東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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暦ではもう夏の中日になったのだネ。

七十二候では「梅子黄」(うみのみ、きばむ)の頃となった。梅の実が熟し始めた。僕の廻りでも梅酒を漬けている人が多いが、我が家にも亡くなった叔母が漬けた20年物の梅酒が有る。トロリとして、ソーダで割ると美味いのだが、もったいなくて毎年チビリチビリと戴いている。
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先日観た是枝監督の映画『海街diary』の中でも庭の梅の木を摘み、梅酒を漬ける場面が登場した。三人姉妹の元に突然加わった末妹のすずが、懸命に梅の実を採る姿がとても印象的に映った。

この映画の原作である吉田秋生さんの描く鎌倉の街も、そこに登場する家族や彼女たちを取り囲む廻りの人々も僕は大好きなのだが、この映画には完全にヤラれたナ。
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写真家の瀧本幹也さんのカメラワークがとにかく素晴らしい。三女千佳を演じた夏帆の短いソックスにソソられたし、その彼氏役のレキシが好い味を出していて良かった。
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映画を観ながら、フトローレンス・カスダン監督が1983年に撮った映画『BIG CHILL』を思い出したのだ。邦題は「再会の時」だったと思うが、映画のキーパーソンである男の葬式で集まる旧友たちの人間模様を描いた話なのだが、その男が最初から最後まで一度も登場しないのだナ。

「海街diary」でも、この四人姉妹を引き合わせた父の姿は一度も登場しない。ただ、それだけの接点なのだが、何故かずっとあの映画が頭に浮かんだのだった。

まー、どーでもイー話だネ。だが、この映画を観て一番良かったのは、広瀬すずが可愛いかったことかナ。デビュー当時の宮澤りえを彷彿させ、スクリーンいっぱいに魅力のオーラを放ち、僕を釘付けにした。

梅雨入りした紫陽花の季節と映画の中が交差し、なんとも不思議な感覚だったナ。
     ◇          ◇          ◇
閑話休題。

僕の住んでいる街・武蔵小山とその両隣り不動前と西小山の飲食店を紹介したぴあのムック本『武蔵小山食本』が発売された。
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和食、洋食、ラーメン、居酒屋、バー等々、盛り沢山の内容で初めて武蔵小山周辺を訪れる方にとっても大変重宝する一冊だ。
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もちろん、武蔵小山の居酒屋に関しては僕が紹介しているので是非ともご一読して戴きたい限りでアール。
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そんな訳で夕暮れ時になると足が向いてしまうのが武蔵小山の働く人の酒場『牛太郎(ぎゅうたろう)』だ。
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店主の新井城介さん、通称ジョーさんが奥さんと二人で切り盛りするコの字カウンターの酒場なのだナ。

此処はホッピーも置いてあるが、先ずは地元に本社と工場が在る博水社のハイサワーを戴こう。
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レモン果汁がバッチリ効いた甘く無いレモンサワーは何杯でも飲めてしまうヨ。
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ビアレモンテイストの「ハイサワーハイッピー」はボクの一番のオススメだ。

酒のアテは迷わず「とんちゃん」を頼んでみよう。
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独自のニンニクダレに漬け込んだモツの部位数種を水分が飛ぶまで鍋でじっくりと炒めており、そこへオリジナルの味噌を載せるのだ。
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都内の居酒屋は数限りなく在るが、この料理は牛太郎以外でお目にかかったことが無い。病みつく美味さなので是非!

20人で満席なので、入口の両脇に在る待ち合い席で待つことになる。此処は長年通っているご常連さんだって後ろで30分以上も待つことがザラなのだから、満席でも臆することなく後ろで待ってみて欲しい。カウンターが空いたときの喜びと酒の旨さの感動がきっと倍増するからネ。

さて、今夜も「牛太郎」の暖簾を潜ろうかナ。
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by cafegent | 2015-06-16 13:38 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)