東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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この前、紹介した『立ち飲み なるきよ』は、料理も旨いし、酒も弾む処だが、ここのサウンドシステムが凄いのだ。何が凄いって、結構広い店なのにラジカセなのだ。壁にスピーカーが下がっている訳じゃ無し。それにかける曲も完全に座敷の客を無視している。立ち呑みのカウンターで、スカの話題に華が咲けば、いきなりラジカセからスカが聞こえてくるし、ジェット・リーのクンフ−映画の話になれば、映画のサウンドトラックをかけ出すし、支離滅裂なのだ。
店の壁には、「ブルース・ブラザース」のポスターが貼ってあり、スタッフの部屋には「燃えよ、ドラゴン」のポスターが貼ってある。そう、ここは男の酒場なのだ。この何とも言い様が無い、ある意味「開きなおり」から生まれた、妙ちくりんな立ち呑み屋が東京の夜を席巻しようとしている。
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そう云えば、先週もここで素敵なコたちと出逢ったなぁ。『男の酒場』には、イイ女たちが集まるのだ。あぁ、当分仕事帰りは、なるきよ通いが続きそうだ。
by cafegent | 2005-03-22 16:32 | 飲み歩き
最近の僕の毎晩の食卓と化している「立ち飲みなるきよ」が3月1日で一周年を迎えた。

主人の吉田成清を中心に気持ちの良い野郎どもが厨房とホールをひっきりなしに動き回っている。
そう、とにかく毎日忙しい店なのだ。この店は、『立ち飲み』と云う看板なのだが、立って飲むカウンターよりも奥の座敷きの方が断然広く、そこもいつも満杯である。オープンして間も無い頃に立ち寄ってから、しばらくと時間が開き、近所の「MARUKUSU」で夜中になるきよと話をする様になってから、また行き出したんだよね。割腹のいい風体に、ガキ大将がそのまま大人になったようなお茶目で憎めない坊主頭のなるきよは、店の厨房でまな板の前に立つと実に作衣が似合う職人になるのだ。まあ、仕事が終わってバーで出会うとやっぱり悪ガキに戻ったような笑顔になる。b0019140_1523637.jpg
僕は、座敷には一度も座った事がなく、いつもカウンターで飲む事にしている。何故なら、なるきよ達に逢いに来ているからだ。なるきよの造る刺身も、シャブの焼く地鶏も、とにかく旨いんだが、とりわけ彼等と話ながら飲む焼酎がやけに旨いのだ。僕は大抵焼酎かビールを飲むけど、料理をあらたまって注文することは少ない。いつも、なるきよが僕の体調や気分を察して、何か造って出してくれる。時にはおかゆ、時には馬刺し、そしてお好み焼きなんて云うメニューに無いものも造ってくれるから、おのずと毎晩の夕飯処と化してしまったのだ。風邪引いた時に出してくれたお粥には感動したぜ。(友だちには、『風邪引いているのに来るな!』って云われたが。)それに、先月の誕生日の焼酎もありがとう。嬉しい気遣いで、感謝感激だった。b0019140_1533050.jpg

また、この店はかなりの割合で知り合いに出会う率が高い。だから、ほとんど僕は一人で寄るのだけど、誰かに会って、どんどん人が増え、一緒に次のバーに繰り出すことが多い。取引先、仕事仲間、飲み仲間、はたまた行き付けの洋服屋の連中、等々青山という場所柄のせいだろうか。でも、こんな路地裏の半地下にみんなが集まるなんて面白いなぁ。そう、東京は実に面白い街だ。

そして、そんな男前のガキ大将・吉田成清が今日3月13日にめでたくが結婚式を挙げるのだ。東京は春の陽気から一変して雪になってしまったが、福岡は好天に恵まれただろうか。一昨日は、なるきよの結婚の前祝いに一緒に夜中まで飲んだくれてしまった。独身最後の夜はどんなだっただろうか?そう云えば、僕も独身最後の晩は、朝まで遊んだなぁ。まぁ、どうでもいいけど。

オープンして1年経つ「立ち飲みなるきよ」が、土曜から月曜まで3日間連休を取って、スタッフみんなで福岡に出掛けていった。博多の夜は、冬でも熱いだろうに。みんな一所懸命働いた1年分の汗を酒とオ○ナで楽しんだんだろうか?まぁ当然、なるきよ以外だろうけどね...。

吉田なるきよ&真里子さん、心からご結婚お目出とう。こればっかりは、良いお手本を見せられんが勘弁してくれ。そのぶん悪い見本はたくさん蓄積されているから、危機管理の引き出しにでも使ってくれ!!

