東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent

<   2010年 06月 ( 19 )   > この月の画像一覧

早いねぇ、もう六月が終わるのだナ。

七十二候では、「菖蒲華」と云う。アヤメの花が咲き始める時季だネ。
b0019140_1672345.jpg
水元公園の花菖蒲も七月上旬まで見頃だろうか。

さて、大相撲名古屋場所の開催を巡り、毎日テレビのワイドショーや新聞紙面の話題が尽きないネ。

一昨日の朝日新聞で、コラムニストの天野祐吉さんがとても興味深い話しをしていた。
b0019140_15455873.jpg
〈そもそもあの人たちには悪いことをしたという認識がないのだと思う。無邪気なんですよ。いわば、社会の空気が入って来ない「囲い」の中で生きてきた人たち。別世界にいて、社会人としての意識を持てないようになっている。今回の処分うんぬんを論じるよりも、僕はそこが一番の問題だと思う。協会は、壁に大きな穴を開けて、あの人たちに、もっと社会人としての意識を持たせるようにしないと、本当の改革にはならない。〉

いやぁ、まったくおっしゃる通りだネ。小中学生の頃から相撲しか知らず、青春時代をひたすら角界と云う囲いの中で、外の社会を知らぬまま相撲に打ち込んで来たのだからネ。博打が悪い事だ、なんて認識すら微塵も無かったのだろう。
b0019140_1546234.jpg
親方や力士たちの処分の行方は気になるが、協会も勧告を受け入れて名古屋場所は開催することになった。でも、スカスカな番付表となった訳だから、観て面白い訳が無かろうネ。
         ◇        ◇        ◇
25、6年前に買ったL.L.Beanのメイン・ハンティング・シューズの靴底が可成り擦り減って長い間放ったらかしにしていた。
b0019140_15474567.jpg
毎年、梅雨の季節になるとゴム底のこの靴が役に立つので、新しくまた買ってみた。

吉祥寺の『L.L.Bean Store』に行くと、昔の靴も総て修理が出来ると聞いたので、直してみる事にした。総てアメリカのリペア工場での作業になるので、3ヶ月はかかるそうだ。
b0019140_1548985.jpg
だが、自分の靴が遥か彼方の地へ渡り、生まれ変わって戻ってくるのだからとても愉しみなのだ。なんだかワクワクしてしまうネ。
b0019140_15471357.jpg
少し残念なのは、当時のMAINE HUNTING SHOEと云う名称が無くなり、Bean Bootsとなった事だナ。形は殆ど変わっていないのに、何故名前を変えたのだろう。『made in U.S.A Catalog』でアメリカ文化にかぶれた僕らにはチト寂しい限り。
b0019140_15495094.jpg
それでも、この靴の快適さは全く変わっていなかった。これで雨の日も颯爽と外へ飛び出して行けるのだナ。
         ◇        ◇        ◇
日曜日の朝は、NHK『新日曜美術館』を観た後、朝昼兼用の食事を作った。

前日から無性にサンドウィッチが食べたかったので、近くのパン屋に食パンを買いに行く。

家にキャベツが一個残っていたので、丸ごと使ってスープを作る事にした。縦横十文字に包丁を入れ、圧力鍋の中へ入れる。
b0019140_15513016.jpg
キャベツの切れ目にはベーコンを射込むのだ。玉葱、人参、ソーセージも入れて、ブイヨンを落とす。

後は蓋をして、じっくりと圧力をかけて煮込むだけだ。15分ほどで、キャベツの芯まで柔らかくなるのだから圧力鍋の威力は凄いネ。
b0019140_15515318.jpg
後は塩、胡椒で味を整えたら出来上がり。

その間に卵を茹で、卵サンドウィッチの下ごしらえだ。
b0019140_1552596.jpg
パンを焼くのはトースターよりも直火が良いのだ。

もうひとつ、BLTサンドウィッチも作る事にした。
b0019140_15531248.jpg
トマトは5日程、こうやってザルの上で熟させると甘さが増すのだナ。
b0019140_15543311.jpg
レタスのシャキシャキ感とベーコンのカリカリ、トマトの甘さが絶妙にマッチ。

昔、麻布台に在った『カロリーカウンター』で教わったサンドウィッチなのだ。中々、上手く出来たかもしれないナ。
b0019140_1554376.jpg
さて、完成した。タマゴサンドは、塩加減もバッチリだ。

テレ東の『男子ご飯』を観ながら、自分の味に満足なのだ。
b0019140_15552826.jpg
スープの旨味がキャベツに滲みて美味い。芯もスーッと切れる程柔らかく煮込まれていたナ。

ところで、先日作った日本風叉焼は結構重宝している。
b0019140_15574437.jpg
チャーシュー炒飯も美味かったし、北海道土産に買って来たラーメンの具にもバッチリだった。

札幌の人気店『五丈原』の味噌らーめんは、僕が好きなとんこつ味噌味のスープでアル。
b0019140_1558563.jpg
昨今の革新的技術のお陰で液体スープも生麺も素晴らしく、東京の自宅でこの味を食べられるとは世の中便利になったものだ、とつくづく思うのだナ。
b0019140_15585099.jpg
で、味の滲みた手作りチャーシューもたっぷりと乗せて我家スタイルの五丈原らーめんの出来上がりだ。

そして、日曜日はチャーシューを作った時のタレにみりんを少々足してスペアリブを漬け込んだ。
b0019140_16141858.jpg
どうですか、美味しそうに漬かってるでしょ。むふふ。
b0019140_16145410.jpg
半日じっくりと冷蔵庫の中で漬け込み、オーブンで焼いた。
b0019140_1615266.jpg
これが、もうウヒョヒョの美味さなのだ。
b0019140_1618454.jpg
ドイツとイングランド戦を観ながらビールが進んだ。
b0019140_16183629.jpg
そして、ダラダラと呑み続け、午前3時半からまたサッカーを観てしまったのだ。

興奮しっぱなしで、酔いも吹っ飛んだナ。
by cafegent | 2010-06-29 16:22 | ひとりごと | Trackback | Comments(4)
今日の日記は酒朋、ビリーのブログ風に綴ってみよう。


と云う訳で「疲れないブログ」へようこそ。
b0019140_14215382.jpg

梅雨の合間の曇り空
渋谷「富士屋本店」へ。
b0019140_14223766.jpg
冷や奴をアテに大瓶を飲んでいると、ビリーさん到着。

蒸し暑さにも関わらず、ビリーさんは寒梅の熱燗です。

b0019140_14241284.jpg
そして絶対に合わないと思うのですが、



チーズと魚肉ソーセージの盛り合わせで燗酒をお代わりしています。

b0019140_14253455.jpg
そんな姿を横目に見て、


オイラは一の蔵冷やにマグロぶつを戴きます。
b0019140_14304678.jpg
これが王道ってもんです。


b0019140_14272577.jpg

此処でもワールドカップ熱は浸透しているのでしょうか。。。


b0019140_14274881.jpg
富士屋本店がスポーツバーになっていました。


さて二軒目
b0019140_14323645.jpg

246を渡り渋谷のんべい横丁「Non」に向かいます。


b0019140_1428897.jpg
野郎しか居ないカウンターでビリーさんもオイラも生です。

半蔵門線に乗って「兵六」へ。

b0019140_1432153.jpg
ビリーさんも夏仕様の頭です。

兵六のジャーマンポテトは、まさに酒の友と言う味です。
b0019140_1433794.jpg



酒朋キクさん、野方秋元屋冷蔵庫前のユリちゃんと
一緒にオイラもパチリ!

b0019140_1434923.jpg

シャッターを切るビリーさんの頭角張ってますな。

b0019140_14374982.jpg
カメラはオイラとお揃いでした。

ビリーさん、電車が無くなるので途中離脱。
オイラは「銀漢亭」へ向かったが、その後の記憶がない...

