東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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<   2013年 10月 ( 11 )   > この月の画像一覧

秋が深まり、京都の三条駅近くに在る京料理の老舗『河繁』の味が恋しくなった。京料理と云えば薄口の味を思い浮かべるだろうが、此処は濃い味付けなのだナ。これが実は酒がススむのでアル。

突き出しから始まり、汁もの、魚料理、お造り、生湯葉、生麩、季節の野菜料理、今なら鱧としめじの土瓶蒸しあたりか、実に十数品もの御料理が出てくる。酒がススまぬ訳がない。

此処の「満月弁当」は手土産にも最適だ。木屋町の名割烹『河久』の初代は此処のご子息であり、その息子さん(若主人)と共に料理の腕を振るっている。
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ここ数年は、木屋町通り二条に在る『割烹やました』ばかりに行っていたが、たまには老舗の味に触れてみたくなった。
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カウンター割烹の愉しさを覚えたのも『河繁』だったかもしれない。
カウンター越しに料理人が手間を惜しまずに調理する姿に感動し、酒を嗜みながら主人と気さくに会話が出来る。

『河繁』を知ったのは、元スポニチの社長であり、食の達人、狩野近雄氏が紹介していたからだった。
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狩野氏は、著書「食いもの好き」に、こう書いていた。

〈吉兆は高い。しかし高級であることは高級なのである。こういうものを「高価高級」という。ところが、「高価低級」が横行している。高くてまずいのが、当たり前のようになっている昨今である。

店が小さく立派ではなくとも、味はデラックスというのが高級なのだ。われら庶民にとって「低価高級」が望ましい。名古屋地方の言葉であるが「お値打ち」でなかければならない。お値打ちとは、安くて分量があって質のいいことで、なにも、食いものに限った言葉ではないのだが、食いものに一番ぴったりする。このお値打ちこそ、われらの食いものやに対する評価基準であろう。〉

名古屋の大衆酒場『大甚』を知ったのも、この本だったナ。
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〈名古屋に「大甚」という居酒屋がある。相当身なりのいい人びとでいつも満員だ。タニシのみそあえ、ボラのヘソを煮たもの、野菜のゴッタ煮、イワシの煮付、そんなものが、大皿に盛ってある。お客は、自分の好きなものを小皿にとってもらってサカナに、菊正宗と賀茂鶴。大佛次郎、井伏鱒二といった人々も名古屋に来れば、きまって立ち寄る。〉

もう、これを読んだら居ても立ってもいられなくなり、名古屋出張を画策したものだったナ。

秋は旅行の季節。最近は海外へ出掛けるよりも、もっぱら国内を旅することが増えた。訪れたその土地その土地のいい店を見つけて歩くのは、実に愉しい。

地元の方々に愛されて、誠実な商売を続けている店こそが、狩野氏の云う「お値打ち」なのだネ。

僕も日々多くの店を探し歩いているが、一度では判らない事が多い。
二度三度と足を運んで、味だけではない店の魅力に触れていくのだ。中には、失敗したナと思う店もある。それは、まだまだ自分の選択眼が駄目だったと云うだけなのだ。

少しずつだが、店に入る前に、店の前に立ち、その店の醸し出すニオイを感じ取ることが出来始めたと思っている。そして、暖簾を潜り、店内を見渡せば、さらに口元が緩む。あぁ、今回もアタリだナ、と直感し席に案内してもらうのだ。

行楽の秋である。旅の途中で、新しい酒場や料理屋に出会う喜びを皆様に伝えたくなったのだナ。
     ◇           ◇           ◇
閑話休題。

昨日は夕方から地元の酒場『牛太郎』からスタート。
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秋も深まり、温かいアテが恋しくなって来た。
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そんな訳でジョウさん特製の湯豆腐を戴いた。あぁ、心も躯も温まる。

そして、キュウリのお新香ももうそろそろ終わりかナ。
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刻んだ生姜が良いアクセントになっていて美味いのだネ。

軽く呑んで、この日は神保町に移動。
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前日、酒仲間の告別式を終えたばかりだったので、夕べは神保町の酒場『兵六』に故人を偲ぶ常連たちが集まっていた。
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ライターの森一起さんも既に『牛太郎』から移動していましたナ。
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コの字のカウンターも後ろの卓も皆亡くなった中西さんと一緒に酒を愉しんだ仲間たちだ。
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皆、口々に思いで話に花を咲かし、献杯していたネ。
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秋限定のつけあげ(さつま揚げのこと)も大人気。
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さつま無双のお湯割りでホッコリ温まり、この日も中西さんを偲んだ。

夕べは無性に肉が食べたくなった。焼肉ではなく、鍋で温まりたくなった。そんな訳で酒場は二軒で終了し、地元へと戻った。

商店街の在る街に暮らしているとスーパーマーケットや商店が多いから助かるネ。

ところが、昨日は大事件発生!武蔵小山駅近くのスーパーで買い物をした後、僕はトートバッグを置き忘れて帰宅してしまったのだナ。

中には財布やデジカメ、それに朝貰って来た血圧を下げる薬も一ヶ月分入っていた。慌てて、スーパーに電話して探して貰い、僕も店まで出掛けて来た。

ところが、見つからない。こりゃ仕方無いと家に戻るのだが、カードを止めたり、免許証の紛失届けやその他諸々の事を考えると落ち込んだ。

携帯を見るとカミサンから着信が7件も入っていた。慌てて連絡すると「アホマヌケ男!」と一喝。バッグは、自分のコートの下に下がってたとの事。あちゃー、普段コート掛けにバッグを掛けないのだけれどスーパーの袋を抱えていたから無意識に掛けちゃったみたいだった。

家に戻り、バッグを確認!あぁ、良かった!アホ呼ばわりされても、無事にバッグが出て来たのは一安心だ。(まぁ、出て来た訳じゃなく、最初から有ったのだが….)

