東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent

<   2010年 11月 ( 19 )   > この月の画像一覧

暦では既に「小雪」の頃、七十二候では「朔風払葉」(さくふう、はをはらう)と云う。朔風(さくふう)とは、北から吹く風であり、木の葉を払う様に吹く時季なのだネ。
b0019140_1595813.jpg
早いもので、今月ももう終わり。今年も残すところあと一ヶ月となったのだネ。今日は午後一番に関東地方で地震があったが、平穏無事に一年が過ぎてくれると良いものだ。

日曜日は午前中に家の掃除やら、一通り澄ませて散歩に出掛けた。
金曜日の朝日新聞を読んでいたら、面白い記事を見つけたからだ。
b0019140_15101793.jpg
台東区の日本堤一丁目あたり、「山谷」の泪橋近くに在る「いろは会商店街」で、ちばてつや作の漫画「あしたのジョー」にちなんだ『あしたのジョーのふるさと祭り』が初めて催されたのだ。

泪橋は矢吹丈がボクシングを学んだ丹下拳闘クラブが在った場所だ。
b0019140_15105218.jpg
しかし、実際に其処に橋が架かっていたのは明治初期までらしく、今は明治通りになっている。

数年程前まではまだ日雇いの労働者たちの簡易宿泊施設が数多く有り、安い酒場も賑わっていたが、今では労働者も高齢になったり、仕事が激減したせいも有り、街全体が寂しくなっている。

僕は時々泪橋近くの『大林酒場』や『丸千葉』で一杯ひっかけてから、この商店街を通り抜けて吉原浅草方面へと歩いたりする。

この日は地下鉄日比谷線で三ノ輪で降り、ブラブラと商店街を歩いた。
b0019140_15111681.jpg
もつ焼き『ほりい』はお休みだ。
b0019140_1512930.jpg
斜向いの駄菓子屋ではおでん台を囲んでおばあちゃんが茶飲み話に花を咲かせてた。
b0019140_15124667.jpg
庶民てんぷらの老舗『土手の伊勢屋』方面へと歩いて行くと途中の左手に「いろは会商店街」のアーケードに出る。

いつもは閑散としているのだが、この日ばかりは活気に溢れていた。
b0019140_15125714.jpg
土曜日には尾藤イサオさんがアニメの主題歌を熱唱したそうだ。日曜日は子どもボクシング教室が開かれていた。
b0019140_15131752.jpg
アーケードのあちこちに実写版映画『あしたのジョー』のスチール写真やちば先生の絵が飾られていた。
b0019140_151412100.jpg
こちらは映画の撮影で使われた丹下拳闘クラブの看板だ。
b0019140_15135620.jpg
丹下段平のおっちゃんやちびっこ達のパネルも点在している。
b0019140_15143923.jpg
これは、丹下拳闘ジムの所属札だネ。
商店街では今年を第一回目として、毎年恒例の催しにして、商店街の活性化を図って行くそうだ。
b0019140_15164583.jpg
漫画『あしたのジョー』は子どもの頃夢中になって読んだ。当時はデパートの催事などで漫画イベントが多かったので、よく行ったものだ。
ちば先生や川崎のぼる先生などに色紙へ直筆漫画などを描いてもらったっけ。あれ等はいったい何処へやっちまったのだろうか?

商店街の酒屋さんでイベント限定の「あしたのジョー」純米酒を買ってみた。中身は白鶴だ。
b0019140_15152419.jpg
来年はまた違うラベルになるそうだ。来年もまた来てみよう。
b0019140_1521387.jpg
地域に根付くイベントになると良いナ。

商店街を出ると通りには何人もの方々が路上で寝ていた。治安は随分と良くなったと思うが、女性一人歩きはまだまだ不安が残るかナ。
b0019140_15153490.jpg
日曜日なので『大林酒場』はお休みだ。
b0019140_15154443.jpg
珈琲の名店『バッハ』は相変わらずの大人気なので諦めた。

となれば、行く先はひとつしかない。
b0019140_151553100.jpg
『丸千葉』の暖簾を潜り、いつも元気なやっちゃんに焼酎を戴く。

あぁ、デジカメの電池の消耗が早くなってしまい、電池が切れた。

たこ足ウィンナー炒めとニラ玉をアテにノンビリしていたら、呼び出しが入ったので、急遽銀座に行くことになった。

せっかく、浅草界隈で呑んだくれようと思ったのになぁ。

さて来週あたり、『弁慶』か『鶯酒場』あたりで呑むとしようかナ。
[PR]
by cafegent | 2010-11-30 15:27 | 飲み歩き | Trackback | Comments(4)
今朝はとても気持ち良く晴れ、ヒヨドリが大きな声で啼いていた。
b0019140_15274390.jpg
雲一つない空を見上げると旅客機が白い尾を引いて何処かの国へと飛んでいた。羽田空港から国際線が頻繁に飛ぶ様になり、我が家の上を飛び交う飛行機の数が増えた様に感じるナ。

目黒不動の境内では、高い木々から赤茶色の朽ち葉が秋の風に遊ばれているかの様に一斉に舞っていた。
黙々と地面を掃いていた方々も、これじゃぁ苦笑いしか出来ないナ。

先週の金曜は人間ドック帰りのビリーと待ち合わせをして立石へ。

『宇ち多゛』のソウさん側入口は、毎度お馴染みの面々が集う。
月曜から土曜まで毎日口開けに来ているカノウさんも冬の着物に衣更えしていたナ。
b0019140_15325816.jpg
平日ならではのシンキ(コブクロとテッポウ)やツルを戴いて大満足。
ビリーも久しぶりのホネ煮込みにありつけてゴキゲンなご様子だった。

続いて向かうは『二毛作』だ。
b0019140_1533529.jpg
生金柑を使ったジンソーダを戴いた。これまた香りが高く味も良い。
うーん、当分の間はコレだナ。

ぎんなんをアテにビリーはいつもの冷酒でアル。
b0019140_15342184.jpg
この日は埼玉新亀酒造の純米「真穂人」が、日高さんオススメだ。
b0019140_15354028.jpg
それにしても、私服姿のビリーも新鮮だネ。

向かいの八百屋さんでは久しぶりに居酒屋『ゆう』のママに再会した。
b0019140_15355664.jpg
体調を壊して店を辞めてからもう半年以上経つのだネ。でも元気そうでなによりだ。

