東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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<   2014年 04月 ( 3 )   > この月の画像一覧

東京の桜が散り、今はハナミズキが街を素敵に彩っているネ。
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七十二候では「虹始見」(にじ、はじめてあらわる)の頃を迎えた。春の雨上がり、空に美しい虹のアーチがかかる時季だネ。

春は筍やぜんまい、たらの芽などが美味しい季節。近所の魚屋ではメバルやホタルイカが並びだした馴染みの酒場『牛太郎』のご常連さんが近海のワカメを取って来たそうで、お裾分けを戴いた。カミサンがしっかり捌き方を教わっていたので、家で大奮闘していたナ。

下のフサフサした部分がメカブで、茎や葉に分けて調理するのだネ。
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ポーチドエッグと合わせたのも美味しかったが、茎を細かく刻んで胡麻と和えたモノはご飯に乗っけて食べたら何杯でもお代わり出来た。
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柔らかい部分は鶏のささみ肉と和えてあっさりしたサラダ風にしてくれた。

どれも酒がススみ、白飯がススんだ。美味しいワカメをご馳走さまでした。

さて、食のハナシが続くのだが、先日とても面白い本を読んだ。イギリス人のフードジャーナリストが家族を引き連れて日本にやって来て、北海道から沖縄まで列島を縦横無尽に100日間喰い尽くした『英国一家、日本を食べる(亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズ)』でアル。
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札幌はススキノの「らーめん横丁」に始まり、相撲部屋のちゃんこ鍋、新宿思い出横丁の焼き鳥、京都の老舗『いづう』の鯖寿司、高級料亭の『菊乃井』などを兎に角毎日食べ歩くのだから凄い。小さな息子二人も最初は戸惑ったり、ポケモンのフィギュアに誘われて父親の食事に無理矢理付き合ったりしていたが、徐々に日本特有の食文化の魅力に興味を持っていく様子が面白かったナァ。

著者のマイケル・ブース氏と是非ともハシゴ酒がしてみたくなった。
     ◇          ◇          ◇
閑話休題。
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さて、先日西荻窪駅近くの『牛串牛鍋 じげん』にて開催された「酎ハイサミット」に参加させて戴いた。余り内容を深く理解していなかったが、「ハイサワー」でお馴染みの博水社の田中秀子社長や「キンミヤ」の宮崎本店の印田さんとお会い出来るので愉しみだった。
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ハイッ、田中社長とパチリ!

このイベントは「乾杯ポータルサイトSyupo」が主催し、「なゆの東京☆散歩」ブログで日夜酒場巡りに励んでいるなゆさんが企画し、甲類焼酎や割りモノ、新しい飲み方の提案などについて酒場ブロガーの方々とのトークセッションとなった。
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静岡の文化「緑茶割り」の飲み方を啓蒙しているお茶の荒畑園の荒畑さんの「富士山緑茶割り」も本当に美味しかったし、酒場ブログ「天上天下酒場独尊」を書いているペニーゆうすけさん、「瓶ビール班長の飲み歩き日記」の會田さんのお話しも愉しく伺った。50人程の参加者の方々も皆さんお酒好きだし、酒場好きの絆が深まるのはイイものだナ。

それにしても驚いたのが、この日参加した僕の酒朋シンゴ君と會田さんが幼馴染みだったことだネ。
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シンゴ君、彼が酒場ブログで人気者だという事をまるで知らなかったらしい。イヤハヤ、世間はこうやって繋がっているのだネ。これぞ酒縁社会なり!
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今回の会場となった『牛串牛鍋 じげん』さんはまだ新しい店だそうだが、ちりとり鍋の味付けが抜群で、これまた酎ハイやハイッピーサワーがススんだネ。
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午後四時、無事にイベントも終了した。なゆさん他、皆さんお疲れさまでした!

そして僕らは『焼きとり よね田』へと移動。
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春の風も心地良く外のカウンターでカンパイ!