一人で大騒ぎしている間に夕飯の支度が出来ていた。

夕べは和牛と豚肉を買い求め、シメジや椎茸など季節の茸も用意した。
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鍋は野菜もたっぷりと食べられるから良いネ。
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ポン酢にたっぷりの大根おろしとカボスを絞って肉を喰らう。

肉は少し値が張っても、上等のものが良いネ。サシの入り過ぎた肉は好みじゃないので、赤身の良いのを選ぶのだナ。
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ゴマだれには青葱を刻んで戴くのだ。
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ワインに日本酒と酒もまたススんだ夜となった。そして、アホマヌケ男はソファで寝落ちしたのであった。トホホ。
by cafegent | 2013-10-29 14:36 | 飲み歩き | Trackback | Comments(4)
毎週通っている神保町の酒場『兵六』での酒仲間、ライターの中西隆紀さんが突然お亡くなりになった。享年66歳とは若過ぎる。
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雲一つない秋晴れの日曜日、京急蒲田の『天祥院』にて告別式が行われた。酒呑み達の結束はこんなにも堅かったのかと思わんばかりに兵六仲間が勢揃いした。
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中西さんは皆から「神保町の宮崎駿さん」と云われて親しまれていたが、本当に良く似ていたのだナ。以前、秋葉原で外国人からサインを求められ、宮崎駿と書いてやった、なんて話を聞かせてくれたっけ。憎めないオヤジだった。
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中西さんは鉄道の歴史に造詣が深く、幻の東京赤煉瓦駅 新橋・東京・万世橋 (平凡社新書)と云う新書を平凡社新書から出版したり、2010年には河出書房新社より日本の鉄道創世記---幕末明治の鉄道発達史と云う鉄道発達の歴史本を上梓した。
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僕もよく『兵六』のカウンターで万世橋の歴史などの話を伺いながら、一献傾けたことがあった。中西さんは、得意な話になると夢中で話してくれたなぁ。
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また中西さんと僕と酒朋ハッシー、紅一点の薫ちゃんと「兵六山部」を作り、登山や散策を楽しんでいたのだナ。
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兵六の呑み仲間たちとも年に何度か「兵六散歩の会」を催し、中西さんも毎回参加していた。
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酒場番長矢野クンと中西さんが幹事となって二子玉川から等々力渓谷、尾山台を歩いたこともあった。
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中西さんはこの辺りに住んでいたので、等々力不動など詳しく案内してくれた。

ただ、可成りマイペースな御仁だったので、途中で一人電車で移動したり、喫茶店で煙草タイムを取ったりしていたものだ。

一番可笑しかったのは、一緒に大山に登った時だったナ。
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電車の中では「大山なんてたいしたこと無い!ちょろいちょろい!」なんて云っていたのだが、中西さんが一番ヘトヘトになって辛そうだったのだ。そして、よくよく聞けば一度も登ったことが無いと云うじゃないか。散々、僕らに吹聴していたのに、まったくいい加減な人だった。
こんな笑い話ももう聞けないのだネ。

渋谷『富士屋本店』でも良く遭遇したナ。最後に一緒に呑みに行ったのは、酒ガール二人と荻窪に出掛けた時だった。駅前で待ち合わせの筈が、中西さんだけ来ない。で、連絡すると既に『やき屋』で吞んで居るとのこと。

いつもがいつもこんな調子だから、まぁ仕方無い。
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僕らも『やき屋』に急いだったネ。
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この日は居酒屋『田中屋』にも行ったのだが、中西さんは店の奥の神棚に夢中だったっけ。
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散歩の会は、世田谷や中野、僕の企画した日暮里・谷中界隈も参加してくれた。
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毎年4月には、北の丸公園に集まり、中西さんが見つけた穴場で夜の花見の酒宴を催したネ。
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通称「中西桜」を眺めながら、燗酒で夜桜を楽しんだ。
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僕が最後に一緒に酒を酌み交わしたのは、9月30日の『兵六』だった。隣りに座ったので、7年後の東京五輪の話などをしたナ。自分の著作本にサインを求められたと云って、可成り上機嫌だったのが最後の中西さんの笑顔だった。

それから1週間程して、皆から中西さんと連絡が取れないと云う話を聞いた。友人の大谷さんが自宅まで訪ねてくれたのだが、不在の様子だった。行方不明になったのか、はたまた入院でもしたのか、誰も判らなかったのだが、結局僕らが知ったのはお亡くなりになったと云う知らせだったのだネ。

出棺を見送り、僕らは餃子が好きだった中西さんを偲んで蒲田『金春』で献杯となった。
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20数名も居たが、タイミング良く全員で入れたネ。これも中西さんのお導きかナ。
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作家の高部さんのご挨拶で、献杯。
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神保町の酒場は出版関係や作家が多い。僕も毎週一度は中西さんにお会いしていたかなぁ。

来年の花見もきっと「中西桜」に集まるだろう。どこからともなく煙草の煙が漂ってきたら、中西さんだろうナ。

今日も神保町『兵六』には変わらぬ酒朋たちが集うことだろう。そして、皆中西さんを偲んで酒を酌む。
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神保町の宮崎駿さん、安らかに。

慎んでご冥福をお祈り申し上げます。合掌
by cafegent | 2013-10-28 16:57 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
    初霜や 踏まねば行けぬ 草分けて  稲畑汀子

昨日から暦の二十四節気では「霜降」(そうこう)となった。秋が一段と深まり、北国や山間部では、霜が降り始め朝には草木が白くなる頃だネ。東京でも花が減り始め、代わって紅葉が街を彩る時季の到来となる訳だ。
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    初霜や 束ねよせたる 菊の花    正岡子規

「初霜」は冬の季語なのだが、季節を72に表した「七十二候」では昨日から「霜始降」(しも、はじめてふる)の頃。深まり行く秋の頃にもしっくりとくる句だと思ったのだナ。

毎朝歩く公園では、子どもたちが夢中になってどんぐり拾いをしており、大人たちは彼方コチラで銀杏(ギンナン)拾いをしている。

一口にどんぐりと云っても、色々とあるのだナ。クヌギやコナラと云った落葉高木の実、カシ、シイ、マテバジイ等の常緑高木の実もどんぐりと呼ぶネ。
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どんぐりにはゾウムシの幼虫も隠れているかもしれないから、虫好きは幼虫探しも面白い。小さい頃は、拾ったどんぐりでコマなどを作ったりしたけれど、今の子どもたちは、どんぐりをどうしているのだろうか?
     ◇          ◇          ◇
閑話休題。

日々酒場で酒を吞む事が多いが、たまには背筋を伸ばし襟を正して酒と向き合いたくなる時がある。夕べがそうだった。

雨が降りそうな鼠色の空の下地下鉄に乗って飯田橋へ向かった。

神楽坂出口を出て、坂を毘沙門天の方へと歩く。
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午後5時を廻るともう辺りはすっかり日が暮れている。

毘沙門天前、石畳の路地を入ると右手に風情溢れる木造二階建てが目に入る。
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椿の葉を照らすのは『伊勢藤』の行灯だ。優しい灯りに導かれて長い縄のれんを潜り、右手奥の戸を開ける。ほの暗い店内に入ると、何故かほっと浴塵を洗われるのだナ。