二杯目の金柑割りを呑み干して、僕は一人で木場へと向かった。
b0019140_153724100.jpg
『河本』の暖簾を潜り、温かいおでんをつまみながら呑むこの季節のホッピーも格別に美味い。
b0019140_15374651.jpg
ホッピーを二杯飲んで、終了した。外に出ると森さん親子に出逢った。

この日は深酒を控えた。なにしろ翌日はまた朝から『土よ宇』が待っていたからネ。

家に戻り、やっと届いた中川一辺陶さんの土鍋を開ける。
b0019140_15413687.jpg
土鍋は馴染むまで使わないといけないので、常夜鍋を作ってみた。
b0019140_15415136.jpg
たっぷりの法蓮草と豚肉が主な常夜鍋は、シンプル故に毎日食べても飽きない味だ。それが名前の由来だネ。
b0019140_1542441.jpg
日頃の野菜不足をこれで補い、〆は冷蔵庫に残ってたうどんを一玉入れて食べた。
b0019140_1542166.jpg
これでお腹も満腹になったのだナ。
        ◇       ◇       ◇
土曜日は朝8時半に家を出る。押上駅を出た電車が地上に上がると車窓から建設中の東京スカイツリーを眺める事が出来る。
b0019140_15433888.jpg
第二展望台も完成していたネ。この日も沢山見物に来ていただろう。

さて、立石『宇ち多゛』では、この日も9時半頃から人が並び始めた。
b0019140_15453160.jpg
胃に穴が空き暫く酒を控えていた岩崎さんも久々の登場だ。
b0019140_15451389.jpg
秋元屋冷蔵庫前のユリちゃんもこの日は珍しく口開けだ。
b0019140_15482459.jpg
この日は地元のイシさん、古株大島さん、岩井さん、信吾さん、それに自転車野郎星さんも集まり、これが朝の十時台かと思う程、ソウさん側奥席はいつにも増して賑やかだった。
b0019140_1548573.jpg
ホネも柔らかそうだネ。大瓶に梅二杯で、終了。

二軒目は毎度の『ゑびすや食堂』へと移動する。
b0019140_15493330.jpg
カウンター、小上がり、テーブルと我々で占拠してしまったネ。

どうです、大島さんもイシさんも素敵に歳を重ねた良い顔ですナ。
b0019140_1550779.jpg
それにしても大島さん、ひれ酒呑み過ぎでしょう!
b0019140_15501962.jpg
緑茶割りがススみ、久しぶりにカツ丼を食べた。あぁ、満足な土曜朝酒だった。

午後は秩父宮ラグビー場にて、サントリー対NTTコミュニケーションズの試合へと出かけた。
b0019140_1551364.jpg
もちろんNTTコムの応援なのだが、いかんせん酒が廻っているので、応援も激しくなる。
b0019140_15515959.jpg
ラグビー場の向こうの木々も秋の彩りだネ。
b0019140_15524493.jpg
中々面白い試合だったが、健闘虚しく負けてしまった。

東京縦横無尽ハシゴ酒なワタクシたちは、京成立石から外苑前に出て、また舞い戻る様に浅草方面へと移動してみた。
b0019140_15533083.jpg
一緒にラグビー観戦したQちゃん、ユリちゃんを誘って雷門『簑笠庵』の暖簾を潜った。
b0019140_15534287.jpg
マテ貝焼きと温野菜のアンチョビ合えをアテにいつもの薩摩富士のお湯割りを戴いた。
b0019140_15542243.jpg
本当に酒呑みが好む味だね、此処は。

マタエモンさん等いつもの面々も集っており、酒もススんだナ。

あぁ、この晩も愉しく夜が更けた。そして記憶有る間に帰ったのサ。
[PR]
by cafegent | 2010-11-29 16:00 | 飲み歩き | Trackback | Comments(1)
b0019140_11571244.jpg
この季節、外が寒くなってきたので防寒用の服を着込むのだが、電車の中とかが暑くてスグ汗ダクになるのだナ。昨日も持って出掛けたダウンパーカを袖も通さずに一日中小脇に抱えて歩いてた。

毎年この時期になるとギックリ腰になる。三年連続でやっているが、今年はなんとか持ちそうだ。ところが、仕事をお願いしているデザイナーがギックリ腰になっちまった。

痛くて家から出られないと云うので、武蔵小杉の方まで出向いてデザインの直しの打ち合わせをして来た訳だ。自分がギックリ腰の経験が多いから、あの辛さは痛い程判る。
まぁ、10日くらいで治ると思うから大事に休んで欲しい。

昨日は夕方に打ち合わせが終わり、そのまま三田経由で京成立石駅に降りた。

毎度お馴染みビリー隊長は沼津出張との事で、夕べは一人宇ち入りをした。それでも暖簾を潜れば知った顔があちこちに居てご挨拶。

久しぶりの鏡下に座り、テッポウとレバ生をお酢で戴く。
b0019140_11392563.jpg
先ずはビールの大瓶で仕事から頭を切り離す。朋一あんちゃんに梅割りを注いで貰う。
b0019140_11395427.jpg
カシラ塩をお酢に浸して食べると美味い。最近は合わせ技が癖になって来たので、お酢と塩とか、タレとお酢がお気に入りなのだ。

ビリーが東京駅に着いたとの連絡が有り、赤羽で待ち合わせをした。
b0019140_11401172.jpg
『喜多屋』に到着すると、ビリーは手前側カウンターで既に酎ハイを呑んでいた。
b0019140_11412767.jpg
先ずは玉子サラダで僕も酎ハイをお願いした。

目の前に有るゴトクの上ではグツグツと小さな鍋が沸騰してる。
b0019140_11414171.jpg
喜多屋自慢のチゲ鍋だネ。この店で280円とは随分と贅沢な品だが、一度食べたら病みつく美味さでアル。

それにしてもこんな一人用の小さな鋳物の鍋も有るのだネ。
b0019140_114247.jpg
熱々をハフハフしながら口に入れ、冷えた酎ハイを流し込む。あぁ、幸せなひとときだ。

中をお代わりして隣りのご常連さんからぼんじり串をお裾分け。
b0019140_11432027.jpg
あぁ、此処も『いこい』に負けず劣らず酒のアテが美味しいのだナ。
b0019140_11423748.jpg
明日が人間ドックだと云う割りに呑む気満々のビリー隊長。