さて、明日はビリーさんの誕生日だそうです。
また、それをネタに「宇ち多゛」でイジられに行きましょうか。

では、これにて失礼。お粗末さまでしたナ。
「ビリーのブログ」
by cafegent | 2010-06-28 14:41 | 飲み歩き | Trackback | Comments(0)
b0019140_14194672.jpg
夕べは休肝日。酒場『Non』にてジン抜きのジントニックを呑み、酒朋トダカ君たちと他愛無い与太話で日暮れを過ごした。
b0019140_14192530.jpg
午前3時半キックオフの対デンマーク戦まで家で一眠りしようと思ったのだが、酒を抜くとまるで寝付かれないのだナ。結局、イタリア対スロバキア戦を観戦し、そのまま読書して過ごしてしまった。

それにしても、会2連覇を目指したイタリアが初出場のスロバキアに2-3で敗れるとは誰も予想しなかった展開になったネ。なんとか引き分けに持ち込もうと必至の反撃をするイタリアチームだったが、スロバキアの猛攻に阻まれ完敗を喫した。

なんだか、今回のワールドカップは新しい風が吹くかの如く、不動の強豪チームに善戦する新たなパワーを身に付けた代表国が増えたネ。

そして、午前3時半、我が日本代表の試合開始だ。

窓の外では、カラスたちが目覚めたのだろう。呑気に鳴くカラスの声を掻き消すように画面からブブセラの音が響き渡って来た。
b0019140_16293455.jpg
開始早々17分の本田のフリーキックが余りにも美しく決まったので、興奮してソファから転げ落ちた。あの無回転シュートは、流石にキーパーも読めないナ。

そして前半30分、またしても日本チームにフリーキックだ。また本田が蹴ると思いきや、遠藤が力強くダイレクトにゴールを狙った。相手選手の壁を見事にかわし、グィンと右隅から曲がってゴールに突っ込んだ。
b0019140_14175431.jpg
こうなるとデンマークチームはパワープレイの猛反撃に出るしかない。
長身の選手相手に中沢や闘莉王が空を飛び回りボールを渡さない。

長友のディフェンスは今回どの試合でも冴えていたネ。直接狙ったシュートは残念ながらゴールを決められなかったが、攻守共に素晴らしく世界のチームが長友に注目した事だろうナ。

長谷部のファール(とも思えないが)で得たPKをトマソンが決めて1点を返した。この時の川島も凄かったネ。あのこぼれ球は仕方ないか。

それでも、後半残り少なくなった頃、松井から交代した岡崎が果敢に攻め込んだ。

本田が見事な技で相手をかわす。またシュートを狙うのかと思ったら、後ろの岡崎に絶妙なパスが通り、ゴールを決めてくれた。
b0019140_14134824.jpg
結果、3対1で我らが日本代表チームは決勝トーナメント進出を果たしたのだ。

一体誰がこんな素晴らしい展開を予想しただろうか。空けた空に向かった誰かが大声で「日本が勝った〜ッ!」と叫んでる。

渋谷の街も凄い事になっていると誰かが呟いていた。そうだろうネ。

試合後の本田選手のインタビューを聞いたが、〈試合前は勝ったら嬉しいだろうと思っていたが、実際に勝ってみれば思ったほど喜べない。目標ははるか先ですから満足できないですね。「優勝」を公言してますから、不可能なことはないってことを証明したいです〉と非常にクールな発言だった。
b0019140_141467.jpg
だが、これまで有言実行を通している本田選手から目が離せないナ。

さぁ、29日の決勝トーナメント、パラグアイ戦ではどんな好戦を見せてくれるだろうか。この日は休肝日にせず、思いっきり酒を片手に応援しようじゃないか。
b0019140_14143992.jpg
前半戦終了後に外を眺めたら、なんとも美しい朝焼け。
b0019140_1415136.jpg
さっきまで漆黒だった空が刻々と変わり橙になり、茜色と移って行く。
b0019140_1416363.jpg
そして、見事な薄紫色の空が広がった。

これなら今日も良い天気だナと思いつつ、またサッカー応援にと戻ったのであった。
       ◇        ◇        ◇
さて、今月18日、東京の粋客に惜しまれつつ、渋谷桜丘の酒場『田神バー』の灯りが消えた。

雑居ビルの最上階に在るバーは、都会の夜を徘徊する我々の最後の砦の様な存在だった。
b0019140_14521010.jpg
かつて、此処で朝を迎えた輩は何人居た事だろうか。
b0019140_14525785.jpg
厳つい顔立ちの店主、田神さんはベースと格闘技が大好きで、よく音楽談義に花を咲かせたものだ。僕も此処で色々と曲を架けてもらったナ。

女の子が多く来ていたのも此処の特徴だったっけ。
b0019140_14532482.jpg
巨漢の三郎太クンが占うタロットが好評でそれ目当ての客が後を絶えなかった。そんなコたちを目当てに僕等も自然に集うって訳だ。

此処で、どれだけの野郎どもと激論を交わし、どれだけの女性を口説いただろうか。総てが今は懐かしい想い出となったナ。
b0019140_1592725.jpg
田神さん、一段落したら今度は店主と客じゃなく、男友達として是非一献傾けようじゃないか。

不夜城渋谷の街は、僕等の酔える酒場がどんどん無くなっている。
b0019140_1533287.jpg
屋根裏の酒場『マルクス』ももう無い。

ボーイさんが居た『GATTACA』も店を閉めた。
b0019140_150255.jpg
ボーイさんが亡くなり、一人息子が店を継いだが結局足が遠のき行かず仕舞いとなった。

そして、『田神バー』の斜向いに在ったバー『ARK』も時を同じくして閉店してしまった。
b0019140_1572195.jpg
『ミコノス』時代から足繁く通ったのに惜しいなぁ。店主のゲンちゃんは、これから何を始めるのだろうか。

僕が以前、コラムで紹介した東京の酒場が次々と無くなっているが、他の店は頑張って続けてもらいたいと願うばかりだ。

田神さん三郎太クンももゲンちゃんも長い間お疲れさまでした。三人のこれからに乾杯!

こちらの森一起サンのコラム
「今日のアテ」にも泣けた。
by cafegent | 2010-06-25 15:26 | ひとりごと | Trackback | Comments(6)
b0019140_1243356.jpg
昨日は鬱陶しい雨も夕方には上がり、古い付き合いの美容師に髪を夏仕様に切ってもらった。これで、猛暑もバッチグーッ!

