東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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<   2013年 08月 ( 12 )   > この月の画像一覧

連載を続けている雑誌「ぴあ」の最新号「秋ぴあ」が発売された。
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今回は秋の紅葉特集なので、僕のハシゴ酒ツアーも小石川後楽園の紅葉狩りに始まり古書の街神保町へと歩いたのでアル。
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と云う訳で、刷り上がった雑誌を持って取材に応じて頂いたお店にご挨拶に伺った。
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老舗のビヤホール『ランチョン』は昼間っから美味しい生ビールが飲めるのでランチ&ビールに打ってつけの名店だ。
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このハンバーグサンドも絶品なのだナ。
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此処は時々店に立つ二代目と御子息兄弟の三代目それぞれにビールの注ぎ方が違うのだ。ご長男はゆっくりと二度に分けて注ぎふんわりした泡を造る。
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二代目と弟さんは一気に注ぐ派だ。
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その時によって継ぎ手が違うのだが、それぞれの生ビールを味わって貰いたいのだネ。
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続いて向かうは、立ち飲みバル酒場の『明治屋2nd』だ。
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猛暑の中、撮影時はエアコンが故障中だったっけ。
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秋の装いでの撮影だったから汗だくになったなぁ。
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お次はすずらん通り裏手の路地に佇む喫茶『ラドリオ』だ。
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時が昭和のまま止まった様な店内は心和む。
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古書店巡りに疲れたら、此処で旨い洋酒を味わうのも良いし、日本で最初に出したと云うウインナーコーヒーもオススメだ。

最後に本を届けたのは『ラドリオ』の先、三省堂書店の裏口前に佇む酒場『兵六』だ。
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二週間の長い夏休みを終えて今週から営業が始まった。
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縄暖簾を潜ると馴染みの面々が集っていた。
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そこはかとなく秋の気配が漂う路地裏の酒場で、さつま無双の白湯割りを戴いた。

いつもの酒場でいつもの仲間と酌み交す酒のなんと旨いことか。

この後は武蔵小山に戻り、『晩杯屋』でライターの森一起さんと合流した。
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新秋刀魚刺しをアテに緑茶割りがススんだナ。
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最後は深夜食堂にてハンバーグカレーを作って貰った。
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此処は材料があれば、何でも作ってくれるから嬉しい限りでアル。
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芋焼酎がススみ、晩夏の夜が更けていった。
by cafegent | 2013-08-30 13:41 | 飲み歩き | Trackback | Comments(0)
夕べは夜半から激しい雨となったネ。今朝の東京は豪雨が嘘の様に上がり、青空が広がった。
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街を抜ける風も、どことなく秋の気配を運んでいたネ。

しかしまだ八月だもの、今週も後半は夏日が戻ってくるとの予報が出ている。夏の終わり、どこか旅に出たいナァ。

       遠き日の兄弟ゲンカ 秋の蚊帳   八十八
      
さて、昨日はカミサンの誕生日と結婚記念日だった。毎年、八月の後半はハレの日を祝い、夫婦水入らずで食事に出掛けている。

夕べは大森海岸駅から数分のところに佇む天ぷら懐石の『いせ』を訪れた。考えてみれば結婚してから毎年この日は天ぷらを食べているかもしれない。『みかわ』『天茂』『よこ田』『近藤』『山の上ホテル』と続いていた。
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八月ももうすぐ終わるし、この夏最後にもう一度浴衣を着てみた。

今回お邪魔した『いせ』は、カウンター8人の小体の店でアル。午後5時半開店に合わせて伺ったのだが、まだ暖簾が出ていなかったので、近くを一回り歩いてから戸を潜った。

ヿ字型の白木のカウンターは見事に手入れされていた。気持ち良く料理を愉しめるのだナ。

まだ若い主人だが、寡黙で一途に料理と向き合っている様な雰囲気を醸し出している。外の暖簾にも記されていたが、ご主人の飯村さんは神田猿楽町の名店『天政』(現丸の内丸ビル)出身らしい。
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先ずはビールを戴いた。付き出しは茶豆だ。香りも良く一番搾りに良く合った。

目の前では才巻海老を包丁で叩き大きな実の椎茸に詰めていた。この丁寧な仕事ぶりを眺めているだけで、酒がひと味もふた味も旨くなる。

茶豆を食べ終えた頃合いに穴子の骨せんべいと活才巻海老の頭が揚がった。
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香ばしい薫りとカリカリの食感でビールがススむ。

さぁ、天ぷらの開始となった。
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剥きたての活才巻海老が二尾順番に出て来た。これは塩が合うのだナ。

こちらでは、たっぷりの大根おろしが入った天つゆ、塩、そしてレモン汁の皿が用意されている。二尾目の海老の前に冷酒を戴いた。

酒は福島の飛露喜(ひろき)を二合お願いした。
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冷酒が正一合入った片口が二つ出て来た。涼しげなガラスの猪口も美しい。

お次はアオリイカだ。
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甘くてレモン塩が合うネ。

こちらは新銀杏。
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風味豊かで一足早い秋を食む。

このアスパラガスも美味しかったなぁ。
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今の時季は国産ものよりもオーストラリア産の方が味も香りも良いと伺った。いやぁ、本当に美味い。

続いて、天然の鱧が揚がった。
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半分は塩で戴き、残りは天つゆで。あぁ、至福のひとときだ。

