東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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カテゴリ:食べる( 278 )

暦ではもう「秋分」だネ。七十二候では明日から「蟄虫坏戸」(むし、かくれてとをふさぐ)の頃。

三月「啓蟄」の初候「蟹虫啓戸」(すごもりむし、とをひらく)の逆なのだ。春に土の中から這い出して来た巣篭もり虫たちが、秋になり再び土の穴に隠れて戸を塞ぐのだナ。
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九月も終わりに近づいてきた。カブトムシなどは、随分前にもう土の中に潜ってしまったネ。そう云えば、いつも行く公園で今年は一度もクワガタを見かけなかったなぁ。子供たちが早々に採ってしまったからだろうか、ハテ?

秋になると虫だけじゃなく、蛇や蛙も土に潜る。そして、渡り鳥たちが旅の途中に餌を求めてやって来るのだナ。

今朝は今年初のキビタキが三羽飛来して来た。
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全てメスだったけれど、可愛い姿で僕を愉しませてくれた。
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来月になれば、もっと多くの種類の野鳥たちも飛んでくることだろう。虫探しの日々から野鳥を追いかける季節の到来だ。今から愉しみだナ。
     ◇          ◇          ◇
     布袋草美ししばし舟とめよ   富安風生(ふうせい)

布袋草とは布袋葵(ホテイアオイ)の花のことだネ。
先日、近所を歩いていたら大きな火鉢に水を張ってホテイアオイを育ている家を見つけた。

もう随分昔、淡紫に咲き誇ったホテイアオイの群落に出逢ったことがある。確か、行田市の水城公園だったかナ。池の水が見えなくなる程の群生は圧巻だった。

風生の様に舟を止めさせて眺める風流さは、僕の心には微塵も無いのだが、あの美しい光景は今でも覚えている。
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この花は葉柄が真ん中で膨らんでおり浮き袋の役目をしている。この膨らみが布袋さまの腹の様に見えるからこの名が付いたのだネ。

愛嬌のある布袋様の様な緑の茎と可憐な紫色の花を久しぶりに観て、風生の句と共にあの池の群生を思い出した。先月が見頃の花だから、もう花も終わりだろうか。家の近所のホテイアオイはまだ咲いていたが、あの鉢には金魚も居るのかなぁ。
     ◇          ◇          ◇
さて、昨日はいつもの様に仕事場近くの酒場『牛太郎』に出掛け呑み始めた。
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ガツ酢をアテに冷えた瓶ビールが旨い。
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そして、薩摩白波の白湯割りに移る。
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こちらは、つくね串とピーマン串だ。このピーマンの中につくねを割り入れて、「勝手にピーマン肉詰め」にして食べると美味いのだナ。

相撲中継も終わり、店も混み出して来たので移動することにした。
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カミサンが先日忘れ物をしてしまった戸越銀座駅前の『三善寿司』へ。
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ご常連の藪さんが一足先に『牛太郎』から到着していたので、合流。

この日は前々から気になっていた旬の握りセット(1,980円)をお願いした。
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コレ、旬の握り寿司12巻にもずく酢、茶碗蒸し、あら汁、そして生ビールのジョッキが付いているのだヨ。
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かなりお得なセットなのだが、いつもロクに寿司を食べずに呑んでいて頼んだことが無かったのだ。
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藪さんはいつもの薩摩白波だネ。そして藪さんのワガママリクエストで定番となってしまった「穴キュー」が出て来た。
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普通、穴キューと云えば穴子と胡瓜の巻寿司だよネ。だが、酒吞みはあくまで酒の肴に徹するのだネ。そんな訳で、山盛りの胡瓜の千切りの上にたっぷりと煮穴子が乗った特製「穴キュー」が生まれたのだナ。

いつも、板場のオカチャンが苦笑いをしながら作ってくれるのが可笑しいのだナ。
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握りも美味いネ!
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暫くして仕事帰りのカミサンが合流。
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此処の刺身盛り合わせも素晴らしい。
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そして彼女の好物、ヒモキューも戴いた。

『牛太郎』で呑み過ぎたのかワタクシまたもや握りの途中、カウンターで寝落ちしてしまった。
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そして起きて再び鮨を喰らう。
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こんな情けない姿で一日が終わったのでアール。トホホ。  
by cafegent | 2013-09-27 17:09 | 食べる | Trackback | Comments(0)
    餅の名や秋の彼岸は萩にこそ    正岡子規

子規はたいそう牡丹餅(ぼたもち)、お萩が好きだったそうだ。病に伏せていても、好物はたらふく平らげたと云う。お萩のみならず、子規の日記には「牛乳一合ココア入り、菓子パン」との記述がほぼ毎日の様に出て来た。この菓子パンが、時に羊羹であったり、煎餅やお萩になっていたのだナ。
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    お萩くばる彼岸の使(つかい)行き逢ひぬ

こちらは、知り合いの家にお萩を配る人たちが道で出会った光景が眼に浮かぶ。子規はよほどお萩、牡丹餅が好物だったのだろう。

明日20日は秋の彼岸の入りだネ。子規が目にした様に、お彼岸にお萩を手土産に配る人たちを目にしたいものだ。
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暑い日が続いた東京も彼岸花が咲き始め、漸く秋らしくなってきた。

今夜は「中秋の名月」。台風が過ぎ去り、東京も秋晴れが続いている。
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今年も中秋の名月が満月になる。