どうですか、この白レバー串!
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今は無き渋谷の名店『鳥重』の柔らかいモツを彷彿させるのだナ。炭火のカリッとした部分とレアな部分の絶妙なバランスが見事な串だった。
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限定のリブロースも良かったし、何と言っても最後に出たこのつくねが圧巻だ。
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あぁ、これは病みつくナァ。

なゆさん、會田さん、お疲れさま!
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また、何処かの酒場で吞もうネ。
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午後六時、呑んだくれ御一行は、陽が長くなった西荻窪の街を徘徊したのでアール。
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by cafegent | 2014-04-17 14:23 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
昨日の雨で桜も可成り散ってしまっただろうか。目黒川では散った花びらで見事な花筏(いかだ)が出来ていた。仕事場の隣りの民家の玄関では花海棠(ハナカイドウ)の花が咲いている。
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朝方の雨に濡れて、実に艶やかに映ったのだナ。

中国は唐の時代を代表する美女・楊貴妃がある時、酒に酔って心地良くうたた寝をしていた姿を玄宗皇帝が目にして「海棠の眠り、いまだ足らざるのみ」と、楊貴妃をカイドウの桃色の花に喩えたのだネ。そこから、この花は「睡花」とか「眠りの花」とも呼ばれている。

そんな花海棠の様な美しくうたた寝をする女性に、深夜のバーのカウンターで出逢いたいものだ。

    海棠の寝顔に見ゆる 笑(え)くぼ哉    正岡子規

豪華絢爛に咲き誇る桜や海棠も美しいが、路傍で可憐に咲いている菫(すみれ)の花も実に素敵だネ。高い樹々の花を愛でて歩きながら、時々は足元に咲く小さな花に目を落としてみて欲しいものだナ。
      ◇           ◇           ◇
閑話休題。

大雨が降った前日、満開の桜を眺めに酒朋と集まった。前回も触れたが昨夏に亡くなった作家の中西隆紀さんが永年愛した桜の木だったので、毎年「中西桜の花見」として集まっていたのだが、今年は追悼の花見となった。

半蔵門駅近くの酒屋の角打ち『いづみや』で集まり、駆けつけ一杯ひっかけた。
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酒朋マタェモンさん&Qちゃん。
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両国で私設図書館『眺花亭』を営むナベさん、ケン君が集まり乾杯!
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酒の買い出し先である『YAMAYA』に移動し、酒朋キクさん達と合流。ワイン、日本酒、ビールなどを仕入れて、いざ中西桜の咲く場所へ。
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何処かのビルでは、窓の灯りで桜の花を描いていたネ。
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毎年、人が少なく穴場的な場所だった筈だが、この日は50名程の団体さんが先客でお花見を楽しんでいた。
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外資系の企業の方々だったが、随分と豪勢な雰囲気の酒宴だったナァ。だが、我々より一足早く散会し、余ったお酒を僕らの宴に進呈してくれたのだネ。これぞ花見が紡ぐ酒宴社会の成せる技!感謝多謝!有り難く飲ませて頂いた。

先ずは中西さんに献杯をしたが、しんみりしたムードは無い。酒をこよなく愛した御仁だったのだから、我々も大いに桜の木の下で酒を酌み交わすのだ。

毎度お馴染みキクさん手作りのキクハムとベーコンも酒がススむアテになる。
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『YAMAYA』で仕入れたレバーペースト&バゲットも美味い。

コッヘルとバーナーが有るから、夜桜で燗酒だネ。
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そして、お待ちかねマックス渡邊さんの登場だ。
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模型とフィギュアの世界では知らぬ者がいない程の有名人のマックスさんだが、忙しい合間を縫って毎年この花見に参加してくれるのだナ。

