東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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暦が「処暑」を迎えた途端、東京の気温がグンと下がったネ。今朝は肌寒ささえ感じて、長袖のシャツを着た。

この時季、台風が次々と到来する季節でもある。沖縄から九州にかけて猛烈な勢いで台風が襲来したネ。今後の台風が日本列島を直撃しないことを願うばかりでアル。

夏の間、毎朝の公園散歩は野鳥が居ないため足元の昆虫ばかりを探して歩いたが、昨日は秋の気配を感じたのか、渡りの途中の野鳥が公園の樹々に舞い降りて来た。

留鳥の四十雀(シジュウカラ)の群れに混じり、センダイムシクイが数羽入っていた。
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小鳥だから撮影が難しい。
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派手に飛び廻るサンコウチョウも二羽見つけることが出来た。
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懸命に虫を捕らえて食べているのだナ。

これから九月に入ると更に色々な種類の渡り鳥がやって来る。大きな筒鳥(ツツドリ)の姿も来週あたり見られるだろうか。
    ◇           ◇           ◇
閑話休題。

行きつけの酒場の夏休みが終わり、酒場難民もやっと救われた。と云う訳で、いつもの武蔵小山『牛太郎』の暖簾を潜った。
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馴染みの酒場は、どの時間帯に訪れても知った顔に出逢えるから愉しいのでアル。

先ずは、瓶ビールの大瓶を戴いて、喉を潤す。

「牛太郎」には冷暖房という設備が無い。故に此処に来る連中は、皆さん扇子(せんす)か団扇(うちわ)を持参して来るのだナ。
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中には小さな扇風機持参の御仁も居るのが笑える。

左手で扇子を扇ぎ、右手でビールグラスを持ち上げる。クゥーッ、冷えたビールが「命の水」の如く乾いた喉を滑り落ち一気に火照った躯を爽快にしてくれた。
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アテに頼んだのは、煮込みだ。此処の煮込みは玉ねぎが入っているのが特徴的だネ。玉ねぎの甘さとモツの味が絶妙に絡み合い酒に合うのだ。

昨日は俳優の金井裕太クンもやって来た。
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映画にドラマにと大活躍だけに中々飲みに来られない様子だが、合間を縫って「牛太郎」には来てくれるのだからウレシイ限りでアル。

お次は、名物の「とんちゃん」だ。汁気が飛ぶまで鍋で蒸し焼きにされたモツはニンニクが効いて酒がススむススむ。あぁ、薩摩白波の水割りも旨いナァ。

「牛太郎」を出て、向ったのは武蔵小山駅前の飲食街「りゅえる」に在るビストロ『キャトル・アブリル』だ。フランス出身のジャン・ボスコさんがオーナーシェフを務める小さなビストロはいつも混んでいるのだが、この日はタイミング良くカウンター席に座ることが出来た。
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此処は何を頼んでも美味しくてハズれが無い。しかもボリューム満点だからワインもススむのだ。

先ずは前菜の盛り合わせから。皿が見えなくなる程に盛られた料理はビストロならではだネ。
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サクサクの生地が美味しいキッシュもボスコさんの自信作だネ。鴨のスモークも赤ワインに合うのだナ。

二杯目のカラフェをお願いした頃にお待ちかねのメインディッシュが完成した。この日ボスコさんがオススメしてくれたのは大きなラム肉のローストにたっぷりのロックフォールチーズがかかった一皿だ。
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ブルーチーズの青カビ臭は好きな人には堪らないのだヨ。フランス最古のチーズと云われているだけに、ボスコさんのレシピは抜群だ。さすが、フランスの三ツ星ホテルでシェフを務めていた経験が存分に生かされているのだネ。付け合わせのレンズ豆のソテーもラタトィユも美味しかった。
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満席の店内をボスコさん一人で切り盛りしているのだから、大変だネ。もうスグこのエリアは再開発のために取り壊しとなる。「キャトル・アブリル」も新たな移転先を探している最中だと伺った。好い場所が見つかることを願うばかりでアル。

ボスコさんのビストロを後にして、スグ近くの酒場『長平』へ。
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この日は日付が変わると我がカミサンの誕生日だったので、店主の充クンから赤のスパークリングをプレゼントして戴いた。
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こちらも満席だったので、暫くはスタンディングでワインを愉しんだ。
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カミサンがゴキゲンだと実に平和なのだ!
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「牛太郎」のご常連たちも集まり、賑わっていたナ。
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そんなこんなで夜が更けて行ったのでアール。
by cafegent | 2015-08-26 16:56 | 食べる | Trackback | Comments(1)
    蜩(ひぐらし)や夕日の星は見えながら   正岡子規
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八月ももう半ば、お盆休みを終えて仕事が始まった人も多いことだろうネ。七十二候では、「寒蝉鳴」(ひぐらし、なく)の季節となった。寒蝉(ヒグラシ)が鳴き始める時季が来た訳だが、今年は少し早く八月に入った途端にヒグラシの声を耳にした。