三年連続で満月になったが、いつもこの日が満月になるとは限らない。
次回の中秋の名月が満月になるのは、東京オリンピックの翌年2021年9月21日とのこと。

今夜は満月を盃に映して、月見酒を愉しみたいネ。
      ◇            ◇            ◇
閑話休題。

秋の味覚の代表格でもある秋刀魚(サンマ)が食べ頃を迎えている。東北・北海道で水揚げされた秋刀魚が東京の市場に並んでいる。

四国や紀伊半島あたりの海域を泳ぐ秋刀魚は、春を迎えると水温の低い海を目指して太平洋を北上するのだネ。

北海道から千島列島にかけての海域で豊富な餌を食べて成長し、夏が終わる頃に南下し始める。産卵を控えたこの時季が脂もたっぷりと乗って一番美味しくなるのだナ。
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北海道から三陸沖にかけて南下した旬の秋刀魚で、飛び切りの酒を吞みたいものだ。

秋刀魚は昔は「狭真魚」(サマナ)とか「青串魚」(サンマ)と言われていたそうだ。夏目漱石は『我輩は猫である』の中で、「三馬」(サンマ)と記述している。

現在の秋刀魚(サンマ)は「秋に穫れる刀のように鋭い体付きの魚」との含意から名付けられたそうで、佐藤春夫の詠んだ詩「秋刀魚の歌」で全国的に知れ渡ったとのこと。我が国のみならず、中国でも「秋刀魚」と書くそうだ。

先日の日曜、目黒区の田道広場公園周辺で「第37回目黒のSUNまつり」が催された。その前に目黒駅前で開催された「目黒のさんま祭り」は品川区ということもあり、こちらの目黒区での祭りは地元色の濃いイベントなのでアル。

午前中の大雨で開催が危ぶまれたが、雨が上がった途端大勢の人たちで賑わいを見せた。
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家からノンビリ散歩しながら、先ずは目黒区民センターへ。
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こちらでは沢山の屋台が出ていて、駆けつけビールを味わった。
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またホールでは、春風亭柳之助師匠の落語「目黒のさんま」も披露されたのだナ。
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ふれあい橋の上では高円寺阿波おどりにも登場した「め組連」の方々の見事な踊りが披露された。
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おチビちゃんたちも懸命に踊っていたネ。
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田道広場公園では、宮城県の気仙沼から新鮮な秋刀魚が五千匹届けられ、炭火で焼いて振る舞われた。
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雨が上がったとたん、大行列となったネ。
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大分県臼杵市産のカボスも無料配布されたので、ギュッと絞って味わう人々で賑わっていた。
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ボクも大分かぼすPR大使のカワイコちゃんとゆるキャラのカボたんと記念撮影!

午後3時半、盛況のうちにイベント終了。皆さんお疲れさまでした!

再び武蔵小山へと戻り、立ち飲み『晩杯屋』へ。
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この日は西五反田の氷川神社例大祭だったので、酒朋タケと大西クンが神輿担ぎの前に一杯やっていた。
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大西クンの黒い衣装は別注だそうだ。洒落男だネ。
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ウチのカミサンは、セナちゃんが気に入ったらしくずっと遊んでいましたナ。
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新秋刀魚刺し150円も脂が乗っていて美味い。
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晩杯屋では、秋刀魚を大漁に仕入れ過ぎたらしく、焼き秋刀魚はナント二尾で150円と云う大判振る舞いなのでアル。

タケたちも神輿を担ぎに出掛けたし、僕らも引き上げることにした。

テレビで「笑点」を観ながら、お家居酒屋のスタートだ。
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金宮のソーダ割りで始めて、秋のから揚げ祭り開催!
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こちらはナンプラーから揚げだ。風味良く酒がススむネ。

続いて、マヨネーズから揚げの登場だ。
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鶏肉が柔らかく揚がるのだネ。
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オリーブとトマトのブルスケッタは、赤ワインで!
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こうして連休の中日が終わったのでアール。

お萩の画像はプロカメラマンのフリー写真素材・無料画像素材のプロ・フォトから。
by cafegent | 2013-09-19 11:25 | 食べる | Trackback | Comments(0)
夕べは夜半から激しい雨となったネ。今朝の東京は豪雨が嘘の様に上がり、青空が広がった。
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街を抜ける風も、どことなく秋の気配を運んでいたネ。

しかしまだ八月だもの、今週も後半は夏日が戻ってくるとの予報が出ている。夏の終わり、どこか旅に出たいナァ。

       遠き日の兄弟ゲンカ 秋の蚊帳   八十八
      
さて、昨日はカミサンの誕生日と結婚記念日だった。毎年、八月の後半はハレの日を祝い、夫婦水入らずで食事に出掛けている。

夕べは大森海岸駅から数分のところに佇む天ぷら懐石の『いせ』を訪れた。考えてみれば結婚してから毎年この日は天ぷらを食べているかもしれない。『みかわ』『天茂』『よこ田』『近藤』『山の上ホテル』と続いていた。
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八月ももうすぐ終わるし、この夏最後にもう一度浴衣を着てみた。

今回お邪魔した『いせ』は、カウンター8人の小体の店でアル。午後5時半開店に合わせて伺ったのだが、まだ暖簾が出ていなかったので、近くを一回り歩いてから戸を潜った。

ヿ字型の白木のカウンターは見事に手入れされていた。気持ち良く料理を愉しめるのだナ。

まだ若い主人だが、寡黙で一途に料理と向き合っている様な雰囲気を醸し出している。外の暖簾にも記されていたが、ご主人の飯村さんは神田猿楽町の名店『天政』(現丸の内丸ビル)出身らしい。
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先ずはビールを戴いた。付き出しは茶豆だ。香りも良く一番搾りに良く合った。

