龍包と云えば、新宿高島屋に台湾の超人気店「鼎泰豊」(ディンタイファン)があるが、あれも台湾で食べるから気分も増して美味しいのだろうね。高島屋で主婦のざわめきの中で食べても何にも美味しく感じられないのは僕だけじゃないだろう。
あと、西麻布「麻布長江」の純ごま坦々麺も美味しい。長坂シェフの料理に対する探究心とアイディアの量は誰にも負けなんじゃないだろうか。前にも紹介したけど、芝大門のエロ爺いの店「美芳斎」の重慶牛肉飯(牛丼)とマ−ボ飯も風邪が一発で吹き飛んでしまう刺激とウマさだね。

たまには、一人で中華三昧も楽しいぞ、諸君。
ここ最近は、グルメーな話題を書いていなかったなぁ。ここも「ポタ食」に追い付かなくては!!...
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by cafegent | 2005-01-27 17:55 | 食べる