『喜多屋』を出て、浮かれたまま線路沿いを歩く。

そして目指すは『米山』だ。
b0019140_11442043.jpg
丁度入れ替え前の時間だったので外で暫く待つ事に。

外は雨が降り出して来た。3、40分待って9時丁度に席に着けた。
b0019140_11443618.jpg
シャリ金のホッピーを戴いて、レバ生とタン生を食べる。
b0019140_11445414.jpg
此処のタン生は、本当に美味い。

このハラミも実に美味い。
b0019140_11453467.jpg
見事な焼き加減に感動だ。
b0019140_11454786.jpg
ホッピーをお代わりして、ご馳走さま。

駅まで戻るとどうしても寄りたくなる処が有る。そう、毎度お馴染みとなった『自家製麺伊藤』の暖簾を潜る。いつもの中華そばを戴いた。

どうですか、このシンプルさがたまらない。
b0019140_1146594.jpg
麺の味とスープの味を最大限に堪能する為に具は刻みネギのみと云う大胆不敵な一杯だ。

ビリーとは赤羽駅で別れた。
そして、僕は武蔵小山に在る日本酒の名店『酒緑川島』へ向かった。
b0019140_11463925.jpg
先に来ていた方々は、既に十分呑んだみたいで、出来上がってる。

美味い日本酒をたんまり呑んで、ゴキゲンだ。
b0019140_1148143.jpg
さぁ、最後の〆は熱々のグラタンを作って貰った。
b0019140_11483737.jpg
この国旗が可愛いネ。

この辺りから、梅割りがボディブローの様に効いて来た。
あぁ、またこの後の記憶がすっ飛んでる。

ハテ、此処からどうやって家路に着いたのだろうか。毎度のことだが、トホホだナ。
[PR]
by cafegent | 2010-11-26 11:57 | 飲み歩き | Trackback | Comments(4)
暦の上ではもう初冬なのだが、東京はようやく秋らしい秋が来た。

朝早く起きて外に出ると思わず寒さに顔がキュっとなり目が覚める。
b0019140_16132968.jpg
石畳の道を歩くとケヤキやイチョウの落葉を踏む音がする。
駅の向こうのパン屋さんから香ばしいパンの匂いが通行人の足を止めるのだ。僕もバターがたっぷりと練り込まれたクロワッサンとパン・オ・ショコラを買って帰る。

かじかむ手をこするともう霜降も過ぎたのだ、と感じるネ。

深煎りの珈琲にミルクをたっぷりと注ぎ、焼きたてのクロワッサンを食べる。これでイヴ・モンタンの歌声でも聴こえてきたならば、窓の外はさながらモンマルトルの裏通りだナ。

さて、勤労感謝の日は前日から降り続いた雨が上がり、午後から青空が広がった。

そろそろ紅葉狩りを楽しむ時季になったので、久しぶりに新宿御苑へと出掛けてみた。地下鉄を出て、大木戸門まで歩くと外にテーブルを出しているレストランが在った。
b0019140_16145928.jpg
秋空の下で飲むワインはさぞかし美味いことだろうネ。
b0019140_16153374.jpg
木々の向こうに見えるドコモタワーのビルは本当にエンパイアーステートビルディングに似ている。
b0019140_16155398.jpg
この景色はまるでニューヨークだナ。
b0019140_16185094.jpg
おや、落葉の間からキノコが顔を覗かせていた。

御苑内は、桜、ケヤキ、カツラ、カエデ、モミジ等が赤や黄色に染まってる。
b0019140_16181338.jpg
芝生広場の上を歩くと足の裏が心地良いナ。
b0019140_16172728.jpg
代々木公園と違い、太鼓を叩く音もないし、犬を散歩させる姿も見えない。皆、のんびりと寝転んだり、お弁当を食べたりしている。

そう云えば入場口にアルコール類の持ち込み禁止となっていたが、以前お花見の時には皆さん呑んでた様な気がしたが、前から駄目だったのだろうか。
小石川後楽園だとこの季節は『紅葉まつり』が開催され、庭園内に出店も出るのだネ。
b0019140_16194684.jpg
プラタナスの並木道は、まるでパリの小径の様だ。
b0019140_162046.jpg
カップルたちが落葉の絨毯を眺めながら嬉しそうに語ってる。

池の畔の木々も見事に赤く染まり、大勢の人々がカメラを手に足を止めている。
b0019140_16202821.jpg
こうして四季の移ろいの景色を存分に眺められるのは、本当に素晴らしい事だ。四季のあるこの国に生まれて良かったなぁ、と思うのだナ。
b0019140_1622984.jpg
新宿から西武線に乗り、野方『秋元屋』へと向かった。
17時だったので、カウンターが一杯で暫く冷蔵庫前の席へ。
b0019140_16222916.jpg
それでも15分程でカウンターに移動出来た。

店内ではあちらこちらで酒仲間が呑んで居た。日曜日にもお会いしたのに、また会うなんて、皆さん本当にこよなく『秋元屋』を愛しているのだネ。まぁ、そう云う僕も同じだが(笑)

外に並ぶ人も増えて来たので、サクっと一時間程で終了。

二軒目は、高田馬場から品川経由で蒲田へと出た。先日お邪魔した鳥から揚げの『うえ山』に再訪したのだ。気に入った酒場へは、とことん通い倒すもので此処も当分は足繁く通うのだナ。

先日はモモを戴いたので、今回はムネを揚げて貰った。最初は瓶ビールを飲んだのだが、次は日本酒にした。此処で出す酒はキンミヤ焼酎でお馴染みの宮崎本店の清酒『宮の雪』でアル。先日、木場の『河本』にて宮崎本店の東京支店長の伊藤盛男さんにお会いしたばかりだったが、此の店のご担当も同じ伊藤さんだったそうだ。そんな偶然の繋がりが、酒場通いをまた面白くさせてくれるって訳だネ。

いつか酒場放浪仲間たちと集って、宮崎本店の工場見学もしてみたい。伊藤さん、その時は何卒宜しくお願いします!