目の前では才巻海老を包丁で叩き大きな実の椎茸に詰めていた。この丁寧な仕事ぶりを眺めているだけで、酒がひと味もふた味も旨くなる。

茶豆を食べ終えた頃合いに穴子の骨せんべいと活才巻海老の頭が揚がった。
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香ばしい薫りとカリカリの食感でビールがススむ。

さぁ、天ぷらの開始となった。
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剥きたての活才巻海老が二尾順番に出て来た。これは塩が合うのだナ。

こちらでは、たっぷりの大根おろしが入った天つゆ、塩、そしてレモン汁の皿が用意されている。二尾目の海老の前に冷酒を戴いた。

酒は福島の飛露喜(ひろき)を二合お願いした。
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冷酒が正一合入った片口が二つ出て来た。涼しげなガラスの猪口も美しい。

お次はアオリイカだ。
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甘くてレモン塩が合うネ。

こちらは新銀杏。
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風味豊かで一足早い秋を食む。

このアスパラガスも美味しかったなぁ。
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今の時季は国産ものよりもオーストラリア産の方が味も香りも良いと伺った。いやぁ、本当に美味い。

続いて、天然の鱧が揚がった。
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半分は塩で戴き、残りは天つゆで。あぁ、至福のひとときだ。

江戸前のめごちもこれまた旨い。
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夏の時季に食べれて良かったナ。

新蓮根はサクサクで甘い。
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そして、これが先程仕込んでいた海老のすり身入りの椎茸揚げだ。
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椎茸の香り高く、酒がススム天ぷらだネ。
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鱚(キス)も身がふっくらと揚がっており素晴らしい。

お次は僕の大好物、トウモロコシだ。
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言うことなしの美味しさでアル。

天ぷらの最後は羽田沖で捕れた穴子だ。
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天ぷらの素材によって揚げ方を変えているのか、穴子はカリッと香ばしくしっかりと揚がっていたかナ。

ご主人曰く、魚介は全て生で食べられる新鮮なものだけを使用しているとのことだった。大森海岸と云う土地がら江戸前や近場で捕れた素材を上手く生かしているのも素晴らしい限りでアル。
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お新香でひと息ついて、〆のご飯となった。

〆は天ばら、天茶、天丼の三種から選べる。
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カミサンは天ばらで、僕は天丼を戴いた。
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海老と貝柱のかき揚げが乗った天丼に蜆(シジミ)の赤出しが合うのだネ。

食後に出て来た甘味は、手作りの葛きりだった。
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ご主人がせっせと鍋をかき回しているので、何を作っているのかと思ったら、これだった。蜜も美味しくてとても幸せな気分になった。

量も丁度良く、大変美味しく戴いた。

ワインもシャブリやムートン・カデ・ルージュを用意しているので、次回はワインで愉しもうかナ。

年に一度の結婚記念日に相応しいひとときを過ごすことが出来た。ご馳走様でした。

外に出ると日が暮れていた。秋の虫が集(すだ)く声が聴こえ、そこはかとなく秋の香りが漂っている様だった。

電車に乗り、武蔵小山へと戻った。まだ雨の気配も無かったので、馴染みの酒場『牛太郎』の暖簾を潜った。
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いつもの酒場でいつもの顔が集っている。こんなに素敵な時間は無いのだナ。
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そんな訳で、地元のハイッピーを戴いて、和み酒を愉しんだのでアル。
by cafegent | 2013-08-27 14:53 | 食べる | Trackback | Comments(0)
      おこうこぐらいで飲んでね、
      焼き上がりを
      ゆっくりと待つのが
      うまいわけですよ、
      うなぎが。
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     ☆          ☆          ☆
うなぎはね、この頃、昔から知られている一流のうなぎ屋へ行くと、会席料理みたいにまず、突き出しが出る。刺身が出る、それこそ椀盛りも出てくるということでね、そのあとでうなぎが出るわけだよ。だからね、もう、うなぎがまずくなっちゃうんだよ、おなかがいっぱいになっちゃっているから。これは本当じゃない、うなぎの味わい方としては。

昔は、うなぎの肝と白焼きぐらいしかないですよ、出すものは。東京のうなぎ屋はね。その代わり、やっぱりおこうこはうまく漬けてあるからね、まず、おこうこをもらって、それで飲んで、その程度にしておかないと、うなぎがまずくなっちゃう。

ぼくを連れててくれた人なんか、小さな株屋さんの主人(たいしょう)だったけど、おこうこも食べさせなかったね。

「まだ何も食っちゃいけないよ。おこうこも駄目だよ」
と言われたものですよ。
「それじゃあ、何を食っていたらいいんです?」
と言ったら、
「酒飲んで待ってなきゃ駄目だよ」
     ☆          ☆          ☆
池波正太郎の名エッセイ「男の作法」から抜粋。

粋だよネ、いちいち云うことがスバラシイのだナ。
「鬼平犯科帳」や「剣客商売」などの時代小説も面白いが、エッセイが特に好きなのだ。「旅」「食事」「映画」「銀座」等々、池波センセイの本から沢山のことを学んで来た。
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そんな池波センセイの「生誕90年 池波正太郎」展が今月28日から、松屋銀座8階にて催される。書斎の再現や小説の制作ノートなど貴重な資料も数多く展示されるそうだ。