今回は大きな鍋とコンロで美味いおでんを振る舞ってくれた。
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躯もホッコリと温まるし、今年も素晴らしい春の酒宴となった。
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午後9時、小雨がパラついて来たので撤収。大勢居ると片付けも早いからイイネ。
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お堀の桜を眺めつつ、神保町へと移動した。
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神保町の酒場『兵六』はいつでも混んでいるのだが、何故か花見の後はこの大勢が入れるのだから不思議だネ。
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さつま無双の白湯割りで再び躯を温めた。
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途中、酒朋ホッシーも合流し、いつの間にか店内は知った顔ばかりとなった。
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今頃この酒場の何処かで中西さんも盃を傾けていることだろう。

花見に集まってくれた酒朋たちにも感謝しなくちゃネ。さぁ、この次は「兵六散歩の会」だ。その時また皆で集まろう。
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by cafegent | 2014-04-04 16:12 | ひとりごと | Trackback | Comments(1)
東京の桜も満開となっているネ。
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仕事場近く、かむろ坂の桜も見事なアーチを作っているし、お花見日和が続く。

季節を72に分けた七十二候では「雷乃発声」(かみなり、すなわちこえをはっす)の頃を迎えた。桜の季節だが、遠くで春雷の声が鳴り始める時季が来た。

今夜は北の丸公園近くで花見を催す予定だが、午後8時過ぎには雨が降るとの予報が出ていた。昨年亡くなった我が酒朋の作家、中西隆紀さんが見つけた花見場所なので、毎年「中西桜のお花見」と称して集まっていたのだが、今年は追悼のお花見でアル。

神保町の『兵六』で出逢ってから随分といろんな酒場に行ったり、山登りや散歩の会なども御一緒した。
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中西さんの著書「幻の東京赤煉瓦駅 新橋・東京・万世橋 (平凡社新書)
」はテレビ番組「ブラタモリ」のネタにもなったことがある。東京駅や神田駅周辺の歴史にも詳しく、「日本の鉄道創世記---幕末明治の鉄道発達史」と云う本が最後となったネ。
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神保町の宮崎駿こと中西さんの酔態が今も目に浮かぶのだナ。

今宵は花見が終わるまで春雷を聞くこと無く過ごしたいものだ。そして、中西桜に献杯しようか。
       ◇            ◇            ◇

先週の土曜日、午前中に家の用事が有ったため、立石朝酒を休んだ。

午後は武蔵小山『牛太郎』の暖簾を潜る。馴染みの顔が集う酒場は心が和むのだ。大瓶のビールで喉の乾きを潤し、さつま白波を戴いた。ちょっと前まではお湯割りにして吞んでいたのだが、すっかり春真っ盛りとなりお湯割りから水割りへと変わるのでアル。

この日は酒朋コカ爺ぃと板橋の銭湯に行く約束をしていたので、薄めの白波で終了。武蔵小山からは地下鉄の東京メトロ南北線と都営三田線の乗り入れをしているので、板橋方面へ行き易いのだネ。都営三田線で新板橋駅へ。其処からはほんの5分ほどでJR板橋駅だ。東口に向かうとロータリーでは既にコカ爺ぃ達が待っていた。
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コカ爺ぃの会社の後輩クンと酒朋Yさんの4人で、銭湯『稲荷湯』まで歩く。
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コカ爺ぃの幼馴染みが営む店などを横切り滝野川銀座通りをススむ。途中、『あんみつ みやま』の看板と中華料理『十八番』に後ろ髪を引かれたが、路地を左に折れて稲荷湯に到着だ。
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渋い佇まいに皆カメラのシャッターを切るのだナ。この富士山の様な千鳥破風の屋根が美しいネ。

古い銭湯に行くと入口に「わ」とか「ぬ」の板が掛けられている。
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「わ」板で湯が「湧いた」
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「ぬ」板で湯を「抜いた」と表しているのだネ。わの板が掛かっていたので営業中だ。江戸の粋を感じるネ。