此処『伊勢藤』は静寂の中で、独りじっくりと酒を嗜みたい時に訪れたくなる。黒光りのする自然木のL字カウンターは丸太の椅子に絣の座布団が敷いてある。この六席の他に座敷席が二つ在る。

カウンターの内側には板張り床に四角く囲炉裏(いろり)が切ってあり、作務衣を纏った主人が端座し、お燗をつけてくれる。主人の横に置かれた白鷹の四斗樽も見事にこの民家風の佇まいに馴染んでいるのだ。

見事にならされた灰の真ん中で、赤く灯る炭火が囲み赤茶の銅壺を温めている。

酒は灘の「白鷹」樽酒のみでアル。ビールも焼酎も置いていない。この潔さがこの酒場の神髄だ。熱燗、ぬる燗、常温の何れかを告げれば、あとは黙っていても一汁三菜が出てくるのだから。

夕べは海鞘(ほや)や蕪の甘酢漬け、煮物などが小鉢に盛られ、酒がススんだ。

豆腐の味噌汁も胃を優しく包み込み、酒を旨くさせてくれるのだナ。

盃を置く陶製の盃台を使っているのも酒に対する敬意の表れだろうか。これも初代から受け継がれている。此処の酒器もこの酒場の自慢だネ。盃も徳利も見事な作品ばかり。此処の酒器はすべて小堀遠州流好みの横山朝陽の作品だと聞く。

壁には初代が掲げた「洗心酒洞」の額がある。昭和12年創業の酒場はその佇まいを今も変えていない。また初代の筆による「希静」の書額も掲げられている。

「希静」とは、心境が静かなる事を願うこと。目先の事に振り回されずに、常に平静な心を持ち続けたいものだ。

座敷席に座る数人の客の声が甲高いと「お静かに願います」と注意されるのも、代々変わらぬこの酒場の流儀でアル。中にはこの洗礼を受けたことがある、と自慢する輩もいるが、此処では無用だ。

静寂の中で、炭火の弾ける音や外を歩く人々の響きも酒の旨味を引き立てる。

酒がススメば、追加の料理もある。

豆腐、納豆、味噌でんがく、丸干、たたみいわし、えいのひれ、皮はぎ、くさや、いかの黒作(くろづくり)、いなご、明太子。東京の酒場ならではの酒の肴が揃っているのだネ。
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初めて此処を訪れたのは大学を出て就職をしたばかりの頃だった。居酒屋好きの先輩に連れられた酒場の大半は、今はもう無い。

浅草の『松風』、上野の『おせん』、銀座『窓乃梅酒蔵』や神田『六文銭』も閉めてしまった。

神保町の『兵六』、根岸の『鍵屋』、銀座『はち巻 岡田』など変わらずに健在の酒場も在る。また、銀座の『樽平』や自由が丘『金田』など佇まいは変わってしまったが、今も営業を続けている名酒場も在るネ。

五十を過ぎて、漸(ようや)く『伊勢藤』の「希静」が、しっくりとくるようになったかもしれない。

静かに酒と向き合い、背筋を伸ばして盃を傾ける。あぁ、夕べは良い酒が吞めたかもしれない。
by cafegent | 2013-10-25 15:49 | 飲み歩き | Trackback | Comments(0)
     白菊の花でこさばや濁り酒   子規
 
菊の花の季節がやって来たネ。

11月1日からは、湯島天神の「菊まつり」が開催される。色とりどりの菊は、大作りと呼ばれる千輪咲や盆庭などを中心に展示される。境内を埋め尽くす二千株もの菊は、見事だろうネ。
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街の花屋さんでも菊の花が沢山並び出している。

     菊つかむ雀悲しき嵐哉
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これも正岡子規が詠った句だが、また大型の台風が列島に近付いているみたいだネ。
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先日の台風で毎朝歩く公園の樹々や花もなぎ倒されてしまったが、秋の渡り鳥たちが居なくならない様に願うばかりだナ。
     ◇          ◇          ◇
さて、昨日はカミサンが門前仲町で仕事が終わると云うので、牛もつ煮込みの名店『大坂屋』で待ち合わせをした。

午後四時半に到着すると、店の前にカミサンが居た。おやっ?と思いきや、臨時休業だったのだナ。随分と楽しみにしていただけに、ガッカリした様子だったが仕方無い。

気を取り直して、木場方面へと歩いた。

木場の平野橋を渡るとホッピー酒場『河本』が在る。
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その平野橋だが、二年程かけて橋の架け替え工事に入っている。丁度店の前の交差点から永代通りまでが車の通行止めとなった。

だが、『河本』側の舗道も通行止めになってしまったので、足が悪い店主の真寿美さんは病院に通うのに大回りしなくちゃならないみたいだった。
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この日の『河本』はお客がまだ二人と静かだった。その中の一人は酒朋ウッチーだったので、隣りに座り一緒にホッピーを楽しんだ。

『大坂屋』さんの牛もつ煮込みは食べられなかったが、此処の煮込みも牛もつをあっさりと煮込んでいて絶品でアル。
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酉の市が過ぎると冷や奴も湯豆腐となり、おでんも始まるのだナ。

次第にお客さんも増えて来たので、我々はご馳走さま!

再び、永代通りを門前仲町へと歩く。目指す酒場は『魚三』だ。

三人だったので、三階へ上がった。三人組の先客が二組居たが、そんなに待たずに座る事が出来た。
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『魚三』は一人客、二人客までは一階と二階、三人以上になると三階、四階になる。
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僕らは五合の大徳利で熱燗を戴き、ウッチーは生冷酒にした。
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では、カンパ〜イ!
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そして、刺身はシマアジとマグロだ。
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どうですか、この厚み!
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これが魚三ならではなのだネ。
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そして、海鞘(ホヤ)酢も酒がススむのだナ。

こちらは、穴子の白焼きだ。
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これまた酒に合う一品だネ。
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銀めろかま焼きは、脂が乗って美味。

極めつけは、くさやだネ。
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くさやの干物ほど酒に合う肴は無い。と思うほど臭いが美味い!
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三人だと色々頼めて愉しいなぁ。夕べはこうして旨い酒を戴いた。
ウッチー、また吞みましょうネ!
by cafegent | 2013-10-23 16:36 | 飲み歩き | Trackback | Comments(0)
台風26号が過ぎ去り、東京は気温も下がり過ごし易い気候となった。この台風の影響で北海道の帯広や釧路ではもう初雪が降ったらしいネ。

