東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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怪しいGirls Night !!

しかし、毎晩毎晩、都会を彷徨って飲んだくれていると、ヘンな夜に出会う事もある。この日も、一人でふらふらと渋谷から何軒かハシゴして青山トンネルの手前のビルの屋上にあるバーに到着。このバーは、本当にビルの屋上にあるので、エレベーターを5階で降りるとさらに階段を上がり非常扉のような思いドアを開けると憩いにありつける。ただ、段差が多いから、結構ここで足踏み外して怪我した人を見ているけど...。小さな屋上のバーながら、2階もあってイイ感じで酔っぱらいがくつろげるようになっているのがイイ。「MARUKUSU」というのが、この店の名前だが、
マルクスって何?って思っていたら僕の古い知り合いの楠林さんが始めたバーで、ショプカードに描かれたロゴは、「○に楠」でマルクスだった。
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この店のオーナーは、昔からの仕事関係でもう24年位の付き合いになる。最近では、もっぱらどこかの飲み屋でお互いに顔を合わす程度になっちゃってるけど、それだけで十分理解し合えるっていう感じだな。現在、ここを切り盛りしているのはアーティストの田保ちゃん。先に紹介した画家・阿部隆一と同様にタボちゃんも女性しか描かない。それも、イヴ・クラインの女体画よろしく大胆な筆遣いで描く女性は迫力満点である。

話は冒頭に戻るけど、なにがヘンな夜だったかと云うと、この日のマルクスは女、女、女、って云うくらいに小さな店に女性ばかりてんこ盛りになっていた。男客は僕と旧友オリビエ、それに店の連中だけだった。
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入れ替わり、立ち替わり、8人か9人くらい女性が入れ替わってどんちゃん騒ぎしていた感じかな。タボちゃんが、浮かれまくって、気持ちよく歌っていた。(云っておくが、ここにカラオケシステムは無い!タボちゃんが、瓶をマイク代わりに歌うのだが、これもまた凄い!!)b0019140_1811343.jpg

はたして、夜は更け、空が明るくなるまで女性陣は飲めや歌えのバッカスの宴、っていう感じだった。僕らは喜んで生け贄になるとするか?えっ!、そりゃぁ、いけにぇ〜ってかー!!
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by cafegent | 2004-09-27 18:01 | 飲み歩き
先週、打ち合わせで表参道を歩いていたら、なんとセリーヌのブティックの地下のギャラリーで、僕が昔から大好きなグラフィック・デザイナーであるギ・ペラートの展覧会を開催していた。この日は、阿部隆一という画家の展覧会の打ち合わせをするべく、カフェロータスの山本宇一氏と待ち合わせをしていたので、帰りに寄ろうと思って気に留めていたら、山本さんから「今、素晴らしい展覧会をやっているよ。
ギ・何とか?って云う人の...」って云い出して、阿部氏が「それって、ギ・ペラートじゃないの?」って云って、皆偶然大好きなデザイナーだった事が判明。山本さんのカフェ・モントークでオープニングパーティを開催したらしく、ギ・ペラート氏は大変元気な爺さんだったそうな。(阿部ちゃんは、もっと早く云ってくれよーって残念がっていた。)
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打ち合わせの帰りに阿部ちゃんと展覧会を見に行ってきたけど、さすがにお金に余裕があるルイ・ヴィトン傘下のセリーヌの事、素晴らしいインスタレーションでした。
グラフィックがグルビ、会場構成が片山正通、音楽が田中知之と日本じゃ、作家本人よりも人気な位のイマな方々を使っちゃって、まぁ大変って感じだね。
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僕がギ・ペラートを知ったのは、今回のフレンチ・コミック(バンデシネ)ではなく、「Rock Dreams」というスーパーリアリズムでロックミュージシャンを描いた作品集だった。1970年代のはじめ頃だったと思う。それからは、ストーンズやデビッド・ボウイのレコジャケで誰もが知る程の人気デザイナーになった訳だけど、未だ生きていたとは知らなかった。と云うか、とっくに存在を忘れていたから何故今年セリーヌが取り上げたかが驚きだったなぁ。b0019140_17214035.jpg「バーバレラ」や「キャンディ」が好きな連中はきっと気に入ると思う筈。僕が宣伝しても仕方ないが、10月24日まで開催しているので、要チェックを。

