東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent

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羽衣ジャスミンの白い花が咲いている。
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昨日は4月27日。紀元前399年のこの日、ソクラテスが毒杯をあおって刑死したことから、「哲学の日」となった。

但し、ソクラテスの妻クサンティッペが悪妻だった為に「悪妻の日」とも呼ばれているそうだ。昨日が平穏に終わって、ホっと一息だナ。

そう云えばジャスミンは、インドでは「愛の花」と呼ばれていたっけ。
       ◇        ◇        ◇
さて、「日本書記」によれば、推古天皇3年(595年)4月27日に大和に大地震があり、家屋が壊されたそうだ。これが、我が国最初の地震被害の記録でアル。

東大地震研の都司(つじ)教授によると、その時のマグニチュードは7前後と推定されるのだとか。

後の正徳太子の伝記に、空を眺めていた太子が地震を予知し、備えを固めるように言った、と記されている。
朝廷はこの地震のあった年、税金を免除したとの記述も残るらしい。
(川村二郎著「一杯目と二杯目の合間に」朝日新聞社刊から)

今日は未曾有の災害となった東日本大震災から49日目となり、被災した各地でも「四十九日の法要」が営まれた。

テレビのニュース画面からは、津波に呑み込まれ犠牲となった方々の名が読み上げられて、皆が手を合わせてご冥福を祈る姿が映された。

僕も画面に手を合わせて、お亡くなりになった沢山の方々のご冥福をお祈りした。

大和の国NIPPONは、これからも地震と共に歩み続けるのだネ。
       ◇        ◇        ◇
昨日は1時間のランニングを終えて、近くの銭湯で汗を流した。
随分と陽が長くなったネ、夕方6時でもまだ明るいのだから。

4日に応援するFC東京とヴェルディ戦の入場券を受け取りに神保町の居酒屋『兵六』の暖簾を潜った。
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先ずは大瓶でリフレッシュだ。気持ち良い汗をかいた後のビールのなんと美味いこと。一気に呑み干してしまったネ。

この日の兵六も馴染みの面々が集ってる。何十年も通っている古参常連から若者まで、此処では皆が仲良く愉しい顔をして酒を酌み交わしているのだナ。

「此処でちゃんと酒が吞める」と言う事が、或る意味で酒場通いのベンチマークになるかもしれない。皆、自然に背筋が伸び凛とした態度で盃を持っているのだからネ。

夕べの肴は、ひじきの煮物だった。美味い々々と食べていたら、ナント皿に柴犬の顔が浮かび上がってた。
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実家に居るさくらの顔そっくりで可笑しかったナ。
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そのうちに、酒朋キクさんや荒木マタエモンさんも現れて、一気に店が明るくなった。
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お二人ともそんな運気が有るのだネ。うーん、無双の白湯割が美味い。

この日の煮物は「朝採れの若竹煮」と「黒酢で煮た豚の角煮」だったので、若竹煮を戴いた。
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タケノコってどうしてこんなに美味しいのだろうか。
そんな、小さな幸せに和むのであった。

神保町を離れ、武蔵小山へと向かった。先週から気になっていたもつ焼き屋に行きたかったからだ。

武蔵小山駅前のスナック街を奥へと入ると、ワインバー『Trio』の斜向いに出来たばかりのもつ焼き『豚星』(ぶたぼし)が在る。

「下町ハイボール」と品書が有ったので、迷わずボールを戴いた。
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炭酸がキリリと効いて中々美味い。

先ずは、レバ刺しから戴く。うん、美味い!
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皿は小さいが、これで260円なのだから文句あるまい。

続いて、新鮮野菜のバーニャカウダーを戴いた。
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炭火で炙ったバゲットを付けてくれるのが、嬉しい限り。

なんだか、上板橋の『やきとん ひなた』を彷彿させる品揃えだネ。
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カシラとミノとテールを焼いて貰う。
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串は1本130円だが、まぁ武蔵小山なのだから妥当かネ。
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若い店主の黒田さんは此処を開業する前、大繁盛店の『亀戸ホルモン』恵比寿店で料理を担当していたと伺った。なるほど、どうりでネタの質が良い筈だ。
亀戸ホルモンは網で焼くスタイルだが、こちらは立石の『宇ち多゛』や武蔵小山『牛太郎』同様に串焼きだ。

此処の煮込みは「塩煮込み」だ。刻んだ葱をたっぷり乗せてくれる。
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これまた思わず「美味い!」と叫んでしまった。
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ナンコツやハラミも追加して大満足でアル。

最近は新しく出来た店に入る事は少ないのだが、此処は大正解だった。たまには呑んだくれの嗅覚もアタルのだネ。
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コの字のカウンターも魅力だが、なによりも店主の黒田さんの笑顔がイイ。味、雰囲気、そして人柄の三拍子揃った店は、自然に応援したくなるのだネ。

此処も野方『秋元屋』の様に、多くのもつ焼の名店の良い部分を吸収して、増々良い焼きとん屋さんになって貰いたいものだナ。

かつて、青山の『立ち飲み なるきよ』が出来た時、足繁く通った様に、此処『豚星』も通ってみようカシラ。まぁ、その前に『牛太郎』の暖簾は潜るのだけれどネ。
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by cafegent | 2011-04-28 14:11 | 飲み歩き | Trackback | Comments(4)
仕事場近くの藤の花が見事に咲いた。
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今朝は花の蜜を集めに沢山のクマバチが飛んで来た。
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藤にはクマバチが好きな蜜と花粉が多いから大喜びだな、きっと。

クマバチは大きく、空中でホバリングをして浮遊しているので、存在感が大きい。
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だが、実に温厚な花蜂で人を刺すなどと云う事はない。

オダマキ草の花は下向きに咲くもんだとずっと思っていたら、上向きに咲くものも有るのだね。
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この淡いピンク色の花は、西洋オダマキの種類だそうだ。新しい花を知ると心まで豊かになるのだナ。
        ◇        ◇        ◇
さて、空や陸と交通の便が良くなったので、日本全国何処でも出張が日帰り可能になる。だが、本当は一泊してその街の酒場などを廻りたいのだけどナ。

そんな訳で、先日も人に会いに出掛けて来た。羽田から8時発の高松行き飛行機に乗り、1時間半もすれば高松空港に到着だ。そこからJR予讃線で鴨川駅まで出た。

打ち合わせの約束は午後からだから、先ずは腹ごしらえだ。駅を出て、綾川を渡り田んぼを抜ければ、目指す『がもううどん』が見えて来る。

昼どきは尋常じゃない程に混むと聞いていたので、午前中に来てみたがそれでも大行列が出来ていた。
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凄いなぁ、噂通りの混み具合でアル。えぇ、まだ11時前だぞ!?