テレビのニュースを観ていたら、十勝管内に住む方が「今まで十月に雪かきをしたことなんてなかった!」と語っていた。

日本列島も年々四季の移ろいに変化が出て来ているネ。東京も本格的な「秋」を迎える前に冬になりそうな気配だものネ。

先月、酒仲間の1人がこの世を去った。編集者の中川六平(ろっぺい)さんだ。
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神保町三省堂書店の裏手に佇む小体の酒場『兵六』で時々酒を酌み交わしていたが、最後にお会いしたのも結局その酒場だったのだナ。

まだ63歳と若かったが、食道がんを患っていたそうだ。だが、六平さんは時々入れ歯を外して現れるので、何処の爺さんが来たかと思う程違う顔になっていたっけ。
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僕のブログ「東京自由人日記」を『江戸東京 味の散歩道―歩き味わう歴史ガイド』と云う書籍の中で紹介してくれたのが六平さんだった。
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京成立石の『もつ焼き 宇ち多゛』を訪れた時も僕の自由人日記を参考にしてくれた。

古巣の出版社『晶文社』に再び復帰したばかりで、最後に兵六で吞んだ時も「いつか必ず小西クンの本を出そうネ!」と云ってくれたが、それももう叶わぬ夢となってしまったなぁ。
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ロイド眼鏡の奥の目を細めながら、よく笑い、よく吞み、よく語っていたネ。

最後の仕事となった内堀弘さんの本「古本の時間」は、六平さんが亡くなると同じ頃に書店に並んだ。

神保町で吞んでいると、出版社や編集者の方々と出会う機会が多い。作家の坂崎重盛さんと知り合ったりしたのも『兵六』だったナ。『江戸東京 味の散歩道』では、六平さんと坂崎さんが共に東京の町を案内していたが、それが妙に嬉しかったなぁ。

最近、食道がんで亡くなる方が増えている。僕も気を付けなくちゃ。
酒場の諸先輩、中川六平さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

合掌、そして献杯。
     ◇          ◇          ◇
閑話休題。

時々立ち寄りたくなる酒場が幾つか在る。東京・根岸の酒場『鍵屋』もそのひとつだ。

     梅が香や根岸の里のわび住居(すまい)

まだ梅が咲く時季には程遠いが、JR鶯谷の駅を降りるといつもこの句が浮かぶのだ。

駅を出ると怪しい客引きやラブホテルに誘う女性たちが目に入るが、ラブホテル街をすり抜けて一歩路地裏に入れば、『鍵屋』の灯りが古き良き東京の風情を照らしてくれている。

秋が深まり、街が黄昏色に染まる時刻も早くなった。
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秋風に揺れる暖簾を潜り、中を見渡せば楓(かえで)の分厚いカウンターに辛うじて席が空いていた。

桜正宗のぬる燗が旨い季節になった。
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この日のお通しは「ところてん」だ。時には煮豆だったり、煮こごりだったりするのだが、これが東京の居酒屋なのだと実感するひとときなのだナ。
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此処には幾つかのお猪口が有るのだが、僕にはいつも一番大きなサイズが出てくる。
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故にいつも吞み過ぎるが玉に傷なのでアル。
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名物・うなぎのくりから焼きもまだ残っていた。これがまた酒に合うのだ。
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焼き場でうなぎを焼いてくれるのは店主の清水賢太郎さんだ。

二本目の桜正宗と同時に味噌おでんが出て来た。
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焼き豆腐、コンニャク、そしてちくわぶだ。ちくわぶが出るところもまた東京の居酒屋らしい。甘口の桜正宗は、ぬる燗が良い。
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熱燗ならば大関がオススメだ。
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賢太郎さんの絶妙な燗付け具合が素晴らしいのだネ。

この日はぬる燗を三本戴いた。
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程良く酔いも廻って、躯が火照って来た。女将さん、賢太郎さん、ご馳走さまでした。

外に出ると路地を抜ける夜風が心地良かったなぁ。
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三日月の輝く東京の空の下、コオロギの集(すだ)く声と共に金木犀の強い香りが風に乗って漂っていた。

鶯谷の駅に着く頃にはすっかり酔いが醒める程、東京も涼しくなったのだネ。

「東京黄昏酒場/その11.根岸『鍵屋』で東京の酒場を知る。」
by cafegent | 2013-10-17 17:57 | 飲み歩き | Trackback | Comments(0)
昨日から今朝にかけて東京を襲った台風26号は、24時間降水量が750mmを超え、観測史上最高値となったそうだ。東京都の大島町では、この台風で13人が亡くなり、今も35人の方が行方不明になっているらしい。

都心では激しい雨も上がり、暴風もおさまり出している。
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だが、この大型台風は風速25m以上の暴風域を伴ったまま関東から北へと進んでいるのだから、まだまだ心配だネ。
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関東地方を襲った台風としては「十年に一度の勢力」だと、テレビのニュースで伝えていたが、いつもの公園でも大きな樹木が幾つもなぎ倒されていた。
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イイギリの木の太い幹が折れている姿を目の当たりにすると、暴風の威力の凄さに言葉も出なくなった。
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それでも樹々の上では餌を求めて小鳥たちが飛び回っていた。
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メジロは木の実をせっせと啄んでいたナ。
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また、秋の渡りの蝶、アサギマダラの姿を見つけることが出来た。

北上中の台風26号の被害が、これ以上広がらない事を願うばかりだネ。
      ◇           ◇           ◇
閑話休題。

さて、今週の月曜は「体育の日」だったネ。毎年、春と秋の二回催される渋谷のんべい横丁の仲間たちのBBQ大会が行われた。前回もギリギリまで雨だったり、ここ数回は天気が不安定の中での開催だったが、今回は見事な秋晴れとなった。
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バー『クルヴァ』のヨッさんと健太郎君が中心となって運営してくれて、美味しい料理と酒が振る舞われた。
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ヨッさんの掛け声と共に楽しいBBQがスタート!
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此処、目黒の駒場野公園では、事前に申し込めばバーベキューを楽しめるのだナ。天気が良かったからか、今回は100人以上もの方が集まったのだネ。
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ハイ由美ちゃん、カンパイ!
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此処に集まっている殆どの方が、のんべい横丁内のバー『クルヴァ』や『タイト』、『アミュレット』そして、『ビストロ・ダルブル』などのお客さんたちだ。
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渋谷のんべい横丁の酒場は、殆どが小体の店なので混んでくれば他の店に移動したりと、酒場同士の交流も深いのだナ。ゆえに、いつの間にか他店の常連さんたちとも仲良くなっていたりする。そんな所が、この横丁の素敵なところでアル。
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今回はオースティンが働く恵比寿『カドヤ』のお客さんも初参加してくれましたネ。
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幹事役の健太郎クン、カンパ〜イ!
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また、年々会を重ねる度に子ども連れの方々も増えて来た。
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此処で子どもたちの成長を確認するのも、BBQの楽しみのひとつになって来た。
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今回は大鍋で仕込んだつみれ入り豚汁や白ワインたっぷりのチーズフォンデュー、野菜たっぷりのラタトゥイユ、そして炭火焼きの肉や魚類が用意された。