この晩も閉店した『なか川』のご常連達と昔話に花が咲いた。そして、またご主人に色々とサービスして頂いた。
b0019140_16224034.jpg
ちなみに此処のご主人の後ろ姿がどうも酒朋ハッシーに見えて仕方ないのだヨ(笑)

家に戻り、ラーメンを作って食べる事にした。
中華麺とスープを別に買ってきた。比内鶏ガラスープの素に煮干しと鰹節で取ったダシを合わせてみる。少なめのスープへ硬めに茹でた麺を入れ、具材は刻み葱のみだ。
b0019140_162319.jpg
むふふ、赤羽『伊藤』もどきの中華そばを家で作ってみたのだナ。
b0019140_1623734.jpg
うん、これはこれで美味かった。

昨日は新宿御苑にて燃える様な紅葉を観て来た訳だが、壁の絵も秋色の作品に掛け替えた。
b0019140_16234357.jpg
これは日本画家、平松礼二画伯の紅葉だ。

これで、暫くの間我が家で紅葉狩りが愉しめるのだナ。
[PR]
by cafegent | 2010-11-24 16:26 | 飲み歩き | Trackback | Comments(2)
一年前の夏、故ひとみ姐さんを見舞いに日赤病院へ行った日、その足で蒲田へと出た。鳥から揚げの名店『なか川』が長い歴史に幕を降ろすと聞いていたからだ。
b0019140_1941391.jpg
本当ならば閉店を惜しむ常連さんたちで連日満杯のところを無理云って席を空けて頂いた。

お母さんが目の前で捌く鶏を眺めながら、酒を呑み、香ばしい油の鍋で揚がる唐揚げを待ちながら、また酒を呑む。そうやって、揚げたての素揚げを手で掴みながら頬張るのが此処の醍醐味だった。
b0019140_1942982.jpg
今、あの鳥の素揚げを食べたいと思ったら、京成立石の『鳥房』か自由が丘の『とよ田』に行くしかない。

名店『とよ田』もその昔『なか川』で鳥から揚げを学んだと聞いたが、ナントその味が同じ蒲田で復活したのだ。

蒲田駅西口に出て、アーケード街を真っ直ぐ進むと右にカーブした東急池上線の踏切にぶつかる。その手前左手にひっそりと佇むのが、鳥から揚げの『うえ山』だ。住所はたぶん、西蒲田七丁目辺りだろうか。

『なか川』のから揚げの味が大好きで足繁く店に通ったご主人は何度も何度も試行錯誤を重ね、最後はお母さんに手ほどきを受け納得してもらえる味が出来る様になったので、先月この店を開店したそうだ。開店の日には、お母さんも祝福しに駆けつけてくれたと伺った。

なか川同様、此処もから揚げオンリーでアル。
b0019140_19151537.jpg
但し、向こうでは枝豆だったお通しが、こちらではお通し500円で三品の手作りのお惣菜が出るのだネ。

この日は、イカと里芋煮、鯖、それに法蓮草と椎茸が出た。
b0019140_19102590.jpg
これだけでも酒が進むのだが、何と言ってもメインは鳥から揚げだ。

モモかムネを選べるのだが、両方のセットも有るので二人でセットを頼むのも良いネ。今回はモモ肉を戴いた。

下に敷いた玉ねぎスライスは、なか川の先代ご主人由来だそうだ。
b0019140_1912423.jpg
カリカリのところを噛むと中からジューシーで柔らかい肉が現れる。
軽く塩を振っただけなのに、思わず唸ってしまう程美味しいのだナ。

この冷水式のビールケースは、お母さんから譲って戴いたそうだ。
b0019140_19101930.jpg
十条の『斉藤酒場』もそうだが、冷水で冷やした瓶ビールは何とも云えず美味いのだネ。
b0019140_1914147.jpg
話が弾み、鶏皮のから揚げと煮こごりもご馳走になってしまった。
b0019140_19142365.jpg
ご主人は若鶏の残った部分を使って色々と研究されているご様子だ。
b0019140_1915757.jpg
寡黙なご主人と温かい奥様の二人で営む『うえ山』は、なか川のお客さんももちろん大勢訪れるが、新しい方にも沢山知ってもらいたいナ。

そうそう、真っ白な暖簾には何も書いておらず、看板も無いので迷わないように。
b0019140_1916356.jpg
蒲田駅の西口側は、立ち飲み屋も沢山有るし、僕の好きな『くま寿司』も在る。また一軒素敵な店を見つけたので、この辺りで呑む機会も増えそうだナ。
[PR]
by cafegent | 2010-11-22 19:19 | 食べる | Trackback | Comments(4)
b0019140_16244315.jpg
今日は大安だ。今年の酉の市は、二の酉までで今日19日が最後だ。
b0019140_1625371.jpg
江戸消防記念会だと思うのだが、組頭たちの粋でいなせな木遣(きや)りの歌声に思わず足を止めて聴き入った。
b0019140_16252356.jpg
木遣りの歌声が深まる秋の青空に響き渡り、神社の境内を引き締めてくれた。こちらも思わず背筋がピンと伸び、最後まで聴いていた。

半纏(はんてん)の袖に赤いラインが入っているのは、組頭や小頭といった幹部の証なのだナ。
b0019140_1626588.jpg
年季の入った親方衆の後ろ姿、惚れ惚れする程格好良いなぁ。

境内のあちらこちらで威勢の良い柏手が鳴り響く。
b0019140_1626177.jpg
年に一度、縁起物の熊手を市で買うのが一年の締くくりとなる。
熊手商との値段交渉の掛け合いがまた愉しいのだネ。
b0019140_16271052.jpg
目当ての大きさの熊手が見つかったら、値段を交渉するのだが、縁起物なのでいつもご祝儀をはずむのだネ。
b0019140_16264573.jpg
世の中不景気の風ばかりが吹き荒れるが、この時ばかりはシミッたれた空気を吹き飛ばす様に威勢良く大きな掛け声の三本締めで「家内安全 商売繁盛」を願うのだ。
b0019140_16272847.jpg
これで、来年も『福』がずっと傍に居てくれるって訳だ。
       ◇        ◇        ◇
昨日は四谷三丁目で打ち合わせが終わり、そのまま立石へと出掛けた。
b0019140_1624451.jpg
『宇ち多゛』では、いつもの奥席にいつもの面々が集った。地元のウーさん、アキちゃん、ビリー隊長、そして目黒仲間ヒゲオヤジさん達だ。

口開けは空いていたそうだが、夕方過ぎはいつも通りの混雑だった。
団体客が居たり、女性客も結構目立ってたナ。そう云えば、雑誌『めしとも』の今月号が居酒屋特集で、此処もせんべろ店の上位だったっけ?