ちなみに、阿部隆一展は、10月22日(金)から27日(水)まで開催。こちらも要チェックを!!
阿部隆一ウェブサイト
  「UNFEIGNED」 展

   日程:2004年10月22日(金)〜 2004年10月27日(水)

   場所:西麻布 スーパーデラックス
   時間:18:00〜Midnight
   主催:株式会社ザットメン
   協賛:株式会社ビームス/バワリーキッチン
   企画/制作:株式会社ザットメン/阿部隆一
   協力:スーパーデラックス(http://www.super-deluxe.com)
   Opening Reception:Oct.22(Fri) 19:00 Open
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by cafegent | 2004-09-27 17:28 | ひとりごと
店の女の子の笑顔にいい感じで酔いが廻り、時計を見ると未だ19時過ぎ。
いやぁ、早い時間から呑むのって最高だね!!ひっきりなしにお客が集まって、気が付きゃ外まで人だかり。そんな訳で、新しいお客に席を譲るとして、「青樹」をあとにすることに。

新橋やなぎ通りを抜けて、反対側の路地を入ると、とびきり旨いそばを喰わせてくれる「辻そば」がある。ここのご主人は、ひたすら黙々とそばを作り、出汁巻き卵を焼いている。職人っていう雰囲気が、カウンター越しに伝わって、ピリっとした心地よい緊張感があるんだね、これがまた。蕎麦屋に入ったら、まずは瓶ビールを一本。そのあとは日本酒か焼酎でつまみを戴き、締めにそばだよね。このビールを一本だけにするのが粋なんだと、どっかの頑固爺いが本に書いていたなぁ。爺い曰く、蕎麦屋で酔うのは昼間に限るそうだ。そんなこたぁ判っちゃいるが、なかなか真っ昼間から呑みに行けないよなぁ、庶民はさ。
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秋になったなぁ、と感じさせる「栗と牛肉の煮物」は旨かった。栗がアマウマね!
b0019140_16433740.jpgここのご主人は寡黙な方なんだけど、実は蕎麦屋になる前は、リクルートにいらしたんだよね。あの事件がきっかけなのか、会社を辞めて蕎麦の修行に入ったそうな。当時から字が上手いと定評があったらしいから、ここの店の品書きや屋号もきっとご主人の作だろうなぁ。先に行った焼きとん屋とはまた違った呑み方だが、蕎麦屋で呑むのは実に楽しいというか、良い感じだねぇ。締めは、ここの名物「辻が蕎麦」。大根の千切りがざるそばに直にまざっており、そばの香りと大根のシャキシャキ感が絶妙なバランスで口の中に広がるんだよ。b0019140_16465286.jpg

あぁ、至福の時っつうのは旨い蕎麦を喰っている時だろうなぁ。


さて、次は何処呑みに行こうかな?
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by cafegent | 2004-09-16 16:49 | 飲み歩き

Deep Town 新橋ナイト!

「ぜひ仕事帰りに一杯いきましょう!」とSounds like Shinbashi Salary men!な響きと共に昨日は、銀座で打ち合わせが終了後に時計を見たら、まだ5時過ぎ。
まぁ、もうちょっと打ち合わせも長引くと思ってオフィスのPCも電源落として黒板にも直帰の文字。まっ、たまには夕方から酔うか!って気持ちを「飲みモード」に切り替えてしまいました。頭のあのフレーズから浮かぶのは、どうしても新橋だよね。
って訳で、銀座からとぼとぼと夕暮れの街を新橋Deep Townまで歩いた訳ね。