その足で表参道のゴールドジムへ行き、ガッチリと躯を虐めて来た。
汗を流し、前日の深酒も一気に抜け体調も復活した。日が暮れた青山を歩き宮益坂を下って渋谷の雑踏へと身を任す。
b0019140_1245984.jpg
この写真、ニューヨークに行った事が在る人ならば、絶対マンハッタンのど真ん中だと思うよネ。ところがドッコイ渋谷なのだナ、これが。
何でも持って来ちゃう日本の外食産業だが、B級イタリアン『Sbarro』まで上陸させるとは恐れ入った。

そう云えば、近々あのエロいビアパブ『HOOTERS』も六本木にお目見えするそうだネ。
b0019140_12520100.jpg
のんべい横丁の『Non』は、狭いカウンターに野郎どもが集ってた。
b0019140_1263365.jpg
冷えた生ビールで心地良い筋肉疲労を癒すのだ。
b0019140_126652.jpg
帽子屋『CA4LA』(カシラ)の吉澤社長と酒朋ヤマちゃんのツーショットは、どう見たってカタギじゃないよネ。マフィアかッ、あんた達!

ビール2杯で、渋谷を後にし恵比寿へ向かう。
b0019140_1271355.jpg
居酒屋『かおる』のカウンターは、空いていた。その代わり、奥座敷は団体客で忙しそうだ。
b0019140_1274367.jpg
先ずはお通しのさつま揚げで中瓶だ。
b0019140_128660.jpg
法蓮草べーコンもビールに合う。
b0019140_1283242.jpg
酒をかぼすハイに変えてもつ焼きを戴く。
b0019140_1285240.jpg
この山椒七味が旨いのだナ。

最後の〆に二代目特製のビーフシチューを戴いた。これまた口の中でトロける牛肉の美味いこと。
b0019140_1291257.jpg
付け合わせの野菜が大根と云うのが居酒屋らしくてイイネ!

いつも美味しい酒のアテが揃い、嬉しい限り。ご主人&二代目、ご馳走さまでした。
        ◇        ◇        ◇
数年前の8月の猛暑の最中、2時間40分も並んだ大崎『六厘舎』のつけ麺が近所のスーパーマーケットで買えるようになった。とは云え、日清から発売されたモノなのだけれどネ。
b0019140_1225258.jpg
3時間近くも炎天下の下で待ち、文庫本一冊読めてしまったが、確かに『六厘舎』は美味かった。

ならば、食べる方だって心して取り組まなくちゃならないナ、とこの前の日曜日、3時間かけてチャーシューを手作りした。

先日、札幌の書店で買った『ぶっかけ飯の快感 (新潮文庫)』と云う本を頼りに「日本流叉焼肉」に挑戦したのだヨ。
b0019140_12175591.jpg
本の著者は、東京農大名誉教授であり、醗酵学者の小泉武夫教授だ。

この人の『酒肴奇譚』や『不味い!』、『くさいはうまい』は、実に面白い本だ。醗酵食品研究の第一人者だからこそ、説得力のある内容で、臭い食べ物好きへと、どんどん傾倒していくのだナ。

コイズミ博士のBCD級グルメの味に、いざチャレンジだ。

先ずは豚のロースだが、肉屋で脂肪身の多い部分を分けてもらうのだ。

軽く潰した生姜とニンニク、長ネギを弱火で炒める。長ネギの色が変わってきたら一旦取り出し、そこに肉を入れる。
豚のブロック肉は、タコ糸で巻かなくても良い様に各表面をフライパンでじっくりとキツネ色になるまで焼くのだ。

そして、先程の長ネギと一緒に肉の塊を鍋に移す。
b0019140_12184245.jpg
日本酒二合と醤油五合を入れ、コトコトと弱火で時間を掛けて仕上げて行く。次第に野菜も溶け出して良い味が肉に滲みるのだナ。
b0019140_1219202.jpg
ニンニクと長ネギの旨味をたっぷりと吸い込んだ肉の塊から、濃厚な旨汁が出てくる。これに脂肪身からの軽いコクが合体し絶妙な味に仕上がる訳だ。
b0019140_12194631.jpg
どうですか、このチャーシューの出来は。
b0019140_12214035.jpg
そうそう、叉焼を仕込んだ醤油ダレは、万能タレとして色々と重宝するからネ。
b0019140_12205182.jpg
ゆで卵の黄身の半熟具合も気にしつつ、塩抜きしたメンマと白葱、茹でもやしも準備した。
b0019140_1222169.jpg
麺もしっかり200グラムと大盛りで、あの魚粉も別に付いていた。
b0019140_12224734.jpg
嬉しいじゃないの、極太麺の口当たりもつけ汁の濃厚な魚介醤油味も申し分ない美味しさだ。
b0019140_12232062.jpg
さぁ、これで完成だ。

しかし、最近のチルド麺の技術って凄いネ。店で食べる味に可成り近いのだから。
b0019140_12235616.jpg
これで250円位なのだから、もうバッチグーでしょ!ぐふふ。
        ◇        ◇        ◇
さて、日曜日は昼間のうちにチャーシューの仕込みを終えて、四時口開けの野方『秋元屋』へと向かった。

亡きひとみ姐さん定席の角席に座り、三冷ホッピーから始めた。
b0019140_12311256.jpg
最初は煮込みを戴く。

冷蔵庫前のユリちゃんは、お誕生日でこの日はお休み。おめでとう!!

暫くすると酒朋キクさんの顔が見えたのだが、ちょっとの差でカウンター満席となり、隣りのカウンターに入った。
b0019140_12315595.jpg
後ろ姿だけパチリ!とネ。

半焼きタンに半焼きハツもツボにハマる美味さだ。
b0019140_12313256.jpg
刻みネギと生姜が合うね。酒は特製ハイボールに変えた。
b0019140_12321781.jpg
途中、伊勢さんから連絡を戴いた。

吉田類さんの俳句仲間の伊勢さんは『秋元屋』のスグ近くにお住まいだそうで、ボクがツイッターで「秋元屋に来た」と呟いたら自転車に乗って5、6分でやって来た。ウン、便利な世の中になったもんだ。

タイミングよく隣りの席が空いたので、まったりと呑み続ける事に。
b0019140_12324023.jpg
シロタレとぼんじりを追加して、ハイボールも4つめだ。
b0019140_1232575.jpg
最後はレバカツで〆てご馳走さまだ。あぁ、満足。
b0019140_1235279.jpg
余りに居心地が良いので、ついつい2時間半も居てしまった。
三浦さん、スマンこってす。
by cafegent | 2010-06-24 12:42 | 食べる | Trackback | Comments(2)
最近、火曜の夜は酒朋ビリーと宇ち入りが多い。

目黒の仕事場から三田経由で京成立石へと向かう。
いつもの奥席が一杯で、真ん中の一の字カウンターへ。

大瓶を呑んでいるとビリー到着。カシラもまだ残っていたし、煮込みハツモトも有った。嬉しい限り。
b0019140_141339.jpg
向かいに座ったフリー編集者の方々と話しが弾み、つい梅割りの杯が重なった。