今一度、池波正太郎の世界を垣間みてみようかナ。
     ◇          ◇          ◇
さて、先日久しぶりに末広町の『御料理 花ぶさ』にお邪魔した。
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此処は池波正太郎がこよなく愛した店でアル。二階、三階の個室には池波センセイが描いた書画も飾られているし、暖簾の文字も手掛けているのだからネ。
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午後1時半頃にお邪魔したのだが、満席だった。
暫し待つことにしたが、池波正太郎展のチラシが有ったので助かった。じっくりと読めたからネ。

午後2時、続々と個室のお客さんたちも降りて来て、カウンターも空いて来た。

夏の午後、板長が鱧(ハモ)の骨切りをする音が涼を運んでくれた。
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そして、鱧の天ぷらが出て来た。本日のご飯は、とうきびご飯だった。
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鱧は塩で戴いて、野菜は天つゆで戴いた。とうきびご飯をお代わりし、夏の季節をたっぷりと味わった。

料理の終わりに出る白玉ぜんざいが、これまた美味い。
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変らぬ美味しい料理、ご馳走様でした。暖簾も中に仕舞われ、昼どきの最後の客となったが、大変満足した。

外に出るとアスファルトを灼熱の太陽が照りつけ、足元から暑い。
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旧練成中学校跡地の『3331アーツ千代田』の壁面では、ミンミンゼミがけたたましく鳴いていた。

松屋銀座「池波正太郎展」のサイトはこちらから!
by cafegent | 2013-08-09 15:10 | 食べる | Trackback | Comments(1)
今日は八月八日、暦の上では今日から「立秋」となった。季節を72種類に表した七十二候では、「涼風至」(すずかぜ、いたる)の頃。秋風が初めて立ち始める時季が来た訳だ。
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しかし、東京の空は熱波がゆらりと漂っており、とても秋風など感じないネ。ただ、昨日の夕暮れに蜩(ヒグラシ)のカナカナカナと啼く声を聞いた。どこか物悲しげに啼く声に少しだけ夏から秋への移ろいの気配を感じたのだナ。

さて、昭和がずっと続いていれば、今日は「昭和八十八年八月八日」なのだネ。八が四つも並び末広がりの良き日でアル。

僕の俳号は「八十八」(やそはち)だが、これは米の文字をバラしたもの。歌人だった祖父の名前、米作から一文字戴いた。米作り農家の長男に生まれた祖父は弟たちに農業を任せ、若山牧水に師した。

晩年は印刷業を営みながら、北海道の歌人たちの歌集をボランティアのようにして作り続けていた。末広がりの目出たい日に今は亡き祖父を思い出したのだナ。
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    黒揚羽 揺蕩(たゆた)う先に夢のあと   八十八

     ◇           ◇           ◇
さて、昨日はカミサンが休みを取ったので、浴衣を来て出掛けることにした。
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この浴衣は江戸時代の型紙を使って染めた桔梗(ききょう)柄だ。秋の季節を先取りするのが着物の粋なところだネ。半幅帯を貝の口に結び、小料理屋の女将さん風にしてみた。

僕の角帯は親爺が長唄にハマっていた頃にお気に入りだった帯だ。
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今回は関西風に右巻きで締めてみた。

新橋駅前ビル1号館の一階に在る『信州おさけ村』は信州の地酒を常時百種類も用意している立ち飲み酒場だ。

先ずは乾いた喉を潤すため、信州のオラホビールが作るヴァイツェンを戴いた。
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コクと芳醇な香りが暑い夏を爽快にさせてくれた。
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先に来ていたダンディ岩崎さんは三種唎き酒セットだネ。では、僕も純米酒を三種選んでみた。
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大信州、黒松仙醸、初鶯(はつうぐいす)の生一本。
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一杯300円で提供しているのだが、三種類のセットだと500円になるのだヨ。なんとも懐に優しい酒場でアル。
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少し遅れてネイリストのまゆみちゃんが合流した。
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粋な着流しの爺さんもやって来た。
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こんな年寄りになりたいものだネ。

『信州おさけ村』で仕入れた川中島の純米酒「幻夢」を持参して、この日のメインである『すし処まさ』の暖簾を潜った。
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東京一小さなお寿司屋さんは、新橋駅前ビル2号館の地下に在る。
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三人でいっぱいになる小体の店だが、椅子が少し小さくなったせいか今回は四人でお邪魔したにも関わらず、キツくなかったネ。
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冷えた幻夢をグラスに注ぎ、店主の鈴木優さんとカンパイ!
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米の香りがしっかりと効いた純米酒だネ。

今回のネタはご覧の通り。
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さぁ、優さん劇場の幕開けだ。
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先ずはクリーミーな岩牡蛎から。
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最初はそのまま食べる。そしてレモンをギュッと搾って口へ放り込む。あぁ、ノッケから幸せが口の中に広がった。

続いて北海道の帆立貝を磯辺焼きで。
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醤油も塩も酒がススむ逸品だったナ。

バカラのタンブラーはお水だ。
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日本酒は水を飲みながらだと、悪酔いせずクィクィとイケるのだ。

料理も美味しいが、此処は何と言っても優さんの笑顔が良いのだ。
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物腰の温かさと丁寧な仕事ぶりを眺めているだけで、酒席が和やかな空気に包まれる。此処は、本当に至福のひとときを過ごすことが出来る。

続いて、お造りは北海道熊石の牡丹海老とカツオだ。
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濃厚な牡丹海老はねっとりとして甘い。このカツオも堪らん美味さだったなぁ。