江戸前のめごちもこれまた旨い。
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夏の時季に食べれて良かったナ。

新蓮根はサクサクで甘い。
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そして、これが先程仕込んでいた海老のすり身入りの椎茸揚げだ。
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椎茸の香り高く、酒がススム天ぷらだネ。
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鱚(キス)も身がふっくらと揚がっており素晴らしい。

お次は僕の大好物、トウモロコシだ。
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言うことなしの美味しさでアル。

天ぷらの最後は羽田沖で捕れた穴子だ。
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天ぷらの素材によって揚げ方を変えているのか、穴子はカリッと香ばしくしっかりと揚がっていたかナ。

ご主人曰く、魚介は全て生で食べられる新鮮なものだけを使用しているとのことだった。大森海岸と云う土地がら江戸前や近場で捕れた素材を上手く生かしているのも素晴らしい限りでアル。
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お新香でひと息ついて、〆のご飯となった。

〆は天ばら、天茶、天丼の三種から選べる。
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カミサンは天ばらで、僕は天丼を戴いた。
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海老と貝柱のかき揚げが乗った天丼に蜆(シジミ)の赤出しが合うのだネ。

食後に出て来た甘味は、手作りの葛きりだった。
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ご主人がせっせと鍋をかき回しているので、何を作っているのかと思ったら、これだった。蜜も美味しくてとても幸せな気分になった。

量も丁度良く、大変美味しく戴いた。

ワインもシャブリやムートン・カデ・ルージュを用意しているので、次回はワインで愉しもうかナ。

年に一度の結婚記念日に相応しいひとときを過ごすことが出来た。ご馳走様でした。

外に出ると日が暮れていた。秋の虫が集(すだ)く声が聴こえ、そこはかとなく秋の香りが漂っている様だった。

電車に乗り、武蔵小山へと戻った。まだ雨の気配も無かったので、馴染みの酒場『牛太郎』の暖簾を潜った。
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いつもの酒場でいつもの顔が集っている。こんなに素敵な時間は無いのだナ。
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そんな訳で、地元のハイッピーを戴いて、和み酒を愉しんだのでアル。
by cafegent | 2013-08-27 14:53 | 食べる | Trackback | Comments(0)
昨日あたりから東京も少しだけ秋の気配を感じられるようになった。昼間はまだまだ暑いが、夕暮れ頃になると肌に当たる風が心地良かったりする。

七十二候では「綿柎開」(わたのはなしべ、ひらく)の頃。綿を包む柎(はなしべ)が開き始める時季が来たのだネ。花もそうだが、虫たちも季節の移ろいを感じさせてくれる。
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家の近くに咲くタイワンレンギョウ(デュランタ)の紫色の花にイチモンジセセリ蝶が沢山集まり始めている。

この蝶が現れると秋が近づいていると感じるのだナ。
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大きくてまん丸の目は、どこかウサギの顔に似ているネ。花蜜に夢中で近付いたってお構い無しだ。
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同じ花にはクマん蜂もやって来て花蜜を集めていた。
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隣りの赤い花にはヤマトシジミ蝶が居た。

気温がやっと30度を下回る様になったから虫たちも過ごし易くなったかナ。まだまだ続く残暑の中、可愛い蝶たちを眺めて心に涼を取ろう。
     ◇           ◇           ◇
さて、昨日は日曜日。日中小雨がぱらついたが、家の掃除を終えて出掛ける頃には雨も上がっていた。

新井薬師駅から二駅散歩し野方駅を目指す。
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線路沿いでは朝顔やムクゲの花が咲いていた。

沼袋に佇む民家では葡萄がたわわに実っていた。
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ワインでも造るのだろうか?ハテ。

四時少し前に『秋元屋』に到着。心地良く汗をかいたので、ビールが待ち遠しい。

この猫ちゃんは野良のマイケル君。
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小っちゃかったのにスクスクと育っているネ。秋元屋をはじめ近所の方々が餌をあげているから、すっかり居着いてるのだナ。
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さぁ、口開けだ!生ビールで乾いた喉を潤そう。
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秋元さん自慢のイカげそワサビが良いアテだ。

一気に飲み干して、三冷ホッピーに切り替えた。
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この日の気分は焼き鳥だった。
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で、鳥にんにく串が美味い。
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とりもつタレ焼きもイイネ!
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特製ハイボールをお代わりしてご馳走様!

野方を一軒で終了して、一人代々木八幡駅へと移動。向かった先は井出靖さんの店『Grand Gallery』だ。
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昨日は大井町のテキーラバー『Gatito』が出張して来てくれたので、遊びに行った。

『Gatito』は7月に大井町に出来たばかりの店で、アーティスト伊藤桂司さんの奥様、裕香ちゃんが店主の酒場でアル。
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そんな訳で久しぶりにお二人にもお会い出来たし、美味しいテキーラも味わえた。

午後7時、お次は麻布十番へ。
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夕べは「麻布十番祭り」が催されていたので、真っ直ぐ歩けない程に人でごった返していた。
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酒朋フルちゃんが毎年お手伝いしている『七面六臂』へ。
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先に来ていたトクちゃん&瑠衣ちゃんと合流しカンパイ!
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あぁ、真夏の夜の外ビールはウマいネ!
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暫くして、カミサン登場。