スーツ姿のビジネスマンや都会から来た学生風の人たち、デカイ望遠を付けた一眼レフを手に持つ団塊世代の方々など並ぶ客は様々だ。

天気も良いので、陽射しが眩しい。鳥の啼く声を聴きながら待つのも、実に楽しいひとときだナ。
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もうスグだナ。漸くうどんを受け取り、穴子天とお揚げを乗せる。

あぁ、青空の下で豪快にズズっとすするうどんは絶品の味わいだ。
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田畑の先には大崎山や太平山等の連峰「五色台」を望む事が出来る。

なんて贅沢なひとときなのだろうか。打ち合わせが終わればトンボ帰りなのだから、少しはこんな息抜きもしないとネ。むふふ。
        ◇        ◇        ◇
閑話休題。
先日、カミさんが包丁で左手親指をバッサリと切ったので、当分食事の担当は僕でアル。
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そう云えば、その時彼女はピーマンサラダを作っていた途中だったのだが、血が全然止まらないので救急病院に連れて行った。

治療が終わり家に戻ると途中の料理は僕が引き継いだ。

随分と遅くなってしまったが、夕食の時となった。彼女から引き継いで仕上げたピーマンとベーコンのサラダを口にしていた時のこと。

僕の口の中で「ガリッ!」と音がした。ハテ、何か硬いもんでも入っていただろうか、と口から出してみると、ナント我がカミさんの左親指の爪ではないか。あぁ、驚いた。と云うより、後味が悪い。

病院で爪が剥がれているから、新しく生えて来るまで暫く時間がかかると云われたが、まさか剥がれた爪を食べるとは、トホホでアル。

そんな訳で、当分は外食か、僕が料理を作ることになった。

「春キャベツが美味しいよ!」と八百屋のオバちゃんに薦められたので『春キャベツのキッシュ』を作ってみた。料理家の栗原はるみさんが、テレビで作っていたのを参考に自己流アレンジだ。

100円ショップで売っている紙製のケーキ型は便利で良いネ。
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焼き上がったら剥がして捨てれば良いので洗わずに済むし、年に何度も作る訳でもないから重宝するのだナ。しかも2枚入りで100円なのだからネ。むふふ。
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春キャベツは芯の所が甘いので、焼くとその甘さが増すのだナ。
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ケチャップとマスタードをつけて食べると尚美味し。そうそう、この粒マスタードは先日『二毛作』の日高君の結婚パーティで戴いたものだ。ありがとう!

メインはホタルイカのトマトソースパスタでアル。
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ホタルイカは小さくてもしっかりとワタの味がコクと旨味を引き出すのでパスタに合うのだネ。

最後におろしたてのパルミジャーノ・レッジャーノをドバっと振り掛ければ完成だ。
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う~ン、Buono! Delizioso!我ながら上出来な味で嬉しい。ぐふふ。

だが、こう毎日僕が料理をするのも大変なのでアル。そんな訳で、月曜は木場の『河本』で小休止。
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店の手前に架かる平木橋から眺める夕景が美しかったなぁ。

暖簾を潜り、ガラリと戸を開けると酒朋ウッチーが先客で来ており、しばし一緒に呑むことが出来た。真寿美さんのホッピーは美味い!
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また、暫くすると昨年末『丸千葉』にて忘年会をした先輩の木原さんがふらりとやって来た。
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『河本』は二度目の来訪との事だが、気に入って頂けて何よりでアル。

矢張り、いつもの酒場で気心しれた酒朋たちと吞む酒はハラワタに沁みるのだナ。
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by cafegent | 2011-04-27 12:40 | 飲み歩き | Trackback | Comments(12)
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先日蒔いた水菜とルッコラの芽が出て来た。
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春の陽射しをたっぷりと浴びてこの小さな芽がスクスクと育ってくれることを願おうか。休日の朝に作るパスタなどに自宅で育てた野菜やハーブが活かせるのも小さな幸せなのだナ。

手土産にたい焼きを頂いた。『浪花屋』のたい焼とは素晴らしい。
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両国の東京慰霊堂の斜め前に在る『浪花屋本店』は、麻布十番の『浪花屋総本店』の様に予約しなくても、少し待てば買えるから便利だネ。
だが、土産に貰う方が更に嬉しいのだナ。

今朝は、たい焼と珈琲で元気が出たのでアール。
        ◇       ◇       ◇
閑話休題。
北海道から上京して間もない頃の昭和53年4月4日、僕は親友の姉が後楽園球場へと向かうのに無理矢理一緒について行った。

そう、あの日はキャンディーズの解散コンサートだったのだ。

姉さんは、事前にチケットを入手していたのでそのまま会場内へと入って行ったのだが、僕らはチケットなんて用意している筈もない。

会場の入り口付近でダフ屋から簡単に買えると思っていたのが間違いだった。5万5千人を集めたラストコンサートは、仮にチケットが買えたとしても数万円もしたのだから。

当然、学生の僕らが買える訳がない。暫く、球場の廻りをうろうと歩き安価で譲ってくれる奇特な方が居ないかと探したのだったナ。そのうちに球場内から大歓声が沸き起こった。球場の外に居ても、地鳴りの様な音が響き渡った。コンサートに入れなかった人も相当な数で場外でもファン達が大歓声を揚げた。