そしてお待ちかね!牡丹の花が咲いた様なメバチ鮪のカマだ。
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生でも美味いのだが、これをさっと炙ってタレをつけて戴く。
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このタレは、マスタードを裏漉しして同量の醤油でのばし、酢を少々足して作る。このひと手間が素晴らしいのだナ。
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ダンディさんもまゆみちゃんも初まさを愉しんで貰えているご様子で、なによりだ。

酒もススみ、料理の〆は自家製の濃い豆乳で仕上げた豆腐だ。
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大豆本来の風味を味わえる自慢の一品でアル。

さぁ、美味しい料理の数々を堪能した後は、いよいよ握りの始まりだ。
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先ずはマグロのヅケから。
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赤身が実に巧く引き立っていた。云うこと無しの美味さだネ。
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こちらは水蛸だ。

続いて小肌の三身付け。
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絶妙な〆具合で、実に美味い。

続いて、青柳を握って戴いた。
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アオヤギはバカ貝の剥き身のことを云うが、味よし、風味よし、そして歯ごたえ良しと三拍子揃って、僕の好物でもある。
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優さんが包丁を入れているのは、愛媛県で捕れた釣りアジとのこと。
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あぁ、脂が程よく乗って美味い。酒がススむススむ。

こちらは白イカだ。
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ねっとりと甘く、スバラシイ味わいだ。

お次は横須賀で捕れたエボダイを炙りで戴いた。
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エボダイは干物で食べることが多いが、鮮度が良いと握りでも美味いネ。
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根室産の生雲丹(ウニ)は軍艦ではなく握りで登場。
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最後は、鉄火巻きで〆た。歳を取ったせいか、このくらいの量で腹が一杯になった。若い人だともうちょっと握って貰うと良いだろうネ。
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あぁ、大満足だったネ。この後のお客さんがまだ到着していなかったので、ゆっくりと寛ぐことが出来た。

優さん、今回も本当に有り難うございました。
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今月はもう一回予約を入れているのだが、来たがっている友人に譲ることにした。少しでも『すし処まさ』ファンが増えると良いものネ。

新橋駅前ビルを出て、我々一行は新橋と銀座の間の路地裏に佇むスペインバルへ移動した。
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『バル・ビエン』はワインやシェリー酒を気軽に楽しめる立ち飲みバルだ。

ハモンセラーノをアテに赤ワインを戴いた。
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流石に日本酒一升を空けたばかりだったから、ワインはボトル1本で十分だったナ。

まゆみちゃんとダンディさんとは新橋で別れた。
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カミサンは眠くなったと云うので、一足先に帰宅。残ったボクはいつもの酒場『牛太郎』の暖簾を潜った。と云っても、暖簾はとっくに仕舞われているのだがネ。
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気心しれた常連仲間たちとカンパイ!

仕事を終えた店主のジョーさんとパチリ!
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ハイサワーとクェン酸サワーを戴いた。
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カウンターでは酒朋のライター森一起さんと学芸大学前のカレー屋『VO VO』の小川さんが呑んで居た。『VO VO』は昔の『GHEE』の味を受け継いでる新潟の名店の東京支店なのだネ。
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一緒にいらした小濱さんはウェア・ブランド「MY LOADS ARE LIGHT」を営んでいる方だった。
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ギーのカレーが好きだった森さんとも話が弾んだし、二人も初『牛太郎』を愉しんで戴けたみたいで何よりだったネ。
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ジョーさん、ヒロシ君、ご馳走様でした。

こうして、昨日も愉しい一日を過ごすことが出来た。
     ◇           ◇           ◇
そんな訳で、今日の昼飯は学芸大学に在るカレー屋『VO VO』へ。

ランチタイムのコンビネーションカレーは、ベジタブルカレーとバターチキンにした。
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ブルックリンラガーで喉を潤し、汗をかきながらカレーを戴いた。
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暑い日のカレーは、躯によさそうだネ。さぁ、午後は何処に呑みにいこうかナ。
by cafegent | 2013-08-08 15:13 | 未分類 | Trackback | Comments(2)
   “Le vent se lève, il faut tenter de vivre”
       風立ちぬ、いざ生きめやも

宮崎駿監督の五年ぶりの新作映画「風立ちぬ」を観た。
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渋谷の映画館で観たのだが、宮崎アニメにしては珍しく子供より大人の方が多かった。
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映画の主人公である堀越二郎は実在の人物であり、宮崎監督は初めて実在の人物をモデルにした映画を製作したそうだ。

堀越二郎とは、七試艦上戦闘機、九試単座戦闘機、零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の設計などを手掛けた航空技術者だ。もっとも僕はこの映画の発表時まで知らなかったが、国産旅客機YS11の設計も行い、東大宇宙航空研究所の講師や防衛大教授なども歴任した方らしい。YS11機は幼い頃、札幌東京間の度に乗っていた飛行機だったので、実に親しみが湧いた。

宮崎監督は、堀越二郎の半生に同時代に生きた作家堀辰雄の小説「風立ちぬ」の話を盛り込んだところが面白かった。
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小説「風立ちぬ」は堀辰雄自身の自伝的小説であり、語りべの「私」が晩夏の避暑地で節子と云う美しい女性と出逢う。そして、彼女に恋をして、生活のメドが立ったら結婚しようと決め、婚約をした。だが、彼女は結核を患っており、高原のサナトリウムで療養しなければならなかったのだネ。