さて、月曜日の夜は何処で食べようか。  寿・ピース!!
by cafegent | 2005-03-13 15:05 | ひとりごと
恵比寿のガーデンプレイス近くに昔から夜な夜な立ち寄るバー「FaB」があって、そこから一枚のDMが届いた。ここは、和食の「松」と云う店の姉妹店なのだが、いつもこまめにハガキが送られてくる。そして、春の企画なのだろうか、「ハイボール宣言!」と書いてあったのだ。ハイボールか。また流行りの兆しでもあるのかなぁ。安いウィスキーをソーダで割った酒だけど、僕は昔から結構好きなレシピだ。

そう云えば、去年の年末に目黒をふらふらと歩いていて、偶然に見つけた新しいバーがある。目黒の権の助坂の中程の雑居ビル、いわゆるソシアルビルの地下1Fなのだけど、店名が「権ノ助ハイボール」という店なのだ。店名にしているくらいだから、この店のウリのメニューなんだろう、と入ってみた。小さい店だけど、しっかりしたバーテンダーが一人、キリっとした白衣に身を包み「いらっしゃいませ」と声をかけてくれた。そして、迷わず「ハイボール」を注文してみた。冷蔵庫からキンキンに冷えたサントリーのウィスキーを取り出し、これまたキンキンに冷えたタンブラーに注ぐ。氷は一切入れない。そして、キンキンに冷えた炭酸の栓を抜き、抜いた栓を白衣の右ポケットに入れると、一気にグラスに注ぎ切るのだ。b0019140_19505267.jpg
この一連の動作を見るだけでも、ここの「ハイボール」を頼んだ半分くらいの醍醐味を味わえる。おぉ、安酒もこんなに旨くなるものなのか、と感心してしまった。それからは、目黒で出向く都度にここに立ち寄っているかもしれない。大抵、最初にハイボールを2杯飲んで、それからは、シングルモルトをストレートでもらう。偶然、見つけた小さなバーだったのだけど、オーナー・バーテンダーの武田さんと話をしているうちに、僕の飲み友だちのインテリアデザイナー、矢野寛明君の手掛けた店だったのだ。ならば、もっと流行らせなくちゃいかんなぁとせっせと足を運んでいるのだが、この店でお客と会う機会は意外と少ないかも。きっと、僕の居ない時には大勢で賑わっていることだろう、と望んではいるが、はたして大丈夫だろうか。彼なら大丈夫だろう。旨い酒が作れる奴は、贔屓の客が増えるものだ。
そんな訳で、巷で「ハイボール」が流行りつつあるのだろうか?まったく判らん。まぁ、どうでもいいけど。

昔、ロバート・アルトマン監督が撮ったレイモンド・チャンドラ−原作の『ロング・グッドバイ』というフィリップ・マーロウ探偵の映画があった。主役を演じるエリオット・グールドの口癖が「まぁ、どうでもいいけど。」だったっけ。何か云った後に必ず自問自答する時の口癖なのだ。その昔、ハンフリー・ボガードのイメージが強かったハードボイルドの名探偵フィリップ・マーロウをこんなにもいい加減なダメ男だけど、カッコいい奴に仕立てたアルトマンはやっぱり鬼才だろうか。同じ監督だけど、あの『M☆A☆S☆H』のエリオット・グールドを起用しただけでも凄い!!まぁ、どうでもいいけど。

なんか、話が大きくそれたなぁ。
恵比寿の「FaB」は、その昔、「Fandation」というバーだった。中目黒の目黒川近くに在る「平沢’S Bar」の平沢さんの弟さんの営んでいた店だ。いつも店で酔っぱらっていたが、オシャレでかっこい人だった。もう、10数年前に『東京人』という雑誌で、バー特集を組んだ時に僕が下北沢で経営していたバーと「Fandation」が並んで取材してもらった事がある。ファンデーションは、その後、恵比寿のアメリカ橋の近くに移り、南平台に移り、今はどうしているのだろう。まだ、きっとやっているのだろう。

恥ずかしい話だけど、まだ「FaB」がファンデーションだった頃、僕はこの店で大酔っ払いをして、失態をさらけだした事がある。他人が連れていた女性が妙に気になりだしたら、向こうもきっとその気に違い無いと勝手に解釈して、口説き出したのだ。その内、連れの男にも口説いているのがバレてしまい、店内で思いっきり喧嘩になってしまったのだ。と云うか、僕が一方的に悪い訳だから、かなり殴られた。クルマの事故以外で、眼鏡を壊したのは、この時だけかもしれない。でも、結局それからしばらくして、僕はその女と付き合うようになって、旅行に行ったりしたなぁ。女という生き物は、自分から望みが叶う様に導ける魔力を放つ時があると思う。僕もその魔力にかかってしまったのだ。あっ、そうだ。眼鏡を壊したのは2度あった。青学の近くの飲み屋の何周年かのパーティに行ったら、その時丁度付き合いだした女の子の前の彼氏が来ていて、僕が店に入った瞬間に殴られてしまい、眼鏡が壊れた。僕の人生、女がらみでよく殴られるなぁ、まったく。トホホ...まぁ、どうでもいいけど。
by cafegent | 2005-03-08 19:53 | 飲み歩き