東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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<   2012年 04月 ( 21 )   > この月の画像一覧

七十二候では、今は「霜止出苗」(しもやみて、なえいずる)の時季。
霜がようやく終わり、苗代では稲の苗が育つ頃となる。
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田んぼでは、「代(しろ)かき」と言って田を耕して水を張り、土の表面を平らにする作業が行われている頃だ。こうする事で、水の深さが揃い、肥料が行き渡り水はけも均一になるのだネ。こうして五月の田植えを待つのだナ。

今は殆どの農家では田植え機を使って田植え作業をしているが、幼い頃祖父の故郷である北海道岩見沢市の北村の田んぼで、手作業で田植えをしていたのを覚えている。いまでは、もう小さな田んぼでしか見られないのだろうナ。

以前、15歳で農家を継いで、以来43年米作りをしていると云う農家の方の話を伺ったことがある。その時一番印象に残ったのは、「僕なんかまだ40回しかお米を作った事がないんだから、まだまだだネ」と云う言葉だったナ。

そうだよね。米作りは、3月の種まき、苗代づくりに始まり、5月の田植え、7月頃の中干し、そして10月の刈り取り、収穫作業となる。一年に一度しか米は作れない。年に一度の貴重な仕事を天災や原発汚染などで台無しにされたら本当に悲しいネ。

福島の田んぼにも今年も蛙の啼く声は、戻って来たのだろうか。

    眼を覚まし来てくれたのか初蛙(はつかわず)  八十八

僕の祖父は農家の長男だったので、「米作」と云う名がついた。いたって単純な付け方だが、当時はそんなもんだったのだろう。だが、農家を継ぐのが嫌で、文学の道に進んだ。若山牧水に師して短歌を詠むようになるが、最終的には印刷工場を営んだ。

祖父は歌人として晩年まで歌も詠み続けたが、多くの歌人や俳人の為にほぼ慈善事業の様なカタチで、仕事の合間に歌集や句集を出版してあげていた。これは、僕の父も受け継いでいたナ。

父は俳句も短歌も詠まないが、本の虫なのだ。やはり祖父の影響が強いのだろうネ。そんな敬愛する亡き祖父・米作の「米」の文字をバラし、僕の俳号は「八十八」としたのでアル。
     ◇          ◇          ◇
閑話休題。

夕べは仕事場から真っ直ぐ神保町へ。目黒駅前は高層ビルの影響か、傘がひっくり返る程の強風が吹く。あれには参るのだナ。

神保町は地下鉄で、目黒から乗り換え無しで行けるので便利になった。

喫茶『さぼうる』の細い路地は、行き交う人たちの傘が当たりそうになる。
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口開け早々の『兵六』は空いていた。だが、いつもの顔馴染み達は既に吞んで居た。

四月も終わりが近づき、此処の入り口も窓も開け放たれる様になった。

時折吹き込む風が肌に心地良い季節だネ。
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冷暖房設備が無かったので、冬寒く夏暑いのが此処『兵六』ならでは。夏は皆団扇や扇子持参でやって来る。片手で仰ぎながらさつま無双のお湯割りを吞むのだナ。

創業以来60余年の間、無かった冷暖房設備が昨年とうとう設置されたのだが、まだ客席で使われたことは無いみたいだ。ハテ、今年の夏はスイッチを入れるのだろうか。愉しみでアル。

ビールを飲み終えた頃、酒場番長矢野クンがやって来た。一緒に連れて来られたのは恵比寿のバー『TRACK』で働く女のコだった。夜の酒場で見るのと明るい居酒屋で見るのとでは随分印象が違うのか、まったく判らなかった。オープン時から居ると云うのだから、判らない筈は無いのになぁ。

近々、『TRACK』を覗いてみよう。
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ウドとほたるイカのぬたをアテに、さつま無双の白湯割りが美味い。

二合目の無双を飲み干して、武蔵小山へと向かった。

二軒目は、この四月に一周年を迎えたやきとん屋『豚星』だ。

此処は、開店当初から通っているが、本当に地元の方々にも愛されている。何より美味しいのだからネ。僕だって入れない事もしばしばだ。
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焼酎ハイボールを戴き、レバテキを戴く。絶妙な火加減でベリーレアに仕上げた豚レバーは本当に美味い。
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上シロ、カシラ、アブラ、タン、そしてテールが好きでアル。
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また、此処の煮込みも堪らなく美味い。
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塩味のあっさりした中にセロリ等の隠し味が効いているのだナ。

ダルビッシュ似の店主、黒田君もすっかり板に付いて来たネ。
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〆に戴く、ハムサンドがこれまた最高に美味しい。
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最近の僕のお気に入りメニューだ。

最近、目黒に越して来た酒朋バーバラも登場し、愉しい酒となった。

『牛太郎』や『ホルモン道場みやこや』のみならず、『豚星』の様な若い店もしっくりと馴染む武蔵小山、良い街だナァ。
by cafegent | 2012-04-27 15:01 | 飲み歩き | Trackback | Comments(0)
桜が散り、春の花が続々と開花している。
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街を歩いていると、文目、シャガ、鉄線などが咲いている。
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花水木(ハナミズキ)も少しづつ咲き出してきた。

葛西臨海公園では、ライラックの花が咲いているのを見つけたヨ。
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この花は僕の生まれた札幌市の花なので、一層親しみを覚えるのだナ。
     ◇         ◇           ◇
閑話休題。

さて、先週は結婚記念日だった。我が家では、ハレの日には「天ぷら」を食す。もう何年も続けている。

カミサンの誕生日が夏、僕の誕生日が冬、そして結婚記念日は春。まぁ、秋もナンダカンダと理由を見つけては食べに行くのだがネ。

鰻は毎月でも良いが、天ぷらは年にこの程度が丁度良い。季節毎の魚介と野菜を一番美味しい時季に頂けるから、これ幸い。

そんな訳で、先週は麻布十番に在る天ぷら『よこ田』さんにお邪魔した。
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前回は息子さん側のカウンターで戴いたので、今回は大将の揚げる台に座らせて戴いた。

それにしても此処の親子は、そのお顔立ちが放つのか、二人とも僧侶の様な雰囲気を醸し出している。実に丁寧に説明されるのだが、自然とこちらの背筋もピンと伸び、「心して食す」と云う気持ちにさせてくれるのだ。
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お客様全員に懇切丁寧に素材や揚げ方の説明をされるのを眺めていると、本当に恐れ入る。これを数十年間続けているのだから、正に禅寺の僧侶の域に達しているかもしれない。

先ずはビールの小瓶を戴いて、お馴染みのサラダから始まる。
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紫蘇がアクセントとなり、胡麻だれも素晴らしい。よくかき混ぜて口へ運ぶと、あぁ、よこ田劇場の幕開けだ。

此処は天ぷらを戴く前に儀式がある。儀式といっても黒魔術ではナイ。
レモン塩を作るのだナ。

此処は天つゆの他にカレー塩、レモン塩、そして塩と四つの味わい方で天ぷらを堪能出来る。
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生レモンをたっぷりと搾り、そこに塩を小匙で3、4杯盛るのだ。