十番祭りもそろそろ終わりが近づいていた。電車が混まないうちに移動することにして、目黒へ。
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『権ノ助ハイボール』の扉を開けた。
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キリリと冷えたハイボールを戴いた。
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うん、相変わらず武田クンの造るハイボールは旨いネ。
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瑠衣ちゃんもトクちゃんもゴキゲンな様子で何よりだったネ。

そんなこんなで、日曜ハシゴ酒が終わったのだナ。
by cafegent | 2013-08-26 14:19 | 飲み歩き | Trackback | Comments(0)
暦では今日から「処暑」(しょしょ)となった。

この時季を「二百十日」とも言う。二百十日は雑節のひとつで、立春を起算日として210日目のことを指す。茶摘みの八十八夜は立春から88日目のことだネ。

二百十日は台風襲来の特異日とされる。しかし昔と違い、最近の台風は暦に関係なくゲリラ的、突発的に発生しているネ。

今日の東京は朝から湿った空気が街を覆い尽くしていたが、先程から雷鳴が轟き、大粒の激しい雨が降り出した。まさに「二百十日の豪雨」だナ。
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夏目漱石の小説に「二百十日」というのが有るが、読んでなかったナ。
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この土砂降りの中、札幌から酒朋アキラが武蔵小山にやって来た。改札を上がったらゲリラ豪雨に見舞われ、僕の方が先に酒場に着いた。

『牛太郎』の暖簾を潜ると豪雨にも関わらず、案外多くの方々が呑んでいた。
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先ずは瓶ビールを戴き、肩に溜まった雨を拭った。コップに注いだビールが泡を満たす。
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ビールは最初の一口が幸せを呼び込むのだナ。炙りチャーシューが良い酒のアテとなる。

激しい雨のお陰で、僕の座るコの字カウンターの端っこでは、心地良い風が通り抜ける。天然エアコンの牛太郎では扇子が欠かせないのだが、この時点では大丈夫。

最初のビールを飲み干した辺りで、アキラがやって来た。駅前のコンビニで傘を買ったのか、僕よりも遅い到着だ。
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久しぶりの友との再開に、我が心も弾むのだナ。大瓶を飲み干し、お次はハイッピーだ!

ハイッピーとは城南地区を席巻するハイサワーの生みの親『博水社』さんが生み出したビアティストの美味い焼酎アシストなのだナ。

レモンの酸味が効いて、キリリと爽やかなハイサワーの味を継承し、次世代へ衝撃を与えたのが「ハイッピー」なのでアル。
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焼酎とハイッピーのバランスは自分次第。個性を尊重する現代の最強チューハイなのだネ。

午後3時半、やっと雨が小降りになった。傘が要らなくなった途端、知った顔たちが『牛太郎』の暖簾を潜り始めた。

そんな訳でハイッピーのお代わりもススみ、雨の牛太郎も居心地の良い和み酒となった。
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アキラとはまた明日の立石朝酒で再会することを約束した。

雨上がりの東京の街は、まだ夏の名残を惜しんでいる様だ。
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この雨でヒグラシも何処かへ行ってしまったのかナ。

再び日が射した街に、秋はまだ遠そうだ。
by cafegent | 2013-08-23 17:40 | 飲み歩き | Trackback | Comments(2)
山岡鉄舟ゆかりの寺、谷中の『全生庵』では八月一杯の期間、五十幅の幽霊画のコレクションを拝見することが出来る。
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年に一度、虫干しを兼ねて陳列されるので、貴重な作品を観られるのだネ。このコレクションは落語家で「牡丹灯篭」などの怪談噺を創作した故・三遊亭圓朝が蒐集したものだそうだ。

円山応挙の描く幽霊は怖いながらも美しくて、ゾッとしながら暑い夏を忘れさせてくれること間違いなしだ。
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艶(なまめ)かしい姿の幽霊に吸い込まれそうになるのだナ。
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閑話休題。

さて、お盆の間、行きつけの酒場が殆ど夏休みに入っていた。それでも開いている酒場を探しては飲みに出掛けていた。

神田『あい津』も開いていたので二日続けてお邪魔した。

此処は生ホッピーが飲める店でアル。
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暑気払いの一杯目はホッピーで!
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この日は前日に引き続き酒朋キクさん、マタェモンさん、そして紅一点の薫ちゃんでの酒宴となった。
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ウィンナー炒めをアテにホッピーをゴクリ!
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黒胡椒が効いたポテトサラダも此処の名物だ。

こちらは、ゴーヤチャンプルー。
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夏バテ解消の一品だネ。
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生ホッピーを二杯で切り上げ、芋焼酎にした。

豆腐好きの薫ちゃんに鳥豆腐をオススメした。
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鳥のダシが効いて実に美味いのだナ。

キクさんが好きなオクラ心太(ところてん)がこちら!
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これもさっぱりした夏の一品だ。
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焼酎もススみ、話も弾んだネ。
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ここで、熱々の丸煮柳川鍋の登場だ。
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どぜうパワーで、スタミナばっちり!良い暑気払いになったネ。
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マタェモンさん、酔い心地でしたネ。

店主の石村さん、連日押し掛けて恐縮です。
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美味しい御料理とお酒、ありがとうございました。

ホロ酔い気味の薫ちゃん、しっかり路上でコケましたナ。大丈夫だったかなぁ。
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我々は神保町まで歩き、『ユーロスターカフェ』へ。
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群馬は太田のクラフトビール「呑龍ケルシュ」を戴いた。
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キクさんは元気一杯でしたネ。

しかし、マタェモンさん、既にヘベのレケ状態。
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立ったまま寝落ちしてましたナ。そんな訳で、お盆の中休みも愉しくヘベのレケとなった。

「全生庵」幽霊画紹介のサイト
by cafegent | 2013-08-22 14:52 | 飲み歩き | Trackback | Comments(2)
今日8月19日はハイク、そう「俳句」の日だそうだ。語呂合わせの記念日って、沢山有るのだナ!まー、ドーデモイーけどネ!