あぁ、いよいよキャンディーズが最後の舞台に立ったのだナ、と感慨深くファンの声が響く球場を見上げたものだ。

あれから10年が経った1988年、後楽園球場は閉場した。あの時も「此処でキャンディーズが解散したんだったなぁ」と思ったっけ。

結局、解散コンサートに入れないまま、僕らは諦めて水道橋から白山通りを歩き近くの安い中華食堂に入った。そして、店のテレビでコンサートの中継を観た。

後楽園球場から聴こえる歓声とテレビから聴こえる歓声の音が微妙にズレていたのが印象的だったナ。

その日の夜に友人の姉ちゃんが買ってきたパンフレットを見せて貰い、レコードを架けながら興奮してページを捲ったのを覚えている。

僕はミキちゃんのファンだったのだが、仲間たちと好みがかぶらないのがキャンディーズの魅力だった。
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昨日、テレビのニュース映像でスーちゃんの告別式の模様が写された。

式場にて3月29日に録音された彼女の肉声のメッセージが流された。
聴いていて、本当に涙が溢れてきた。

間もなく訪れる自らの死と向き合いながらも、「東日本大震災で被災した方のお役に立ちたい」と命の限りの力をふり絞りながら語るスーちゃんの言霊は、きっと多くの方の心に届いたことだろう。
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今朝の新聞の朝刊に肉声メッセージの全文が掲載されていたので、今一度綴りたい。

 こんにちは、田中好子です。
 きょうは3月29日、東日本大震災から2週間たちました。
 被災された皆さまのことを思うと、心が、破裂するように痛み、ただただ亡くなられた方々のご冥福をお祈りするばかりです。

 私も一生懸命、病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。でも、そのときは、必ず天国で、被災された方のお役に立ちたいと思います。それが、私の務めと思っています。

 きょうお集まりいただいている皆さまにお礼を伝えたくて、このテープを託します。キャンディーズでデビューして以来、本当に長い間お世話になりました。幸せな、幸せな人生でした。心の底から感謝しています。特にランさん、ミキさん、ありがとう。二人が大好きでした。

 映画にもっと出たかった。テレビでもっと演じたかった。もっともっと女優を続けたかった。お礼の言葉をいつまでも、いつまでも皆さまに伝えたいのですが、息苦しくなってきました。

 いつの日か、義妹、夏目雅子のように、支えて下さった皆さまに、社会に、少しでも恩返しができるように、復活したいと思ってます。

 かずさん、よろしくね。その日まで、さようなら。
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        ◇       ◇       ◇
国民的アイドルから女優へと見事な転身を遂げた「スーちゃん」こと田中好子さんは、最後の最後まで誠実で心優しい素敵な方だったのだ、と改めて実感した。

慎んでご冥福をお祈りいたします。合掌。

彼女の最後の言葉に素直に涙が出て来たことに正直救われた気がした。まだ、唯の呑んだくれ爺ぃじゃなかったのだナ、と。

スーちゃん「最後の肉声」You Tubeから
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by cafegent | 2011-04-26 13:17 | ひとりごと | Trackback | Comments(4)
自宅の近くに在る小さな竹林に今年もまたタケノコが顔を出した。
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ゴールデンウィークも今週から始まるし、日々随所で深まる春を感じることが出来るのだネ。

さて、今日は25日だ。サラリーマン時代、毎月この日をどれだけ首を長くして待っていただろうか。そう、「給料日」でアル。

新入社員当時、初任給は確か14万円程だっただろうか。それに、某(なにがし)かの手当や残業代が付き、年金や税金を引かれ、手取りが17万円位だった様に記憶する。

それが今では給料を楽しみにするどころか、毎月この時期になると取引先や家賃の支払い、スタッフの給料の手配などに奔走し、自分の報酬が一番最後となる。

経理から「今月は給料ゼロですネ!」などと非情なセリフを聞く事も一度や二度じゃない。数ヶ月遅れで取引先からの入金確認が出来ると、漸く月遅れの給料を頂くのだナ。まぁ、よくこんな調子で数十年も会社を続けて来れているのだから、ナンとも不思議だネ。
        ◇        ◇        ◇
京成立石での『土曜朝酒』は2週続けて来られなかったので、久しぶりでアル。この日は気温は高いが、朝から土砂降りだった。
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スカイツリーもてっぺんが霞んでる。

朝9時40分、京成立石駅に到着。

『宇ち多゛』の宗さん側へと向かうと既にいつもの面々が集ってる。
土砂降りの中自転車野郎ホッシーは雨合羽上下に身を包みいつも通りにやって来た。地元のウーさんもやっぱり早いネ。
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『秋元屋』冷蔵庫前のユリちゃんも久しぶりに来た。

口開けを待っている間に雨も上がり陽が射して仲見世も明るくなった。

この日はいつもより15分も早い10時25分に暖簾が出た。宗さん側奥席の定位置に座り、先ずは大瓶を頂く。あぁ、小さな幸せだ。
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平日よりも柔らかい煮込みのホネを戴き、土よ宇のスタートだ。
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「レバ素焼きの若焼き、お酢かけて!」と酒場の呪文を説き、梅割りもしっかりと頂いたのだナ。
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残った酢を「ナンコツ塩良く焼き」にかけて、マイメニューを堪能さ。
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早く開いたので、当然終了も早い。午前11時15分にはご馳走さまだ。

午前11時20分、土曜朝酒の二軒目はヨーカドー裏手の『ゑびすや食堂』へと移動。

ガラリと戸を開ければ、カウンターに知った顔。青山『立ち飲み なるきよ』の御常連「師匠」だった。
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ウーさん、ホッシーと僕らは奥のテーブル卓に着いて、いつもの緑茶割りを頂く。
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ハイ、ユリちゃんも乾杯!
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そら豆に川海老素揚げ、山ウドに浅蜊の佃煮と酒のアテが並ぶ。
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そして、ユリちゃんはスタミナ抜群のニンニク丸揚げだ!
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午後12時20分、『宇ち多゛』の前を通ると、立石の重鎮イシさんご夫妻と宇ち多゛の古参大常連、大島さんが並んでた。
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後ほど合流しましょう、と挨拶を交わし、僕らは『栄寿司』へ。

先日、おでんの『二毛作』の若き店主、日高さんの結婚パーティの際に当たった「栄寿司お食事券」が有るので、大判振る舞いでアール。
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立石で五千円も有ったなら、どれだけ美味い寿司が喰えようか。
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そんな訳で、ビールを頼まず、お茶で寿司三昧なのだナ。
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ユリちゃんはワサビが効いたのだろうか、泣くんじゃない!
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小肌に白海老も美味い。
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塩辛巻きってのも中々旨い。
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更にウニやこの生帆立もイイ。
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そして、活きなまこやトリ貝も追加。
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さらにぼたん海老、ネギトロと続くのであった。
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いやぁ、たらふく食べたネ。
日高さん、思わぬプレゼントありがとうございました!そして、快く握ってくれた『栄寿司』にも感謝!