大将曰く、どんな食べ方をしても自由だが、天つゆはたっぷりの大根おろしを入れて、酒のつまみとして食べると良いと薦められる。これ、案外イケるのだネ。

先ずは才巻海老の頭から。香ばしく揚げており、天然の海老煎餅なのだナ。これは、最初のビールに持ってこいだ。カレー塩をちょいとつけると美味さが増す。

此処からは日本酒だ。福井の銘酒「黒龍」を戴いた。
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酒のつまみに息子さんから海老味噌を戴いた。これは、吞んべいには堪らない。

続いて、才巻海老だ。
絶妙な揚げ具合で海老そのものの味わいを存分に味わう事が出来る。
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そして、尻尾も香ばしく揚がっており、美味しく戴けた。この中と外のバランスは本当に不思議なのだナ。

そして、メゴチ。これも今が旬だネ。
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このメゴチ、天ぷらの為に生まれて来た様な魚かもしれない。他の食べ方で味わった記憶が無いなぁ。

お馴染みのベビーコーンの天ぷらだ。
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よこ田で初めて味わったが、本当に美味しい。これは、カレー塩で先ず食べて、レモン塩が良い。

続いて、椎茸海老しんじょう揚げ。
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撮影する前に食べてしまったので前回の写真。失礼!

こちらは、地鮎だネ。
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鮎は、餌にしている川海苔の風味と独特の苦味が酒に合うのだナ。
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鱚(キス)も天ぷらが美味い。

お次ぎは墨イカ。これももうそろそろ旬が終わる。
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このねっとり感が堪らないのだ。夏になったらアオリイカや剣先イカが出てくるネ。

旬も終わりが近づいている筍(たけのこ)は、出汁で下ごしらえをしてあるので、何も付けずそのまま食べる方が良い。とご主人に云われる。これまた写す前に口の中(苦笑)

アスパラガスも香りが良い。同じくスグにパクリ。

続いて、春を食す。
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たらの芽の天ぷらだ。

小柱の海苔巻きも撮影用に切ってくれた。
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このレア感を残した絶妙な揚げ方が素晴らしい。
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あぁ、至福の時だ。

此処で、京都の「桃の滴」を戴いた。
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これは、黒龍よりもあっさりしているので先に吞めば良かったかナ。

さぁ、お待ちかね穴子が揚がった。
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これもよこ田の自慢の一品だ。食感と香ばしさを同時に堪能出来る様にと、他の素材よりもわざと時間をかけて揚げているのだ。

ご主人「先ずは何も付けず、ガブリとやってくださいナ!」「ハイ、ではいきます!」と食らいつく。
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いやぁ、本当に美味しい。江戸前の穴子は煮ても美味いが、天ぷらでも最高だネ。レモン塩、塩、そして天つゆと色んな味を楽しんだ。
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茄子は、この色鮮やかな紺色を際立たせて揚げるのが実に難しいと聞いたことがある。茄子も天ぷらに欠かせない食材だネ。

腹も随分と膨れて来た。最後にもう一度、才巻海老が揚がる。
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最後は天つゆで戴くとしよう。

お漬け物でさっぱりと口の中をリフレッシュ!
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油の調合が良いのか、此処の天ぷらは胃もたれが全くない。

それどころか、まだまだイケる。まぁ、歳も歳なので追加はせずに我慢した。

〆の飯は、天茶にした。カミサンは、天丼にぜず、塩だけの「天ばら」をお願いしていた。本当は無いのだけれどネ。

天茶は茶漬けなので椀が付かないが、赤出しを出してくれた。
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汁もの好きとしては堪らなく嬉しい。
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さぁ、天茶がやって来た。
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かき揚げを崩し、山葵を溶いて、一気にサラサラと戴くのだナ。
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そして、ちゃっかりカミサンの天ばらも一口戴いた。こちらも美味い。

至福の時を過ごし、また一年無事に夫婦が続けられる様に頑張ろう。

最後にグレープフルーツシャーベットを戴いた。此処のデザートは果物そのものを食べている様だ。いや、果物以上かもしれない。前回の苺もスバラシイ味だったし、夏の桃のシャーベットも愉しみだ。

今回も素晴らしいお料理と酒をありがとうございました。感謝多謝!

気分良く麻布十番を後にして、目黒『権ノ助ハイボール』へと急いだのであった。
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さぁ、カミサンに乾杯!
by cafegent | 2012-04-26 16:32 | 食べる | Trackback | Comments(1)
雨冠に林と書いて「霖」(ながあめ、ながめ)と云う漢字だ。当用漢字に入ってないらしく、気象庁では「長雨」と云うらしい。ちょいと気分が出ないネ。
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春の長雨は、「春霖」(しゅんりん)と呼ぶ。今の時季の長雨のこと。また「菜種梅雨」(なたねづゆ)とも云う。菜の花が咲く頃の雨だからだネ。日本語って、本当に素敵な響きを醸し出すよネ。

      わが魔羅(まら)の日暮の色も菜種梅雨

加藤楸邨が詠んだ句だ。しかし、日暮れ時の自分のマラの色を菜の花の黄色に喩えるとは、フルチン姿で窓辺から黄昏色の街を見ていたのだろうか。
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      菜の花の黄のひろがるにまかせけり

こちらは、久保田万太郎が詠んだ句。一面の菜の花が広がる風景が目に浮かぶネ。
      ◇         ◇         ◇
昨日は一日中初夏の様な陽気だったネ。東京の気温も25度ぐらいまで上がったらしく、日中はTシャツ姿の若者たちも多く見受けられた。
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午後2時間程、外に出ていたらすっかり顔が日焼けした。皮膚がそんなに強くない僕は、今朝にはもう鼻の頭がパリパリになっていた。

仕事を終えて、冷えたホッピーが飲みたくなり、目黒から木場へと向かった。地下鉄の階段を昇り終えると傘を手にした人を見つけた。さっきまであれだけ晴れてたのに、雨が降り始めたのだナ。

『河本』の暖簾を潜ると、かろうじて椅子が一つ空いていた。皆さんに詰めて頂き、なんとか座る事が出来た。

この日も初訪問の方々で賑わいを見せていた。しかし、初河本に5名で来て、全員が座れるとはラッキーな人達も居るのだネ。

此処は年末の酉の市を過ぎると「おでん」が始まる。そして、春の彼岸の入りと共に終わる。この冬も美味しいおでんを沢山頂いた。

そして、湯豆腐も終わり、冷たい「奴っこさん」が始まった。
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こいつをアテに真寿美さん自慢のホッピーをグビリと頂く。あぁ、最高に幸せなひとときだ。

二杯目のホッピーを飲み終え、店を出た。雨足が強くなり、空が光っていた。スカイツリーも遠くに霞み、春雷が鳴り響く。

あいにく傘を持っていなかったので、駅まで一気に走る事になった。昼間の気温がまだ残っていたせいか、雨に濡れても苦にならなかったナ。

さて、日本橋から銀座線に乗り換え、神田へ。JRで鶯谷駅まで出た。
北口から不夜城『信濃路』の脇を抜けてホテル街へススむ。この時間になると既に「立ちん坊」達が現れるのだナ。この街は本当に怪しい。