料理を担当している正ちゃんもお疲れさまでした!今回はデジカメの調子が悪くて、余り多くの写真を写せなかった。そんな訳で、ひたすら食べて吞んでいたのであった。

午後4時までには完全撤収しなければならないので、最後は皆が協力して一気に片付けが始まった。ゴミ捨て、洗い物、火の始末等々、回を重ねているだけに、皆さん手際が良いのだネ。
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ヨッさん、健太郎クン、そしてチーム「GROUMET HUNTER」のみんな、お疲れさまでした!感謝多謝!

皆は二次会へと移動したので、僕は武蔵小山へと戻ることにした。
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だが、案の定、電車で寝落ち!目が覚めたら武蔵小山を通過して、多摩川駅だった。早い時間だったのと、早期に気付いたので助かった。

なんとか地元に戻り、いつもの酒場『牛太郎』の暖簾を潜ったのでアール。トホホ!
by cafegent | 2013-10-16 14:54 | 食べる | Trackback | Comments(0)
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カミサンと映画を観に行こうと云うハナシになり、互いに今公開中の映画を調べ始めた。僕が「パシフィック・リムかマン・オブ・ドリームはどうか?」と聞くと、
「ワタシ、高等向けの映画ってダメなのヨ」とのこと。ハテ?そんなにこの二つの映画は難しい内容だったっけ、と思っていたのだが、後でちゃんと聞いたら「荒唐無稽の映画は苦手」と云ったのだったのだナ。
「高等向け」と「荒唐無稽」か。書くと聞くじゃ、大間違いなのだネ。

以前もベランダに置いていたロッカーの扉を開けたカミサンが「物質の匂いがするから掃除しよう!」と云ったのだが、ハテ?何の物質なのだろうと思ったのだナ。

で、「何の物質の匂いなんだ?」と聞くと「高校の頃の部室の匂いよ」とのことだった。「部室の匂い」を「物質の匂い」と勘違いしていたのだネ。

歳とって酔いの廻りが早くなっただけかと思いきや、耳までボケて来たらしい。トホホ。


ボケは日々進行するのだナ、と思っていたが、先日読んだ作家阿川弘之のエッセイの中にまるで僕と同じ様なエピソードが出ていて笑ってしまった。

 〈女房と娘が台所で何か面白そうに話し合っているから、「墨イカがどうしたって?」口をはさんだら、
「イカの話なんかしてません。スニーカー、運動靴。夏祭の派手な浴衣姿で電車に乗って来た若い女の人の足元、ふと見ると、スニーカーはいてるんですもの。世の中どうなっちゃったのかと思って」

 その世の中が「最中」に聞こえる。「汚職事件」の前後が聞き取れなくて「お食事券」と間違える。

一々例を挙げればきりが無いけれど、「未だ九時前じゃない」が「又栗まんじゅうだ」、「三分の一の値段」を「サンドイッチの値段」、「エドワード・ケネディ」は「江戸前の鰻」うんぬん。〉

 この先生は、全てが喰うことに聞き間違える傾向があるらしいネ!
あぁ、僕も気をつけなくちゃ!
     ◇            ◇            ◇
閑話休題。

土曜日の寒さから打って変わって、日曜は朝から空が晴れ渡ったネ。

午前中はいつもの公園に野鳥を探しに出掛け、戻ってから家の掃除を終えた。

午後2時過ぎ、武蔵小山を出て高田馬場経由で新井薬師へ。此処から二駅散歩をしてビールが旨く感じる様に体を仕上げるのだナ。

西武新宿線沿線は、東京オリンピックの頃を目指して線路の地下化を進めているらしい。
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この風景が観られるのももう残り数年なのだネ。

午後3時45分、野方に到着だ。午後になっても西日が強く汗をかいた。
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酒朋マタェモンさんや皆川さん、豊川さんといつもの面々が集ってる。
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そして、ホッシーも到着だ。

日曜は、4時丁度に『秋元屋』は開店だ。
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いつもの席に皆で並ぶのだネ。
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ひと汗かいたから、生ビールを戴いた。さぁ、カンパイ!
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喉ごし爽やかに冷えたビールが体をシャキッとしてくれるのだナ。
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ホッシーはTシャツに合わせて、サッポロ黒ラベルだネ。
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ガツ酢をアテにビールがクィクィと入っていったネ。

特製ハイボールに切り替えて、カシラやせせりの味噌焼きを戴いた。

この日は、サクッと吞んでご馳走さま!一時間の滞在でした。

皆さんと早々に別れ、僕らは目黒方面へと戻った。

久しぶりに不動前の『寿司 なかのや』に来た。
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『秋元屋』でビールを戴いたので、日本酒から開始した。
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福岡は久留米の山口酒造場の特別純米「庭のうぐいす」を戴いた。
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キンちゃん、最初に胃に炭水化物を入れておくと悪酔いしないとのことで、白身魚のアラで取ったダシに貝ひも等のダシを合わせた吸い物に鮓飯を入れた椀を出してくれた。
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キンちゃんこと金城毅さんは、東京の名店中の名店『寿司いずみ』で16年間修行を積み一年前の十月に独立し、此の地に店を構えたのだネ。

キンちゃんの兄弟弟子には、ミシュランで三ツ星を取っている銀座『あら輝』の店主、荒木水都弘氏なのだナ。荒木さんはロンドンに移るらしいが、キンちゃんはこの地に根付いて欲しいものだ。

『いずみ』の親方直伝の料理は、本当に丁寧な仕事が施されている。ことば数の少なかった当時のキンちゃんが何処へ行ったのかと思うほど、会話が弾む様になった。矢張り、この一年で店の主としての身構えが出来たのだネ。
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料理は、甘鯛塩で〆て、酒で湯引きしたものが登場。