最初の章から最後の章まで、「風」の流れを感じる小説だった。

作中に登場する「風立ちぬ、いざ生きめやも」という有名な詩句は、ポール・ヴァレリーの詩『海辺の墓地』の一節を、堀辰雄が訳したもの。

死の訪れを感じている婚約者を支えながら、懸命に生きなければならない。堀辰雄は実際に婚約した1年後に彼女をサナトリウムで亡くしており、彼女と出逢った軽井沢の避暑地でこの小説を書いたそうだ。

航空技師堀越二郎と薄幸の美少女菜穂子との恋を織り交ぜ、そこに二郎の夢の世界が絡み合う、なんとも不思議な映画だった。

関東大震災が起きた後の東京復興の勢いと戦争へと突き進む日本帝国の姿が、東日本大震災以後の今の日本と重なり合うのだナ。

自民党の圧勝で「憲法改正」への懸念が高まるばかり。映画を見終えて、この先の日本の姿がどの方向に向かって行くのか、重く心に残った。

ただ、ひたすら純粋に美しい飛行機が作りたい。主人公の二郎は幼い頃からの夢を実現し、航空機の設計に取り組む。だが、実際には戦争に使われる道具に過ぎず、飛び立ったら戻っては来ない。兵隊たちを死の谷へと運ぶゼロ戦を作った。

この映画では戦闘シーンが少ない。宮崎監督は、戦争をあえて描かないことで「戦前回帰」しそうな今の政治思想へのアンチテーゼを試みたのだろうか。
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映画のキャッチコピーに書かれた「生きねば。」の文字は、実に強い。

東日本大震災を乗り越えて懸命に生きている人たち、原発事故で生まれた街を離れて生きている人たち、これから未来を生き抜く全ての人たちに向けて訴えているのかもしれないネ。
     ◇          ◇          ◇
閑話休題。

さて、昨日は映画を観終えた後、渋谷のワイン酒場『アヒルストア』に出掛けた。

午後6時半、店を訪れると既に満席で賑わっていた。
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相変わらず凄い人気だなぁ、と思いつつ奥の樽席へ。
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今回は酒朋コカ爺ぃこと小梶さんが予約を入れてくれた。それに僕ら夫婦と「元秋元屋冷蔵庫前、現在やきや」のユリちゃんの4人だった。

先ずはハーフパイントのビールで乾杯!
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猛暑に戻った東京の夕暮れ、ビールが旨いネ。
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最初の一皿は、玉ねぎのパイから。
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白ワインは微発泡で辛口、甘いタマネギに良く合うのだナ。

続いて、ポテトサラダを戴く。
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独特のポテサラは必ず頼んでしまう。

和歌子さん手作りのパンは、フランスパン、カンパーニュ、それに胡椒の効いたフランスパン。
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どれもが本当に美味しい。このパンに合わせるのは、パテだ。
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付け合わせの大根のピクルスもさっぱりとして美味しかったなぁ。

白の次は赤ワインを抜いてもらった。
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そして、ブーケガルニが効いた塩もつ煮込みの登場だ。
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シロやハチノスが良い塩梅で煮込まれていた。汁をたっぷりとパンに浸して口へ。あぁ、もう堪らん。この煮込みも病みつく美味さだったナ。
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店主の輝彦さんにお次のワインを選んで頂く。
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三本チョイスして戴いた中から、ジュラのビオワイン「アルボア・ピュピヤン」をセレクト。
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ロゼの様な赤ワインは独特の酸味で飲む程に味が変化するのだ。

そして、デーンと登場したのは丸ごとピーマンの肉詰めトマトソース。
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このボリュームに圧倒され、お腹も十分に満足したのだナ。

『アヒルストア』は本当に居心地が良い。料理は何れもボリュームがあり、ワインに合うものばかり。手頃な価格帯も実にウレシイ限り。

ビオワインのことは、輝彦さんに伺えばベストな物を薦めてくれるし、言う事無しだネ。
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最後はデザートのカボチャのケーキを戴いて、ご馳走様!

店の外では次々と席が空くのを待つ方々が訪れていたネ。
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輝彦さん、和歌子さん、美味しい料理とワイン、ありがとうございました。
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そして、コカ爺ぃに感謝多謝!また次回もヨロシクね!
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輝彦さんが上梓した本も購入したし、ビオワインをもっと知ろう。

『アヒルストア』を出た我々は、書店『SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERS』を訪れた。此処、SPBSは出版社と本のセレクトショップが一緒になった所なのだ。コカ爺ぃは小さなサボテンの鉢植えを買っていた。カミサンも欲しい本を見つけてゴキゲンだった。

続いて向かうは道玄坂百軒店のラブホの前のロック酒場『WOKINI』(ウォキニ)へ。
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此処も気心しれた酒場でアル。ジン&ソーダを戴きながら、80年代のロックに酔いしれた。
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コカ爺ぃがリクエストしたドナルド・フェイゲンも懐かしかったし、店主の黒瀧光祐クンも元気そうでなによりだったナ。
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二杯目のギネスを飲み干して、ご馳走様!