言問通りを渡り、根岸の里の侘びた路地へ入ると居酒屋『鍵屋』の灯りが見える。
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ガラリと戸を開けると、既に酒朋ビリー隊長が燗付け器の前で一人酒を酌んでいた。
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隣りに座り、僕も桜正宗のぬる燗を頂いた。

店主の健太郎さん、最初小さなお猪口を置いたが、スグに大きな蛇の目に交換してくれた。
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そうそう、先客ビリーに遅れを取っちゃいかんからネ。

鰻のくりから焼きが終了していたので、いつもの煮奴をお願いした。
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これは一年中通して、食べたくなる一品だナ。

ビリーが頼んだお新香も酒がススむ。
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人参と茄子が飛切り美味い。

この日の健太郎さん、実に上機嫌であった。
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僕も気になっていた太田和彦さんの新著「男と女の居酒屋作法」の表紙に此処の酒と肴が出ていたからネ。中ページでもとても雰囲気の良い写真が出ていた。
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もう一冊、雑誌『食楽』の人気連載、なぎら健壱さんの「絶滅食堂で逢いましょう」のコーナーにも登場されたのだネ。
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これは、絶対に買わなくちゃだ!

そんな訳で、健太郎さんは時代物の貸し徳利(貧乏徳利とも云う)を手にパチリ!
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実に素敵な笑顔でしたナ。
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鍵屋は、桜正宗の他に大関と菊正宗も置いてある。
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この日は、入口近くのカウンターにその大関の方と酒問屋の方が居た。では、やっぱり吞まないとネ。
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と言う訳で、僕らも大関を一献頂いた。
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他のお客さんも引けて、静かになった頃合いに女将さんが煮こごりを出してくれた。
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あぁ、初夏が近づいているのだネ。
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ご主人、外の暖簾を仕舞い、爽やかな花菖蒲の白い暖簾に掛け替えた。
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春雷も止み、外はいつの間にか雨が上がった様だ。
湿り気を残す夜風が、どこからか沈丁花の香りを運んで来た。

駅でビリー隊長と別れ、家路へと向かう。ちゃんと寝落ちせぬ様に立って帰ったのだナ。ムフフ。
by cafegent | 2012-04-25 14:44 | 飲み歩き | Trackback | Comments(2)
昨日の天気が嘘の様に今日の東京は夏の陽射しだネ。外に2時間程出ていたら、顔が焼けた。
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葛西臨海公園では、一足早く大きな鯉のぼりが風に泳いでいた。
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暦では、ゴールデンウィークが明けたら、初夏が始まるのだネ。

22日の日曜日は、午後から雨が降るとの予報だったのだが、目黒区の駒場公園で恒例のBBQ飲み会が催された。

朝、少し雨が降っていたが、昼前に天気も持ち直ていた。家の掃除を終えて、渋谷経由で駒場東大前駅まで出掛けた。
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おや、始まってる、始まってる。
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駒場公園では、山桜が満開だったし、まだソメイヨシノも残っていた。
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先ずは、缶ビールを頂いて皆に追いつくとしよう。

渋谷のんべい横丁にバー『CURVA』を営む「よっさん」こと立石クンと健太郎クン、そして「しょうちゃん」こと料理人の正田雄為さん、ベーシストのオースティン達が中心となって、本格的なバーベキューを振る舞ってくれたのだ。
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春の観桜酒宴にカンパ〜イ!

オースティン担当のタンドーリポーク、美味い!
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こりゃ、酒もススむネ。
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いつも夜遅くのバーでしか顔を合わせない呑み仲間たちが、こうして昼間から集まるのも年に一度の愉しみだ。
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ユニバーサルミュージックの藤田クンも何だか貫祿が増してきたネ。

塙(はなわ)早織ちゃんは足自慢らしく、ジーンズモデルなのだとか。
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ハイ、カンパ〜イ!
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で、一緒にパチリ!

おや、やっぱり美女のお酌は、一段と美酒になるネ。
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むふふ、のウヒヒ!
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で、カンパイ!

どうですか、この肉の塊!
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本格的なシュラスコ料理には、サッパリとしたトマトのガスパチョ風ソースがバッチグーでしたナ。
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松田ユミちゃんも遅れて登場!
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ハイ、一緒にパチリ!いつもながら可愛いネ。
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あぁ、次から次と酒がススむ。幸せだ!

このネコちゃんは、最初野良猫だったのだけれど、今では素晴らしい飼い主に巡り会う事が出来たのだナ。
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ちなみに飼い主は男のコだが、僕はこのコもイイナ。
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諏訪ちゃんもVANのスタジャンがバッチリ決まってましたネ。
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発起人の一人、健太郎クンも日本酒でひと息!
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オースティンは、にごり酒だネ。

そうそう、この日のメニューを紹介しておかなくちゃネ。

春野菜たっぷりのラタトゥーユに焼きタケノコ、インド人もビックリなタンドーリ味のポーク肉、本格的な牛スジのどて焼き、そして先程僕が食べたシュラスコだ。
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更に静岡から、本場の静岡おでんも登場したので、どのBBQ台にも人集りが出来たのだネ。
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このラムローストも美味かった!
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この可愛いコは、健太郎クンの後釜に『タイト』の日曜日に入っているのだとか。こりゃ、早速行かなくちゃ!

こちらは、マシュマロを焼いている。
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遠い昔のボーイスカウトを思い出すナ。

〆は、しょうちゃんが腕を振るう「そばめし」だ!
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これが、アウトドア料理とは思えない程の美味しさだった。いやぁ、凄いなぁ。
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更に、おうどんなども振る舞われ、最高に愉しいBBQだった。よっさん、お疲れさん!そして、しょうちゃん、健太郎クン達もありがとうネ!今一度乾杯して締めくくろう。
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最後は皆で記念撮影をパチリ!
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それにしても毎度々々この春のBBQ酒宴は、美女が沢山集うネ。
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もちろん、オジサンは嬉しい限りなのでアール。

てな訳で、よっさん!また、来年もヨロシクね!
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by cafegent | 2012-04-24 17:51 | 飲み歩き | Trackback | Comments(2)
今日の東京は霧雨が降り、少し肌寒い。明日はまた初夏の陽気になるらしいが、気温差が激しいと躯の調子が狂うのだナ。

先日は桜流しの雨が美しい花筏を見せてくれたが、今日の様な雨は春時雨(はるしぐれ)とでも云うのだろうか。
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不動公園の片隅ではアヤメの花が雨を浴び、美しさを増していた。
こんな時に雨の日も素敵だなぁ、と思うのだネ。

週末の土曜日、東京は朝から冬に戻ったかの様に寒かった。東急池上線のホームでは、雀が朝ご飯を求めて線路に降りていた。
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お腹一杯になったのか、ふっくらとしていたナ。