早いもので、立秋も残すところあと3日となった。
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七十二候では、「蒙霧升降」(ふかききり、まとう)の頃。「蒙霧」とは、もわもわと立ち込める濃い霧のこと。濃い霧がまとわりつく様に立ち込める時季が来た訳だ。

春の濃い霧は「霞」と呼び、秋は「霧」と呼ぶのだネ。

まだまだ空には夏雲が広がっているネ。
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昼間は相変わらず連日30度を越す猛暑が続いているが、陽が落ちると少し秋めいた風が吹き始めたようだネ。

今朝の朝日新聞天声人語の中に「緑陰読書」と云う言葉が登場した。
夏休み中での読書をこう称するそうだ。蜩(ヒグラシ)が鳴く樹の下、木陰に入って本を開く光景が眼に浮かぶ。

昨日の日曜は野方『秋元屋』も夏休みだったので、家でホッピーを飲みながら本を読んだ。
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第149回芥川賞を受賞した藤野可織さんの『爪と目』は二人称小説で、三歳の女の子の「わたし」が語り手となり、父の愛人である「あなた」を観察し淡々と語っていく。

読後に思い出したのはルイス・ブニュエル監督の映画『アンダルシアの犬』の冒頭の強烈なシーンだった。まぁ、映画を観た人にしか判らないだろうが....。

    史上もっとも饒舌で冷徹な「三歳児(わたし)」。
    「わたし」は「継母(あなた)」のすべてを見ている。
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新聞広告に出ていた『爪と目』のコピーだが、何だか稚拙で低俗なホラー小説の宣伝文句の様だよネ。

芥川賞選考委員も「このタイトルから、ある程度ラストの予想がついてしまう」と言う意見が出ていたそうだが、それは正直その通りだった。だが、読み進むうちに被害者と加害者が巧みに入れ替わる不気味さは見事だったナ。

短編小説なので、是非読んでみては如何かナ。
     ◇          ◇          ◇
さて、この一週間は行きつけの酒場の殆どが夏休みに入っていた。武蔵小山のもつ焼き屋『豚星』も店主の黒田クンがお盆休みを取っていたのだが、その間を利用して元スタッフの京平クンと現スタッフの直樹クンの二人で、三日間限定のBBQ屋を開いた。
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市場が休みなのでモツ類は提供出来ないが、炭火を活かしてハラミ串やジャークチキン、牛カルパッチョなどいつもの豚星では味わえない料理で僕らを楽しませてくれた。
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いつもの黒Tシャツ姿じゃなくコックコートを纏った二人が、ユルいダブのサウンドに乗って仕事をこなしていたナ。
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この牛ハラミBBQ串、実に美味かった。

こちらはジャークチキン。
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漬け込んだタレの味がナイスだった。
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そして合わせる酒は炭焼珈琲焼酎の牛乳割り。

他にも自家製サングリアやピニャコラーダなどカリブの風が吹く様な酒と料理が盛り沢山だった。

続いて向かうは近くの『佐一』へ。
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牛太郎仲間のタケが先に来ていたので合流だ。
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此処の店主ご夫妻は元お寿司屋さんだったので、魚介料理はもちろんのこと、握り寿司も実に美味い。

この日はシンコを仕込んでいたので、握りを戴いた。
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シンコ五身付けで、夏を食む。
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途中で『ホルモン道場みやこや』のお姐さんも登場し、賑わった。
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刺身も美味いナ。
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女将さん、ご馳走様でした!

ムサコ三軒目はバー『Syu-On』(酒音)へ。
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余市の10年でハイボールを作って戴いた。

タケはラフロイグのハイボールだったネ。
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軽く吞んでご馳走様。西川さん、早々に引き上げて失礼しました!

最後はムサコの深夜食堂『いちりん』へ。

扉を開くと知った顔があった。木場『河本』などで飲む酒朋クマちゃんだった。
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最近はまたちょくちょくこちらへ来ているご様子だネ。芋焼酎を呑みながら、夜が更けて行く。
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小腹が減ったので、ママに焼きカレーを作って戴いた。
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トロットロのチーズがカレーに絡み、実に美味かった。

こうして、お盆休みの土曜日が終わろうとしていた。

外に出ると路地の脇から秋の虫たちが集(す)だく声が響いていた。夜道を照らす月明かりを頼りに家路へと向かったのでアール。
by cafegent | 2013-08-19 14:33 | 飲み歩き | Trackback | Comments(0)
暦の上ではディセンバー、じゃなくて「立秋」に入った。七十二候では「寒蝉鳴」(ひぐらし、なく)の頃。寒蝉(ひぐらし)が鳴き始める時季と云う訳だ。

それにしても、連日東京も暑い日が続いている。体温より温度が高いのだから、こりゃ身体も変になるよネ。
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蜩(ひぐらし)は夏の蝉だけれど、俳句では秋の季語でアル。夏の夕暮れ時、カナカナカナ、と鳴く蜩の声は涼しげで、猛暑の中でひとときの涼を感じることが出来るのだナ。