午後1時10分、小腹を満たした一行は『二毛作』へと移動。
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先ずは、シークァーサーサワーを戴き、喉をさっぱりと。
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続いて、東北の地酒『大七酒造』が誇る「生もと」のドブをハイボールで頂いた。
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途中、宇ち入り後の酒朋ヤマちゃんも合流し、程よく酔いも廻って来たのだナ。

さぁ、怒濤の立石土曜朝酒も架橋に入る。

地元のウーさんとホッシーは、ユリちゃんを連れて『鳥房』の並びに出来た新しい立ち飲み屋へと移動。僕とヤマちゃんは、立石吞んべ横丁に在る居酒屋『さくらんぼ』へと向かう。
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ウーロン茶割りを戴き、暫しの休息。

其処へ『宇ち多゛』から移動してきたイシさん夫妻と大島さんが若者三人を引き連れてやって来た。
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更にウーさん、ユリちゃん達も合流し、店内大賑わいとなった。

皆さん、吞めや歌えの宴会モードに突入でアル。
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大島さんの歌に始まり、皆さん順番に唄いましたなぁ。

自転車野郎ホッシーは、遠慮がちに隅っこで唄ってる。
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でも、何故かいつも英語の歌を熱唱なのだネ!
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『さくらんぼ』名物カレーライスも登場だ。満腹なのにペロリ!
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午後5時、五軒のハシゴ酒も愉しく時が過ぎ、僕は立石を後にした。

また、雨が降り出していたが、渋谷駅で下車しハッカビルの4階に在る『ギャラリーSER』へと向かった。

ソリマチアキラさんや秋山育さん、宇野亜喜良さん、和田誠さん等、日本を代表する蒼々たるイラストレーターが一堂に介した「東北関東大震災チャリティ・イラストレーション」展が催されていたので、拝見して来たのだナ。
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          (絵・山本祐司さん)

敬愛する矢吹申彦さんの絵を購入し、チャリティに参加出来た。

すっかり酔いも醒め、夜は別の食事会へと出掛けたのであった。
はぁ、長い土曜日を過ごしたナ。

「GALLERY SER」のサイト
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by cafegent | 2011-04-25 14:20 | 飲み歩き | Trackback(1) | Comments(9)
漫画家・井上雄彦さんの素晴らしい絵が、ここ最近テレビのCMに登場しているネ。ひとつは、ソフトバンクのCMで、BUMP OF CHIKIENの新曲『Smile』とのコラボレーション映像だ。

今回の大震災で被災した方々を励ます為に、井上さんは毎日ツイッターのつぶやきで子どもの絵「Smile34」を描き続けた。その後も被災した地名「MIYAGI」「FUKUSHIMA」などが入ったユニフォーム姿の子どもたちを描いて発表している。

CMで使用したイラストはポストカードにして販売し、収益を義援金にするそうだ。もちろん、曲の方もCDの売上を寄付するのだネ。
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もうひとつは、日清カップヌードルのCMだ。巨大なキャンバスに真剣勝負を挑むかの如く筆を取り「宮本武蔵」を描く姿が映し出されている。こちらにはクロマニヨンズがエネルギッシュな楽曲を提供していた。

最後に現れる「この国には、底力がある。」のメッセージにテレビの前で、大きく頷いた自分が居た。

京都東本願寺で29日からまた井上雄彦さんの描いた『親鸞』の屏風が公開されるらしい。時間を作って、是非とも観に行きたいものだ。
        ◇        ◇        ◇
先日、仕事場の近くの公園にピクニックに出掛けた。
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鶏の唐揚げやポテトサラダを作り、握り飯と一緒に詰めた。
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同居している叔母ちゃんもたまには歩いて運動不足解消だネ。
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もう桜は可成り散ってしまっていたが、天気も良く沢山の方々が青空の下で長閑な午後を過ごしていた。
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林試の森公園では、眩しいくらいの山吹の花が咲いていた。
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お腹を空かせたムクドリはヒョコヒョコと地面を歩きながら、小さな虫を探していた。
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メジロは、花の蜜がご馳走かナ。
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新緑が溢れる中では、空気も美味い。
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酒も料理も一段と美味しく感じられるのだナ。
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そして、ワインもスグ空いてしまう。水だな、こりゃ。
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大地の下からはこんな小さな新芽も出ていたネ。
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樹木の上では、コゲラがコツコツと突いてる。
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子どもたちも愉しそうに遊んでる。
たまにはゲーム機を持たずに自然と向き合うのも良いものだネ。
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心地良く酔ってきた。緑の中の昼寝も心地良い。
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叔母ちゃんの腕に一羽の蝶が止まった。ルリタテハだ。
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羽根を閉じるとまるで枯れ葉にそっくりでアル。こうして外敵から身を守るのだネ。
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羽根を開くと見事なラピスラズリの様な瑠璃色が一筋縦に輝いているので、ルリタテハと名が付いている。

毎年、夏になると現れるのだが、今年は早いお出ましだナ。
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自然の中で愉しくピクニックを堪能した我々は、またいつも通りに酒場が恋しくなってくる。

林試の森公園を出て、26号線を武蔵小山駅方面に歩く。
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あぁ、『牛太郎』の暖簾はまだ出ていたのだナ。
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そして、またいつも通りに酒場を彷徨うのでアール。

「Smile」ポストカード販売のサイト

「カップヌードル」のユーチューブ動画
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by cafegent | 2011-04-22 14:04 | 食べる | Trackback | Comments(6)
街に花水木の花が咲き始めた。
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二十四節気では、「穀雨」(こくう)に入った。穀物が良く育つ様にと降る雨のことだ。