東京駅から新幹線に乗り桜咲く新潟を目指した。深川めしと酒を買い込み、MAXときに乗り込んだ。
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さぁ、居酒屋新幹線の旅が始まるのだ。
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昼過ぎに新潟に到着。

新潟では、この時季「高田お花見号」と云う臨時列車も出ている。直江津から高田間、満開の桜の中を列車が走るのだネ。
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日本三大夜桜に数えられる高田の桜は、夜のライトアップされた城と桜が幻想的で美しい。
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新潟駅で俳句仲間の佐々木夫妻とお遭いしたので、一緒に白新線・特急いなほ5号に乗り菊水酒造の在る新発田(しばた)駅へと向かった。

新発田駅からは、タクシーに乗り菊水酒造さんへと移動した。
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途中、桜が見事に咲き誇りお花見をしている方々を多く見かけた。
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この日の新潟がフェーン現象の影響か、初夏の様な陽射しだった。

先に到着していた吉田類さんは加治川の畔で一人吟行をしていた。僕も俳句のお題を求めて加治川沿いを歩いてみた。
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川面の上を低く飛び、川岸に舞い降りたのはハクセキレイだった。
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この辺りは鳥達の餌も豊富そうだネ。
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樹々の上からはヒヨドリの啼く声が聴こえてくる。
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土手では小さな土筆(つくし)が顔を出していた。

以前、詠んだ句を思い出した。

    土筆摘み かがむ乳房も 揺れてをり    八十八

加治川の向こうにはまだ雪が残る飯豊(いいで)連峰が連なる。
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暖かい陽射しの中で眺める残雪も美しい。

「菊水」を造る菊水酒造は、飯豊山系を源流とする加治川沿いに建つ。
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「ふなぐち」やにごり酒の「五郎八」など僕の好きな酒を多く造っている。越後が誇る米のみならず、飯豊連峰の雪解け水などが良質の軟水となり、美味い酒が生まれるのだネ。

千雪さんは桜の着物が素晴らしい。
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吉田類さん主宰の句会「舟」は、今回この菊水酒造に在る『日本酒文化研究所』にて催された。
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伊勢さんをはじめ、句会仲間が次々と到着だ。
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此処には我が国初の有機空間の認定を受けた酒蔵「節五郎蔵」が在る。
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江戸時代元禄期に造られていた酒の味を再現して造られた「節五郎元禄酒」の製造工程を見学させて頂いた。漕口(ふなくち)は、酒を絞る木製の水槽が舟型をしていたことからその名が付いたと伺った。
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また、貯蔵蔵の奥に置かれた木の大樽も見事に江戸期の酒造りを再現していたネ。
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此処には、盃を置く「杯台」の膨大なコレクションが有り、それはもう見事だ。
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昔は直に盃を置くのはマナーに反するとのことで、細かく装飾を施した杯台が普及したそうだ。
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また、時代物の燗付け器も素晴らしく、酒好きには堪らないコレクションばかりでアル。
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更に酒や食文化に関する書籍の蔵書も凄い。

学術本のみならず、僕が集めているような吉田健一や池田弥三郎等の食の随筆本等も沢山集められている。
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もちろん、我らが吉田類さんの本も何冊も有りましたヨ。

さて、酒蔵見学や素晴らしい加治川の眺めなどをお題に各自三句を詠むこととなった。
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類さんも思案中。
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そして、句会の皆さんも思い々々句を考えている。

皆さんの投句が終わるまで、暫く美味しい菊水さんの造る酒を愉しむことにする。
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新潟と云えば笹団子だネ。僕は甘いものを食べながら酒を吞むのも好きなので、もう嬉しくて仕様がない。
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「無冠帝(むかんてい)」の吟醸は、後味スッキリで料理との相性も良い酒だナ。

こちらは、新潟名物「ぽっぽ焼き」だ。
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黒糖を使った菓子パンの様で実に美味い。新発田では「蒸気パン」と呼ぶと教えて貰った。

今回は菊水酒造さんでも開催されている句会の方々も参加された。
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俳号「小紫」さんこと綾子さんを含め、皆さん新潟の方だったので、今後の新潟の旅も一層楽しくなりそうだ。
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おや、伊勢さんと泥頭さんは早々に句を提出したのか、余裕で飲んで居ましたネ。

投句が終わり、先ずは、菊水で乾杯!
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そして、真剣に句を選ぶのだネ。
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さぁ、皆さん「天」と「地」の二句を選び、発表となった。
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主宰から講評を聞くのが一番愉しい。
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この日一番、「天」3つと「地」2つを獲得した句をご紹介しよう。

       酒の神 麹の床に 春眠す     泥頭

泥頭(でいず)さんの句は、先程ご案内戴いた蔵の「床(とこ)室」で寝かせている米麹を見事に詠んでおりましたナ。

私、八十八が「地」に取った句をご紹介。

       花散りて 地蔵様にも 髪飾り   夢音

新潟で俳句を詠んでいる夢音さんの句は、なんとも愛らしい光景が目に浮かぶネ。

では、主宰の句もご紹介しよう。

       黄水仙 マドモワゼルの 吐息(といき)かな

類さんが先程歩いた加治川の土手には沢山の黄水仙が咲いていた。
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新発田の自然を歩き、絶妙なセンスで情景を切り取った一句でした。
こちらは、千雪さんと泥頭さんが「地」に取りましたネ。

ついでに八十八の詠んだ句もひとつ。

       紋白の羽根ひろげたる日和哉(ひよりかな)

この日は、本当に素晴らしい天気に恵まれた。加治川の土手を気持ち良さそうに飛んで来た紋白蝶が、羽根を広げて休みたくなる程の長閑な気候だったのだナ。

無事に句会も終わり、夕方から菊水酒造で働く皆様達と共に『菊水観桜会』が催された。
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菊水酒造の五代目、高澤社長からご挨拶を賜り、いざ酒宴へ。

毎回、江戸料理を再現して振る舞われるとの事。今回も此処『日本酒文化研究所』が所蔵する江戸料理の文献から幾つもの料理を再現して、割烹『志まや』さんが春らしいお重にして提供してくれた。
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「料理早指南」「豆腐百珍」「素人包丁」等の文献の中から、「桜ますのすずめ焼き」や「三色田楽」、「桜飯」などが作られた。

「素人包丁」に書かれた桜飯は、蛸を煮て桜色を出して、ご飯を炊いたのだネ。
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見事な江戸料理だが、味もまた素晴らしかったナ。
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最後に出た「菊水の酒粕」を使用した根菜粕汁も美味。
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江戸元禄期の酒を再現した「節五郎元禄酒」は度数が高いが、実に奥深い味わいの酒だった。
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素敵な方にお酌して頂くと、一層酒も美味くなるのだナ。
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あぁ、至福の味わいだ。
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今回も伊勢さん、大変お疲れさまでした。
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吉田類さんも前日のイベントでも大いに吞まれたそうだが、この日も楽しく吞まれてましたネ。
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佐々木夫妻、千雪さん、ゆりいさんもお疲れさまでした。
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泥頭さんも夢音さんと俳句&酒談義に花を咲かせておりましたナ。