      蜩の鳴いて机の日影かな     正岡子規

     ◇           ◇           ◇
さて、昨日は大人の遠足、青春18きっぷを使って小旅行を愉しんだ。

先ずは、東京駅構内グランスタに入っている『はせがわ酒店』へ。車内で呑む酒を買い込む前にカウンターの日本酒バーコーナーへ。

此処は朝7時から美味しい日本酒を楽しめるのだナ。通勤の方々を尻目に、朝酒は旨い。
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高知の浜川商店が造る「美丈夫 舞 純米大吟醸うすにごり」を戴いた。フルーティな味わいで爽やかな発泡の酒で、この季節にうってつけの一杯だったナ。

酒と肴を買い込み、酒朋キクさんとマタェモンさんと改札で合流した。

快速アクティのグリーン車に乗り、いざ「居酒屋グリーン」の出発だ!
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キクさんがハワイで見つけて来たハワイアンビール柄のアロハは、最高に旅気分を高めてくれるネ。
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僕はキリンクラシックラガーからスタートだ。
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崎陽軒のシウマイをアテにビールが旨い。

スキットル2本持参のキクさんが旨いハイボールを作ってくれた。
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キンキンに冷えて最高だ。そして、日本酒は高知の酒。
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アリサワ酒造の「文佳人」は、辛口で旨い。
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マイNMBE猪口で、いい旅夢気分でアル。車窓からは海が見えてきた。

居酒屋グリーンは熱海まで。此処からはローカル線で伊東へと進む。
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午前11時、伊東駅に到着だ。
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気温は既に36度、空気がモヤって見えるのだナ。
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駅前の道では、巣立ちしたばかりのツバメが親鳥にくっついて飛び廻っていた。
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此処まで来たのだから海へ出よう。
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だが、僕らはスグ「もつ焼」の文字に惹かれるだネ。
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川沿いの老舗旅館『東海館』は渋い佇まいだ。
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僕らもこんな処に泊まってみたいものだナ。
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うみねこの群れを眺めながら、海岸へ。

砂浜は人で一杯だった。
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最近の海水浴はテントが多いのだネ。
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潮風の中、海岸散歩を終えて、朝のスナック街を抜ける。
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さぁ、今回の目的地『福みつ』さんに到着だ。
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此処はラーメンと餃子の店だが、昭和がそのまま残っている渋い佇まいの名店だ。
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朝8時から深夜まで開いており、漁を終えた漁師が朝酒を楽しんだり、近所のオバちゃんたちの憩いの場にもなっているのだネ。
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キクさんは青春18きっぷの旅に必ず此処を訪れるそうだ。そんな訳でキープしている寶焼酎の紙パックのご相伴に預かることにした。

焼酎は水と濃い抹茶で割るのだネ。
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粉の抹茶を丁寧にお湯で点ててくれるのがウレシイ限り!
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小さな巻貝の尻高(シッタカ)は楊枝でクルリと出して口へ放り込む。
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あぁ、伊東に来た甲斐が有ったネ。最高に美味い酒のアテだ。
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茄子とインゲンの煮浸しも美味い。
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此処は昼間はクーちゃんこと久美子さんが一人で切り盛りし、朝から酒が呑めるのだ。そして、夜はクーちゃんのお母さんが交代で入り、深夜までラーメンと餃子を作ってくれる。

最近まで年中無休だったのだが、お母さんも80歳を過ぎて無理がたたらない様に月に1度だけ休みを設けたそうだ。それだって凄いことだネ。完全に脱帽でした。
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小降りの鯵の干物も美味い。
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冷や奴も良い酒のアテだネ。此処は黙って座れば、どんどん料理が出てくるのだヨ。まるで、有楽町の『ミルクワンタン鳥藤』の様だネ。

汗をかきかき、クーちゃんはせっせと料理を作ってくれる。
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今度はチーズ揚げワンタンだ。これまた美味かったなぁ。長ネギたっぷりの卵焼きも最高だった。

たらふく食べて、抹茶割りもクィクィとススんだネ。

〆にはやっぱりラーメンでしょ。
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昔懐かしいガラスープの醤油味に細麺がベストマッチ。
分厚いチャーシューにメンマ、そしてナルトだネ。このシンプルさが素晴らしいのだナ。

あぁ、大満足の『福みつ』さんでした。クーちゃん、ありがとうございました!感謝多謝!
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キクさん再び焼酎をキープしたので、また行きましょうネ!
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酔い覚ましに再び海へ。
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海岸沿いを歩き向かったのは公衆浴場『汐留の湯』だ。
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公衆浴場と言っても伊東温泉の源泉掛け流しの湯でアル。

入浴料も250円で、貸しタオルも無償で貸してくれるのが、これまたウレシイ限り。
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伊東の海を一望出来る銭湯でたっぷりと汗を流し、リフレッシュできた。

今回は静岡まで遠出をせず、これにて東京へ戻ることにした。
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伊東を後にして、熱海から再び居酒屋グリーンへ。
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残った酒を飲み干して、神田へ向かったのでアール。
by cafegent | 2013-08-13 16:41 | 飲み歩き | Trackback | Comments(2)
      おこうこぐらいで飲んでね、
      焼き上がりを
      ゆっくりと待つのが
      うまいわけですよ、
      うなぎが。
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     ☆          ☆          ☆
うなぎはね、この頃、昔から知られている一流のうなぎ屋へ行くと、会席料理みたいにまず、突き出しが出る。刺身が出る、それこそ椀盛りも出てくるということでね、そのあとでうなぎが出るわけだよ。だからね、もう、うなぎがまずくなっちゃうんだよ、おなかがいっぱいになっちゃっているから。これは本当じゃない、うなぎの味わい方としては。