田畑では丁度しろかきなどを終え、田植えの準備が整い、それに合わせる様に春の雨が降る時季と云う訳だネ。

先日、月見酒の事を書いたら、呑み仲間が歌をひとつ教えてくれた。
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     月影のいたらぬ里はなけれども
               眺むる人の心にぞすむ

平安時代の末期、ただ「南無阿弥陀仏」とだけ唱えれば、誰しもが平等に救われると説いた法然上人が詠んだ歌でアル。

月の光が届かない里などはないだろうが、その月光はそれを眺める人の心によって澄んだり霞んだりするのだネ。

またしても、春風そよぐ空の下、月見酒を一献やりたくなった。
        ◇         ◇         ◇
さて、昨日は三軒茶屋キャロットタワーに在る世田谷パブリックシアターにて『鶴瓶噺』を観て来た。
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毎年、愉しみにしている鶴瓶さんのトークショーでアル。落語じゃないところが良いのだナ。毎回聴いていると、「あぁまたあのハナシだナ」とか「待ってました!あのエピソード」と自分なりのお愉しみが増えてくるのだネ。
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開演までは、やっぱりビールだネ。

今回は震災のことから、少年時代の話まで途中休憩無しで一気に二時間喋りまくった。ゲスト出演された池脇千鶴さんの和服姿も素敵だったし大いに楽しむことが出来た。

茶沢通りを下北沢へと歩いて行くと赤提灯の明かりが見えて来る。
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もつ焼き『久仁』の暖簾を潜ると店内ごった返しの大賑わいでアル。

もうスグ空くからと暫く外で待っていると中から出てきた青年に「あっコニシさん!」と声を掛けられた。

顔を見れば、トライセラトップスのベーシスト林幸治君夫妻だった。
それにしても、彼らも中々渋い店を知っているネ。

以前、浅草雷門に在る居酒屋『簑笠庵』で初めてお会いしてからと云うもの、彼らとはいつも偶然に何処かの酒場で出逢うのだナ。これが酒呑みの御縁と云うものかしら。

立ち話に花を咲かせていたら、程なく彼らが居た小上がりに席が用意された。

此処『久仁』は、祐天寺(元々は中目黒)に在る『もつ焼 ばん』出身なので、酒はやっぱりサワーだネ。

〆鯖をアテにサワーがススむ。もつ焼を待つ間に頂くのは、豚尾だ。
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『ばん』のトンビは辛さがウリだが、こちらは甘く仕上げており沖縄のテビチの様な味が絶品なのだナ。
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サワーをお替わりし、煮込みをつまんでいるとシロ、ガツなどが焼き上がった。
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店時間も近いと云うのに、外では地元の常連さんが待っている。
地域に根付いた酒場は居心地も良く和むのだネ。

小一時間程、サワーを堪能してご馳走さまだ。
此処からタクシーに乗って、三宿通りを走って貰った。

下馬一丁目のバス停前で止めて貰うと目の前に目指す店『しとらす』が見えた。

此処は青山の名店『立ち飲み なるきよ』で修行を積んだ津川君の店でアル。
なるきよの良い所を存分に吸収しており、実に居心地の良い酒場だ。
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また、午前3時まで営業しているのが、夜更けの呑んだくれ達には嬉しい限りだナ。
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美味い料理に舌鼓を打ち、芋焼酎を頂いた。

夕べは極々私的な記念日であった。
明治神宮で偕老同穴の契りを結んでから、早や3年が過ぎたのだナ。

如何せん、結婚後も悪癖を抱えたままの放蕩無頼の限りを尽くして来た訳だ。「このロクデナシのクズ野郎」と罵られつつも、良くもまぁ、そんなワタクシと3年も過ごしてくれたネ。(あっ、ワタクシがノノシられているのデスヨ!)

我が女房にはホントに頭があがらない、只々感謝でアル。

ささやかなお祝いにサザエを焼いて貰った。
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いやぁ、このサザエの雲丹焼きは、素晴らしい味だったなぁ。
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どうですか、雲丹てんこ盛りの贅沢な姿は。
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卵の黄身が雲丹とサザエを取り持つ仲人の様だった。
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これには日本酒を合わせなくちゃ、と冷やを頂いた。
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店からは、福島県白河市の蔵元『有馬醸造』が造るマッコリの様な辛口酒「虎マッコリ」をご馳走になった。
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これ、初めて吞んだが、病みつく美味さの酒だナ。

丁度其処へ僕ら二人の共通の友人である田中ミッチがやって来た。
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こりゃ、お祝いに酒でもゴチになろうか、と云うと最近羽振りが良いみたいで、シャンパンを抜いてくれたのだナ。
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それなら廻りにもお裾分けと、みんなで乾杯だ。
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ミッチの景気はまだまだ続くみたいでアル。
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2本目のシャンパンも空いた。うーん、持つべき者は酒朋だネ。
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美味い料理も続くなぁ。

くじらも美味いし、シャンパンも沢山抜くのだナ。
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こうしてささやかな宴は、深夜まで続いたのであった。
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by cafegent | 2011-04-21 15:35 | 飲み歩き | Trackback | Comments(10)
毎日の様に地震が起きているネ。今朝もまた揺れた。

東北で発生した未曾有の大地震から一ヶ月、新潟や茨城が震源となる地震も起きているし、岡山でも地震があったと電話が入った。

それでも、日々の生活は進んで行く。

今朝は晴れたし、気分転換に部屋のアートを変えてみた。
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陶芸家、近藤高弘さんの創り出す造形美は、ガラスの様な透明感の中に無限の宇宙が広がって見えるのだ。
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蒼い水滴の様な結晶粒を生み出す銀滴彩は銀漢の空だナ。ブルーのガラスとの組み合わせによるこの作品はいつまでも眺めていたくなる。

蒼の作品と合わせて壁に掛けたのは、書道家・橘京身さんの作品だ。
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近藤高弘さんの陶芸は完全にアートだが、こちらももう書道を越えてアートなのだナ。