皆さん、大いに吞み、楽しく交流を深めることが出来た。
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次回は一泊して地元の方々行きつけの店で酒宴といきたいところだ。

名残惜しかったが、翌日東京で予定が入っていたので僕は一人先に新発田を後にした。
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短い滞在だったが、新発田では沢山の俳句のお題が見つかった。

帰りの新幹線では、車中ずっと手帖に句を詠んだ。もちろん酒を片手にだった事は、云うまでもないのだナ。
by cafegent | 2012-04-23 16:29 | 食べる | Trackback | Comments(0)
ボクの大好きなアメコミ「MARVEL」の中で、スーパーヒーローたちが一堂に介して戦う『AVENGERS』(アベンジャーズ)シリーズがある。
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アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソウを中心として、ハルクやブラック・ウィドウ、ホーク・アイなどが参加したマーヴェル・コミックスの代表作だ。
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左側が1963年9月に発売されたオリジナルで、右側はその33年後、1966年9月に発売されたリメイク版でクィック・シルバーやジャイアント・マンも登場している。

マーヴェルの創設者、スタン・リーとジャック・カービーによって生み出されたヒーローは、スパイダーマンやファンタスティック4、X−メンだけじゃない。
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SFXの技術が劇的に向上し、数々のアメリカン・コミックスのヒーローたちが映画化されているので、我が国でも様々なアメコミ・ヒーローたちを知ることが出来るようになった。

僕が企画プロデュースをして渋谷パルコミュージアムで『MARVELファンクラブ』展を開催した2003年は、映画『スパイダーマン』が大ブレイクしていた時だったので、沢山の方々が足を運んで頂き、まだ映画化されていないスーパーヒーローたちを紹介することが出来た。

あれから9年が経ち、アイアンマンやマイティ・ソウ、デアデビル、シルバーサーファー、ゴーストライダー等々、沢山のヒーローが映画化されたネ。

そして今年の8月、満を持してこの映画『アベンジャーズ』が公開されるのだネ。
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テレビで予告CMが流れる様になったので、もう今からワクワク、ドキドキしている。
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自他共にマーヴェル・コミックスの大ファンとして知られるスカパラの大森さんもきっと愉しみにしていることだろうネ。映画を観た後で、とことんマーヴェル・ヒーローの話をしてみたいものだナ。
      ◇          ◇          ◇
さて、夕べは四谷の老舗酒店『鈴傳』にて酒仲間たちと合流。
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木曜の午後6時半だと云うのに満杯で酒屋の方まで人で溢れていた。

この日は電話を入れて貰い奥の広い卓を予約して貰っていたのだが、僕らが到着する少し前に大河ドラマ「龍馬伝」の主役を張った某歌手兼俳優のお方が、6名程でやって来て僕らが予約した席に収まっていた。

そんな訳で、僕らも都合5人だったが通路側の小さな卓でギュウギュウになって吞むことに相成った。まぁ、それはそれで愉しいのだがネ。

一緒に吞んだ写真家の姐さんは、「あぁ、写真も撮る人ね。わたしゃ、角松敏生以外まるで興味が無い!」と豪語していましたナ。
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先ずは、ビールの小瓶とポテサラを貰って、喉を潤す。
徐々に酒朋たちが合流し、酒宴と化す。
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ビールの後は、宮城の地酒美山錦の「日輪田」の純米酒を頂いた。
途中、仕事を中抜けしてきたバーバラ嬢が一杯だけ!と飲みに来た。
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ビールをクゥーッと飲み干して自転車で颯爽と仕事場に戻って行きましたナ。
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美女三役揃い踏みってか!(笑)

二杯目は高知の南酒蔵が造る「南 純米中取り 無濾過生」を頂いた。
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爽やかな香りで、口当たりもキリリとして美味かった。
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いつもは、一杯380円の満寿泉か清泉を頂くのだが、夕べは美女たちが集って居たので奮発して550円の酒など頼んでしまった。此処は本当に酒の品揃えが良いので、日本酒好きには堪らないネ。

此処には渋い年代物の酒燗器が有るのだが、夏が近づくと燗酒は無くなるのだネ。

ひっきりなしにお客さんが入って来るので、僕らも1時間半程で終了。皆でタクシーに乗り神保町へと移動。
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『兵六』の暖簾を潜り、さつま無双を頂いた。
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玉ねぎ新しょうが和えも酒のアテに良い。
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こちらは、兵六名物「兵六揚げ」だ。
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しめ鯖のぬたも酒がススむ。
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ぬか漬けも酒に合うネ。

このお皿、初代店主の文字がイイ味を出している。
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「酒はい々なぁ 兵六」と書いてあるのだヨ。

『兵六』の閉店時間が近づいた。勢い付いた僕らは『明治屋2nd』へ向かった。二日連続でお邪魔しちゃいましたナ。
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オニオンリングをつまみ、ビールがススむ。
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吞んだフル氏も兵六から合流してくれましたネ。
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姐さん、今度は日本酒へ。
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宮城県鳴子の地酒、純米吟醸の「雪渡り友酔(ゆうすい)」を冷酒で頂いた。
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そうそう、この日一緒に呑んだ美弥子ちゃんの写真が展示される「第37回全国写真公募展 視点」が6月1日から東京都美術館で開催される。
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その入場券に彼女の写真作品が起用されたのだネ。
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凄いネ、嬉しいネ。
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師匠の姐さんもさぞかし鼻が高いだろうネ。

こうして終電ギリギリまで、愉しく吞んだ木曜の夜であった。

電車で寝落ちこそ免れたが、案の定、家に着いた途端に果てた。
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そして、朝までソファの前で爆睡してしまった。トホホのホッ!
by cafegent | 2012-04-20 15:21 | 飲み歩き | Trackback | Comments(4)
春は沢山の花が咲くので、街歩きも愉しい限りでアル。
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シャガの花もあちこちで咲いている。
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仕事場近くの目黒区立不動公園では、ソメイヨシノがすっかり葉桜となり、今度は里桜の関山(カンザン)が見事に満開となっている。
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この桜は花が密集して咲くので、開花期間も長い。
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昔の花見は山桜を愛でていた。奈良の吉野山の桜も山桜だネ。花と葉が一緒に開くのが山桜の特徴だが、野生種のモノを園芸用、栽培用の品種にしたのが里桜と呼ぶ。

早春に咲く緋寒桜(ヒカンザクラ)や河津桜、先日まで絢爛豪華に咲き誇っていた江戸彼岸桜や染井吉野、そして今はこの里桜を楽しむことが出来る。

そして、桜草も沢山咲き出す季節になっているネ。

      花散りて 足元にまた 桜草     八十八

札幌に暮らす我が父は、小さな桜草を三百種類以上も育てていた。
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毎年五月の中旬頃になるとひな壇を作り、桜草の鉢を並べていたが、それはもう壮観な眺めだった。
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けれども本人がもう満足しきったのか、その総ての鉢を寄付してしまった。今は庭に植えた桜草を眺めているだけで満足しているみたいだ。
      ◇         ◇         ◇
昨日は漫画家・大友克洋さんの原画展を拝見して来た。
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会場は旧錬成中学校を改修して生まれた『3331 Arts Chiyoda』だ。
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此処は小さな画廊も沢山入居しており、僕も時折訪れている。