昔は、うなぎの肝と白焼きぐらいしかないですよ、出すものは。東京のうなぎ屋はね。その代わり、やっぱりおこうこはうまく漬けてあるからね、まず、おこうこをもらって、それで飲んで、その程度にしておかないと、うなぎがまずくなっちゃう。

ぼくを連れててくれた人なんか、小さな株屋さんの主人(たいしょう)だったけど、おこうこも食べさせなかったね。

「まだ何も食っちゃいけないよ。おこうこも駄目だよ」
と言われたものですよ。
「それじゃあ、何を食っていたらいいんです?」
と言ったら、
「酒飲んで待ってなきゃ駄目だよ」
     ☆          ☆          ☆
池波正太郎の名エッセイ「男の作法」から抜粋。

粋だよネ、いちいち云うことがスバラシイのだナ。
「鬼平犯科帳」や「剣客商売」などの時代小説も面白いが、エッセイが特に好きなのだ。「旅」「食事」「映画」「銀座」等々、池波センセイの本から沢山のことを学んで来た。
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そんな池波センセイの「生誕90年 池波正太郎」展が今月28日から、松屋銀座8階にて催される。書斎の再現や小説の制作ノートなど貴重な資料も数多く展示されるそうだ。

今一度、池波正太郎の世界を垣間みてみようかナ。
     ◇          ◇          ◇
さて、先日久しぶりに末広町の『御料理 花ぶさ』にお邪魔した。
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此処は池波正太郎がこよなく愛した店でアル。二階、三階の個室には池波センセイが描いた書画も飾られているし、暖簾の文字も手掛けているのだからネ。
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午後1時半頃にお邪魔したのだが、満席だった。
暫し待つことにしたが、池波正太郎展のチラシが有ったので助かった。じっくりと読めたからネ。

午後2時、続々と個室のお客さんたちも降りて来て、カウンターも空いて来た。

夏の午後、板長が鱧(ハモ)の骨切りをする音が涼を運んでくれた。
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そして、鱧の天ぷらが出て来た。本日のご飯は、とうきびご飯だった。
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鱧は塩で戴いて、野菜は天つゆで戴いた。とうきびご飯をお代わりし、夏の季節をたっぷりと味わった。

料理の終わりに出る白玉ぜんざいが、これまた美味い。
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変らぬ美味しい料理、ご馳走様でした。暖簾も中に仕舞われ、昼どきの最後の客となったが、大変満足した。

外に出るとアスファルトを灼熱の太陽が照りつけ、足元から暑い。
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旧練成中学校跡地の『3331アーツ千代田』の壁面では、ミンミンゼミがけたたましく鳴いていた。

松屋銀座「池波正太郎展」のサイトはこちらから!
by cafegent | 2013-08-09 15:10 | 食べる | Trackback | Comments(1)
今日は八月八日、暦の上では今日から「立秋」となった。季節を72種類に表した七十二候では、「涼風至」(すずかぜ、いたる)の頃。秋風が初めて立ち始める時季が来た訳だ。
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しかし、東京の空は熱波がゆらりと漂っており、とても秋風など感じないネ。ただ、昨日の夕暮れに蜩(ヒグラシ)のカナカナカナと啼く声を聞いた。どこか物悲しげに啼く声に少しだけ夏から秋への移ろいの気配を感じたのだナ。

さて、昭和がずっと続いていれば、今日は「昭和八十八年八月八日」なのだネ。八が四つも並び末広がりの良き日でアル。

僕の俳号は「八十八」(やそはち)だが、これは米の文字をバラしたもの。歌人だった祖父の名前、米作から一文字戴いた。米作り農家の長男に生まれた祖父は弟たちに農業を任せ、若山牧水に師した。

晩年は印刷業を営みながら、北海道の歌人たちの歌集をボランティアのようにして作り続けていた。末広がりの目出たい日に今は亡き祖父を思い出したのだナ。
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    黒揚羽 揺蕩(たゆた)う先に夢のあと   八十八

     ◇           ◇           ◇
さて、昨日はカミサンが休みを取ったので、浴衣を来て出掛けることにした。
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この浴衣は江戸時代の型紙を使って染めた桔梗(ききょう)柄だ。秋の季節を先取りするのが着物の粋なところだネ。半幅帯を貝の口に結び、小料理屋の女将さん風にしてみた。

僕の角帯は親爺が長唄にハマっていた頃にお気に入りだった帯だ。
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今回は関西風に右巻きで締めてみた。

新橋駅前ビル1号館の一階に在る『信州おさけ村』は信州の地酒を常時百種類も用意している立ち飲み酒場だ。

先ずは乾いた喉を潤すため、信州のオラホビールが作るヴァイツェンを戴いた。
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コクと芳醇な香りが暑い夏を爽快にさせてくれた。
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先に来ていたダンディ岩崎さんは三種唎き酒セットだネ。では、僕も純米酒を三種選んでみた。
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大信州、黒松仙醸、初鶯(はつうぐいす)の生一本。
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一杯300円で提供しているのだが、三種類のセットだと500円になるのだヨ。なんとも懐に優しい酒場でアル。
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少し遅れてネイリストのまゆみちゃんが合流した。
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粋な着流しの爺さんもやって来た。
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こんな年寄りになりたいものだネ。

