東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

<   2017年 03月 ( 4 )   > この月の画像一覧

三寒四温の律動の中、桃の節句を終えた途端に春の訪れを感じるようになった。
b0019140_1639417.jpg
街に出れば、路傍の足元に小さな瑠璃唐草(ルリカラクサ 別名:オオイヌノフグリ)が咲き、頭上では見事な白木蓮の花が咲き誇っていた。
b0019140_16404636.jpg
路地裏では土の匂いに混じって沈丁花の強い香りが、民家を包み込んでいる。

だが、春の気配に浮かれてばかりもいられない。目はかゆいし、鼻の奥の方がツンツンとして、体調もなんだか優れないのでアル。以前に検査した時は、花粉には一切アレルギー反応は出ず、ハウスダストだけにアレルギーを持っていたのだ。加齢とともにアレルギーの範囲も増えているのだろうか。いやはや、参ってしまうナァ。
b0019140_16462571.jpg
さて、昨日は朝早くから原宿へと出かけた。明治神宮の野鳥探しが目的だ。
b0019140_16464280.jpg
朝9時開門と同時に御苑へ入る。明治天皇が昭憲皇太后と散歩を楽しんだ御苑には、菖蒲田が有り6月頃には花菖蒲が見事な花を咲かせるのだネ。また、加藤清正ゆかりの「清正井(きよまさのいど)」は都心では珍しい湧水の井戸であり、パワースポットしても知られ、いつも長い行列ができている。

明治神宮には、東京ドーム15個分の境内に、なんと17万本もの木々が生い茂る森となり、豊かな自然を求めて野鳥や昆虫が生息し、季節毎に渡りの野鳥も舞い降りるのだナ。

御苑の彼方此方から鳥の啼く声が響き渡り、声を頼りに探して歩くのが楽しいひとときなのでアル。
b0019140_17141760.jpg
清正井の向こうからは、アカゲラの啼く声が聞こえてくる。
b0019140_17114580.jpg
北門近くの木の上では、アオゲラが啼いていた。

昨日は渡りの途中に立ち寄ったトラツグミも居たし、隔雲亭(かくうんてい)の前の芝生ではジョウビタキのメスが餌を探していたナ。
b0019140_1705886.jpg
この日の目当ては、青い小鳥のルリビタキだ。
b0019140_16511751.jpg
もうそろそろ旅立ってしまう時季なので、出逢えて良かった。
b0019140_175649.jpg
幸せを運ぶ青い鳥だネ!

こちらは、メスのルリビタキだ。
b0019140_16512940.jpg
色合いは地味だが、メスも可愛いよネ。

新芽が出ていた木の枝では、黄色い小鳥のアオジが佇んでいたヨ。
b0019140_16503679.jpg
まるでサラダでも食べるかのように新芽の横に居たナ。

   「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日   俵万智

日差しが強くなり、少し気温が高くなるとシロハラやヤマガラなども一斉に出てくるのだ。
b0019140_16593429.jpg
シロハラは懸命に土の中にクチバシを突っ込みミミズなどを探している。
b0019140_16595133.jpg
人懐っこいヤマガラは餌を求めて来館者の周りを飛び回るのだ。
b0019140_170037.jpg
ほら、まるで手乗り文鳥のようだネ!
b0019140_1704566.jpg
空の上でカラスが騒ぎ出したと思ったら、猛禽類のノスリが飛び回っていた。
b0019140_16484943.jpg
小鳥を餌にしようと飛んでくるのだが、カラスの群れに追い返されていた。
b0019140_1733917.jpg
ウグイスもたくさん動き回っていたし、幾つかは撮影することも出来たから大いに満足した次第だ。
b0019140_1647073.jpg
約2時間の御苑散歩を終えて、原宿に在る僕の長年の行きつけの美容室へと向かった。冬の間、長く伸ばしていた髪を春に向けて短くしてみた。髪を短くしたら、なんだか足取りも軽やかになったような気がしたナ。

そんな訳で、原宿から恵比寿まで歩いてみたのだヨ。
by cafegent | 2017-03-09 17:19 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
桃の節句を終えて、季節は「啓蟄」を迎えたネ。啓蟄とは、土の中で眠っていた虫たちが春の気配を感じて動き出す頃と云う訳だ。季節を72に分けて表す七十二候でも、「蟄虫啓戸」(すごもりむし、とをひらく)の時季となった。土の中で冬眠していた虫が土の扉を開けて這い出してくるのだネ。

今日の東京も雨模様だが、この季節は一雨一雨降るごとに春が近づいていくのだナ。雨上がりの街では、木蓮や辛夷(コブシ)の花が咲き、沈丁花の強い香りが漂い始める。
b0019140_164369.jpg
路傍の足元では小さなスミレの花も咲き始める頃か。

さて、昨日は地元の飲み仲間のケイタが出演する舞台を観に池袋まで出かけた。17時開演だったので、少し早めに池袋に行き居酒屋『ふくろ』で軽く引っ掛けることにした。

午後3時でも、此処はお客さんで一杯だ。カウンター席に腰を下ろし、生ビールを頂いた。
b0019140_16142090.jpg
あぁ、ちょうど良い冷え具合でクィクィと飲めてしまうナァ。

ビールを飲み干したところで、昼の部の公演を見終えた酒朋アベちゃんがやって来た。
b0019140_16155171.jpg
焼酎とホッピーを頂き、カンパイだ!此処は焼酎を頼むと緑色の小瓶に入った甲類焼酎が出てくる。これをジョッキに注ぎ、ホッピーやウーロン茶などを好きに割るのだネ。
b0019140_16145598.jpg
酒の肴にしめ鯖をお願いしたが、これまた良い塩梅で〆てあったナ。