今回の展覧会は代表作でもある漫画「AKIRA」の約2,300枚にも及ぶ全原画を含む3,000枚もの原画が展示されている。
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20年ぶりに画集を出版する準備を進めて、今年にも小さな原画展を開催する予定だったのだが、東日本大震災から一年が経ち、宮城県出身者として何かしたいと考え、チャリティー展を開くことにしたそうだ。

先日他界したフランスの漫画バンデシネの巨匠メビウスの作品も僕は大好きでアル。そのメビウスとも深く交流を続けていた大友さんの画風もまた、漫画の枠を大きく越えて緻密で壮大なスケールの構図など、僕らを魅了し続けている。

『ショートピース』を読んでから好きになり、矢作俊彦原作の『気分はもう戦争』ですっかり大友作品のファンになった。以来、『AKIRA』や映画『スチームボーイ』等々、欠かさず観ているのだナ。

今回、貴重な原画の数々を間近で拝見することが出来、改めてその凄さに恐れ入るばかりだった。懐かし漫画の原画など混雑する中、暫く足を止めて魅入ってしまった。
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また会場では、なんとあの金田バイクが展示されており、500円以上の募金をすれば赤いレザージャケットを着用してバイクにまたがって撮影も出来るのだ。
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他にも漫画の一場面を再現して写真を撮れたりもする。
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本展は、完全予約制だが、震災の復興支援でもあり、観る価値も十分。
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来月30日まで開催しているので、是非観て戴きたい展覧会だ。

会場を後にして、昼ご飯を食べに行くことにした。

アーツ千代田から歩いて1分程の『お料理 花ぶさ』へ。
此処は池波正太郎先生が愛した料理屋だ。暖簾の文字も先生の手によるもの。二階の座敷にも池波先生が描いた絵が飾られている。
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此処のランチがこれまたお得なのだナ。料理長曰く、昼は数年前に試しに始めたら好評で止める訳にはいかなくなってしまったそうだ。

採算度外視だが、お客さんの喜ぶ顔が堪らなく嬉しいので、続けているとのこと。嬉しいネ、優しいネ。

そんな訳で、この日は「海老とほたるイカの天ぷら」にした。
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ご飯は、今が旬の筍炊き込みご飯。
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そして漬け物ときんぴら牛蒡、なめこの赤出し味噌汁が添えられる。食後には白玉汁粉まで付いて千円なのだから、本当に嬉しい限り。

素晴らしい展覧会と美味しい昼ご飯、あぁ朝から幸せだった。
      ◇         ◇         ◇
さて、夕方から外苑前の代理店でCMの打ち合わせがあったので、いつもより遅い酒場入りとなった。

午後7時半、銀座線で渋谷まで出て『富士屋本店』の階段を下りる。
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水曜は何処もノー残業デーなのか、凹凸型の変形コの字カウンターは前も後ろも満員御礼ってな具合だったネ。

酒朋ビリー隊長が先に来ていたが、ひと際背が高いのでスグ判った。
ハムきゃ別をアテに大瓶で喉を潤した。
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暫くするとさっきまで打ち合わせをしていた代理店の悦郎さんも合流。彼も此処『富士屋本店』のご常連、焼酎のボトルとウコン茶をキープしているのだナ。

カウンターの向こうに知った顔が居た。以前、パルコミュージアムの展覧会で作品を描いて頂いたKENYA君と古い知り合いのJBだった。久しぶりに遭ったJBは、亡きひとみ姐さんの仕事のボスだったこともあったので、随分と懐かしかった。

暫く皆で酒を酌み交わし、僕とビリーは神保町へと移動した。
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『兵六』の暖簾を潜るとコの字カウンターの奥席に知った顔。
先日、祐天寺の『ばん』でご一緒した工藤さんがお友達を連れて初兵六だったらしい。
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兵六の宮崎駿さんの隣りで愉しく吞まれていましたネ。
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僕は、つぶ貝ガーリック炒めを肴にさつま無双を湯で割って吞む。
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ビリーは旬の針魚(サヨリ)を塩焼きで。おぉ、これまた美味しかったなぁ。
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そして、いつのまにやら知った顔ばかりになっている。
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そして、この日もラストまで愉しく酒を頂くことが出来た。

ビリー隊長は家路へと急ぐ。トクちゃんは、新宿花園神社へと消えて行った。残った我々は神保町『二郎』の斜め前に在る酒場『明治屋2nd』へお邪魔することにした。
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中を覗けば、ドクターが先に来ておりましたナ。
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此処に来るとヒューガルデンの生が飲めるのが嬉しい。
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最近、吞める店が減ったからネ。ビールの友は「ぶたりめ」だ。
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コレ、スモークした豚肉をイカのあたりめの様にして食すのだが、堪らなく美味い。
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此処は料理も充実しているので、重宝するネ。

隣りにはこんな艶やかな美女も一人で来ておりましたナ。
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皆さん、その背中に釘付けだ!

吞んだフルさんとマタエモンさんもゴキゲンなご様子。
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またしてもドーンッと来ましたネ。

そんなこんなで、夕べも愉しく神保町の夜は更けて行ったのでアール。

「大友克洋GENGA展」のサイト
by cafegent | 2012-04-19 15:46 | 飲み歩き | Trackback | Comments(2)
東京の桜は殆どが散って来たネ。でも、枝垂れ桜は少し遅咲きらしく今が見頃だ。
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目黒不動尊の本堂の脇に在る老桜も見事に咲いている。

路傍では、小さな春の花も沢山咲き始めている。
黄色い小さな花は鬼田平子(オニタヒラコ)だ。
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こうして写すと判らないが、実際は小指の爪よりも小さい花なのだ。
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同じく小さいが愛らしいのは、蔦葉海蘭(ツタバウンラン)と云う帰化植物。薄紫色が美しい花でアル。
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余りにも小さな花なので、気付かないことが多いかもしれないナ。
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チューリップも沢山咲いているし、春爛漫だ。

さて、今朝のこと。高血圧の薬を貰いにいつもの病院に向かう途中、商店街の脇道から一匹の犬が現れた。

黒目をウルウルさせながら時折からだも振るわせている。
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僕が気付くとその目を合わせて、足元に寄ってくるのだナ。たぶん、腹を空かせているのだろう。とても可愛い犬種だが、首輪も付けておらず捨て犬かもしれないと思い、駅近くの交番に保護を求めに行った。

交番に着いて、「首輪をつけていない犬は、野良犬か捨て犬ですか?」と聞くと、お巡りさん間髪入れずに「あぁ、この犬のことかナ?」と中を指差した。すると僕が出逢った迷い犬と全く同じ犬種だったのだ。