「千円でベロベロに酔える」酒場か。命名した故中島らもさんは、随分といろんな酒場で見かけたなぁ。
b0019140_1628459.jpg
口開けのお客が少なかったと言っていたが、テッポウが残ってた。
おや、煮込みの中に大きな塊が...。
b0019140_1628263.jpg
まぁ、そんな素敵なサプライズも嬉しい限り。

『二毛作』がお休みなので、我々は少し歩いて『ちょいいち』へ。
b0019140_1629143.jpg
此処はおでんとハイボールが美味い店でアル。
b0019140_16293622.jpg
どうですか、この濃い色のボールは。
そして、特製マカロニサラダのマカロニの太いこと!
b0019140_1630224.jpg
こちらもバカウマでした。
b0019140_16312483.jpg
ちくわぶ嫌いなウーさんを尻目に我々はおでんを盛り合わせで戴いた。
b0019140_16305858.jpg
出汁が滲みたちくわぶのなんと美味しいことか!むふふ。
b0019140_16302582.jpg
ナンコツから揚げも酒のアテに大変よろし。

あぁ、夕べも平日の立石夜酒を楽しんだナ。
さて、明日も朝からまた「土よ宇朝酒」を愉しむとしようか。
[PR]
by cafegent | 2010-11-19 16:37 | 飲み歩き | Trackback | Comments(2)
朝は出来るだけ粗食を心掛けている。
ならば、食べなきゃいいのにと云う人も居るが、胃を空腹にしたまま仕事をしていると躯の本能がエネルギーを欲するので、昼飯や夕飯を必要以上に食べてしまうのだナ。とは云え、毎日米の飯を朝食にしている訳ではない。バナナの時もあれば、シリアルの時だってある。

冷蔵庫の中の残り物次第で朝食の内容が、日々変わるのだ。
b0019140_12143284.jpg
今朝は納豆に胡麻豆腐、そして法蓮草と薩摩揚げの煮物だ。

最近、スーパーなどで匂わない納豆などと云うものが売れているらしいが、納豆は臭けりゃ臭い程美味いと思わんかネ。
        ◇         ◇         ◇
たまにはちょいと贅沢をして美味い料理に舌鼓を打ちたいものでアル。

毎日がハレの日なんてコトは無い訳で、日々の仕事や生活に対しての自分たちへのご褒美を進呈したくなるのだナ。

そんな訳で、酒朋ハッシーを誘って大井町『廣田』へお邪魔した。
JR大井町駅で待ち合わせをして、「きゅりあん」の下へと降りる。

池上通りを渡り品川郵便局脇の細い路地を入って行くと目指す『廣田』の灯りが見えて来る。
b0019140_1218636.jpg
昭和の名残りの様な佇まいは、二階が下宿で下が店舗の古い建物だ。

カウンター割烹だった場所をそのまま生かした店内は、そのまま昭和にワープだ。
b0019140_12445086.jpg
ただし、背面にびっしりと並んだワインセラーの数と壁面を飾るミュージシャンの絵が目を引く。漫画「孤独のグルメ」でお馴染みの久住昌之さんの絵画作品だ。
b0019140_12184062.jpg
毎年秋になると、『廣田』名物のカキフライが始まる。

此処のカキフライは、冗談抜きに日本一の大きさだろう。
店主の猿渡(エンド)さん曰く、「ずっと作り続けているうちにこんなに大きくなちゃった」そうだ。野球のボール程のまぁるいフライの中には20数個もの牡蠣が入っている。この日の生牡蠣は大振りだったので16個程だったそうだ。

コレを目当てにこの季節を楽しみにしている常連さんも多いのだネ。

先日放映の『アド街ック天国」の大井町特集でも、紹介されたのだナ。
b0019140_12353464.jpg
『廣田』は基本的に店主にお任せでアル。一万円のコースだが、事前にリクエストも出来るし苦手な食材を抜いてもらう事だって出来る。

僕は旬の美味しい食材でいつもエンドさんにお任せだ。
b0019140_12195056.jpg
木箱に描かれたエンドさんの似顔絵は、イラストレーターのソリマチアキラさんの手描きだ。サイトのイラストも雰囲気が出ていたナ。

ハッシー49歳の誕生日を祝うので、先ずはスパークリングを一本お願いした。
b0019140_12192744.jpg
フランス・コートシャロネーズ地区のセレクション・ポール・ジャクソン Cremant de Bourgogneは辛口ながら繊細な味わいの白発泡だ。

乾杯のあとに出て来た料理は、鮑だ。
エンドさん曰く「アワビの即席蒸し」との事。
b0019140_1220918.jpg
生きたアワビが気付かないうちに蒸されてしまうので、身の中にアワビの旨味が閉じ込められている。
b0019140_12203672.jpg
口の中に入れた途端、海藻を食べて豊かに育ったアワビの味が広がってくる。そして、信じられない程に柔らかいのだネ。

続いて出たのは、「トラフグの白子のポワレ廣田スペシャル」だ。
b0019140_1221184.jpg
ソテーした白子が隠れる程に秋のトリュフが覆い被さっている。

白子の濃厚な味わいにトリュフの芳醇な香りがマリアージュ。
b0019140_12211025.jpg
岩塩と海の粗い塩が味を決めているのだが、ふわっとした白子とガリっとした粗塩の食感がたまらんのだヨ。こりゃ、もう食べた人しか愉しめない至福の味だナ。

白子に合わせたのは、ブルゴーニュはコート・ド・ポーヌ地区のAOCペルナン・ヴェルジュレス Le Combottesの2007年。
b0019140_12214346.jpg
辛口のシャルドネ白ワインで、料理との相性も良かった。ドメーヌ・ラペのワインは日本でも結構人気だよネ。

さぁ、奮発してロマネー・コンティ三兄弟でも飲もうかと、ヴォーヌ・ロマネー、エシェゾー、ロマネー・コンティが勢揃い。
b0019140_12221654.jpg
これらをガブガブと呑み干した、なんて~訳がある訳がナイ。