『信州おさけ村』で仕入れた川中島の純米酒「幻夢」を持参して、この日のメインである『すし処まさ』の暖簾を潜った。
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東京一小さなお寿司屋さんは、新橋駅前ビル2号館の地下に在る。
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三人でいっぱいになる小体の店だが、椅子が少し小さくなったせいか今回は四人でお邪魔したにも関わらず、キツくなかったネ。
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冷えた幻夢をグラスに注ぎ、店主の鈴木優さんとカンパイ!
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米の香りがしっかりと効いた純米酒だネ。

今回のネタはご覧の通り。
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さぁ、優さん劇場の幕開けだ。
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先ずはクリーミーな岩牡蛎から。
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最初はそのまま食べる。そしてレモンをギュッと搾って口へ放り込む。あぁ、ノッケから幸せが口の中に広がった。

続いて北海道の帆立貝を磯辺焼きで。
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醤油も塩も酒がススむ逸品だったナ。

バカラのタンブラーはお水だ。
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日本酒は水を飲みながらだと、悪酔いせずクィクィとイケるのだ。

料理も美味しいが、此処は何と言っても優さんの笑顔が良いのだ。
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物腰の温かさと丁寧な仕事ぶりを眺めているだけで、酒席が和やかな空気に包まれる。此処は、本当に至福のひとときを過ごすことが出来る。

続いて、お造りは北海道熊石の牡丹海老とカツオだ。
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濃厚な牡丹海老はねっとりとして甘い。このカツオも堪らん美味さだったなぁ。

そしてお待ちかね!牡丹の花が咲いた様なメバチ鮪のカマだ。
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生でも美味いのだが、これをさっと炙ってタレをつけて戴く。
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このタレは、マスタードを裏漉しして同量の醤油でのばし、酢を少々足して作る。このひと手間が素晴らしいのだナ。
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ダンディさんもまゆみちゃんも初まさを愉しんで貰えているご様子で、なによりだ。

酒もススみ、料理の〆は自家製の濃い豆乳で仕上げた豆腐だ。
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大豆本来の風味を味わえる自慢の一品でアル。

さぁ、美味しい料理の数々を堪能した後は、いよいよ握りの始まりだ。
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先ずはマグロのヅケから。
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赤身が実に巧く引き立っていた。云うこと無しの美味さだネ。
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こちらは水蛸だ。

続いて小肌の三身付け。
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絶妙な〆具合で、実に美味い。

続いて、青柳を握って戴いた。
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アオヤギはバカ貝の剥き身のことを云うが、味よし、風味よし、そして歯ごたえ良しと三拍子揃って、僕の好物でもある。
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優さんが包丁を入れているのは、愛媛県で捕れた釣りアジとのこと。
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あぁ、脂が程よく乗って美味い。酒がススむススむ。

こちらは白イカだ。
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ねっとりと甘く、スバラシイ味わいだ。

お次は横須賀で捕れたエボダイを炙りで戴いた。
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エボダイは干物で食べることが多いが、鮮度が良いと握りでも美味いネ。
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根室産の生雲丹(ウニ)は軍艦ではなく握りで登場。
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最後は、鉄火巻きで〆た。歳を取ったせいか、このくらいの量で腹が一杯になった。若い人だともうちょっと握って貰うと良いだろうネ。
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あぁ、大満足だったネ。この後のお客さんがまだ到着していなかったので、ゆっくりと寛ぐことが出来た。

優さん、今回も本当に有り難うございました。
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今月はもう一回予約を入れているのだが、来たがっている友人に譲ることにした。少しでも『すし処まさ』ファンが増えると良いものネ。

新橋駅前ビルを出て、我々一行は新橋と銀座の間の路地裏に佇むスペインバルへ移動した。
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『バル・ビエン』はワインやシェリー酒を気軽に楽しめる立ち飲みバルだ。

ハモンセラーノをアテに赤ワインを戴いた。
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流石に日本酒一升を空けたばかりだったから、ワインはボトル1本で十分だったナ。

まゆみちゃんとダンディさんとは新橋で別れた。
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カミサンは眠くなったと云うので、一足先に帰宅。残ったボクはいつもの酒場『牛太郎』の暖簾を潜った。と云っても、暖簾はとっくに仕舞われているのだがネ。
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気心しれた常連仲間たちとカンパイ!

仕事を終えた店主のジョーさんとパチリ!
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ハイサワーとクェン酸サワーを戴いた。
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カウンターでは酒朋のライター森一起さんと学芸大学前のカレー屋『VO VO』の小川さんが呑んで居た。『VO VO』は昔の『GHEE』の味を受け継いでる新潟の名店の東京支店なのだネ。
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一緒にいらした小濱さんはウェア・ブランド「MY LOADS ARE LIGHT」を営んでいる方だった。
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ギーのカレーが好きだった森さんとも話が弾んだし、二人も初『牛太郎』を愉しんで戴けたみたいで何よりだったネ。
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ジョーさん、ヒロシ君、ご馳走様でした。

こうして、昨日も愉しい一日を過ごすことが出来た。
     ◇           ◇           ◇
そんな訳で、今日の昼飯は学芸大学に在るカレー屋『VO VO』へ。

