東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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<   2014年 09月 ( 3 )   > この月の画像一覧

七十二候では、今日までが「鶺鴒鳴」(せきれい、なく)の季節。
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川や池の水辺でセキレイが啼き始める時季という訳だ。
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街中でもハクセキレイの早足で歩く姿も観かけるし、川の浅瀬にキセキレイがやってくる頃になったのだネ。

そして、明日からは「玄鳥去」(つばめ、さる)の季節となる。
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夏の間子育てに励んだ燕(玄鳥/ツバメ)が南へと帰って行く時季が来た。二十四節気でももうスグ「秋分」を迎えるし、秋も少しずつ深まっていくのだナ。

    川草のそよりともせぬ曼珠沙華     飯田蛇笏

近所の公園でも曼珠沙華(彼岸花)の花が咲き始めた。

赤い花の蜜を求めてカラスアゲハがやって来た。
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アゲハ蝶もちゃんと毎年花の季節を心得てやって来るのだから感心するばかりでアル。
     ◇           ◇           ◇
閑話休題。

先週の土曜日は朝から京成立石へと向かった。
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駅を降りて仲見世商店街へと進むと馴染みの面々が既に集っていた。
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もつ焼き『宇ち多゛』の二つの入口前は、8割程が知った顔でアル。
ダンディ岩崎さんと地元のウーさんも早いネ!
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マルちゃんもホッシーも出席率が高い!w
皆、土曜日の口開けを愉しみに一週間頑張って働いているのだからネ。

この一週間の他愛逢い与太話に花を咲かせていると、あっと云う間に1時間半が過ぎて行く。さぁ、開店時間となった。
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いつもの奥席に腰を降ろし、「土よ宇朝酒」の宴が始まるのだ。

先ずは冷えた瓶ビールで喉の乾きを潤す。最初の一杯を飲み干すとお待ちかね「煮込み」のホネ入りがやって来る。
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土曜日のホネは平日と比べて一段と柔らかく煮込まれているから、肉がホロリと崩れる様に外れるのだ!あぁ、これぞ一皿二百円の至福だネ。
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ホンダのエンブレムの様なホネが、実に綺麗に外れたでしょ!
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「ナンコツ素焼きお酢」も変わらず美味い。
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酒を寶焼酎の梅割りに切り替えて、五臓六腑に刺激を与えるのだ。

「カシラ」は塩で焼いて貰い、残った素焼きのお酢に浸す。
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これまた美味いのなんの、南野陽子!なんちて(久しぶりだナァ!)

外は可成りの行列が出来ていた。
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では、ご馳走さま!

この日は滞在時間50分の素敵な酒宴となったのでアル。

続いて向かうのは、すっかり定番となった『四つ木製麺所』へ。
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この日は「川端諏訪神社」の例大祭だったので、先に立ち寄ってお詣りだ。
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四つ木製麺所の戸を開くと既に酒宴が始まっていた。
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ダンディ岩崎さんが金宮焼酎の一升瓶を入れていたので、遠慮なく戴くことにした。
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秋刀魚刺しなどの旬の魚をアテに酒宴が始まると、程なくして立石の重鎮イシさんや宇ち多゛の古参ご常連の大島さんもやって来た。
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再び知った顔が大勢集い、楽しい週末となった。
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キンミヤのお代わりもススんだススんだ。
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最後は〆に冷やしぶっかけうどんを戴いてご馳走さま!
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愉しい酒宴はまだまだ続きそうだナ。マスター、毎度毎度本当に感謝多謝!

程よく酔った頭を覚ましつつ、再び立石仲見世商店街へ。

おでん『二毛作』が、タイミング良く席が空いていた。
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美味しいビール「琥珀の時」を戴いて、酔いをリフレッシュ!

此処は本当にいつも席が埋まっている人気の酒場でアル。手作りのおでんも美味しいし、季節毎の酒の肴も充実しているのだネ。
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ツレが頼んだ赤ワインも、実に薫り豊で美味しかったなぁ。

午後2時を廻り、京成立石から武蔵小山へ。こうして、土曜ハシゴ酒の旅は続いたのでアール。
by cafegent | 2014-09-17 20:18 | 飲み歩き | Trackback | Comments(0)
九月に入り東京も急に秋めいた気候が続く様になったネ。
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路地からはコオロギやカネタタキの啼く声が聞こえて来る様になり、蝉の季節も終わろうとしている。