烏森方面から新橋4丁目あたりに行くと無茶苦茶飲み屋が密集していて、この辺りは夕方4時を廻るともう客が居るのだ。何と言っても営業帰りに会社に戻らないリーマン達が何処からともなく集まってきて、6時にはもうどこも満杯状態ってのが、当たり前の世界が広がっている。立ち飲み屋なんかも沢山出来ていて、最近は若い美人のコがカウンターに入っている立ち飲み屋が結構流行っているらしい。客の回転率が倍くらいあるから女のコの時給を倍の2千円位払ってもなんとかやっていけるんだね、これが。

でも、この辺りはやっぱ「焼きとん」「ホルモン焼き」で一杯ってのがオツかもね。っつう訳でこの日は「青樹」の暖簾をくぐって、いざ乾杯!!この店のオヤジさんはジャズが好きなのか何故か店内はジャズ系の写真が一杯貼ってある。白髪で短髪のオヤジは、一見怖そうだが、実に気さくな人で客あしらいもうまかった。
そして、何と云ってもこの店の2人の女の子は可愛いのなんのって、美人じゃなくて可愛いのネ。居酒屋のアイドルっていう感じかな。b0019140_193324.jpg

値段も良心的で大体が2本で200円くらい。焼酎もチューハイなら250円なり。
流行るのがうなずけるね。うん。結構食べて飲んで、一人千円札と小銭でいいんだから、たまらないね。可愛い子にも逢えたしねえ。b0019140_192788.jpgb0019140_1922391.jpgさて、続きはまた明日書こうかな。仕事しなくちゃ。
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by cafegent | 2004-09-15 18:42 | 飲み歩き

代々木のひつじ屋

代々木の駅を山野愛子美容学校の方に歩いていくと、脇道の2階に「ひつじ屋」は在る。オーナーは日本人らしいのだけど、店にいるのは黒人の女性やら、何人か判らない人たちが働いている。かなり古い店なんだと思うけど、内装もいい味だしてる。
土曜の昼に行ったのだけど、ここのランチの安さにはビックリしてしまうね。そして、それが美味しいことなんのって。クスクスに付け合わせで付いているチキンの炭焼きも美味だし、トマトベースの味付けも絶妙だった。羊のスペアリブとシシカバブのセットもボリュームがあって、美味しかったなぁ。たまに無性に肉が食べたくなる時があるんだけれど、焼き肉じゃない気分の時は、こことか最高だね。モンゴル、モロッコ、ペルーなど普通の店で出ない国の料理とかが沢山あって注文するときに悩んでしまうね。でも、本場の味を知らない料理も結構在るから微妙かも。でも美味しいのは確かだから、お勧めだね。食後に出てくるミルクコーヒーが実は珈琲豆を使っておらず、チコリなんだよね。だから、カフェインレスで不思議なコーヒーなり。b0019140_15463058.jpg
休日の午後に、窓から陽が差し込む薄暗くて炭火とタバコのヤニで薄汚れた店内に居ると不思議と異国にいる錯覚にとらわれてしまう。その雰囲気が料理の味をさらに引き立てているんだろうな。
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by cafegent | 2004-09-13 15:46

東京の隠れ家的食堂

六本木と飯倉の間を麻布台と云い六本木の喧噪を抜け、少しほっと出来るエリアだ。昔は狸穴と云われたくらい狸が沢山いた場所だけど、大使館が近くに沢山あったり外資系企業が連ねているから外国人がとても多く、この辺りは日本じゃない雰囲気を醸し出している。