日が暮れ始めた頃に樹々の間からカナカナカナと鳴く声を聞くと、もうスグ夏も終わりなのだナ、と少し物悲しく哀愁を感じてしまう。

そんなお盆休みの中、青春18きっぷを使って列車の旅に出掛けた。品川からだと混んでいる可能性が高いので東京駅まで行ってから東海道線に乗ることにした。
帰省ラッシュ真っただ中だったので、駅ナカの駅弁屋も大混雑だ。駅弁に悩んで座れなかったら元も子も無い。早々に選んで会計を済ませて、ダッシュした。
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青春18きっぷでは特急列車の乗車出来ないが、スイカでグリーン券を購入すれば普通列車や快速のグリーン車には乗ることが出来る為、少し早めにホームに並ぶことにした。

そして、無事にグリーン車に座ることが出来た。さぁ、居酒屋グリーンの始まりだ!車窓の向こうの景色が動き出したら、缶ビールを開ける。
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渋滞に巻き込まれる心配もなく、大いに酒を愉しめるのだから列車の旅はスバラシイのだナ。

横浜を過ぎたあたりで白ワインの栓を開けた。
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最近の缶詰のオツマミは充実しているネ。今回は、牡蛎のアヒージョ缶と中村屋のインドカリーチキン缶を持参してみた。
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おぉ、中々良いチョイスだったナ。真鶴を過ぎた。
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東京駅を出て2時間弱で熱海駅に到着だ。
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熱海では、『日航亭』で日帰り温泉に浸かることにした。此処は源泉掛け流しで、朝9時から営業しているのがウレシイ限りでアル。他の温泉施設は殆どが午後からの営業なので、旅の途中下車では時間が合わないのだネ。

温泉で汗を流し、旅の気分を盛り上げた。さぁ、再び長旅だ。熱海からはのんびりと各駅停車の旅となる。熱海から掛川へ。掛川から豊橋へ。この区間は横並びの座席なので本を読みながら時間を過ごした。そして、豊橋駅からは大垣行きの東海道本線の新快速に乗り、目的地名古屋へと向った。
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この新快速は2列シートだったので、再び缶酎ハイを開けて旅を満喫することが出来た。

名古屋のひとつ手前の金山で下車し、地下鉄で上前津方面へと向った。

新天地通りを足早に歩き、酒場を目指す。大衆酒場『末廣屋』に到着すると、残念ながらシャッターが降りていた。
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やっぱりお盆休みだったのだナ。

気を取り直して、大須でもう一軒お気に入りの居酒屋へ。
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こちらは先に開いていることを確認していた。『味処 大須亭』の暖簾を潜ると店内はほぼ満席だった。これは難しいかナ、と思いきや二階の広間が空いているとのこと。運良く入ることが出来た。
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ピーマンの塩昆布和えをアテに生ビールをゴクリ。
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あぁ、至福のひとときだ。名物の手羽先もやって来た。
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此処の手羽先は味付けが濃過ぎず、僕の好みなのだナ。芋焼酎の水割りがクィクィとススむのだ。

続いて若鶏の霜降りの登場だ。こちらは、しょうが、わさび、梅肉、からしの4種類の味から選ぶことが出来る。
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今回はサッパリと梅肉和えにした。分厚くスライスされた霜降り肉に梅が香ばしい。これを戴けただけで、大須に来た甲斐が有ったのだナ。

芋焼酎のお代わりを飲み干してご馳走さま。
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「大甚本店」に電話を掛けてみたが、矢張り休みだったようだ。

地下鉄で伏見まで移動して、お次の目的地『島正』へ。満席だったが、幸い10分程で座ることが出来た。

サッポロ赤星を戴き、再び喉を潤した。ビールのアテは、味噌たっぷりの串かつだ。
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コレを食べなくちゃ名古屋に来た気がしない。

そして、名物のどて焼き盛り合わせだ。
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先ずは、豆腐にこんにゃく、里芋串が出た。八丁味噌がよく沁みて本当に美味い。見た目は濃い味の様だが、食べるとそれほど濃くはないのだナ。
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続いて、牛スジと大根、玉子が来た。
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賀茂鶴のぬる燗を戴いた。
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むふふ、旨い。小皿の豆もやしも僕のお気に入り。
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人参とキュウリが入ってシャキシャキして美味い。日本酒のお代わりを戴いて、ご馳走さま。追加で戴いた串焼きも美味しかったナァ。
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心臓とネギマ、日本酒がススんだ。大将、女将さん、二代目、ご馳走さまでした!

「島正」を出て少し街を歩いた。広小路通りを進み、栄から久屋大通りを歩き矢場町へ。

夜になっても名古屋は蒸し暑い。さぁ、向うは『味仙』の矢場店だ。
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此処はいつでも活気に満ち溢れているネ。
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セロリ炒めとニラ玉をアテにビールがススむススむ。
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暑いときは辛いモン喰って、更に汗を出す。あぁ、辛い!暑い!汗ダクだ!ビールが水の様に喉を滑り落ちていく。
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二本目のビールを飲み終えた頃にお待ちかねの台湾ラーメンがやって来た。
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これで、バッチリ汗を出し切るのだ。

ホテルに戻る途中に在るオーセンティックなバー『BARNS』に立ち寄った。
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蒸し暑い夏の夜をギムレットでリフレッシュ。あぁ、サッパリするナ。二杯目は、モスコミュールをお願いした。
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こちらでは、生姜を漬け込んだウォッカに唐辛子を浸けたウォッカを合わせている。刺激的な辛さが、これまた夏の夜にピッタリだった。
by cafegent | 2015-08-18 13:01 | 飲み歩き | Trackback | Comments(2)