この夜の三軒目は渋谷駅近くの雑居ビルの上だ。『Bar Music』のドアを開けると心地良い音楽が響いていた。

此処は元カフェ・アプレミディの中村智昭さんが三年前に開いた店。
今はムジカノッサを主宰し、DJや選曲家として活動する傍ら、この店を営んでいるのだネ。
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実家が広島市で60年も続く自家焙煎珈琲の店『中村屋』と云うだけに、此処の珈琲も評判だネ。
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真夏の夜、カイピリーニャが旨い。雨上がりの渋谷は、昼間と変らない程に人で溢れていた。夕べはそんなにヘベのレケにならなかった。都会の雑踏を抜け、家路へと戻ったのでアール。
by cafegent | 2013-07-25 14:24 | 食べる | Trackback | Comments(1)
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先日、入谷の朝顔市で買い求めた朝顔が毎朝咲いてくれている。

朝から照り返す太陽のせいで萎れていた花も、水をやるとスグに元気良く顔を上げてくれるのだナ。
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夏の間中、朝顔の花に元気を貰う。こんな小さなことが幸せに感じるのでアル。

それにしても猛暑が続いているネ。こまめに水分補給しないとバテてしまう。こんな時は鰻を食べることにしよう。
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    石麻呂に我れ物申す
        夏痩せに良しというものぞ 鰻捕りめせ

万葉集の中で、大伴家持(おおとものやかもち)が詠んだ歌だが、これは吉田石麿の痩せた躯を嘲笑して作った「嗤咲痩人歌」(やせびとをあざむけるうた)なのだネ。こんな昔から鰻を食べてスタミナをつけろと記しているのだから、流石はウナギだ。

そんな訳で、昨日は馬喰横山の鰻屋『との村』へお邪魔した。
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先ずは冷えたビールで喉の渇きを潤し、涼をとる。瓜の漬け物が良いアテになるのだナ。

親爺さんが目の前で捌いた鰻を外の焼き台で焼く。
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実に丁寧な仕事を眺めながら、香ばしく焼かれた鰻の蒲焼きが2,800円で戴けるのだから、なんと良心的な価格設定なのかと思ってしまう。

親爺さんが外で鰻を焼いている間のひととき、女将さんとテレビ番組を観て過ごす。

さぁ、お待ちかねの鰻重の完成だ。
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此処の蒲焼きは『尾花』や『野田岩』『神田川』などの柔らかく口の中でとける様な鰻とは対極だ。蒸しが少なく、香ばしさと歯ごたえを楽しむ蒲焼きなのだナ。もちろん、まったく蒸さない「地焼き」もやってくれるから嬉しい限りだ。

この界隈は糸へん関係の問屋街なので、関西から出張で来られる方が多かったそうだ。そんな訳で先代の時から関西風の蒲焼きが人気だったと伺った。
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じっくりと味わい、元気を取り戻した。これで、午後も乗り切ったのであった。
by cafegent | 2013-07-11 16:49 | 食べる | Trackback | Comments(0)
風薫る五月の朝、いつもの公園ではキビタキやセンダイムシクイと云った夏の渡り鳥の囀(さえず)りが響いていた。
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コゲラもせっせと虫を探している。

今日は「八十八夜」だそうだ。立春から数えて88日目という訳だネ。

米の文字を分解すると八十八になる。春から夏へと移る節目の日は、農業に携わる人々には特別な日なのだナ。茶畑では八十八夜から新茶の摘み取りが始まる。

   ♪夏も近づく八十八夜 
   野にも山にも若葉が茂る 
   あれに見えるは茶摘みじゃないか 
   あかねだすきに菅の笠♪

ラジオから「茶摘」の歌が流れていたナ。
      ◇         ◇         ◇
昨日は朝から無性にBLTサンドウィッチが食べたくなった。パン屋やマーケットの開店と同時に駆け込んだ。
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厚切りの食パンをトーストして、バターを塗る。
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水を切ったレタスをたっぷり、トマトのスライスを載せたらマヨネーズと洋カラシを塗り、焼いたベーコンを置き、トーストに挟めば完成だ。

前日に仕込んだ野菜たっぷりのスープを温めてサーモスに入れた。

缶ビールと野鳥用の一眼レフを持って、いつもの公園に出掛けた。
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一時間程公園を歩き、夏鳥や虫を探した。
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さぁ、青空ブランチだ。プシューッ!と缶ビールを開ける。

喉いっぱいに冷たいビールを流し込むのだ。フゥッ!
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青空の下で飲むビールは何故こんなにも美味いのだろうか。

そして、トムズ・サンドウィッチで覚えた分厚いBLTサンドにかぶりつく。
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じゃがいもとキャベツたっぷりのスープも熱々で美味かった。

出来立てのサンドウィッチも美味いが、すこし時間が経ってトーストと具がしっとりと馴染んだ頃合いもまた美味でアル。だが、なんと言っても隠し味はこの五月の青空だネ。
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今年初見のセンダイムシクイも撮影出来たし、大満足な五月のスタートとなった。

自宅に戻るとベランダに1羽のヒヨドリがやって来た。
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まだ幼鳥だろうか。身近な鳥たちも、心を和ませてくれる。夏はもうすぐ近くまで来ているのだナ。
by cafegent | 2013-05-02 17:41 | 食べる | Trackback | Comments(0)
今朝の東京は風が強かったものの、心地良い日和で初夏の様だったネ。

我が家のベランダにもアゲハ蝶が飛んで来た。
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こんなに天気が良いのに、夜は雷雨だそうだネ。

昨日まで丸の内で開催されていた『1日で巡るお遍路さん in 丸の内』のイベントに参加した。
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「四国八十八カ所霊場」のお砂踏み巡礼を終えて、無事に「結願之証」(けちがんのしょう)が授与された。
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出開帳結願記念の御守りも手に入れたが、いつかは実際に四国に巡礼の旅に出たいものだ。
     ◇         ◇         ◇
さて、先日結婚記念日を迎えたので、カミサンと食事に出掛けた。
赤坂駅を出て、赤坂通りを五丁目交番方面へと歩く。