いつもお巡りが立っているロシア大使館の脇の坂を麻布十番の方に下るとすぐ左側に麻布タワーズというマンションに行く坂に出る。エントランスが通りから見えないこともあり、このマンションは昔から芸能界、政界、財界の連中が良く住んでいた処だ。今でこそ高級マンションはどこにでも建っているが、その昔はとても少なくてここもそんな中の一つだった。このマンションの地階に「クラーク・ハッチ・フィットネスセンター」と云う日本で最初と云っても良い程、老舗のトレーニングジムが存在する。実は僕もここのメンバーなのだが、入会したのが既に20年も前である。今年で35年目になるこのジムは、当時プロのスポーツ選手や役者達が体を鍛える場所が無かった頃に本格的にフィジカル・フィットネスを目的としてスタートしたクラブであり、俗に言うボディビルダー専用では無いのである。今もメンバーだけど、高倉健さんは既に70才を過ぎているのに現役でトレーニングしているし、最近だとエグザイルのメンバーもトレーニングしていたなぁ。K-1負け続きの曙も夕方必ずトレーニングしているよ。クラーク・ハッチ・フィットネスセンター
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このジムに併設されていて、カロリーコントロールをするのに最適なのが、今日紹介する「Ono's Calorie Dining」だ。元々、シェフの小野さんが「Ono's Calolie Kitchen」として永く展開していた店を双子の娘達が引き継いで新装開店したばかりである。僕もトレーニング後には、自慢の「ローカロリー・ハイエナジー・シェイク」にプロティンを入れてもらい欠かさず飲んでいる。隣がアメリカンクラブという立地から、米国人も多く訪れる為ここのグリル料理は人気がある。ビーフ100%のハンバーグステーキやメカジキのグリル等、高タンパク質、アミノ酸を沢山取るには最適のカロリーバランスフードが沢山なのだ。b0019140_14394725.jpg

女性客も多く、近隣からわざわざ足を運ぶ人も多い。新装開店の時に真っ先に胡蝶蘭を届けたのはやはり高倉健さんだった。本当に義理堅い方だね。

そろそろ気候も涼しくなってきたから、外のテラスでのんびりと食事をするのに良い季節になってきたかな。ここは是非、お勧めするレストランだね。b0019140_14405484.jpg
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by cafegent | 2004-09-06 14:46 | 食べる

大人の渋谷探訪 その3

夕べは、23時頃から渋谷に出かけた。向かった先は「DERORI」。

青山学院から渋谷に向かって246を進んでいくと宮益坂に降りる道と六本木通りとぶつかる道とパルコの方に向かう道に分かれる交差点に出る。パルコ方面の道を右に折れてバカ高いバーガー屋のクア・アイナを過ぎた辺りに「DERORI」は在る。

「デロリ」とは、画家岸田劉生が最初に用いた表現で「グロテスクだが美しい」と云った意味合いの言葉だ。美術専門誌「芸術新潮」から引用すると、「デロリ」とはすなわち、日本美術の中にあって“濃厚で奇っ怪、卑近にして一見下品、猥雑で脂ぎっていて、血なまぐさくもグロテスク、苦いような甘いような、気味悪いほど生きものの感じを持ったもの”、と記されている。岸田劉生が描いた「麗子像」は、まさしくデロリそのものな訳ね。
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で、「DERORI」はまさにそんな雰囲気の店である。料理がとても美味しいので食事に来る連中も多いのだけれど、この変な雰囲気の中で不可思議な連中がどこからともなく現れて、いい感じで酔っぱらっているのが、この店の居心地の良さを語っているかな。昨日はこの店の和子さんの誕生日という訳で沢山の客が集まっていた。なんだか来た奴全員がシャンパンを1本ずつ空けていた様な気がする。前に友達が、綺麗な女だと思って真剣に口説いていたら男だったんだけど、それもこの店だった。そして、そのコ、昨日も飲んでいたし。和子さんの料理もさることながら、この店の魅力はサロンのマダム的存在のおタキさんとやんちゃなアキオさんの二人に尽きる。
たぶん、この店を訪れる大半の連中は、二人に逢いに来るのだと思う。まぁ、僕もその中の一人だけどね。b0019140_153868.jpg
ひとみさんとアキオさんもいい感じで酔っぱらっていたなぁ。先週はアキオさんのバースデーパーティだったけれど、イギー・ポップ張りに全裸になって踊っていた。アキオさん万歳!!
そして、おタキさんは、眼鏡の上から黙ってその光景をみながら、坦々とお酒を作っているんだよね。いつも見ていて飽きない光景だな。b0019140_15102464.jpg

寡黙なおタキさんにも万歳なり。
DERORIの店内

DERORIのホームページ

そして、僕らはこれから次のバーに場所を変えることにした。
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by cafegent | 2004-09-03 15:13 | 飲み歩き