別の部屋には、昨年春の展覧会にて手に入れた阪本トクロウさんの作品「ハイウェイ」を掛けた。
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以前、どなたかのブログで、くるりの楽曲「ハイウェイ」とこの作品を重ねていたのを読んだことがあった。そして、実際にくるりの曲を聴きながら、この絵を眺めていたら正にシンクロしたのだった。
        ◇        ◇        ◇
閑話休題。
      
平安時代、春になると貴族たちは屋敷を囲む風情溢れる庭園の水辺で宴を催した。

『曲水の宴』(きょくすいのうたげ)は、元々中国から伝来した行事だが、春先に清流で身を清めて不詳を祓い、無病息災を祈る習わしとして皇族から貴族へと広まったそうだ。

四季折々の草木を植え、山を築き池に鑓水(やりみず)や小さな滝を作る。藤原道長の邸宅では、名だたる名所を再現したりした庭園は舟遊びが出来る程の広大な庭園も在った。
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川上に控えた水干(すいかん)姿の童子がお神酒を注いだ盃を水面に浮かべる。小さくとも川なので、当然盃はゆらゆらと川下へと流れるのだネ。

宴に参加した者たちは皆、和歌や漢詩が得意な面々でアル。お神酒の入った盃が自分の目の前を通過するまでに、歌を一首詠み短冊にしたためなければならないのだ。

そして、失敗し盃が流れてしまうと罰としてその酒を呑み干さなくてはならないのだナ。(吞んべいには嬉しい限りだが)

宴の間は琴の音が響き、優雅な白拍子の舞も披露される。僕らの呑んだくれ句会とは大違いでアル。

この『曲水の宴』は、実は今も全国各地の神社で毎年開かれている。
九州の太宰府天満宮では毎年3月に催され、京都の上賀茂神社では毎年4月の第2日曜日に「賀茂曲水宴(かもきょくすいのえん)として、当時の雅のままに再現される。

また、同じく京都の城南宮では今月の29日に行われるので、ゴールデンウィークの始まりに観ることが出来るネ。

日々余震も続き、原発事故も終息の兆しが見えないままだが、万葉の歌人に習い、自然の中で風流韻事にふける事も時に必要かもしれない。

あぁ、春の京都に出掛けたくなって来たのだナ。
        ◇        ◇        ◇
さて、日曜日は『二毛作』の店主、日高君の婚礼の宴が催された。
お二人とも偕老同穴の契りを守り、末永く幸せな家庭を築いて欲しいものだ。

パーティではすっかり立石方面の方々にお世話になってしまったので、「裏を返す」と云う訳じゃないが、月・火曜と連日の立石詣でと相成った。

『宇ち多゛』では、ブラックベルベッツのプロデューサーである澤田さんと楽しく吞む事が出来た。毎度お馴染み暁建設の白石専務も相変わらずゴキゲンでしたナ。

補助椅子を出してもらい、酒朋ビリーもスンナリ座ることが出来た。

煮込みは早々に終わっていたので、「アブラ少ないトコ味噌で!」と酒場の呪文を投げかける。
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ビールをチェイサーに梅割りもススんだネ。

『二毛作』では、結婚式に参加した地元の方々も来ていた。
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いつものバス・ペールエールを戴き、素晴らしき結婚の宴の話題に花が咲いた。

昨日は温かい一日になるのかと思いきや、雨は降り出すし気温もグンと下がった。
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「こりゃ温かい酒で躯を癒したい」と、ビリー隊長と二人一路神保町へと急いだ。
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『兵六』では、いつもの面々が集って居たナ。
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酒朋ハッシーは、まだスマートフォンと格闘していた。
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それにしても、携帯電話をスマートフォンに変えてからと云うもの、メイルの文章が極端に短くなった。指で叩いても反応しない事が多いのだナ。アイフォンからの呟きに誤字が多いのも頷ける。僕もいつも間違えてしまうもの。

夕べは三軒のハシゴ酒と、我ながらセーブしてみた。

皆とは『兵六』で別れ、家路に向かった。途中、ラーメンの誘惑を振り切り、マクドナルドの前を素通りすることが出来た。
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そして胃に優しく、躯も温まる梅茶漬けで腹を満たした夜であった。
とりあえず、ホッ!
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by cafegent | 2011-04-20 12:49 | 飲み歩き | Trackback | Comments(5)
夕べは満月だったが、雲がかかり次第に雨が降り出した。
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月を愛でながら酒を呑み宴を催すのは、我が国ぐらいなものだと何かで読んだ。
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雪月花を愛おしむ気持ちが古くから日本人の心に宿っているのだネ。

絢爛豪華に咲き誇った桜も潔く散り、藤の花や杜若(かきつばた)等を愛でる季節の到来だ。
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近くの公園ではしゃがの花が沢山咲いていた。

自然教育園では、かたくりの花も咲いている時季だ。
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路傍に咲く小さな花もふと足を止めてじっくりと眺めていると愛らしく思えて来る。毎朝、あぁまた今日も咲いているナ、と声を掛けてやるとちゃんと判ってくれている様な気にさせるのだ。
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この蔦葉海蘭(つたばうんらん)の花は5ミリ程度の小さな花だが、淡紫色が可憐な乙女の様でアル。

さて、もう十日もすればゴールデンウィークに突入だ。
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だが、今年は大震災や原発事故の影響で「楽しい旅行」など陽気に過ごす事に抵抗を感じる人も少なくないだろう。
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近所のビルの屋上には鯉昇りが風に泳いでいた。
原発事故が早く終息し、子どもたちが思い切り外で走り回り、沢山空気が吸える様に戻って欲しいものだネ。
       ◇        ◇        ◇
昨日の朝日新聞「天声人語」で、我が国の高度成長と共に普及した電化製品について書かれており、とても興味深かった。

〈家庭の電化程度は次のようだったらしい。第7ランクは電灯だけ。 第6はラジオがある。第5はトースター、電熱器。第4は扇風機に炊飯器。第3は電気洗濯機。第2は電気冷蔵庫。第1ランクの家にはテレビも電気掃除機もあった〉