続いて、千葉県産のアワビを蒸したもの。
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海の海苔を餌にして育ったアワビは味も香りもよく、柔らかく蒸し上がっていたナ。

こちらは、長崎の穴子白焼きだ。
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香ばしく、酒がススむススむ。

北海道のブリ、淡路の鯖の刺身の登場。
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『いずみ』ならば新玉葱のすりおろしと和芥子だが、こちらでは普通に山葵で戴くのだネ。

酒は宮城の純米辛口「阿部勘」に切り替える。これも旨い酒だネ。
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山葵の茎は、さっぱりとして箸休めに良い。

醤油のみで仕込んだいくらは、目から鱗だったナ。
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今まで我が家でも酒やみりん、醤油などいろんな合わせ方で試してみてが、醤油のみがこんなに美味しかったなんて驚きだった。

さぁ、珍味といこう。『いずみ』でもお馴染みの「痛風まっしぐら」だネ!
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べっこう玉子とマナガツオの玉子でアル。これをチビチビと嘗めながら、酒をクィッと飲れば、ドッと幸せが舞い降りるってもんだ。

続いて登場したのは、甘鯛の酒廻し焼き。
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日本酒を廻し掛けしながら焼いた甘鯛は良い味と香りだ。

酒は長野の酒「豊香 秋あがり 別囲い純米生一本」を戴いた。
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夏を越した秋あがりの純米は、まろやかで深みある味と香りだった。

墨イカのゲソを鰹酒盗に漬けて焼いたものは、秋あがりの酒との愛称抜群だったナ。
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濃厚な鰹の酒盗が絡み合って、イカゲソの美味いのなんの、南野陽子!なんちて。
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さぁ、ここから握り寿司劇場の始まりだ。

先ずは、小鯛の酢おぼろ漬けだ。
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江戸の仕事を再現した酢おぼろは、素晴らしいネ。

そして、カワハギ肝乗せでアル。
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もう云うこと無しの美味さだ。

お次ぎは、小肌の米酢の登場だ。
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『いずみ』と云えば小肌三種の酢が名物だが、キンちゃんはその味を見事に継承しているのだネ。

ここで、岡山の純米の限定生詰原酒「燦然」を戴いた。
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こちらは、愛知のアオヤギだ。
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適度に脂の乗った鯵も最高だネ。
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マグロづけを戴いて、沢庵で箸休め。
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あぁ、酒がスィスィと入っていくなぁ。

どうですか、この中トロらしい中トロは!
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もうとろけてしまうなぁ。

続いて、スミイカを戴く。
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これは、ねっとりと甘く美味い。

カミサンはこの辺りで満腹になったらしく、打ち止めだ。

こちらは、桑名の煮蛤わた付きだ。あぁ、もう駄目だ。
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蛤を煮詰めてとったツメもまた最高の味で身を引き立たせている。幸せだ!
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キンちゃん、素晴らしい仕事ぶりだネ!

お次ぎは、金目鯛のづけ。
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皮の部分も本当に美味かったなぁ。

こちらは、ブリの砂ずりだ。
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天然鰤の腹の部位は、脂の乗りが良く、口の中でトロける程だったナ。

こちらは、ホッキ貝だネ。
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北海道生まれの僕は、北寄貝には目がないのだ。

そして、マグロ霜降り!
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凄いでしょう、コレ。
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キンちゃんオススメの白海老は、ねっとりとして甘かったネ。

こちらは、キンちゃん自慢の鉄板焼き白子だ。
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白子を香ばしく鉄板で焼いて酢飯に乗せてあるのだヨ。香り高く、濃厚な味わいはこの季節にぴったりだったネ。

さぁ、最後の握りは、煮穴子だ。
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これもまた口の中で、とろけてしまうのだ。

この日は、大いに食べたなぁ。いつもならば、とっくに満腹になっている筈だが、すこぶる体調が良かったのかナ。
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最後にカミサンのリクエストでかんぴょう山葵巻を戴いた。
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お茶を戴き、ホッと一息。

ここでキンちゃんから恩納村の古酒泡盛の「萬座」をご馳走になった。
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万人に愛される泡盛と云う意味を込めてこの名がついた酒だと聞いた。古酒43度の酒は、濃厚で甘い。口の中でトロけるような柔らかい口当たりは、病みつく旨さだナ。
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恩納村出身のキンちゃんもまた皆に愛される優しい人柄ゆえに、此処に通うファンも多くなっているご様子だ。
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此処もまた『寿司いずみ』同様に予約で一杯になると外に準備中の札が出ているものネ。
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最後に長ネギの赤出しを戴いて、ご馳走さま。

極上の寿司と旨い酒で、我ら夫婦も大満足であった。

そして、何よりも歩いて家路に着けるのが嬉しい限り。次もまたハレの日は、『なかのや』の寿司を食べに来たいものだ。

外に出ると、ようやく涼しい秋風が吹くようになっていた。
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カネツキムシの声を聴きながら、千鳥足で帰る二人であった。
by cafegent | 2013-10-10 15:54 | 食べる | Trackback | Comments(0)
今日から季節は「晩秋」となった。七十二候では「鴻雁来」(こうがん、きたる)の頃。鴻雁(秋の渡り鳥のがん)が飛来し始める時季となったのだネ。

だが、東京は今日も気温が高く汗ばむ陽気が続いている。それでも毎朝歩く公園にも秋の渡り鳥たちが飛来し始めて来た。
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今朝はキビタキのオス1羽、メス3羽発見!
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エゾビタキも2羽確認することが出来た。
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これから冬にかけて寒さが増してくるともっと多くの種類の鳥たちがやって来ることだろう。愉しみだなぁ。
     ◇          ◇          ◇
さて、先週の土曜日は毎年恒例となっている白山の「おわら風の盆」が開催された。元々は富山県・越中八尾の秋の風物詩で、五穀豊穣と永世の繁栄を祈るために夜通し踊り続ける情緒豊かな催しだ。

この踊りと歌を東京・白山の京華通り商店会の皆様が年に一度催しているのだネ。

「おわら風の盆」は午後5時からなので、僕らも毎年恒例となった酒朋キクさん邸にてBBQ大会を催した。
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外は霧雨が続いていたが、外にタープテントを張って無事に開催。

キクさんはオークションでビアサーバーを手に入れたらしく、今回は南信州のIPAビールとフェストビールが用意された。どちらもコクと香りが素晴らしいビールだったナ。
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サザエの壺焼きに鳥ハツ、そしてイナバのタイカレー缶が炭火の上に!
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このタイカレーに焼いたエビを付けて食べると美味かったなぁ。
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海老はホッシーの土産だったネ!