昨日は中秋の名月から一日経っていたが、実に美しい月夜を観ることが出来た。
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季節を72種類に分けて表す七十二候では、「草露白」(くさのつゆ、しろし)の季節となった。草についた露が白く光って見える時季。白露とは、朝夕の冷気が増して、草の葉に露が結び、白く光って見える様子をいう。

    白露も夢もこの世もまぼろしも  
         たとへて言えば久しかりけり

和泉式部が歌に詠んだものだネ。儚(はかな)い朝の白露も、夢も、この世も、幻すらも、あの男との逢瀬の時間の短さに比べれば、長く続くもの(久しかり)だ、と詠っている。

この歌には「前置き」の歌がある。

  露ばかりあひ見そめたる男のもとにつかはしける

ほんの少しの間しか逢瀬を重ねられなかった男への、恋しい未練のたけを表しているのだネ。

さて、いつもの公園では、秋の渡り鳥が色々と入り出してきた。
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ピンボケだがオオルリも入って来た。サンコウチョウ、ツツドリ、センダイムシクイ、コサメビタキなどが姿を見せてくれた。もう少しすれば、キビタキ、ルリビタキもやって来るだろうナ。

夏の間は野鳥が居なかったので、虫ばかりを探していたが、やっと虫目から鳥目になり樹々の上ばかりを探し廻る季節となった。
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オオルリの瑠璃色は本当に引き込まれる程に美しい。
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サンコウチョウ(三光鳥)は目の廻りの縁取りが目立つ鳥だ。
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センダイムシクイとツツドリは桜の木に居る毛虫が大好物でアル。
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なので、桜の木を中心に探して歩くと出逢えるのだナ。
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このツツドリも器用に毛虫を捕まえていたネ。
     ◇           ◇           ◇
閑話休題。

昨日は夕方から木場へ出掛けた。
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このところ出張が続いていたので約二週間ぶりの『河本』でアル。
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ガラリと戸を開けると、おや見覚えのある御仁がホッピーをやっているじゃないか。

我が酒朋の荒木マタェモンさんだった。
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この日は定時に仕事を切り上げ速攻で武蔵小杉から木場へやって来たそうだ。

この日は珍しく右側のご常連席に誰も居なかった。
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そんな訳で河本のアイドル猫ちゃんも時折顔を覗かせていたナ。

暫くするとまたもや知った顔が登場だ。
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これまた我が酒朋のボヤちゃんだ。いつも野方『秋元屋』で飲む三人が木場で出逢うとは奇遇だったネ。

徐々に店も混み始めた。そして、大きな一眼レフを構えた外国人が日本人二人と共に河本に来店。ホッピーをやりながら、カシャカシャと店内を撮影し出した。
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まぁ、真寿美さんも許可していたし僕らは構わない。

そして彼の写真集を見せて戴き素晴らしい写真家だと言うことが判明した。それは、僕が『ユトレヒト』で知った写真集の人だったのだ。
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写真家Stephan Schacher氏はニューヨークとスイスを拠点に活動しており、彼の作品集「PLATE+DISHES」は、アメリカの食堂ダイナーとそこで働く女性のポートレイトで構成されている素晴らしい写真集だ。
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僕もアメリカのダイナーが大好きなのだが、アメリカの日常に溶け込む食堂と働く女性たちの姿が自然に切り取られていたナ。
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三杯目のホッピーを飲み干して、ご馳走さま。丁度閉店時刻の午後8時となった。

マタェモンさんと二人、神保町へと移動することにした。
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馴染みの酒場『兵六』はいつもの面々が集っていたネ。さつま無双の白湯割りで秋の気配を頂戴する。
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アルマイトの小さな薬缶の湯を猪口に注ぎ、芋焼酎の燗酒を割るのだ。あぁ、至福の時が続くナァ。
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ハイ、お待ちかね!ドーンッ!とね。

しかし、ジワジワと真寿美さんのホッピーが効いて来た。二本目の無双で切り上げるとしようか。
by cafegent | 2014-09-10 17:18 | 飲み歩き | Trackback | Comments(0)
今日は「中秋の名月」なのだが、東京の空はあいにくの曇り空。夜も雨になる模様だ。昨日の夜に浮かんだ月は「十五夜」の月だった。満月に少しだけ欠けていたけれど、実に美しい月だったナ。明日は晴れになるそうなので、大きなスーパームーンを望むことが出来ると良いネ。
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今日の気温も25度ぐらいだったし、すっかり外も秋の気配が漂い始めて来た。窓を開ければ秋の虫たちが集(すだ)く声が響き渡る。手に馴染んだ盃の酒に大きな月を浮かべて一献やりたいものだ。