大人の渋谷探訪 その2

道玄坂を上がった処に百軒店(ひゃっけんだな)と言う通りがある。ここは昔から飲み屋が密集していた処だったけど、道頓堀劇場というストリップ小屋が復活した頃からやたら風俗店が多くなってしまった。その道頓堀劇場の真向かいに「喜楽」と言うラーメン屋があるのだけれど、今はビルになっているが僕が学生だった頃はまだ木造2階建てで、当時デビューしたての頃のコント赤信号の連中が良く炒飯やラーメンを食べていたのを思い出すなぁ。西麻布で有名なかおたんラーメンも喜楽に居た人が始めたんだよね。当時、ジョン・レノンを細くしたような風貌のお兄さんで、とてもラーメン職人風情ではなかったな。(いわゆるインテリ風ね)

その喜楽の真隣りに「大芽園」と言う3坪ほどの小さな餃子屋があって、そこはよく通ったなぁ。ここの主人もそうとうスケベ爺いで、店が終わると近くのキャバクラに通っていたしね。ワインと映画が大好きで、僕も良くワインを差し入れて、餃子をたらふく食べさせてもらったな。ここの餃子は、皮も木棒を使って一枚一枚手で延ばして作っては焼き、作っては焼きをひたすら繰り返していた。この店の凄さは、餃子の旨さもさることながら、焼きそばも絶品だった。具はもやしのみ。ラードと塩、醤油の絶妙な味付けで、メニューはこの2品のみ、って凄いだろ。
でも、ここのスケベ爺いも癌で亡くなってしまい、店も今は無くなってしまいました。残念きわまりない。あれから、いろんな餃子屋に行って見たけれど、一番近い味だったのが、亀戸にある「亀戸餃子」かな。たぶん、「大芽園」の親爺は、この亀戸餃子で餃子を覚えたんじゃないかと言う気がする。雰囲気も一緒だったし、味も近かった。遠いけど、行く価値はあるね。

その「大芽園」の奥隣に「壺」というここも小さくて変なバーがありました。毎日店主が違う店で、僕の旧友の鈴木行(ぎょう)という男がたしか水曜に店主をしていたんだよね。彼は、洋書の輸入業だったのだけど、今は何故か内装業の現場職人。でも今だに毎晩渋谷で飲んだくれているけど。この店も小さいから壺なのか、壺にハマったような癖のある連中が集まっていたバーだから壺なのか、とにかく不可思議な店だったけど、ここも今は無くなってしまった。残念なり。

さて、本題に戻さなくちゃね。

百軒店の中腹の渋谷道頓堀劇場の脇の小道を入っていった処にそのバーは或る。
「WOKINI」(ウォキニ)というバーなんだけれど、2年前くらいにオープンした比較的新しい店である。この店の店主の黒瀧光佑という男は実にいい奴である。何がいいって、実に豪快で、義理固くて、気持ちの良い奴なんだよね。もう10年位前から知っているけど、こいつが居るなら行こうかって言う連中は多いと思うよ。
バーテンダーの勇くんも紅一点のむいこちゃんも皆骨っぽくていい奴らだね。
何が良いっていうか、店と奴らの雰囲気かな。ついつい足がこの店に向いちゃうからね。ウォキニってネイティブ・アメリカンの言葉で「幸せ」って意味らしい。
この前も一人で飲んでいたら隣のコが道頓堀劇場に出ているストリッパーのコで、札幌の劇場から定期的に渋谷に来て踊っているらしい。僕も札幌出身者だから、すぐに意気投合してしまった。これって或る意味、ウォキニ(幸せ)かもしれない。