どうですか、この立派なイサキ!
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この日仕事の都合で来れなかった作家の高部さんが千葉の漁港で仕入れて届けてくれたのだネ。なんともウレシイ限りでアル。
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そして、こちらの秋刀魚の一夜干しは、伊東のラーメン屋『福みつ』のくーちゃんが送ってくれたものだ。これまたウレシイネ!
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クラフトビール屋でバイト中のイナちゃん、注ぎ方が上手かったネ。
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そして、瑠衣ちゃんは、ただ飲むだけ〜ッ!w
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ハイ、イサキが焼けました!キクさん、お疲れさま!
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皆、一気に食べていたナ。
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こちらは、マルチョウだネ。プリップリで美味かったなぁ。

今回もホルモン類は、八王子のホルモン専門肉屋さんでキクさんが仕入れてくれたのだネ。
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神保町の酒場『兵六』に集う面々が続々とやって来た。
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トクちゃんはまた今年も中国ウイグル自治区に写真旅行に出掛けるそうだ。良い旅を!
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ボクもホッシー&ムッちゃんとパチリ!

今回初参加の薮さんは武蔵小山『牛太郎』のご常連!
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ハイサワー倉庫飲みイベントからそのまま一緒に来てくれたのだネ。
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薮さんは、Qちゃんや宮木さん、瑠衣ちゃん達に囲まれてゴキゲンだったナ。
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そして、マタェモンさんは、相変わらずドーンッ!とネ。
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こちらは、痩せてイメチェンしたケン君とイナちゃん!
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炭火の上では、にぎり飯やイカが焼かれている。
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キクさん、焼きおにぎりに鯛のアラで取ったダシ汁をかけてくれた。
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三つ葉の香りも立ち、これ最高に美味かったナ。

日が暮れて来た。
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午後5時、風の盆が始まった。
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哀愁漂う胡弓の音色に乗って、舞う姿のなんと美しいことか。
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顔を笠で覆い隠して躍るのが特徴だネ。
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本場、八尾では朝まで踊り明かすらしいネ。
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風の盆の踊りを見終えて、再びキクさん邸へ。
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すっかり日が落ちたので、炭火を片付けた。
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そして、家呑みへと場所を移動。
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Qちゃんのお土産、小鮒の佃煮は、良い酒のアテだったネ!
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イナちゃん、日本酒吞み過ぎてこの後寝落ちしたネ!

ホラ、ヘベレケ顔になっているw
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そして、初参加のジュンジ君は最近の兵六仲間なのだ!
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もちろん、ムサコの牛太郎にも通っているしネ。

キクさん、イサキとタイの刺身を作ってくれましたネ。
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こりゃ、凄かったネ。
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日高見の純米酒も旨い。
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あとは、ダラダラと酒宴は続いたのでアール。
by cafegent | 2013-10-09 16:46 | 飲み歩き | Trackback | Comments(0)
十月に入り肌寒い季節がやって来たかと思いきや、昨日は打って変わってTシャツ1枚でも十分な程に暖かい陽気となった。

今日の東京も日が射込み、汗ばむ陽気でアル。
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それでも夕暮れになれば、涼しい風が吹くようになった。秋風と共に、秋刀魚の美味い季節になった。

秋の味覚、秋刀魚もそろそろ手頃な価格になって来る頃だろうか。北海道や東北でもサンマの水揚げが本格化している。産卵の為に、オホーツク海から寒流に乗って南下する秋刀魚は、程よく脂ものり身が引き締まって実に美味いのだナ。

先日は北海道の実家から大きく育った秋刀魚が届いた。三枚におろした新鮮なサンマは刺身にして生姜醤油で喰らう。これには日本酒が合うのだネ。

塩焼きも美味い。
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欲を言えば煙をモクモクと上げながら炭火で焼いたサンマを食べたいのだが、狭い我が家では無理はハナシだ。

キッチンのガス台のゴトクを二段重ねにして、強火の遠火で焼くのでアル。これならば、炭火に負けず劣らず美味しく焼けるだ。新鮮なサンマはワタまで美味い。たっぷりの大根おろしと酢橘をギュッと搾って食べるサンマのなんと美味いことか。
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    あはれ
    秋風よ
    情(こころ)あらば伝へてよ
    ――男ありて
    今日の夕餉(ゆふげ)に ひとり
    さんまを食(くら)ひて
    思ひにふける と。

    さんま、さんま
    そが上に青き蜜柑の酸(す)をしたたらせて
    さんまを食うはその男がふる里のならいなり。
    そのならいをあやしみてなつかしみて女は
    いくたびか青き蜜柑をもぎて夕餉にむかいけむ。 
    あはれ、人に捨てられんとする人妻と
    妻にそむかれたる男と食卓に向かえば、
    愛うすき父を持ちし女の児(こ)は
    小さき箸をあやつりなやちつつ
    父ならぬ男にさんまの腸(はら)をくれむと言ふにあらずや。

佐藤春夫の「秋刀魚の歌」だネ。これは佐藤春夫が谷崎潤一郎の妻、千代とその幼子の鮎子と三人で、潤一郎不在の谷崎家の食卓で秋刀魚が出された時の心情を詩にしたためたものだ。

当時、谷崎潤一郎は千代夫人の妹のせい子と恋仲になっていた。谷崎の女好きに閉口し、佐藤に相談していた千代だったが、いつしか千代と佐藤春夫も惹かれ合ってしまったのだネ。

紆余曲折しながら、最後には谷崎と別れた千代と結婚し、娘の鮎子も引き取った。

    さんま、さんま、
    さんま苦いか塩っぱいか。
    そが上に熱き涙をしたたらせて
    さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。
    あはれ
    げにそは問はまほしくをかし。

    ◇          ◇          ◇
閑話休題。

先週の土曜日は朝から気温がグンと下がったネ。午前11時、武蔵小山の酒場『牛太郎』にて酒朋たちと待ち合わせをした。

先ずは0次会と称して、瓶ビールを戴いた。
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酒朋の薮さんと渡部クンが到着したので、出発だ。
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酒朋渡部クンは朝の7時半まで渋谷のんべい横丁で吞んでいたらしく、声が酒ヤケしていたネ!