昔は洗濯機も冷蔵庫も頭に「電気」と付けて呼んでいたが、これがいつの間にか消えたのは、電気が空気の様な存在になった証だろう、と説いている。

〈冬は寒く夏は暑い。この道理に抗(あらが)う利器エアコンが、家庭用電力消費の約25%を占めるそうだ。夜は暗いという天則を破る照明は約16%。思えば私たちは、自然の摂理を相手に多大な電気を使っている。ありのままに少し立ち戻れば、結構な節電が実現しよう〉

そして、最後に〈電力不足の夏を案じつつ、空調一辺倒で影の薄かった「消夏法」を思い巡らすのはどこか楽しくもある。打ち水、緑陰、川涼み……。「緑のカーテン」の種をまいて育ててみるのも面白い〉
〈禍(わざわい)を転じて曙光(しょこう)となす知恵と意志が、私たちにはあるはずだ〉と締めくくっている。

目黒駅に程近い交差点に建つビルが、震災後に大きく変わった。
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屋上の電飾看板も無くなり、ビル全体を緑化したのだ。外壁を植物で覆う事で熱を遮断し、夏の冷房対策に取り組んでいるのだネ。
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正に昨日の「天声人語」の提言を実践している訳だ。「緑のカーテン」の様な取り組みがもっと増えてくれると良いのだナ。
        ◇        ◇        ◇
さて、閑話休題。先月2011年のマンガ大賞が発表されたネ。

大賞は羽海野チカさんの「3月のライオン」に決まったが、大本命だった「進撃の巨人」や「花のズボラ飯」も大賞に値する程に素晴らしい作品だったと思う。

熱烈なマンガ愛読者では無いが、小説の合間にちょくちょく読む。
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花のズボラ飯」は原作が久住昌之さんなので、「孤独のグルメ」と比べがちだが、こちらはズボラな主婦ハナの痛快ズボラ自炊メシにハマってしまうのでアル。最初、水沢悦子さんの絵の可愛いさに抵抗が有ったが、直ぐにそんな事が吹っ飛んだ。くだらん駄洒落のオンパレードがオジさんのツボにハマるのだナ。

そして、摩訶不思議な「ピザトースト シャケチョビ味」や「ポトケチャミルクミソ鍋」に生唾ゴクリと呑み込む訳だ。まったく、久住さんのズボラ飯レシピは最高だ!

そう云えば、昨年のマンガ大賞を受賞したヤマザキマリさんの「テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)」の第3集がもうスグ出るのだネ。
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古代ローマ時代の建築士ルシウスが何故か湯船の中で日本の風呂にタイムスリップするハナシだが、読み出したら止まらない。日本には温泉や銭湯が有って良かったなぁ、と痛感する傑作マンガだ。
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先日「星守る犬」の映画化の事を書いたが、この「テルマエ・ロマエ」も実写で映画化されるそうだ。主人公ルシウスを演じるのは、阿部寛だそうだがこのキャスティングは正にピッタシだネ。日本人でローマ人役をこなすのだから、あの顔つきが打ってつけだろう。

今日はちょいと酒のことは脇に置いて、四方山話をしてみた。

「テルマエ・ロマエ」の映画化は「cinemacafe.net」のサイトでネ。
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by cafegent | 2011-04-19 16:07 | ひとりごと | Trackback | Comments(2)
仕事場の近くの公園に八重の水仙が咲いていた。
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1970年の4月17日は、アポロ13号が地球に戻って来た日だ。この宇宙船は地球を飛び立った二日後に機械船の酸素タンクが爆発する事故に見舞われた。地球に戻って来る為に必要な電力と水の不足からラヴェル船長らは必死の努力により見事に地球に生還出来たのだ。

当時、10歳だった僕はテレビのニュース映像に釘付けになり、あの「栄誉ある失敗」と賞賛されたアポロ13号に胸が躍ったものだ。

この年の3月、大阪万博が開催された。僕は長蛇の列に我慢しながら、月の石を観た。ばってら寿司やコーラを凍らせて作ったスラーピーなる不思議なシャーベット状の飲み物も万博で初めて体験したっけ。

今朝の国会中継を眺めながら、今回の原発事故や津波災害の事を振り返り、ふとアポロ13号の奇跡の生還の事を思い出した。

さて、あれから41年が経った。今年の4月17日は朝から青空が広がり気温も高くなった。
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この日はいつもお世話になっている京成立石の仲見世商店街に在る酒場『二毛作』の若き店主、日高寿博君の結婚式の宴が催された。

披露宴は綱町三井倶楽部で盛大に催されたそうだ。あの迎賓館はジョサイア・コンドルが設計した風格ある建物で、廻りを取り囲む回遊式の日本庭園と見事に調和しているのだネ。

新郎新婦は、きっといつまでもこの良き日の事を記憶に留めて行くことだろう。

僕は披露宴後の夕方に開かれるパーティからの出席だったので、午前中は朝から地鶏と野菜のスープを作ってみた。
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圧力鍋を使うと、あっと云う間に煮込まれるから便利だネ。
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うーん、我ながら上出来だナ。

酒朋ビリー隊長が昼過ぎには恵比寿に到着するとの連絡が入ったので、それに合わせて恵比寿に出た。
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恵比寿で昼間から吞めると云えばご存知『たつや』でアル。ガラリと戸を開ければ、朝から出来上がっている方々で賑わっていた。古い知り合いにも遭遇し、やはり恵比寿はホームタウンだったのだナと実感した。

『たつや』と云えば、やっぱりホッピーだネ。氷なしの美味いホッピーで日曜昼酒のスタートだ。
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メンマもやしとガツ刺しをアテにホッピーがススんだ。
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しかし、まだ午後1時半でアル。パーティ会場は恵比寿駅の真横だ。
まだ2時間半は余裕がある。と云う訳で、おバカな二人は埼京線で一路赤羽を目指したのだ。

勝手知ったる赤羽駅は南改札口を出てまっすぐ車道を突っ切って、路地へと入るのだ。しかし、凄いね!やっぱり赤羽だネ。昼間っからピンサロの呼び込みが立っているのだからネ。
でも、脇目も振らず僕らは『喜多屋』の暖簾を潜るのだ。
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ハイボールを頼めば、ジョッキに波々と注がれた焼酎と炭酸が一本出てくる。
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此処は焼酎の量が多いから、一本で三杯は裕に吞めるのだナ。
たまにタイミング良く大将が酒を注ぐと、好きなだけ入れてくれるから嬉しい限り。
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南瓜たっぷりジャンボコロッケとぼんじりをアテにボールがススむ。

途中でビリーの隣りで吞んで居たオヤジが会計しようとした途端、千円札を握りしめたままぶっ倒れたのだ。赤い顔して後ろにひっくり返ったが、幸い頭は打っていない。暫く倒れたままだったが、急にムックリと起きそうになった。こう云う時は寝かせたままに限る。

スグに救急車を呼んで、ビリーの足を背もたれに休ませた。
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ビリーは、決して蹴っている訳じゃナイのだヨ!