ここのコースケは渋谷生まれなんだけれど、お母さんもまた円山町でずっと店をやっていたらしく、最近は良くWOKINIを手伝っていい味だしてるんだよ。
コースケは、僕の友人が大橋の目黒川沿いにCODAと言う隠れ家的バーを出した時のスタッフとして入って、それから数年して円山町の「CHE」というラウンジバーに移った時にも連絡をくれたから、結構通ったかな。この店、適度におしゃれな内装で女のコ受けが良かったし、ホテル街のど真ん中だから、何かと都合が良かったね。
いろんなコと利用させてもらったなぁ。今も流行っているから、皆さん勝負の時にどうぞ。但し、この店、シネカノンが経営しているから、映画関係者が多くて、井筒監督なんて、しょっちゅうクダ巻いてるからね。

僕の20数年来の友達のひとみは、今丸山町のCHEの並びに住んでいるだけれど、大抵WOKINIで飲んでいるね。なかなかイイ女だよ、飲んだくれには違いないけどね。

さて、つづきはまた次回。渋谷から宮益坂を上がってみようかな。
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by cafegent | 2004-09-02 15:52 | 飲み歩き

暑さに勝つ食事を求めて

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芝大門の駅から御成門方面の出口を出ると大通りの1本裏に芝神明商店街という時間が止まったような静かな通りがある。この商店街の中に「味芳斎」(みほうさい)と言う中華屋さんがポツンとあるのだけれど、ここが一度行くと病みつく旨さの料理店なのだ。店は決して綺麗とは言えず、狭いし、混んでいる。なんでこんなに混んでいるのかと言えば、安くて旨いからに他ならない。この店は日本で最初の薬膳中華の店として根強いファンに支持されており、すぐ近くの芝パークホテル前にも2代目の支店がある。どちらも味は同じだが、本店はたぶんもう90才前後だろう親爺がやっており、これがまたかなりのエロ爺いなのである。b0019140_1721293.jpg
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何が凄いかって、小さな店内の壁一面にヌード写真が貼ってあったり、さらに凄いのは、今年の夏期休暇のお知らせをマジックで書いていたのだが、そのメモ用紙の山が全部PCからプリントアウトしたエロ画像の数々だった。そして、食べてる僕に向かって、「どうだ、俺の料理を食べてたら、こんなに元気に立つぞ!」って満面の笑みでほざいていた。
b0019140_17202950.jpg本店も支店も一押しのオススメは、重慶牛肉販(通称、牛丼)と重慶牛肉麺。何でも、これだけは支店の息子にも作らせず、エロ爺いが自ら仕込んでいるらしい。鷹の爪と八角、四川山椒等々の香辛料でつけ込んだ牛筋肉がもやしと一緒にご飯の上にかかった丼だが、ちょっとやそっとの辛さじゃなく、最初は舌が痛くなり、汗と一緒に涙が出る程の辛さで胃もビックリする尋常じゃない辛さだった。ご飯の場合は、全部混ぜずに食べれば、辛さを白いご飯で逃げられるのだが、麺の場合はその辛いのが全部汁に溶けているから逃げ場が無いのだ。でも、食べた者ほぼ全員が病みついている筈。他のオススメは、ピーマンレバーとナスの辛し煮、それに納豆炒飯ですか。
この店で何にしようか悩んでいたらエロ爺いが、「納豆は体に良いからこれにしろっ!!」って言ってきた事があった。ピーマンレバーは昼どきの定番で、女性にも結構人気なんだよね。レバーを一度油で揚げていてシャキシャキのピーマンと一緒に炒めてある。もう、ご飯が進む進むオイシイ昼の定食なのだ。(それにしても、よくこんなエロ写真の店に若い女性たちがお昼食べに来るよなぁって、いつも思っているけど、結構彼女たちも精力つけたいのかな?)
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で、今日は東銀座に用事があったので、帰りに大江戸線に乗って「味芳斎」にやってきました。遅い昼食を取るときに、この店はずっと開いているから重宝してる。と言うか、休憩時間も客を入れているっていう感じかな。エロ話も結構この時間だしね。
今日は、鷹の爪を仕込んでいて、親爺の働いている姿を垣間見れた。そして、注文は納豆炒飯なり。タンパク質とって、残りの仕事をこなすとするか。
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ちなみにこれが、納豆炒飯なり。
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こちらが重慶牛肉販なり。
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by cafegent | 2004-09-01 17:46 | 食べる