エシェゾーだって10数万円、ロマネー・コンティの1997年なんて云ったら100万近いんじゃなかろうか。『廣田』では、そんな高価なワインを沢山持ち込んで酒宴を愉しむ方々も居るそうだネ。

僕らが一万円前後のワインに頭を悩ませると云うのに、年収一億円以上の人にとっちゃ、数十万や百万以上のワインも気楽に飲めるのだなぁ。

そして、僕らはシャルドネのキリリとしたワインで、生ウニのパスタを戴いた。
b0019140_12224787.jpg
『廣田』の生パスタもまた、店の看板メニューだ。時にはミートソースやナポリタンなんて時もある。
b0019140_122361.jpg
エンドさんの手にかかれば、魔法の様なパスタに仕上がるのだヨ。

さて、お待ちかねのカキフライがやっと揚がったみたい。何せあれだけの牡蠣が詰まっているのだから、揚げるのに時間が架かるのだ。
b0019140_12234611.jpg
どうですか、この巨大なカキフライ。
b0019140_1232332.jpg
此処のカキフライはじっくりと揚げられている間に衣に牡蠣の旨味エキスが滲み込むのだ。
b0019140_12321599.jpg
カリカリの衣を割ると中からプリプリの牡蠣が顔を覗かせる。ソースをかけても良いが、レモンをギュっと絞るだけで十分美味い。

カキフライに合わせるワインは、コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュの赤。
b0019140_12233693.jpg
Terra Vitisは、減農薬栽培のワイナリーで知られている。手頃な価格で美味しいから人気だ。牡蠣の個性的な味わいを邪魔せず、まろやかな口当たりのワインだった。なんかクィクィと飲めちゃったナ。
b0019140_1234207.jpg
ハッシーも楽しそうにワインを飲んでるネ。

生野菜と共に出て来たのは、仙台牛だった。
b0019140_12331189.jpg
「仙台牛のヒレ肉サラダ」は、これまた抜群の美味さだった。ヒレ肉が口の中で溶けるのだネ。

一応、これで一通り出たのだが、僕らはもう少し胃袋に余裕があったので、もう一皿エンドさんにお願いした。

暫くして登場したのは、先程の秋トリュフがたっぷりのパスタだ。
b0019140_123673.jpg
パルミジャーノと黒胡椒で味付けられ、味と香りを贅沢に堪能出来たパスタであった。
b0019140_12362884.jpg
二時間半の至福の宴を愉しみ、大満足な夜となった。シェフのエンドさん、この日も素晴らしい御料理ありがとうございました。感謝!!
b0019140_1237544.jpg
ハッシーも半世紀まであと一年だネ。この一年も充実した歳を過ごせるとイイネ!

改めて、ハッシー誕生日おめでとう!
b0019140_12372171.jpg
そして、僕は深夜の酒場へと消えたのだナ。

「大井町廣田」のサイト
[PR]
by cafegent | 2010-11-18 12:47 | 食べる | Trackback | Comments(0)
今朝は一段と冷え込んだネ。雨に混ざってみぞれが降ったみたいだ。
b0019140_14395394.jpg
少し前までの陽気が嘘のように空が白くなり、木々も赤や黄色の葉を土に落としている。
b0019140_1440932.jpg
今日の朝日新聞朝刊を読んでいたら、随分と懐かしいグループが紹介されていた。
b0019140_14402551.jpg
1974年に『東京』を唱い、大ヒットを飛ばしたフォークグループ「マイペース」だ。

       ♪東京へはもう何度も行きましたね
       君の住む 美し都
       東京へはもう何度も行きましたね
       君が咲く 花の都♪

このフレーズが今もまだずっと僕の耳に残っている。

中学高校時代を札幌で過ごした僕は、東京に出てきて随分と都会の垢に染まった。当時、付き合っていたガールフレンドを札幌に残し、そのまま理由も無く別れてしまったっけ。

そして劇団員だった女の子と出会い、恋に落ちた。二人で通った池袋の古い居酒屋で僕は初めてホッピーを知った。その店では、お代わりする度にレモンスライスの半切れが増えて行く。

店主が元浅間山荘事件を指揮した機動隊員だったそうで、他の客たちは真面目にレモンを残していたナ。だけども金が無い彼女は、茶目っ気半分、懐具合半分で時々レモンを食べてしまう。

歳上で東京育ちの少し生意気なコにホッピーの味や男としての立ち振る舞いなどと云う物を色々と教わったなぁ。

80年代に入り僕は社会人になった。当時はバブル全盛期、バブル経済とは無縁だが六本木の街は朝まで浮かれていた。夜が明けるまでディスコで踊り、酒を呑んだりして過ごしていたナ。或る時乗ったタクシーのラジオから聴こえてきたのが、マイペースの唱う『東京』だった。

空が明るくなり、霞町交差点から首都高速の下を曲がり白金トンネル方面へ向かう中、僕は無性に寂しくなってしまった。

       ♪いつまた会えると 聞いた君の言葉が
       走馬燈のように めぐりながら
       僕の心に 灯を灯す ♪

この歌詞が車窓の景色とシンクロして、何年も前に札幌に置いて来たコを想い出して目頭が潤んできた。

早いもので、あれからもう30数年が過ぎて行ったのだナ。

この歌は、BIGINなど多くのミュージシャンにカヴァーされ、今も時々耳にする。もちろん、僕のiPodにも入っているので、改めて『東京』を聴いた。歌詞を追いながら、赤く染まる街路樹の下を歩いていると、やっぱり無性に切なくなってしまった。

活動を再開したマイペースのメンバーは、皆50代半ばを過ぎている。
b0019140_14411237.jpg
活動をしていた70年代初頭の頃の素直な思いと青春の熱気を今になって再び考えるようになり、50代の「やり残し」感が募って、活動再開に至ったと言う。

この歌に反応するのは、きっと僕の様な50歳前後の連中だろう。
活動再開をしたマイペースが出したCDは、新譜ではなくトーク集だそうだ。ラジオNIKKEIから発売された「聴く新書」シリーズのひとつ。