草彅君が泥酔してしまったレストランの脇の路地を入ると目指すビストロ『コム・ア・ラ・メゾン』が在る。
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此処は社用で伺って、とても気に入ってしまった一軒なのだナ。此処はシェフの涌井勇二さんが一人で腕をふるうフランス西南部ランド地方の料理店だ。

オープン以来、一貫してメニューの内容が変らないのも、シェフの信念を感じるのだネ。サービスを担当する方の優しい気配りも素晴らしく、本当に居心地の良い店でアル。僅か14席の小体の店ゆえに、すぐに満席状態。
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先ずはビールで乾杯し、無事に5周年を迎えられた事にホッ!(苦笑)
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「ランド産鴨のフォアグラのテリーヌ、アルマニャック風味」の濃厚な味わいに赤ワインを戴く。
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続いて、「じゃがいものクリームグラタン」だ。
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グラタン好きのボクには堪らない一皿なのだナ。

そして、こちらは「バスク風 白身魚のすり身の赤ピーマン詰め トマトソース」でアル。
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初めて食べた時は、感動したなぁ。実に美味い。

この「シャラン産鴨の心臓の串焼き ニンニク風味」は此処に来たら絶対に食べて欲しいのだナ。
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渋谷『鳥重』の心臓を彷彿させる串焼きの大きさも嬉しい限り。じっくりと一時間もかけて焼き上げるそうで、絶妙な味加減にワインもススむススむ。
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ワインをお代わりし、最後は鴨のコンフィと悩んだが「ガスコーニュ風トリップ」を選んだ。
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バスク地方の料理に多い内臓系の煮込み料理は本当に美味しい。
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トリップとは、「ハチノス」だネ。

デザートはキャラメルアイスの「ミヤソン」を戴いた。
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最後のエスプレッソと共に自家製のお茶菓子「カヌレー・ド・ボルドー」が出されるのだが、これまたひと際おいしいのだヨ。

初訪問だったカミサンもすっかり気に入ってくれた。
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「これで、日頃の泥酔が無ければ、尚良し」と釘をさされてしまったが、まぁ何とか無事に結婚記念日を迎える事が出来た。

涌井シェフ、美味しい料理をありがとうございました!また次回!
by cafegent | 2013-04-26 16:52 | 食べる | Trackback | Comments(0)
今日は昨日に比べ、5,6度気温が低く朝や日中に小雨がパラついたネ。
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今の時期、冬の北風と春の南風がぶつかり合い、強風が吹いたり一転して穏やかな気候になったりする。

春から初夏にかけて、アウトドアでピクニックをしたり、キャンプを愉しんだりする機会が多くなる。僕も晴れた休日は、ピクニックの準備をして公園に出掛ける。
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アウトドアでの料理となると結構悩むことが多い。そんな時、いつも参考にしているブログがあるのだナ。「山めし礼讃-山料理 山ごはんレシピの記-」でアル。

此処で紹介している料理は、本当に手軽で美味そうなのだ。また、アウトドアならではの調味料等のチョイスも実に参考になる。

そのブログが、ナント書籍化されたのだナ。
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げんさんの山めしおつまみ

これ一冊で、これからの登山やピクニック、ハイキングが一層愉しいものになるって訳だ。アウトドア派の方は、是非!
     ◇          ◇          ◇
先日の日曜日は雨の予想が高かったが、幸い青空が広がり、良い天気になった。だが、物凄い強風に見舞われたネ。

この日は毎年桜の時期、渋谷のんべい横丁の酒場『Cruva』が中心となって催される恒例のBBQの宴となった。集まったのは、クルヴァのみならず『ビストロ・ダルブル』や『タイト』など横丁内の酒場の常連たちだ。
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午前11時からスタートし、昼頃には100人以上が集まった。
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都立駒場野公園は、BBQ用のブロック台やテーブルが幾つも用意されているので、とても便利だ。

野鳥が啼く青空の下で呑む酒の、なんと旨いことか。
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そして、肝心のBBQも正田さんが中心となってプロならではのアウトドア料理を提供してくれた。
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先ずは、ビールで乾杯し、出来立てのほうとうを戴いた。
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こちらは、じっくりと煮込んだ牛肉を炭火で焼いてくれる。外で食べる肉は美味いネ。

由美ちゃんも元気そうでなにより!
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髪型が変ったネ。可愛いネ!
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キンミヤ焼酎やワインも充実だった。
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そして、オースティン君が焼き場を受け持った塩ホルモンとキャベツでホルモン丼を味わった。
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むふふ、の美味さ!炭火は香ばしい!
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こっちは、シーフードカレーだ。今回はご飯が充実していたナ。
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ふだん、夜にしか会わない酒朋がみんな居て面白い。
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主催のよっさんから乾杯のご挨拶!
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そして、スパークリングが振る舞われた。
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酒も本当に充実していたナ。
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毎回、この猫ちゃんが美女たちを虜にしてしまう。
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猫になりたいと思った輩も沢山居たことだろうナ。w
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しょうちゃん、美味しい料理をありがとう!感謝多謝!
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そして、健太郎クンもありがとうネ!
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途中、何度も突風に見舞われたが、それすらも楽しんだ酒宴となった。
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宴はまだまだ続いたが、本当に気持ち良く酔えた。
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のんべい横丁の皆さん、そしてよっさん、健太郎、しょうちゃん、オースティン等々、働いてくれたみんな改めて「どうもありがとう!」

また、来年も桜の時季に宜しくネ。

「山めし礼讃-山料理 山ごはんレシピの記」のサイト
by cafegent | 2013-04-11 17:59 | 食べる | Trackback | Comments(2)