『二毛作』が一杯だったので、電車に乗り鶯谷へ移動。
目指す先は言わずもがなの『鍵屋』だネ。
b0019140_1421030.jpg
青砥経由で行くか、浅草乗り換えで行くか迷ったが電車賃高くても早い方が良いと考え、浅草経由にした。
b0019140_1423140.jpg
言問通りの喧噪が嘘のように路地裏はひっそりとしている。猫の鳴き声だけが闇夜に響くのだナ。

根岸の里の侘びた佇まいは、暖簾の中の戸が開け放たれており、初夏の風を迎え入れている。
b0019140_1425343.jpg
安政三年創業の酒問屋から始まった居酒屋は、東京の路地裏で此処だけ時が止まっているようだ。
b0019140_149794.jpg
8時台の『鍵屋』は案外空いている。焼き場の前のカウンターに座る事が出来た。
b0019140_1433625.jpg
桜正宗のぬる燗を戴き、アテは鰻のくりから焼きと肝焼きだ。
b0019140_1443097.jpg
ビリーはいつもの煮奴を頼んでた。
b0019140_1445167.jpg
此処は、立石『宇ち多゛』とは或る意味で対極に在る酒場だネ。
そして、どちらも例えようがない程に素晴らしい酒場なのだ。
b0019140_1464197.jpg
ご主人の清水賢太郎さんが年季の入った燗付器と向き合い、絶妙な手つきでぬる燗を付ける。
b0019140_1451779.jpg
ついつい見とれてしまうのだナ。

桜をもう一本付けてもらい、まったりとした憩いの時を過ごせたね。
b0019140_1461066.jpg
鶯谷駅の如何わしい方の改札前で僕らを誘うのは、毎度お馴染み『信濃路』の灯りだ。
b0019140_147287.jpg
ポテサラをアテにホッピーをグビり。
b0019140_1475016.jpg
ビリー隊長もすっかり酔い心地の顔だネ。
b0019140_148750.jpg
梅割りが丁度効いて来たのか、酒のススみが遅くなってきた。

炭水化物を胃に入れないと悪酔いするので、メンチカツカレーを戴く。
b0019140_1483269.jpg
あぁ、これでホッと出来た。

ビリーと別れ、もう一軒行ったようだが、ハテまったく記憶がない。
まぁ、朝起きたら家に居たので「良し」としよう。
       ◇        ◇        ◇
昨日紹介した湊かなえの『告白』同様、最近また日本の作家のミステリーを読む事が多くなった。

第21回横溝正史ミステリ大賞を受賞した川崎草志(そうし)の『長い腕 (角川文庫)』は、昨今のゲーム製作会社の開発事情も織り込みながら、不可解な事件をそのゲーム会社に勤務する女性が大胆かつ果敢んに挑み真相究明していく処が実に面白かった。
b0019140_1410262.jpg
川崎氏は、元々セガ・エンタープライゼスの社員であり、今もゲーム制作会社に勤務しながら小説を書いているらしく、ゲーム制作に関する描写は流石に説得力があった。

『告白』も本作も現代の中学生が登場する。子供の居ない僕は、この二冊を読んで「今の子供の頭の中」を少し理解出来たかもしれない。

また、横溝正史が今も現役で活躍していたならば、きっとこんなテーマで作品を書いただろうと思うほどだ。現代的な事件の背景に潜む地方社会の土俗的な因襲と最新のネット犯罪の絡みなど横溝正史ミステリ大賞に相応しい作品だったナ。

さて、もう一冊は奥田英朗の『家日和』だ。
直木賞を取った『イン・ザ・プール』以来、奥田作品は出ればいつもスグに読む程好きなのだが、今回は先ず内容よりもレコードの様に表紙買いをしてしまった。何故なら、木村伊兵衛賞受賞の写真家本城直季の写真だったからだ。
b0019140_1413151.jpg
昨年出た『無理』は、地方都市ゆめので繰り広げられる群像劇だが、この人は本当に普通の人々の描写が上手い。各作品毎に実に様々なテーマに取り組む小説家らしい小説家なのだが、一貫して本当に近くに居そうな人間像を捕らえているのだナ。

この『家日和』、内容もまた奥田作品らしい家族がテーマの六つの短編集でアル。
ネットオークションにハマる主婦や会社が倒産し、突如「主夫」に目覚める夫のハナシなど、身近にこんな奴等居るよなぁと思わず共感してしまうのだナ。
第20回柴田錬三郎賞を受賞しただけの事はある、面白い作品だ。

文庫版も出たし、奥田英朗作品をまだ知らなければ、是非一度読んでみて欲しい。そんな一冊だ。
by cafegent | 2010-06-23 14:24 | 飲み歩き | Trackback | Comments(2)
昨日は夏至だった。一年で一番陽が長い日だ。
午後7時、仕事場を出て目黒川の方を見上げると美しい夕日が川面を照らしていた。
b0019140_12314784.jpg
揺らめく水の色は、マドリッドのバルで呑むサングリアの様だナ。
ビルに写る夕焼けも都会ならではの素敵な景色だネ。

空を渡る烏の群れが夕日の中に影を落として移動し、空の色が緩やかに変わっていく。
まるで芝居小屋の茜色の引き幕を烏たちがひっぱり、リンドウの花の様な淡い紫色の舞台が空に広がったかに思えた。

目黒から二駅の渋谷駅に降りると、まだマジックアワーが続いていた。
b0019140_12323778.jpg
いつもの「のんべい横丁」の中に在る酒場『Non』に立寄り、冷えた生ビールで湿った躯を癒すのだ。
b0019140_1232923.jpg
日が暮れて神保町『兵六』へ。
コの字カウンターには知った顔が4人しか居ない。しかも愛すべきクソ爺ぃ達。最近、彼らと『鍵屋』とか『大坂屋』でも遭うなぁ。

暫くして、酒朋ウッチー、トクちゃん、そしてフルさんがやって来た。
フルさんは灯りの消えた東京タワーを観て来たそうだ。そうそう、夕べは全国で『100万人のキャンドルナイト』を展開していたのだったネ。東京タワーの他にもベイブリッジ等も夜の8時から2時間電気を消してたのだっけ。

僕は早めに家に戻り、線香花火に火を灯してみた。
b0019140_1233732.jpg
毎年、夏が来ると線香花火を買うのだが、去年のが残ってた。
b0019140_12311836.jpg
蔵前に在る花火問屋の老舗『山縣商店』には、純国産生産の線香花火が有る。
b0019140_12305287.jpg
三河の「大江戸牡丹」、九州三池の「不知火牡丹」、それに熊本の「有明の牡丹桜」などだ。