こりゃ、数匹まとめて夜中にでも捨てた輩が居たんだろうネ。ロクでもないネ。
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どうも子犬じゃなくて成犬らしい。つぶらな瞳が切なくて胸が締めつけられる思いだったが、もう一匹もお巡りさんに託して、病院へと向かった。

ハテ、今頃あのコたちはどうしているのだろうか?心配だが、我が家では飼えないしなぁ。
      ◇          ◇          ◇
閑話休題。

先日、恵比寿の老舗居酒屋『さいき』にお邪魔した。午後八時を廻った頃合いだったが、タイミング良くカウンターに座ることが出来た。

此処は最初に三品の料理を出してくれるので、ゆっくり酒を愉しみながら酒の肴を考えることが出来るのが嬉しい。

お隣にはご常連の寺尾研さんが先客で吞んでおりましたナ。
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この日は、先ず鳥から揚げの甘酢和え、厚揚げとフキが出て来た。
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鳥から揚げはビールに合う一品だ。
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フキも良い塩梅に味が沁みていた。
日本酒に合う肴ばかりだから、早々にビールを切り上なくちゃ。

三品目はお刺身だ。マグロと細魚(さより)のお造り。
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細魚も旬の時季を迎えたネ。
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一の蔵がススむのだナ。
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店主のクニさんも元気そうで、何より。
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春の山菜天ぷらを頂いて、酒のお代わりも続いたのだネ。

程よく吞んだし、二軒目へと移動。
歩いて数歩に位置するもつ焼き『縄のれん』へ。
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飛び切りの焼酎ハイボールを戴き、牛ハラミ串を焼いて貰う。
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レバー、シロ、ミノなどを焼いて貰いボールのお代わりもススむ。
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数年前まで恵比寿に住んでいたので、この辺りの酒場は毎晩の様に世話になっていた。
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此処のご主人夫妻とサトシ君にも本当にお世話になっている。

今は、以前程来られなくなってしまったが、それでも戸を開けた途端に優しい笑顔で迎えてくれるのが堪らなく嬉しい。

東京のあちらこちらに、こんな居心地の良い酒場が沢山あるから、東京ハシゴ酒は日々ヤメられないのだナ。
by cafegent | 2012-04-18 17:06 | 飲み歩き | Trackback | Comments(4)
今朝、酒朋コカ爺ぃこと小梶嗣(こかじみつぐ)さんから携帯にメールが届いた。

何々?立川駅ビルグランデュオの6Fに在る本と雑貨の店『オリオンパピルス』にて、自身がライフワークにしているスクラップブックが展示されているとのこと。

午前中の所用を済ませ、さっそく立川駅まで出掛けて来た。途中三鷹を過ぎた辺りから空が灰色になりだしたが、立川駅に着いた時にはもう雨が降っていた。

だが、駅ビル故に傘も要らずだ。そのままエレベーターで6階へ。
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此処は、月代わりでゲストに棚を自由に開放しているそうだ。
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今月の棚の主が、コカ爺ぃって訳なのだネ。
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さて、肝心の棚だが、ご覧の通りもはや棚の域を越えており一つのオブジェと化していた。コカ爺ぃ曰く「避雷針がついた稀有で異常な本棚」とのこと。なるほど、だから外で春雷が鳴り響いていても、この本棚は大丈夫なのだネ。

この棚の中に過去に彼が製作したスクラップブックの数々が納められている。
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ただ、残念ながら外からアクリル板で覆われており一冊以外は手に取ることが出来ない。
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静岡クレマチスの丘に在る『IZU PHOTO MUSEUM』で開催中の「荒木経惟写真集展 アラーキー」は、展示されている400冊以上もの写真集が手に取って観られるのだが、さすがに小さな書店ではそう云う訳にはいかないのだナ。
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手に取って捲ることが出来るスクラップブックは、今回の展示用に発売中の雑誌「HUGE」4月号をベースに使用してスクラップしていた。
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ただ、展示する頃には既に5月号が店頭に並んでいた。〈雑誌のスピードに、勝つことはできなかった。〉と云うオチまで付いていた(苦笑)
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彼のスクラップブックは単に新聞や雑誌のお気に入りを切り貼りするだけじゃない。一冊毎にコンセプトを立てて、実に素敵なタイトルまで付けられている。
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例えば、「本棚の美」「米国植草甚一水脈」「改造する精神 奇妙なカタチ」「編集者山脈」「ぼくのトーキョー まぼろしの東京」などなど。

市販のスクラップブックを使わず、読み終えた雑誌や機内誌等を台紙として貼るのだナ。ベースの誌面と貼付けられた切り抜きが奇妙なカタチとなって混在する。
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彼は現在朝日新聞社に務めているのだが、朝日新聞出版から刊行された我が兄の本「ぼくは散歩と雑学が好きだった。 小西康陽のコラム1993-2008」の編集も手掛けている。要するに、編集者ならではの視点で、究極の「自分だけの雑誌」を作っているのだネ。

そして、この本のスクラッピングの仕方がとても面白い。

台紙となるページに切り抜きをアラビックヤマトのりで貼った後、梱包用に使う透明のパイロンテープでページ全体を覆ってしまうのだ。
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こうすることによりページに艶と独特の存在感が出来る。ここまで辿り着くまでには、かなりの試行錯誤をしたそうだ。
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現在、既に100冊以上ものスクラップブックを製作しているらしい。
兎に角、自ら植草甚一フリークと称している様に、日記、コラージュ、スクラッピングの総てに影響を受けていると云う。

今までにも数々のスクラッパーは居る。ピーター・ビアードや大竹伸朗のアートとしてのスクラップブック。あるいは江戸川乱歩、今和次郎の様な考現学的役割なスクラップブック。彼もまた時代を切り取り、各分野に分けながら文化を創り上げているのだネ。

そう云えば、先に揚げたアラーキーの展覧会でも初期にゼロックスを使って自分で手作りした写真集のシリーズが展示されていた。

手に取って眺めるだけで、当時のアラーキーの写真に対する情熱が伝わってくるのだが、このスクラップブックも同様なパッションを感じることが出来た。
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コカ爺ぃ、立会川『鳥勝』や立石『宇ち多゛』で、ただ酔っ払ってるだけじゃないのだネ。
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いやぁ、恐るべし。そして感動!
     ◇         ◇         ◇
閑話休題。

夕べは無性にハイボールが飲みたい気分だった。目黒から山手線に乗り新橋へと向かう。

土橋の交差点から高架沿いに歩き、バー『ロックフィッシュ』へ。
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既に賑わっていたが、カウンターが空いていた。

迷わず、キリリと冷えた銀座ハイボールをお願いする。爽やかなレモンピールの香りが鼻をくすぐり、心地良い炭酸が喉を刺激する。あぁ、クィクィと喉を通るのだナ。
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此処は酒の肴も美味しいのだが、昼飯が遅かったので、この日は酒だけにした。次回はスコッチ・エッグとコーンビーフサンドを食べたいのだナ。