昨年も酒朋キクさんと赤羽『いこい』で日曜朝酒をやっていたら、同じ様な事が起きた。あの時は救急車で運ばれた人が、また店に舞い戻って来たっけ。

赤羽では、何故か救急車に縁があるのだナ。

さて、午後3時半過ぎ、無事に恵比寿に舞い戻って来た。
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パーティ会場に入ると、続々と知った顔が集ってる。
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立石『二毛作』や『宇ち多゛』のご常連仲間たちでアル。
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披露宴から引き続き参加していた『宇ち多゛』三代目の朋一郎あんちゃんは、イギリスのスカバンドの如きイカしたスーツにポークパイハットでキメていたネ。
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先ずはシャンパンで乾杯だ!

立石の顔役、暁建設の専務も『二毛作』のハッピを着てお手伝いしてましたナ。
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ビールにワインにシャンパンと色んな酒で二人の門出を祝福だ。
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乾杯の音頭は、朋一郎あんちゃんだったかナ。
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それにしても、新郎の日高君は男前で格好良いねぇ。
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夫婦揃って美男美女で羨ましいネ。子どもが生まれたらどんだけ可愛いことだろう。

おや、こちらはブルーマンショーですか?
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いや、ウシさんとナオツグさんでしたネ。お二人とも若き重鎮です!
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目出たい日の升酒は実に美味いネ。
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クロちゃんは和服姿でバッチリ決め込み、宇ち中さんもスーツで決めていたナ。まるで銀座辺りのクラブみたい。
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この日は、ツイッターでフォローし合っているのに、お顔を存じ上げない方も沢山居たので、あんちゃんに紹介して頂いてとても助かった。
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栄太郎さん、これを機に宜しくデス!
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yuji_champion君夫妻も相変わらず仲が良いネ。

昼から呑み続け、すっかりヘベのレケになってしまった。
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ビリーもヘベレケか?

『二毛作』の西村さん、お誘いありがとうございました。そして、お疲れさまでした。
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日高寿博君、さやかさん、心よりおめでとう。末永くお幸せにネ。
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by cafegent | 2011-04-18 15:37 | 飲み歩き | Trackback | Comments(8)
四月某日、いつもの野方『秋元屋』の口開けへ。
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酒朋荒木マタエモンさんと合流し、いつもの角12番席へ座る。
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この日は平日なので、チレ刺しが有った。
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たまらん美味さにほっぺた落ちそうだ。
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大瓶にキャベツと煮込みを合わせてみた。
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三冷ホッピーもキリリと冷えて美味い。
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そして特製ハイボールと杯が重なり、愉しいひとときとなった。
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ご常連の鈴木さんと一緒に二軒目は『すっぴん酒場』へと移動。
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此処は、大将自慢のモツ刺身が美味い。
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この日は、コブクロ刺しをお願いした。
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注文してからこうして捌いてくれるのだヨ。
下町ハイボールも美味しいので、串もススむのだネ。
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こちらは、レンコンだ。やきとんの他にもピーマン肉詰めとかPトロ、野方名物中島メンチなんてのも有って、充実しているのだヨ。

また、つくねが素晴らしいのだ。
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つくね、たたきつくね、おやじつくね、チーズつくね、そして極めつけぽこちゃんは、頼んでみてネ。
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〆は女将さんの作る鶏のガラスープで大満足な野方ハシゴ酒となった。
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最後はお馴染みマタエモンさんのドーンッ!で決まり。
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       ◇        ◇        ◇
四月某日、この日は家で吞むことにした。

馴染みの鮮魚店『魚慶』に外房勝浦沖で水揚げされたイサキが入ったとの連絡が入ったからでアル。美味い魚介が入ると取って置いてくれるのが嬉しいのだナ。

春のイサキは刺身も美味いが、塩焼きも旨い。
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夕べは塩焼きにして日本酒に合わせてみた。両面の鱗を取って、エラと内臓を取り出し、中を洗ったら粗塩を振る。

後は弱火で焼けば出来上がりだ。
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淡白な白身は岡山産の塩ポン酢と大根おろしで抜群の酒の肴となった。

魚屋の大将が「こいつも美味いから一緒に持って来な!」と云うのでツブ貝も買って来た。
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北海道人は、ツブ貝に目がないのだ。花見とかピクニックとかにも必ずタッパーウェアに沢山のツブ貝を入れて持って行くのだナ。
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酒にも合うし、食べ出すと止まらなくなるってもんだネ。

岡山から送って貰った人参と牛蒡を使ってきんぴらだ。
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レタスのステーキなんてのも作ってみた。半分に切ったレタスをニンニクとオリーブ油で焼き、合わせ調味料をたっぷり注いで蒸し焼きにするのだ。
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これは、ビールのアテに最高だナ。
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それにしても岡山で生まれた塩ポン酢は重宝するネ。
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この水菜のお浸しにもバッチグーだったヨ。
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岡山の地酒も冷やで美味い。
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酒もススみ、最後は納豆ご飯と味噌汁で〆てみた。
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あぁ、週に一度は家呑みが良いネ。

今回は二回に分けて、酒場徘徊の記録を定点観測なり。
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by cafegent | 2011-04-15 14:38 | 飲み歩き | Trackback | Comments(4)