大人の渋谷探訪 その1

昨日は台風の影響で、また暑い夜になったけど、こういう夜はバーをはしごしてしまうんですね。最近の渋谷は子供の街の感が否めないけれど、怪しい匂いのする処、処に足が向いてしまう僕は大人が一息つける店を見つけては足繁く通う様になるのです。
そんな子供の街に点在する、怪しいバーをいくつか紹介しようかな。

まずは、「4」というバー。呼び名はヨンなり。何が凄いって場所が凄い!JR渋谷駅の山手線ホームの高架下。店の壁もそのまま線路を支えているブロック塀を利用しているから、いい味だしてます。この店はクラブでのような、ラウンジのような、まぁ居心地の良いバーですかね。ここのオーナーのPちゃんは、バー業界では結構古くて日本バーテンダー協会の渋谷支部長が開いているBar で仕事していたんだよね。僕が知り合ったのは、かつて恵比寿にあった「次郎長Bar」という伝説的なバーでした。
何が凄いって、働いている奴全員いい感じでいい加減な奴らばかり。僕もこの店で随分とDJをやらしてもらったなぁ。(もう15年位も前の話ですが)
渋谷、青山あたりで飲んだくれていると、昔次郎長Barで飲んでいたっていう輩に結構出くわしますね。みんなイイ感じで不良中年の道をまっしぐらって感じかな。
そんな訳で、4もその頃からのPちゃんFanが多く集まっていて週末はDJ目当てに人が朝まで集まってるね。この店、上がホームで、向かいが十仁整形外科だから、夜は誰もおらず、どんなに音を出しても、外で飲んで居ようと誰も文句を言わないので、夏の夜とかは、外に出て飲んでいる奴も多いんだ。僕もだけどね。
また、彼のこだわりのテキーラとラムのチョイスは絶品かも。彼の凄いのは酒屋に頼らず、毎日足で酒を仕入れている事かな。b0019140_1552109.jpg
映画に出てくるセットのような変な店構えと風貌に似合わない(失礼!)こだわりのバーテンダー・Pちゃんの不思議な世界だね。

「4」から一本道を隔てて桜ヶ丘町に廻ったところ(ヨンから徒歩1分かな)にある
「MYKONOS」(ミコノス)という店も良い処です。食べ物がとっても美味しいのでいわゆるダイニングバーと言うのかな。もともと、弁護士事務所とその書庫だった屋根裏部屋を改装して創ったバーなので、何とも言えない手作り感が心地よい空間になっています。実はここ2件目で、渋谷駅の向こう側「のんべい横町」の中にある「Non」というブックカフェの支店になります。荒木君と川中君という二人で共同経営しており、この二人がなんとも魅力的な奴らなんですね。荒木君は元々ソニーミュージック出身の音楽好き。川中君は水泳の元オリンピック日本代表選手という経歴。二人とも京都出身なので、ここの料理も京料理とかを味わえます。でも、僕の行く時間は遅いので料理が終っているから、もっぱらヨケマンという焼酎を飲んでます。(毎日、迫り来るマンを避けなくては...)
こんなサイトで紹介してました。
MYKONOSの紹介サイト
夜遅くこの店に集まる輩は、かなりつわものの飲んだくれ達です。コピーライターの森さんは、この前酔いつぶれて外で寝ていたら身ぐるみはがされて、朝気がついたら前歯が折れていたらしい。本人曰く、「顔がブラックジャックみたいになっちゃた!」だってさ。それでも懲りずに毎晩飲んでるから凄いよね。クリエイティブディレクターの堀込さんは、この前飲み過ぎで入院していたなぁ。
でも、店はいい感じの空気感で和んでるよ。

ちなみに、ドリームシティっていうサイトに森さんが登場していて、かなり笑えます。そして、このサイト創っているのが堀込さんなワケ。
森さんの「あの頃君は若かった」
ぞんぶんに、笑ってください。

さて、次はどこを紹介しようかなぁ。
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by cafegent | 2004-09-01 12:56 | 飲み歩き