    名月や池をめぐりて夜もすがら    芭蕉

美しい秋の月を眺めながら池の廻りを歩いていたら、いつの間にやら夜が明けていた、と詠んでいる。芭蕉が眺めていたのも池に映った大きなスーパームーンだったのだろうか、ハテ?
      ◇          ◇          ◇
この夏も「青春18切符」を駆使して旅に出た。先週は伊東の酒場に行き、静岡まで足を伸ばした。静岡は東海道の要所であり老舗の名酒場も点在している。

本当は焼津の老舗『寿屋酒店』にお邪魔したかったのだが、ご主人の足の具合がまだ良くなっておらずこの夏はずっと閉めていると伺った。
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そして、新蒲原の『岩科酒場』に向かったのだが、こちらもナント閉まっていた。臨時定休かナと思っていたが、昨日再び訪れると建物にシートが掛けられていたので、改装の為に閉めていたのかもしれないナ。
2週間前は営業していたのだから、まさか店仕舞いをした訳ではないだろう。

そんな訳で、静岡に向かったのでアル。青春18きっぷは、何処でも乗り降り出来るから、こんな時に威力を発揮するのだネ。

静岡駅を出て、暮れ泥む街を歩く。
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地下道を抜けて紺屋町の両替町通りへ。通りのスグ右手に在るのが静岡が誇る老舗の大衆酒場『多可能』(たかの)だ。
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ガラリと戸を開けて右手のカウンター席に腰を降ろす。口開け早々だったのだが、既に先客がぐい飲みを傾けていた。

先ずは生ビールで各駅列車旅の疲れを癒す。
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酒のアテは、貝の「ながらみ」だ。あぁ、実に旨い。
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小さい巻貝ながら、味がしっかりしている。

此処はカウンターの上に並ぶ大皿の料理も実に魅力的だ。串焼きなどの焼き物や天ぷらなどの揚げ物も実に美味い。そう、此処は数人で来て色んな料理を頼みながら吞むのが一番良いかもしれない。一人酒の旅は種類が余り多く頼めないのが、玉に傷だネ。

お通しの茹で落花生もウマい。
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二杯目の生ビールを終えて、酒に移る。
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萩錦の辛口を冷や(常温)で戴いた。冷やだとコップ酒、燗だとお猪口が出てくるのだ。コップだと何故かグィグィと吞んでしまうのだネ。

此処の豆腐ステーキも僕の大好物なのでアル。
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バター醤油味の豆腐に貝割れ大根が良いアクセント。

お隣の方が食べていた魚がとても美味そうだったので、訊ねてみた。すると先日来た際に食べたハタの刺身が美味しかったので、店のご主人に伝えるとハタのあら煮を薦められたとのこと。おぉ、ハタのあら煮か!こりゃ美味そうだ。

と僕も早速お願いすることにした。
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それにしても、このハタ大きいなぁ。頬の部分と目玉の廻りが一番美味しいネ。

美味い料理と旨い酒、ご馳走さまでした!

『多可能』を出て、次に向かうのは串カツの『松葉』だ。

両替町通りを先へ進み、呉服町通りとの間に佇む酒場も渋い酒場だ。
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大阪梅田の串カツの名店『松葉』が地下街の拡幅工事の為、もうスグ閉店するとの知らせを聞いたが、こちらの松葉はまだまだ健在だろう。
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先ずは、牛すじピリ辛煮をアテに生ビールをゴクリ!
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これを食べなくちゃ、静岡に吞みに来た気がしないのだナ。
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そして串カツを揚げて貰う。
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串カツには、静岡割りだ。
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此処のクリームコロッケの串カツが美味いんだナ。おぉ、れんこん肉詰めも美味い!

余りノンビリしているとハシゴ酒が厳しいか。そんな訳で、サクッと食べてご馳走さま。

駅に戻る道すがら『松葉』から数分の『金の字支店』へ。
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こちらも言わずもがなの清水の名店『金の字』の支店だ。

カウンター席に座り、再び生ビールをグビリ!そして、もつカレー煮を喰らうのだナ。箸休めにキャベツも美味い。

そろそろ、帰りの電車の時間が気になって来た。店には申し訳ないが生ビールとお茶割り一杯でご馳走さま!

こうして、静岡から熱海へと移動。
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そこからは快適なグリーン車での旅で品川まで戻ったのでアール。
by cafegent | 2014-09-09 01:53 | 飲み歩き | Trackback | Comments(1)