中国製の安い花火に押され国内の線香花火製造業者は98年に途絶えてしまったそうだ。それを復活させたのが、『山縣商店』の四代目だった。

火薬に使う赤松の煤(すす)や松煙、紙縒(こよ)りの和紙も国内調達し、かつての産地、岡崎の花火製造業の旧家の伝統技法を受け継ぎ、2000年12月12日の地下鉄大江戸線開通の日に発売されたので、「大江戸牡丹」と命名されたそうだ。
今では、三種類のオリジナル線香花火が揃うのだ。
僕も毎年山縣商店のサイトで購入しているのだナ。
b0019140_11282737.jpg
梅雨の合間の夜空の下、線香花火の弾ける灯りを観ながら呑む酒もまた愉し。
       ◇        ◇        ◇
中島哲也監督の新作映画が評判だ。
2009年の本屋大賞を受賞した湊かなえの小説『告白』の映画化でアル。
b0019140_12433791.jpg
最近はなるべく話題作はスグに読むようにしているのだが、これは文庫本になってから読んだ。実際には中島監督の映画に興味を抱いたので、先に読んでおきたかったのだ。

『下妻物語』や『パコと魔法の絵本』で見せた原色ワールドから、一転して暗く重い復讐劇で新たな世界を観せてくれた。

一人娘を亡くした中学校の女性教師が、犯人を含む教室のホームルームで淡々と告白を始める。そして、次々と語り手が変わり「告白」をしていく。

昔、黒沢明監督の『悪い奴ほどよく眠る』を観て、ハッピーエンドじゃなく「悪が勝つ」と云う終わり方が有るのかと可成り衝撃的だった事を思い出すのだが、湊かなえの本作は或る意味でそれ以上に驚いたラストだった。

告白する一人ひとりが何れも不気味さを纏っており、読者である我々がそこから彼らの人格や思考を広げながら読み進んだ。

映画化にあたり、中島監督は〈これまで、映像もキャラクターも、いろんなものを過剰に付け加えて、とりあえず観る人を驚かせちゃうみたいなやり方でやってきましたけど、今回のように何も付け加えず、そのまますっと出すと、余白の部分は見た人が自分でいろいろと補完してくれるんですよ。それは新しい体験です。〉と語っていた。

新聞のインタビューでも〈説明し過ぎて解釈の幅を狭めると、映画の楽しみを奪ってしまうのではないか。今回は、あえて余白を作った〉と語ってる。

たぶん、原作を読んで監督もこの様に考えたのだろうネ。

今文庫本を買うと、そのオビで映画が300円割引になるのだ。是非、原作を読んでから映画館に行って欲しいのだナ。
b0019140_12485568.jpg
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
by cafegent | 2010-06-22 12:50 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
梅雨入りしたが、雨降りが続かないネ。だが、湿度だけは高く、毎日汗を拭う回数が増えるばかりだ。
七十二候では「梅子黄」、梅の実が黄ばんで熟す時季が来たのだナ。
b0019140_14112172.jpg

二十四節気では今日21日が「夏至」だ。しかし、日々が早いなぁ。
今年もまた『100万人のキャンドルナイト』が催されるネ。
b0019140_1483958.jpg
今夜は部屋の灯りを消して、星空を探そうか。
       ◇       ◇       ◇
先週の金曜日は、仕事場からまっすぐ神保町へと向かった。
酒朋ビリーが十条方面で仕事が終わったとの事だったんで、滝野川の老舗酒場『高木』のお誘いメールが来ていたのだ。

仕事が一段落し、今から行けるよとメールをしたのだが、2時間程時間を間違えていたらしい。高木で一人、やきとんと牛乳割りを堪能したビリーは家路に向かっている最中だった。残念だが、また次回。
「ビリーのブログ」

そんな訳で、いつもの『兵六』の暖簾を潜ったのだ。
流石に金曜は混んでいる。カウンターもテーブルもほぼ知った顔が集っていたが、合間を縫って知らない方のテーブルで相席させて戴いた。

ビールの大瓶が空にならない内にカウンターに移動する事が出来た。
b0019140_14102495.jpg

隣りは詩人の紅さんと酒場番長の矢野寛明兄だ。
矢野クンは冬山シーズンが終わり、またまた丸坊主頭になっていたネ。

暫くすると、またまた知った笑顔が暖簾を潜って来た。おや、浜田さんの登場だ。
コの字カウンターの一番奥に落ち着き、浜田さんと矢野クンの初ツーショットだ。浜田さん、随分と可愛い笑顔デスこと!
b0019140_1491891.jpg
浜田信郎氏は酒場好きなら誰もが世話になっている人気サイト『居酒屋礼賛』でお馴染みだが、最近出された書籍『もつマニア (ホピオシリーズ)』も売れ行き好調だそうだ。
b0019140_14351146.jpg
今は仕事の都合で呉市にお住まいだが、可成り頻繁に東京出張に来ているのだナ。
今回も出張の合間に、木場『河本』から『兵六』に来られたそうだ。

矢野クンは東京の大衆酒場をこよなく愛する酒場デザイナーでアル。
恵比寿や渋谷の大箱酒場『NOS』、目黒『権ノ助ハイボール』などの空間をデザイン、プロデュースしているのだが、酒場好き、古書好き、美女好きと云う処が何だかボクと似ており、いろんな場所でいつも遭遇するのだナ。エッ、最後は違うって?

浜田さんと矢野クンは今回初めてお会いしたのだが、酒場好きは一瞬にして意気投合出来るのだナ。

そしてサスガは居酒屋礼賛の浜田さん、矢野クンの全国酒場情報にソツなくメモを取っていた。
b0019140_14115865.jpg

ハッシーや荒木マタエモンさん、酒朋キクさんもやって来て、この日の『兵六』さらに大賑わい。

『兵六』の後は、毎度お馴染み『銀漢亭』に酒席を移し、翌日の日本対オランダ戦の話題で盛り上がったナ。
b0019140_14131065.jpg
そうそう、神保町の宮崎駿こと中西さんが、河出書房新社より『日本の鉄道創世記---幕末明治の鉄道発達史』を出版した。
b0019140_1414228.jpg

三省堂本店でも平積みされているそうなので、酒場に立ち寄る前に是非一冊ネ。
中西さん、出版おめでとうございます!
b0019140_14151183.jpg
そして、相変わらずみっちゃんの和服姿は美しい限り。
b0019140_14154963.jpg
うなじ好きのワタクシとしては、こんなに嬉しい酒のアテは無い!
矢野カンメイ兄よ、いつか『うなじBAR』なる酒場を創っておくれヨ。

そんな訳で夜も更けるのであった。
       ◇       ◇       ◇
翌日は、「ゲゲゲの女房」で目を覚まし、シャワーを浴びたら一路京成立石へ。9時40分に『宇ち多゛』前に到着だ。
此処でも、いつもの面々が集いだす。
b0019140_14161166.jpg
この日はブログ「口福な日々」のmooちゃん夫婦も早くから来ていたし、ツイッター仲間のスコッチエッグさんも仕事が休みになったとの事で口開けに間に合った。
b0019140_14164846.jpg
しっかり、ホネもゲットして大瓶と梅割りを戴いた。
b0019140_14482691.jpg
二軒目は、スコッチエッグさんと『ゑびすや食堂』でまったりと緑茶割り。
b0019140_14493787.jpg
空豆でチビチビやっていたのだが、腹も減ったのでオムライスとカレーライスのダブルパ〜ンチッ!
b0019140_14192561.jpg
食堂のカレーって、どうしてこんなに美味いのだろう。
b0019140_14194960.jpg
『二毛作』の暖簾が出る時刻になったので、そちらへ移動。
彼はギネスで、ボクはドブハイだ。
b0019140_1450164.jpg
ブラック&ホワイトだナ。