さぁ、江戸っ子のやせ我慢じゃないが、此処の熱い湯に挑戦だ。上野の『燕湯』の湯も可成り熱いのだが、こちらも負けず劣らずに熱い。コカ爺ぃは幼い頃からこの湯に慣れ親しんでいると云うが、みるみるうちに太もも辺りがピンク色に変わっていたネ。

稲荷湯は映画「テルマエロマエ」のロケにも使われていた風情溢れる銭湯で、映画公開記念の原作者と役者のトークショーも此処で開催されていたっけ。

じっくりと汗を出し、リフレッシュ。午後も長閑な暖かい日和だったので、髪も自然に乾いていくのだナ。

板橋から一駅移動し、十条駅へ。
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目指すは『斉藤酒場』だ。四時半口開けの酒場の入口には9人の団体さんや数組が並んで居た。この日は店の人手が少ないとのことで、少し遅れて暖簾が下がった。
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待っている列の後ろから僕を呼ぶ声がして振り返ると北海道砂川の酒朋ヨネちゃんだった。元々下北沢時代の吞み仲間だが、地元に戻って久しい。今回は東京に遊びに来たとのことで、斉藤酒場の口開けを狙ったとのこと。嬉しいなぁ。

風呂上がりの一杯は矢張りビールだネ。生ビールも有るのだが、斎藤酒場自慢の冷水で冷やした瓶ビールでカンパイした。此処は壁の品書きにも「冷やしビール」と明記してあるのが微笑ましい限り。

名物ポテトサラダにカレーコロッケ、串かつ、それに旬の新じゃが煮などをつまみに酒がススむ。酒を燗酒に切り替えて、ほっこりとした時を過ごす。
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午後五時半過ぎ、外に出るとまだ明るかった。暮れ泥(なず)む東京の空にも、もう燕が飛び始めたのだナ。

そして吞んべい一行は赤羽駅へ。
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ロータリーを抜け1番街へ。『まるます家』に到着すると既に大勢の先客が並んで居たネ。
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陽が長くなった春の夕暮れ、外で待つ間も心地良い。暫く待って、右手のコの字の角へ。
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若者は暫く立ち飲みで我慢してもらい、いつものジャン酎モヒートを戴く。
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「ジャン酎」とはハイリキチューハイの1ℓジャンボボトルのこと。ジャンボ酎ハイの略だネ。これにライムと生ミントの葉を潰し入れればモヒートの完成だ。
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若女将の和子さんにアンゴスチュラビターズを出して戴き、ジャン酎モヒートに数滴垂らす。これで旨さ倍増なのだヨ。
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最近お気に入りのたぬき豆腐と鯉の生刺しをお願いする。
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そうそう、海鞘(ほや)の塩辛も外せないネ。これだけで酒がススむススむ。
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ジャン酎のお代わりもススみ、名物のうなぎの肝焼きも美味かった。
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あぁ、食べた吞んだ。引っ切りなしにお客さんが待っているので、早々にご馳走さま。ありがとうございました!

『丸健水産』に移動すると人が入る隙もない程に大盛況。
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若旦那にご挨拶だけして、日を改めることにした。『まるます家』で隣り同士だった二人組の美女たちが先に来ており、僕らの足が止まっていたが記念撮影をパチリとして丸健水産を後にした。

お次は大衆酒場『まるよし』だ。
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白地の暖簾を潜ると小上がりが丁度空いていた。
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名物のきゃべ玉とハムエッグをアテにホッピーをグビリ。
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ホッピーの中をいくつお代わりしたか判らないままご馳走さま!
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そのまま僕らは立ち飲み『喜多屋』へと向かったが、此処で吞んだか吞まなかったかの記憶が無いのだナ。駄目だね、まったく。
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しかし、最後はしっかり〆のラーメンは食べていた。
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『自家製麺 伊藤』のシンプルな中華そばを平らげ城北ハシゴ酒ツアーを終えた。
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by cafegent | 2014-04-02 16:10 | 飲み歩き | Trackback | Comments(2)