ランチタイムのコンビネーションカレーは、ベジタブルカレーとバターチキンにした。
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ブルックリンラガーで喉を潤し、汗をかきながらカレーを戴いた。
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暑い日のカレーは、躯によさそうだネ。さぁ、午後は何処に呑みにいこうかナ。
by cafegent | 2013-08-08 15:13 | 未分類 | Trackback | Comments(2)
昨日は東京駅丸の内北口に在る『東京ステーションギャラリー』へ出掛けて来た。
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現在開催中の『大野麥風展「大日本魚類画集」と博物画にみる魚たち』を拝見した。
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大野麥風(ばくふう)は、洋画家からスタートし、のちに日本画に転向し、さらに木版画の世界に入って行った。

1937年に出版された代表作「大日本魚類画集」で原画を描き、名代の彫り師と摺り師と組んで、「原色木版二百度手摺り」なる色鮮やかな、見事な木版画集を制作した。限定500部のこの画集は海外でも高い評価を得たそうだ。
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本展覧会は麥風(ばくふう)の洋画家時代の作品から百舌(モズ)や兎(うさぎ)などの小動物の愛らしい作品も展示されている。

また、麥風以前の江戸期から明治・大正時代に博物画の視点で描かれた作品も数多く紹介している。また、若くしてこの世を去った夭逝(ようせい)の画家、杉浦千里の細密で色鮮やかな甲殻類の作品も展示されている。

杉浦千里は天才博物画家と呼ばれていたが、2001年に39歳の若さで亡くなった。海老や蟹に魅せられて、独学で学んだ作品は、いったいどうやって描いたのだろうかと思う程に細密で美しい。
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美しきエビとカニの世界 杉浦千里博物画図鑑

過去から現代の見事な魚の絵に魅了されっぱなしの展覧会でアル。夏休み期間、親子で観に行って欲しい展覧会だ。
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東京ステーションギャラリーでは、駅舎の創建当時のレンガ壁が随所に残されており、歴史の風格を垣間みることが出来る。二度楽しめて、グリコみたいだネ。
     ◇           ◇           ◇
カミサンと二人、東京駅を出て京浜東北線で東十条へ。途中、雲行きが妖しくなって来たと思いきや、上野辺りで激しい雨が降り出した。

東十条駅に着いた時はさらに豪雨となっていた。改札口で偶然呑み友達に遭遇。呑んべいの考えることは皆同じ。僕らと同じく『埼玉屋』の口開け狙いだったのだナ。
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そんな訳で、土砂降りの雨の中、操車場を眺めながら坂道を下りもつ焼きの名店へ。
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まだ4時の開店前だったが、雨が凄かったので店内で待たせて戴いた。
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こんな気遣いが嬉しいのだナ。

しかし、酒は4時までお預けだ。先日の「ぴあmook赤羽・十条食本」の取材のお礼を述べて口開けを待った。

そして、生ホッピーからスタートした。此処は撮影禁止なので、「埼玉屋劇場」は是非ご自分で体験してネ!

最初に出される大根とクレソンのサラダも実に美味い。苦味がこれまた酒に合うのだナ。
先ずはアブラから。此処のアブラとは牛のリブロースのこと。最高の肉を最高の火加減でレアに仕上げた絶品の一串だ。上シロ、レバー、岩中豚のネギ間、タン、ハツ、カシラと続く。

そしてもつ焼き世界の旅が続く。パリのビストロかと思わんばかりのチレのエスカルゴバター乗せ。風味豊かなバターがジュワッと溶けて絶品の味わい。

続いて、シャモだ。これには真っ赤なサルサソースが乗り、一気に情熱のプエルトリコにひとっ飛びでアル。

途中で大将オススメの煮込みを戴いた。これはモツ煮込みでなない。牛のリブロースをたっぷりと煮込んだものだ。先ずはフランスパンを手で千切り、煮込みに浸し、口へ放り込む。あぁ、堪らない。涙ちょちょ切れる程に美味いのだナ。

追加でナンコツなども戴いて、生レモンサワーも5杯いってしまった。

大将、ジュニア、女将さん、今回も美味しい串と酒、ご馳走様でした。
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外に出るとすっかり雨は上がっていた。
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夏の夕暮れ、我々一行は東十条から演芸場通りを歩く。
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十条駅に到着だ。路地を右に入り目指す居酒屋『斉藤酒場』の暖簾を潜った。
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午後6時、総勢5人だったがスンナリと座ることが出来た。

水冷クーラーによる絶妙な冷やし加減の瓶ビールは最高に美味い。ぬる燗の酒も夏の夕暮れにベストマッチ。愉しい酒宴となった。
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酒朋渡部クン、橋本クン、棚木クンと渋谷のんべい横丁仲間と城北呑みを堪能した。
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そして埼京線に乗り恵比寿へ。8月一杯で閉店となるワイン立ち呑みバー『Whoopee』へ。
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幸江ちゃんの素敵な笑顔が出迎えてくれた。
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気心しれた仲間と飲む酒のなんと旨いことか。
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しかし、どうしてこう呑んべい達は引き合う力が強いのだろうか?ハテ?
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橋本クンと棚木クンも良い笑顔だネ。
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こうして、夕べも愉しい夏の夜の酒宴は続いたのであった。
by cafegent | 2013-08-07 12:37 | 飲み歩き | Trackback | Comments(4)