三杯目をお代わりした頃、仕事を終えたカミサンが合流した。此処は彼女の仕事場から五分もかからないからネ。

最後にもう一杯お代わりしご馳走様だ。

春らしい風が銀座の路地裏を吹き抜けて行く。
バー『TOSTI』の窓も開け放たれ、時折優しい風が顔を撫でてくれる。
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4杯のハイボールでほろ酔い気味になった頭をリフレッシュしたい。

『Tony's Bar』の面影を残すドアの丸い船窓を眺めていたら、ヘミングウェイの愛したカクテルが飲みたくなった。

ラムとフレッシュライムだけでダイキリをお願いした。
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本来のダイキリは砂糖を入れて甘く仕上げるのだが、キリリとした甘く無いダイキリを作って貰う。

三枝さんは、メキシカン・ラム「モカンボ」の20年で作ってくれた。
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このアートエディションのボトルも素敵だったナ。
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このカクテルは、キューバのバーでは「パパ・ヘミングウェイ」と呼ばれている。
かつて訪れたハバナの街を思い出しながら、じっくりと味わった。ラム特有の甘みを堪能出来るので好きな一杯だ。

そう云えば、フローズン・ダイキリは「パパ・ダイキリ」と呼ぶ。これも砂糖抜きで作っていたっけ。あぁ、懐かしい。
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カミサンは、ギムレットを頂いていた。

二杯目は、強い香りが欲しくなり、シャルトリューズのカクテルをお願いする。
スパイシーなハーブの香りを放つ緑色のシャルトリューズ・ヴェールとドライジンで作る「グリーン・アラスカ」を炭酸で割って貰う。
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邪道な様だが、これが堪らなく爽やかで美味いのだナ。

この日は、明石焼きが食べたかったので、数寄屋橋に在る『たこ八』に行こうと決めていた。
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此処のたこ焼きはふわふわでシュークリームの様なのだ。これを風味豊かなダシに浸して口に運べば、至福の味わいとなる。だが、考えが甘かった。店内びっしりと埋まっている。やんわりと「暫くは無理みたい」と断られたので、仕方無く思考回路を巡らす。

そしてラーメン『朧月』の手前に在る名古屋『錦』の味そのままのカレーうどん屋『煉』さんにお邪魔した。
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名古屋と云えば『錦』のカレーうどん!そのカレー粉も作り方も受け継いでいるだけあってとても美味い。
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富士山の水で作っていると云う油揚げも気仙沼から毎日仕入れている長ネギもこのカレーうどんに欠かせない名脇役だ。
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ウコンが効いたカレーうどんで、肝臓を労らなくちゃネ!

銀座の夜も更けて行く。クラブ帰りの客で混まないうちに家路に向ったのであった。
by cafegent | 2012-04-17 18:36 | 飲み歩き | Trackback | Comments(3)
東京に春を運んでくれた桜はもう可成り葉桜になって来た。

良く晴れた日曜日、広尾の『山種美術館』まで出掛けた。家から約一時間程歩いたが心地良い汗をかいた。
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山種美術館では毎年恒例の「桜 さくら SAKURA 2012」展が催されている。
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この美術館は2009年まで千鳥が淵の近くに在ったので、毎年桜の季節が来ると桜をテーマにした展覧会を開き多くの人々を魅了して来た。
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豪華絢爛に咲き誇り、潔く見事に散る桜。
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この奈良吉野の桜や千鳥が淵の桜、古来から日本人を魅了し続けている桜の花は多くの画家たちが描き続けている。速水御舟、横山大観、そして奥村土牛、石田武などの桜に暫し足を止めて魅入ってしまった。
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丁度土曜日放映の「美の巨人たち」で奥村土牛の「醍醐」を取り上げていたので、その絵を目当てに多くの方々が来場していたナ。

たっぷりと絵で花見を堪能し、いつもの野方へと移動することにした。
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渋谷川の近くでは、もうツツジの花が咲いていた。随分と早いねぇ。

恵比寿駅構内のエビスビールのバーにてひと息!
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サスガに生ビールが美味い!

JRにて高田馬場まで出て、新井薬師まで移動。そこから、また二駅歩くことにした。野方に着くと、この日の『秋元屋』前には知った顔ばかりが集まっていたネ。

神保町の酒場『兵六』に集う方々が一堂に並んでる。

そんな訳で、四時丁度にいつものカウンター席へ。
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サッポロ赤星で乾いた喉を潤し、煮込みを戴いた。
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いつもながら美味い。
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生キャ別には、味噌&マヨネーズでネ。
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こちらのショウガ肉巻は、大人気なので品切れ前に頼まなくちゃ。

赤いボルサリーノがお似合いのドクターは、初秋元屋だ。
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焼き鳥は苦手だが、焼きとんは大丈夫との事。気に入って何よりだ!

暫くしてキクさんも合流。
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総勢8名でカウンター角を占めたのだナ。この日は、役者の渡辺哲さんもご来店。
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門前仲町の『大坂屋』でお逢いして以来、『河本』などの下町酒場でご一緒させて頂いている。哲さんも相当居酒屋がお好きらしく、ご紹介した酒場にちゃんと通ってくれるのが嬉しい限り。先日も『斎藤酒場』に行かれたみたいだ。
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あぁ、三冷ホッピーも美味い。
それにしても日が長くなったネ。午後5時を廻っても明るい。
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最後に生ピーマンとチキンボールを頂いて、勝手にピーマン肉詰めを食べて終了。

至福の四時秋元屋口開けでしたナ。

さて、二軒目はこれまたいつもの『焼き鳥きさぶろう』へ。
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いつもの奥席が一杯だったので駄目かと思いきや、この日から二階席が出来たとのこと。

今まで物置に使っていたそうだが、思いのほか広くてびっくりだ。
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厨房が無い分、広いのだネ。すんなりと大人数で座ることが出来た。
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此処に来たら必ず注文するフライドポテトとソーセージ揚げをアテに酎ハイと角ハイで乾杯だ。
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ソーセージ揚げの素朴な味わいがイイネ!
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なんとも昭和な味わいがGood!
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マタエモンさんと舌波(ゼッパ)さんも乾杯!
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おや?キクさん、いつのまにやらウトウトと!
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竹輪磯辺揚げも酒のアテに最高だ。
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トクちゃんはフィルムカメラで撮影開始。
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ハテ、何を撮っているのだろうか。
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おや、ドクターの胸に付いたバッヂかナ。こりゃ韓流アイドルか?

お目覚めのキクさんもまた復活。
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最後はみんなでドーンッ!とね。

日曜日も愉しい酒宴となった。
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気心しれた酒朋たちとの酒ほど美味いものはない。

      友酔はず我また酔はずいとまなく
             さかづきかはしこころを温む

友も酔わず、我もまた酔わず。暇(いとま)なく酌み交わす盃(さかずき)が心まで温くしてくれるのだナ。今日は牧水の歌で締め括ろう。

山種美術館「桜 さくら SAKURA」展のサイト
by cafegent | 2012-04-16 17:32 | 飲み歩き | Trackback | Comments(0)