店主の日高さんが沖縄から仕入れたと云う『翌ケロ』を戴き、ゴクリと一気に飲んだ。
b0019140_14502215.jpg
コレで日曜はバッチリまた酒が呑めるのかネ。むふふ。
b0019140_14504345.jpg
バス・ペールエールを貰い、程よく酔った。

スコッチエッグさんとは立石で別れ、ボクは一度帰宅。夜のサッカー観戦に備えるのであった。いつもの銭湯でひとっ風呂。

そして、雷門の居酒屋『簑笠庵』(さりゅうあん)にて、我らが日本チームの応援だ。
b0019140_145139.jpg
荒木マタエモンさんもトクちゃんも青いユニフォームで気合い十分。
b0019140_14511612.jpg
山本さんの「カツオのハツ刺し」をアテに酒もススんだナ。
b0019140_1452827.jpg
荒木さんの大声援虚しく負けてしまったが、良い試合だったネ。次に期待しようじゃないか。
b0019140_14513328.jpg
キクさん、トクちゃん応援お疲れさまでした!

さて、マタエモンさんは終電に間に合ったのだろうか?
by cafegent | 2010-06-21 14:58 | 飲み歩き | Trackback | Comments(6)
夕べは渋谷のんべい横丁の『Non』一軒だけに留めて、家に帰った。

どうもワールドカップが気になって仕方ないのだナ。

房総半島沖で穫れた赤メバルを刺身で戴いた。
b0019140_172054100.jpg
身がしまっていて美味い。
b0019140_17214360.jpg

マグロの中落ちは生姜とニンニクを刻み海苔で巻いて食べた。

梅雨入りしてから急激に湿度が高くなり、今日も朝から汗ダク君だが、夏バテ防止には豚肉が良いらしいネ。てな訳で、豚の冷しゃぶサラダを作ってみた。
b0019140_17221822.jpg
岡山から送って戴いた有機栽培のレタスやトマト、札幌から持って帰ったトウモロコシ、それにアボカドとキュウリも加えてざっくりとゴマだれで和えた。

アルゼンチンが韓国に圧勝したネ。ご飯そっちのけでテレビに釘付けになってしまったヨ。それにしても、メッシとイグアイアンが素晴らしい動きをしていた。

イグアイアンは今大会初のハットトリックを決めたし、メッシは監督の期待通りの切れの良い動きで韓国勢を圧倒していたナ。

点が入る度に画面に映るマラドーナ監督のヤンチャな笑顔が印象的だった。

チャンネルを変えて、ギリシャ対ナイジェリア戦を待つ間に飯をかき込んだ。
b0019140_17231355.jpg

肝臓を気にしつつ酒が控えられないワタクシは、シジミの味噌汁で気休めの夕餉。

前半16分にウチェが先制点を決めたナイジェリアだが、ギリシャのトロシディスの太ももにカイタのケリが入り一発退場。これが試合の流れを決定的に変えた。
両チームとも激しい鍔迫り合いを繰り返していたが、矢張り全世界が観ている試合の最中に相手選手にケリを入れちゃイカンだろう。

ナイジェリアのゴールキーパー、エニェアマの驚異の身体能力には驚いた。だが、あれだけの好セーブを続けていたのに、最後の最後でトロシディスに痛恨の追加点を許してしまったネ。

韓国戦とは打って変わって機敏な動きで攻めたギリシャがワールドカップ初勝利を飾った。
b0019140_17234534.jpg
二試合を続けて観て思ったが、改めて世界のサッカーのレベルの高さを感じた。
メッシの動きなんか、サッカーの神が宿っているみたいだったものナ。

ボールを奪ってからの切り返しの早さと相手のスキをつく瞬時の判断力は、凄い。
先取点を守り最後まで耐える試合が目立つ我が日本チームだが、競合相手に明日はどんな戦いを見せてくれるだろうか。

あぁ、明日のオランダ戦、今から興奮してしまうなぁ。
        ◇        ◇        ◇
さて、また札幌旅行の続きから。

美瑛から札幌に戻った後は、いつもの酒場巡りだ。
先ずは札幌でも可成り老舗の大衆酒場『金冨士酒場』へと向かった。
このビルも古くからのソシアルビル(飲食専門ビル)で渋い店が沢山入っている。
b0019140_17271293.jpg
『スタンドバー伊吹』や『JUNO』も昭和の香りムンムンだ。
b0019140_1727556.jpg
此処、『金冨士酒場』も創業昭和28年だ。
b0019140_17264932.jpg
元々札幌の地酒「金冨士」を売る中川酒造の直営だった酒場だが、昭和40年頃に蔵元が廃業した為、それ以後は旭川の「男山」が主力の酒だ。
b0019140_17282974.jpg
先ずはサッポロ赤星で小旅行の疲れを癒し、人気メニューの卵焼きを戴いた。
b0019140_17285093.jpg
どのお客さんも大抵一人ひとつはコレを頼んでいるのだヨ。なんせ、240円だもの、むふふ。

自慢の焼き鳥も3本で230円から260円と良心的でアル。但し1種類3本だから一人だとチト辛いのだナ。
b0019140_17291010.jpg
札幌の焼き鳥は大抵何処の店でも肉の間には長ネギじゃなく玉葱が挟まっている。札幌近郊に玉葱畑が多いからかもしれないネ。
b0019140_17293561.jpg
男山は佳撰が270円、上撰が320円と良心的な値段で、これまた嬉しい。

此処は、仙台の老舗酒場『源氏』同様に日本酒はお銚子3本までま毎回違うお通しが付くのだ。今は三代目が切り盛りしているが、初代からの習わしだそうだ。

今はもう無くなってしまったが浅草の『松風』も毎回お銚子にお通しが付いていたネ。
b0019140_1730314.jpg
こちらの冷や奴がお通しだ。デカくて嬉しい限り。

次の予定があるから、これにてご馳走さま。
b0019140_1731312.jpg
『金冨士酒場』は、いつ来ても愉しい酒場だナ。

幼馴染みの仲間たちと『うさぎや』で待ち合わせをした。
此処もすっかり有名になり、今では全国から沢山の方が訪れている。

店主の中沢登志子さんが創る料理は、何を頼んでも美味しい。
b0019140_17325782.jpg
先ずは「豆腐と舞茸のサラダ」から。
b0019140_1733145.jpg
続いて「アスパラの筏(いかだ)焼き」、今が旬の北海道のアスパラガスをグリーンとホワイトで。
b0019140_17333424.jpg
友人の娘は北大医学部に通うハタチの女の子だが、親に似て呑みっぷりも素晴らしい。