小雨がぱらつく中、この日は「わるならハイサワ〜♬」でお馴染みの博水社さんの倉庫飲みイベントが催された。
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このイベントは元々テレビ番組の「タモリ倶楽部」での企画が発端であり、以来毎年の様に行われているのだネ。

で、その「倉庫飲み」だが、その名の通り博水社本社前の倉庫にて、博水社製品を飲みながら、ハイサワーを深く知ってもらう酒宴なのだナ。
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この日は三代目ハイサワー・ガールの上條彩佳(あやか)さんも来てくれたネ。
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もちろん、僕もパチリ!
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スタッフの方々の手作りの料理も美味しく、ハイサワーを使った新しいレシピのお酒なども紹介され、味わうことも出来た。
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我々の座った席は「チーム牛太郎」と云う訳で、牛太郎に集う面々が集まった。
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この企画の仕掛人は「東京カルチャーカルチャー」の企画プロデューサー、テリー植田さんでアル。さすが5年間で700本ものイベントを仕掛けてきた方だけに、今回のイベントも地域の枠を越えた幅広いジャンルの方が集まっていましたネ。
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三代目の田中秀子社長が先日上梓した「ハイサワー炭酸レシピ83」に紹介された新しい飲み方のハイサワーを沢山披露してくれたのだナ。
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そんな訳で、ボクは「大根おろしサワー」を戴いた。
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コレ、グラスに氷と焼酎を入れ、たっぷりの大根おろしを入れて、ハイサワーを上から注げば完成だ。

飲むまでは不安だったが、実に爽快な味わいで大根おろしのちょっとピリッとした味がハイサワーと見事にマッチしていたのだナ。
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この日は歌手の畑中葉子さんも参加し、懐かしい「カナダからの手紙」を披露してくれた。
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デュエットのお相手は庶民文化探究家の町田忍さんだったが、歌はご愛嬌!

田中秀子社長はプライベートの活動として「犬猫殺処分ゼロを目指して!まだ間にあうからプロジェクト」を支援している。殺処分される犬猫達を助けるボランティア活動を続けており、その活動内容も紹介してくれた。
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最後は「まだ間にあうからプロジェクト」の為に作られた歌「ありがとう」を秀子社長が唄ってくれた。このCDの売上収益金がこの活動への寄付などに活かされるのだネ。
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流石、元ジャズシンガーの秀子社長、素晴らしい歌声を披露してくれましたナ。拍手!
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午後3時前、こうして無事に「ハイサワー♬倉庫飲み」イベントが終了となった。

ハイサワーを白ワインで割った「白deハイ」やハイサワーグレープフルーツを赤ワインで割った「赤deハイ」など、武蔵小山を発信源に新しい飲み方も知って貰わないとネ!

皆さん、お疲れさまでした!最後は皆で記念撮影。
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程よく酔って皆さん良い笑顔だったネ。
by cafegent | 2013-10-07 15:41 | 飲み歩き | Trackback | Comments(2)
野分の嵐の様な台風が過ぎると九月が終わり、秋が深まって行く。十月に入ってからも次々と台風が関東に接近している。そんな中、昨日の夕方東京の空に美しい虹がかかったネ。フェイスブックをチェックすると沢山の人たちがいろんな場所で撮影した虹の写真がアップされていた。

美しい虹の光景にしばし癒されたナ。
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この写真はミユキちゃんが撮影していた虹だがアーチが素敵だネ。目黒方面に見えた虹は二重にかかっていたナ。

さて、虹に癒された後はいつもの酒場『牛太郎』の暖簾を潜った。
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馴染みの顔がぽつりぽつりと集まり始める夕刻、名物のガツ酢をアテに酒を愉しんだ。

夕べは、武蔵小山から代官山へと移動した。

蔦屋書店内に在るDAIKANYAMA T-SITEにて『BRUTUS写真特集「ほめられる写真」発売記念 写真家・大森克己×柳家権太楼トークショー&落語会』を聴きに行ったのだナ。
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権太楼師匠は僕の大好きな噺家であり、お嬢さんのウメカナちゃんは仕事でもお世話になっているライターだ。
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権太楼一門の半纏を纏ったウメカナちゃんも懸命にお手伝いしていたネ。

午後7時半トークショーがスタート。
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今回の企画は写真家の大森克己さんが『撮り方のコツは名作写真集から盗め』とのコンセプトから、ダイアン・アーバスの有名な写真やWee Geeの作品をモティーフに権太楼師匠をはじめ、さん喬師匠、喬太郎師匠、三三師匠たちを被写体に撮影した作品が紹介された。
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権太楼師匠は「古典から学ぶと云うことは、写真でも落語でも同じだ」と語った。名作を模倣することで、新しい表現方法を発見する。ブルータス誌の今回の企画を担当した編集者の方も、この師匠の言葉によって企画の明解な意図を理解したと語っていたナ。
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それにしても権太楼師匠とさん喬師匠がホットドッグ片手に手をつないでいる写真は強烈なインパクトだった。噺家は語りだけではなく、表情で芸をすると云うことを改めて感じさせてくれたのだナ。

二つ目の落語家、柳家ほたるが一席演じた後、権太楼師匠が再び登場し一席披露してくれた。

今回の演目は『笠碁』だ。過去にも何度か聴いた落語だが、今回は先のトークショーの際に師匠が話してくれた「表情で芸をする」ことに注目して、この噺を聴いて欲しいと告げられていたので今までとはひと味もふた味も違う『笠碁』を愉しむことが出来た。

そして、今回の会場が小さなギャラリースペースだったこともあり、師匠の落語を間近で聴くことが出来て最高に幸せなひとときだった。

今回は渋谷「のんべい横丁」に集う酒朋たちと一緒に来たので、皆で代官山から中目黒まで歩いた。

旧朝倉家住宅前の草むらでは虫たちが秋の調べを奏でていたネ。山手通り沿いの『いろは寿司』に到着だ。

此処は渡部クンが贔屓にしているので座敷の広い席を用意して戴いた。
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焼酎のボトルを入れて、カンパイ!
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この蟹味噌サラダも酒のアテに最高だったネ。

山葵巻や梅紫蘇巻も美味い。
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写す前に食べてしまったが、芽葱うずらの卵軍艦巻は、とても美味い寿司だったなぁ。
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焼酎のボトルをお替わりし、刺身や握り寿司を味わった。
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メニューには載っていないのだが、渡部クンいち押しあおさ海苔の味噌汁を戴いてご馳走さま。
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安くて美味しかったネ。渡部クン、ありがとう!

皆とは中目黒駅で別れ、僕は東急線を乗り継いで武蔵小山へと移動したのであった。
by cafegent | 2013-10-03 17:13 | 飲み歩き | Trackback | Comments(4)