「名曲『東京』を生んだ男達 マイペースな奴ら」と題した彼らのトークである。

興味を抱いたオヤジ連中は、是非とも応援してあげようじゃないか。

たまには、酒場の話を脇に置いておくのもイイかもネ。
b0019140_14412521.jpg

「ラジオNIKKEI/名曲『東京』を生んだ男達 マイペースな奴ら [CD] マイペース(伊藤 進・森田 貢・根 次男)」

「YouTube/東京」
[PR]
by cafegent | 2010-11-17 14:56 | ひとりごと | Trackback | Comments(6)
神保町の酒場『兵六』に集う酒仲間にて年に数回、散歩の会を催す。

前回、幹事だった僕の指名により、酒場番長矢野兄と神保町の宮崎駿こと中西さんが今回の散歩コースを企画してくれた。

雲が空を覆っていたが、時々雲間から太陽が顔を覗かせて、丁度良い散歩日和となった。

昼丁度に二子玉川駅で待ち合わせ。
b0019140_1155251.jpg
少し早めに着いたので、駅の廻りを歩いた。その余りの変貌ぶりに自分が浦島太郎にでもなった様な気がした。
b0019140_11545629.jpg
今回の参加は総勢17名と結構な人数になったネ。

先ずは玉川高島屋のエレベーターに乗り、空中庭園を見物。
b0019140_11555315.jpg
晴れていれば富士山を望む事が出来たのだが、あいにくの曇り空。
b0019140_11562616.jpg
呑んべいたちの散歩の会にゃ、酒が欠かせない。
b0019140_11564544.jpg
そんな訳で、軽く呑みながら歩くのだナ。
b0019140_1157437.jpg
高島屋SCを出て、二子玉川小学校前を歩くとミネラルパンで有名らしい『藤屋ベーカリー』が在る。
b0019140_11571581.jpg
夕方の打ち上げまでの小腹抑えに皆さん、此処でパンの買い喰いだ。
b0019140_11572555.jpg
僕はエビカツパンをパクリ。パンがふんわり柔らかい。

川を越えた先を右へ折れると『玉川大師』に到着だ。
b0019140_11581330.jpg
七五三の詣りで沢山の方が来ていたが、我々の目的は地下に潜む奥の院「地下霊場遍照金剛殿」でアル。
b0019140_122673.jpg
100円のお賽銭を納め、階段を下りて地下へと進む。コンクリートの小さな壁に挟まれた回廊は真っ暗闇の世界となる。皆の声と気配を頼りに前に進まなくてはならないのだ。まるで、「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」のイベントに参加したみたいなのだネ。

暫く細く曲がりくねった回廊を進むと冷気と共に灯りが見えて来る。
しかし、残念ながら撮影禁止。此処には四国88カ所のお大師さまが祀られているので、お遍路さんをお詣りする事が出来る訳だ。
b0019140_11593925.jpg
また、ご本尊の弘法大師の像も祀っており、お詣りする事が出来る。

それにしても、都会のど真ん中でこんな体験が出来るとは思いも寄らなかった。今回の散歩は、さながら「ブラタモリ」だナ。
b0019140_1204476.jpg
いや、ブラハッシーです(笑)
b0019140_123884.jpg
此処には「ぼけ封じ関東三十三観音」の第十番札所でもあるのだネ。
b0019140_1245180.jpg
玉川ガーデンアイランドを抜けて、田園都市線の線路上を歩くと其処は撮り鉄の撮影ポイントだと教えて貰った。
b0019140_125332.jpg
夕日が映える「瀬田の夕日坂」だそうだ。皆は、夕日よりも酒だナ。
b0019140_1210455.jpg
多摩美術大学を過ぎると『五島美術館』に到着。
b0019140_12113917.jpg
東急グループの五島一族が作った美術館は、見事な庭園を備えてた。
b0019140_12131415.jpg
源氏物語展を開催していが、僕ら休憩がてら庭園を散策した。
b0019140_1213325.jpg
この近代数寄屋建築は、建築家吉田五十八氏の設計だ。

お次ぎは「村井正誠記念美術館」へ。
b0019140_1216232.jpg
事前予約しないと入館出来ないため、今回は外観のみの見学だ。
モダンアート画家として活躍した村井正誠(まさなり)画伯は1995年に他界しているが、この美術館は生誕100年にあたる2005年に開館。
b0019140_12162471.jpg
この建物を設計したのは、世界で活躍する建築家隈研吾氏だ。
b0019140_1217415.jpg
さて、此処からゴルフ橋を渡ると等々力駅だ。

橋の下を流れる谷沢川の周辺が「等々力渓谷」でアル。
b0019140_12184094.jpg
此処は夏でもヒンヤリとしているのだナ。

渓谷に降りる前に『満願寺』を訪れた。
b0019140_1219143.jpg
此処は昭和を代表するモダン建物なのだが、先に訪れた五島美術館と同じ吉田五十八氏の設計だ。
b0019140_12192756.jpg
近代数寄屋建築で有名な吉田五十八ならではの名建築物だった。

さすが店舗デザイナーらしい矢野兄ぃの散歩コースは、いつもと見どころが違うネ。
b0019140_12203770.jpg
満願寺から玉川神社へと進み、皆でお詣り。
b0019140_12202226.jpg
七五三を祝う家族が沢山訪れていたネ。

そして、この神社には、「石獅子」の像が祀られている。
b0019140_12205743.jpg
獅子は、その子を谷底に突き落とし生き残ったものだけを育てると言い伝えられている。その子育ての信仰が此処に讃えられているのだ。
b0019140_1221234.jpg
こちらが谷底の子獅子だネ。
b0019140_1224679.jpg
さぁ、散歩の最後は等々力渓谷を降りて、等々力不動までを歩く。
b0019140_12242323.jpg
中西さんによれば不動の滝では、かつて滝に打たれて修行をする方を見かけたそうだ。
b0019140_12243828.jpg
さぁ、階段を上り等々力不動尊に到着だ。
b0019140_12263274.jpg
これにて、約4時間の散歩が終了した。