お次ぎは「春芹肉豆腐」だ。
b0019140_17335517.jpg
セリの香りが肉豆腐にも合うのだネ。美味い。
b0019140_1734827.jpg
「シャラン鴨と賀茂茄子の挟み焼き」はフランス料理の味わいだ。

赤いゼリーの帽子を冠ったのは、「明太子のチーズ寄せ」だ。
b0019140_1735698.jpg
これなんか初夏に良い一品だネ。シャンパンが欲しくなる。
b0019140_17344292.jpg
でも、芋焼酎にした。
b0019140_17352994.jpg
そして、「焼き芋グラタン」、ホクホク熱々で美味い。
b0019140_17355425.jpg
「ししゃもの天ぷら」は焼酎に合う。
b0019140_1736784.jpg
最後に〆のご飯は、絶品「めかぶとろろごはん」の登場だ。
b0019140_17362285.jpg
コレ、本当に美味しくて病みつきになりそうな程だった。

ビールでさっぱりとした後は、食後のデザートも戴いた。
b0019140_17364269.jpg
東京、神泉の『文琳』に匹敵する美味さの「杏仁豆腐」でアル。
b0019140_17365727.jpg
甘い物が苦手な方でも殆どの方が、これはウマイ!と太鼓判を押す美味さなのだナ。

あぁ、此処に来られて、札幌に帰って来た甲斐が有ったってもんだ。
この日は、これにてバタンキューであった。
「うさぎや」紹介のサイト
by cafegent | 2010-06-18 17:43 | 食べる | Trackback | Comments(4)
札幌は滞在中ずっと晴天が続いていた。
この日は朝から札幌駅へ向かい旭川行きの列車に乗った。

途中、車窓からは黄色い絨毯を幾つも目にすることが出来た。
b0019140_1615219.jpg
今が丁度開花時期の菜の花畑が一面色鮮やかな花を咲かせていた。
これだけでも、来た甲斐が有るのだナ。

特急スーパーカムイ9号は、1時間20分で旭川駅に着いた。
b0019140_16142135.jpg
駅では『旭山動物園』のペンギンたちがお出迎え。

駅前では小さなスズランが沢山咲いていた。
b0019140_16185752.jpg
季節がまだ早かったため、富良野のラベンダー畑はまだ開花していないとの事だった。それでも、あの遥かなる丘の景色が観たくなり美瑛へと向かうことにした。

JRとレンタカーのセットだと3千円でクルマが借りられるので、駅併設の店でレンタカーを借りて真っ直ぐ美瑛町を目指した。
b0019140_16155241.jpg
美瑛に向かう一両の電車は、模型の様で可愛い。
b0019140_16175473.jpg
美瑛駅でガイドマップを貰い、カーナビで観光名所を検索していく。世の中便利になったものだナ。「MAP CODE」の数字を入力するだけで、目的地に行けるのだからネ。

先ずは、「ケンとメリーの木」から。
b0019140_16162736.jpg
昭和47年、日産スカイラインのCMに使われたポプラの木だ。
バズが唄った「愛のスカイライン」と共にこの木は一躍全国的に知れ渡ったのだ。随分と懐かしいなぁ。
b0019140_16225659.jpg
前に此処を訪れたのはいつだったろうか。
b0019140_16572616.jpg
こちらの丘では、かしわの木が3本並んで立っており、まるで親子の様な光景から「親子の木」として親しまれている。

そして、「マイルドセブンの丘」だ。
b0019140_16581650.jpg
かつてマイルドセブンのパッケージに使用された丘でアル。この風景は真冬の雪景色も幻想的だし、夏の夕日が沈む頃もとても美しい。
b0019140_16262479.jpg
牛たちも長閑に昼寝の真っ最中だ。
b0019140_16454634.jpg
クルマを走らせていると、道路の真ん中にヒバリが降り立った。
b0019140_16442963.jpg
オイオイ、危ないぞ。コイツ、我れ関せずって感じで動かない。

駅を挟んで反対方面へと向かうと見事な丘の景色を望む事が出来る。
b0019140_16265772.jpg
新栄の丘に到着だ。
b0019140_170696.jpg
前に立つと旭岳や白雲岳などを連ねた大雪山系の峰々の裾が広く、後ろには壮大な丘が交差し、まるでヨーロッパの田園風景の中に立っているようだ。
b0019140_1705998.jpg
だが、ここは美瑛町であり、遠くからカッコーの啼く声がこだまする。
b0019140_1659235.jpg
十勝岳連峰の山々は所々、まるで白い指を広げて山を掴んでいるかの様に雪が残っていた。
b0019140_16273340.jpg
午後の日差しも目に眩しく刺さり、畑の土を一面橙色に染めていた。
b0019140_1714989.jpg
青い空と白い雲、そして行く層にも色を重ねる美瑛の丘を太陽の光が絶妙のハーモニーで一枚の絵を創り出してしまうのだ。

何をする訳でもなく、ただ広い大地に身を置いてみるのも良いものだ。
一句詠もうなんて気すら起きない程、無になり山から下りてくる初夏の風に躯を揺らすのだ。

そして、ただただそこに広がる景色を眺めていた。
b0019140_1724173.jpg
四季彩の丘でちょっと一休み。
b0019140_173388.jpg
電線にアオジがとまって啼いていた。
b0019140_16412687.jpg
牧場では牛が草を食べている。可愛いナ。
b0019140_1641473.jpg
「拓真館」で、写真家の故前田真三氏とその息子、前田晃氏の写真作品を観た。
b0019140_16322888.jpg
もう随分前になるが、前田真三展で初めて美瑛の風景を知り、自分の目で見たくなったものだ。今でも時々写真集を眺めている。
b0019140_1741025.jpg
丘の四季―前田真三写真集

旭川駅で車を戻し、銘酒「国士無双」を造る高砂酒造の酒蔵を訪ねた。
b0019140_16331752.jpg
入ってすぐ、仕込み水を戴いた。
b0019140_16334292.jpg
宮尾登美子の名作「蔵」に出て来た様な酒蔵では、雪国ならではの雪中貯蔵で酒を仕込むのだ。
b0019140_16335971.jpg
こうやって冬の雪が今でも残っているのだから凄いネ。
b0019140_16341820.jpg
この地中の扉を開けると中に酒が仕込まれている。
b0019140_16343340.jpg
廻りを雪で固めて寝かすのだ。
b0019140_1635365.jpg
こうやって、実際に観ることも出来るのだ。
b0019140_16363771.jpg
おぉ、杉玉が出ていると云う事は、今年の新酒が出来たのだナ。

たっぷりと酒も試飲させて戴いたし、土産も買った。
b0019140_1637577.jpg
さてと帰りは酒呑んでのんびりと帰ろう。
b0019140_163747100.jpg

by cafegent | 2010-06-17 16:52 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
梅雨入りした途端、外はモーレツに蒸し暑い。
昼ご飯を食べに外に出たのはいいが、暑くて遠出したくない。
b0019140_15585427.jpg
徒歩1分の目黒区民センターに行き、食堂のハヤシライスを食べた。
b0019140_15595247.jpg
区民プールは盛夏の訪れを控え、手入れの真っ最中だ。
b0019140_15591836.jpg
此処のハヤシ、ちゃんと生クリームまでかけており美味かったナ。
b0019140_1601545.jpg
外では男の子が元気に三輪車を走らせていた。街は長閑だナ。