さぁ、これからが本番だ、と皆足が急ぐ。
b0019140_1226559.jpg
尾山台ハッピーロード商店街の出口角に在る『串カツ田中』尾山台店の口開けを待つ。

いきなり20人近い人数が予約も無しに入れる店が有るのかと思ったが、口開けを狙うとはネ。

外でこれだけ大勢が開店を待っているのだから、道行く人や近所の美容院の方々も皆さん興味津々で覗いている。きっと、此処が人気店だと思っただろうネ。むヒヒ。
b0019140_12272088.jpg
そしてシャッターが開き、無事に全員が入る事が出来たのだネ。
b0019140_12294824.jpg
矢野君、中西さん、お疲れさまでした!で、乾杯。
b0019140_1230671.jpg
打ち上げだけ参加しに酒朋の呑んだフル君の登場。続けて、ラグビーのレフェリーを終えて駆けつけてくれたキクさん合流。
b0019140_12303561.jpg
2テーブルに別れて、大宴会となりました。
b0019140_12305167.jpg
しかし、これだけの人数だと串カツ揚げるのも大変だろうネ。
b0019140_1231630.jpg
Qちゃんも美味しそうに食べてるゾ。
b0019140_12312172.jpg
矢野君の指名で、次回の幹事はトクちゃんに決定だ。宜しくネ!
b0019140_1235819.jpg
ユリちゃんは、アスパラガスに夢中!
b0019140_12365977.jpg
あぁ、ホッピー中4つでバタンキューはカオルちゃんか。
b0019140_12313261.jpg
マタエモンさんは撮影班、ご苦労様でした。
b0019140_12314361.jpg
最後の〆は、かすうどんだネ。
b0019140_12315329.jpg
僕もズズっと頬張ってみたヨ。うん、中々イケル。
b0019140_1232694.jpg
最後は記念撮影でお疲れさま!

此処からは、皆さんそれぞれの酒場へと移動したのであった。
[PR]
by cafegent | 2010-11-16 12:38 | 飲み歩き | Trackback | Comments(0)
暦では、もう立冬だ。七十二候では「山茶始開」(つばき、はじめてひらく)と云う時季。つばきとは、山茶花(さざんか)の事だが、ツバキ科の植物だネ。
b0019140_15534785.jpg
近所の椿はもう冬に向けて蕾みが膨らんできた。
b0019140_15541170.jpg
さて、酒朋のライター森一起さんが、月刊誌『料理通信』の取材で木場の『河本』を訪れると云うので、口開け前の河本を覗くことにした。
b0019140_15543599.jpg
木場駅から永代通りを歩き、平野橋を渡ると昭和の時代を色濃く残した佇まいが見える。
b0019140_15544732.jpg
森さんの一人息子トア君もすっかりモツ好きになってる。
b0019140_15545832.jpg
来年から中学生だそうだが、あと数年もしたら一緒に酒も酌み交わせる様になるのだナ。
b0019140_1601296.jpg
昭和七年創業の『河本』は二代目店主の真寿美さんがホッピーを作り、弟さんが料理の担当だ。
b0019140_15553569.jpg
撮影用に作ったホッピーをご馳走になっていると、四時の口開けの時間になった。
b0019140_15561226.jpg
森さんが暖簾を掛ける真寿美さんのお手伝い。
b0019140_15564432.jpg
この日は取材に便乗して真寿美さんをパチリと撮影させて戴いた。

壁には常連さんたちからの大きな熊手が新しく飾られていた。
b0019140_1557171.jpg
酉の市が過ぎると河本のおでんが始まる。
b0019140_15571935.jpg
熱々のちくわぶと大根を戴いて、ホッピーもススムのだネ。
b0019140_15572984.jpg
この日は口開けと共にお客さんが大勢訪れてスグに一杯になった。
b0019140_15574010.jpg
穏やかな秋の夕暮れをまったりと過ごす事が出来た。
       ◇       ◇       ◇
11月11日は「立ち飲みの日」だった。立石在住の藤原さんと居酒屋礼賛の浜田さんが提唱して、制定されたのだネ。

数字の1が4つ並ぶカタチが、人の立ち姿に似ていることから「立ち飲みの日」となった。この日は藤原さんの企画により立石の居酒屋やバーが6店協力し合い、ハシゴ酒イベントが催された。

呉から浜田さんもいらしゃったし、雑誌「古典酒場」の名物編集長倉嶋紀和子さんにもお会い出来た。

先ずはいつもの『宇ち多゛』へお邪魔する。酒朋伊勢さんと待ち合わせをして、裏で待っていると地元のウーさんもやって来た。

暫く待って、漸く二の字席に座ろうとしたら、三代目に「今日は立ち飲みだヨ!」って早々にイジられた。
b0019140_1613884.jpg
夕べは18時半を廻っていたが、カシラも間に合った。
b0019140_1634766.jpg
ビールと梅割りでホッコリしていると浜田さんと酒場データベースK夫妻も二の字席へ来店。
b0019140_1625658.jpg
浜田さんと伊勢さんをパチリ。
b0019140_1641512.jpg
ビリー隊長も到着し、大変な賑わいとなったネ。
b0019140_1642836.jpg
宇ち多゛を出て、立ち飲みイベントへと向かうことにした。
b0019140_1644979.jpg
先ずは隠れ家の様な酒場『ジバラ』の階段を上がる。

店内人で溢れている。倉嶋編集長や浜田さんと一緒にデカイ奴が呑んでいると思いきや酒朋呑んだフルだった。
b0019140_165453.jpg
デカイので頭しか写らない、なんちて。
b0019140_1655019.jpg
以前ビリーと良く来た一階の居酒屋『ゆう』は、貸店舗になっていた。残念だネ。

続いて立石仲見世の酒場『宙』(そら)へ。
b0019140_166227.jpg
狭い店内をデカいフルちゃんが占拠していた。

ナナメ前の『二毛作』に腰を落ち着ける。
b0019140_168337.jpg
此処は座って呑めたネ。
b0019140_1682222.jpg
焼き牡蠣をアテに酒がススんだ。
b0019140_1683195.jpg
日高さん美味しい酒と肴をご馳走さまでした。

最後は立ち飲みイベントに参加していた『串揚げ100円ショップ』へ。
b0019140_169681.jpg
浜田さん、フルちゃん、乾杯!
b0019140_1693552.jpg
此処に来ると必ず一回はマスターのダジャレに笑うのだナ。
b0019140_1610810.jpg
相変わらず、此処の串揚げは美味い!
b0019140_16104977.jpg
初めての「立ち飲みの日」は、大盛況だったなぁ。でも、このあとまだ数軒はハシゴしたのだナ。
[PR]
by cafegent | 2010-11-12 16:14 | 飲み歩き | Trackback | Comments(1)