今シーズンは、沢山のツバメの巣を見かけた。それが殆ど同じ道沿いなのだから、その界隈の方々の温かい思いやりと野鳥との交流が伺える。4月、5月と巣造りをしていたつがいのツバメたちはみな、4、5羽のヒナを孵していた。

今朝もまた新たな巣を見つけた。
b0019140_1611914.jpg
こちらはまだ卵を温めている最中らしい。
この巣も誰かがちゃんと土台を整備してくれているのだネ。

雌が巣に居る間、雄鳥は餌を探しに大空を飛び回る。
b0019140_1603373.jpg
実に微笑ましい光景で朝の蒸し暑さをしばし忘れさせて貰った。
       ◇       ◇       ◇
先週の金曜日は、ビリー隊長といつもの立石では無く門前仲町で待ち合わせをした。隊長が月島界隈で仕事が終わるとの事だったので、『大坂屋』にて合流となった。

もう六時だと云うのに日が長くなったお陰で、此処の暖簾を潜る時分もまだ空が明るいのだナ。
b0019140_1645579.jpg
四時口開けの店内は、御隠居風情の爺さんたちが既に良い塩梅の酔い心地。中ではママが小上がりに座ってた。煮込みの鍋前には娘さんが立っている。

奥からママが「ウチもやっと四代目が出来たのヨ!」と嬉しい声を掛けてくれた。
大坂屋のお嬢さんはピアノの先生なのだが、以前から忙しい時は時々店を手伝っていた。いよいよ本格的に此処を引き継ぐ事を決めたのだネ。実に嬉しい限り。
b0019140_1652294.jpg
僕はサッポロ赤星、ビリーは梅割りでまったりと。

混んで来たので、僕らは外へ出た。
b0019140_1655614.jpg
たまにはモンナカでもう少し呑もうかと、辰巳新道をぶらり。

でも、結局いつもの『だるま』へと吸い込まれた。なんせ、美人姉妹を拝みたいからネ!と二人とも同意見でまとまった。
b0019140_1662792.jpg
親爺さんが亡くなってから、久しぶりに訪れた。でも相変わらず、早い時間からほぼ満席だ。僕らも詰めてもらって、辛うじてカウンターに座らせて貰った。
b0019140_17125960.jpg
この写真は、在りし日のご主人だ。

先ずは酎ハイ、一発!!
b0019140_1627556.jpg
亡き先代の掛け声と同様に店の兄さんも「チューハイ、イッパーツ!」と元気に叫んでた。

肉豆腐をアテに酒がススム。
b0019140_167534.jpg
此処はレモンもライムもデーンと大きいボトルが置いてあり、各自勝手に酎ハイを割るのだナ。

店を切り盛りしている娘さんは、元々モデルをしており店内の壁にはその当時の写真が沢山貼って在る。着物姿でアーノルド・シュワちゃんと写った新聞も有った。

以前は親爺さんが、奥さんとお嬢さん二人を美人三姉妹と称して誇らしげに自慢していたっけ。
b0019140_17145016.jpg
こちらが自慢の写真だネ。あの頃が懐かしいナ。
b0019140_1673952.jpg
定番のポテトサラダも戴いて、大満足。

後はいつもの神保町へと二人で移動した。
b0019140_16104119.jpg
さすがに金曜日、『兵六』は外まで声が響いてる。
b0019140_16121220.jpg
詩人の紅さんはじめ、いつもの面々が集ってた。
b0019140_16111613.jpg
最近のマイブームは、この「梅にんにく」だ。
b0019140_16114745.jpg
これで、薩摩無双がススムのだナ。

隣りのトクちゃんが焼そば頼むので、つられて僕も頼んでしまう。
b0019140_16125486.jpg
ホントは先に一口横取りしたのだけれどネ。
トクちゃん、「アートガーデンかわさき」で開催していた写真展『第35回 2010 視点』に出品していたのだネ。
b0019140_16123069.jpg
展覧会は日曜日に終わってしまったが、写真でリアリズムを追求し続けるって凄い。トクちゃんは現代写真研究所で写真を学んだのだものネ。展覧会に行けず、申し訳ない。
       ◇       ◇       ◇
さて、昨日も仕事帰りにビリーと京成立石へ。

6時42分駅到着の電車に乗り、『宇ち多゛』前で合流。夕べはスンナリといつもの奥席に座る事が出来た。
b0019140_16313224.jpg
肝臓の悪化を気にしつつ、大瓶を呑む。相変わらず、ビリーはソウさんにからかわれながら梅割りだ。

この日は大瓶1本に煮込みとカシラ塩で〆て900円也。千円札一枚を置いて『二毛作』へ。

すっかり立石の人気酒場となった『二毛作』は外まで埋まってる。
カウンターをギュっと詰めて戴き、座る事が出来た。
b0019140_16133978.jpg
ビリーは冷酒で、ボクはいつものバス・ペールエールだ。
b0019140_16135633.jpg
サクっと呑んで、二人で浅草へ移動。

久しぶりに平日の『簑笠庵』(さりゅうあん)の暖簾を潜った。
b0019140_16161414.jpg
カウンターでは、既にハッシーが呑んで居た。
b0019140_16171065.jpg
実は昼間にハッシーから今夜は簑笠庵に松輪の鯖が入ったと聞いていたので、楽しみにしていたのだ。

松輪サバと云えば、『黄金鯖』と云われる程の特級品だ。胴体に黄色い線が入ってるのでこう呼ばれるのだナ。

その味はまさに絶品。鯖とは思えない程肉厚で脂の乗りも素晴らしい。
此処の主人の山本さんと京子さんは、元々京橋の人気店『京ばし松輪』を営んでおり、あの究極のアジフライを世に出した方なのだ。

当時から魚は三浦半島南端の松輪漁港から直接仕入れていたと聞いた。
松輪サバの押し寿司も美味いが、昨日は〆サバで戴いた。
b0019140_16164343.jpg
余り〆過ぎておらず、真サバ本来の旨味を上手に引き出していた。正に絶品とはこの事だナ。
ビリー隊長は、鯵のなめろうだ。これまた美味。
b0019140_16175698.jpg
座敷のテレビは、ワールドカップを映してる。
b0019140_1621717.jpg
さながらスポーツバーに早変わりだ。サッカー観ながら、ここでもまったりと酔う事が出来た。
b0019140_16225262.jpg
山本さん、旬の枝豆もとっても美味しかったデス。またまた感謝!

みんなと別れ、一人いつもの深夜食堂へ。
b0019140_16212594.jpg
ママ手作りのカレーライスを食べながら、芋焼酎のお湯割りを呑む。
此処でもサッカー観戦だ。ポルトガル対コートジボワール線は、C・ロナウドも頑張ったがドローに終わったネ。

それにしてもワールドカップ開催中は、朝が辛いなぁ。
by cafegent | 2010-06-16 16:41 | 飲み歩き | Trackback | Comments(0)