小瓶の焼酎を全部飲み終えたところで、劇場に向かう時刻となった。池袋西口から10分ほど歩いた所に在る『木星劇場』へと向かった。この日は公演最終日という事もあり、開場と同時に続々と人が集まって来た。
b0019140_16132087.jpg
40人も入ったら満席の会場は早々に一杯となったので、早めに席を確保できて良かったナァ。1ドリンク付いていたので、カールスバーグの小瓶を頂いた。このビール、久しぶりに飲んだが観劇の前に、ちょうど良い軽さだったナ。

この日の芝居は「劇団東京晴々」の第8回公演『看取りたがる男たち』だ。
b0019140_16121241.jpg
男3人女1人の「兄妹」が、とうの昔に出て行った父の「最期を看取る」ことになり、バラバラに暮らす彼らの誰が父を看取るのか、を巡って言い争ったり、兄妹ならではの絆も垣間見えたりして、とても面白い作品だった。

今の僕らの世代が現実問題として直面しつつある「家族を看取る」ことをテーマにしたをウィットに富んだ笑いとアイロニーに満ちたセリフ回しに、グイグイと引き込まれてしまったナ。長男役を演じた塩原啓太クンは、普段はCFのナレーションなど声の仕事が多いのだが、俳優としての魅力も存分に発揮していたし、これからもっともっと顔を出す仕事も積極的にやって欲しいな、と感じたヨ。

小さな舞台での芝居は役者と観客の距離が、ほとんど無い。一番前の席だと、役者の口から飛ぶ唾さえかかってしまう近さだろう。役者だって演じながら、観客と目が合ってしまい、可成りやりづらいだろうナァ。でも、これが小演劇の魅力と醍醐味だよネ。あっという間の75分間だったナ。

作・演出の矢野未知生さん、出演したケイタ君、後藤啓太さん、鮎澤由祐さん、加藤朝飛さん、客演の太野裕子さん、お疲れ様!次の舞台も楽しみだネ。

池袋を後にして、一路赤羽へと移動した。向かうはもちろん『まるます家』だ。一階は相変わらず外に行列が出来ていたのだが、僕らは3人だったので、二階の座敷席に入れて戴いた。
b0019140_16445031.jpg
先ずは、ジャン酎(ジャンボ酎ハイ)モヒートをお願いした。氷の入ったグラスにハイリキを注ぎ、生ミントとライムをギュッと絞る。あぁ、爽やかな香りが漂い、小さな春を迎えた気分に浸れるのだナ。

此処に来たら真っ先に頼むのが、たぬき豆腐でアル。めんつゆと揚げ玉が絶妙に豆腐に絡み、酒の肴にも最高だ。
b0019140_16451775.jpg
名物イカフライと共にマグロの赤身と中トロ、しめ鯖を相盛りにして貰った。
b0019140_16484152.jpg
マグロの赤身がとっても美味かったナァ。
b0019140_16473268.jpg
食感が命の鯉の洗いもスバラシかったし、久しぶりのジャンボメンチカツも肉汁たっぷりで美味かったネ。
b0019140_16462025.jpg
酒を丸眞政宗の燗酒に切り替えた。
b0019140_16463744.jpg
酒朋ひょうちゃんと我がカミサンは、うなぎの白焼きだ。
b0019140_16465857.jpg
僕は飯を欲してたので、うな丼を頼んだ。
b0019140_16471272.jpg
あぁ、むふふの旨さだネ。

うな丼もペロリと平らげて、ご馳走様!この日は一階のレジ場を担当していた和子さんも二階に上がって来てくれた。美味しいお料理とお酒、ありがとうございました!

「まるます家」を出て路地の左手を覗くと、なんとまだ『丸健水産』が開いていた。これは、寄らずには帰れない!と云う訳で、丸健兄貴の処へお邪魔した。
b0019140_1649429.jpg
酒はもちろん丸眞政宗のマルカップだヨ。クゥーッ、旨い。

春の夜風が赤羽の路地裏を通り抜けていく。
b0019140_1650496.jpg
燗酒が五臓六腑に沁み渡るネ。熱々のちくわぶも美味いし、カレーボールも最高だ。

酒が残り少なくなったところで、兄貴におでんのダシ汁を注いで貰うのだ。
b0019140_16503039.jpg
オォ、ダシ割り酒は相変わらず旨いネ。

あぁ、こうして赤羽の夜が更けていくのであった。
by cafegent | 2017-03-06 16:51 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
2月の最終日、午後4時口開けの酒場へと足を運んだ。武蔵小山から地下鉄に乗り大手町で、東西線に乗り換える。日本橋、萱場町、門前仲町と駅を通り過ぎ、4つ目が木場の駅だ。地下鉄の駅を出て細長い階段の上を見上げると眩しい西日が目に入る。なるほど、東京の空は四角いのだナ。

階段を登りきると道幅の広い永代通りだ。通りを門前仲町方面へと進み、大横川が流れる木場二丁目の交差点を左へと折れる。川に架かる平野橋を渡ると橋の袂にひっそりと佇むように建っているのが、目指す酒場『河本』だ。

今は、暖簾を出さず、交差点の角に面した正面玄関は閉ざされている。
b0019140_1751157.jpg
橋に面した方の小さな扉を引くと、中から「いらっしゃい」と優しい声がかかる。今、店を切り盛りしているのは、お姉さん。名物女将の真寿美さんの義理の妹さんだ。真寿美さんは現在病気療養中で、二階で休んでいる。厨房で料理を受け持っていた弟の兄(あん)ちゃんも目を患ってから、休むことが多くなり、今は足も悪くなってしまい療養生活を送っており、兄ちゃんの奥さんが一人で頑張って店を守っているのだネ。
巷では、もう閉店してしまって営業していないのでは、との噂も立っていたが、どっこい『河本』は健在だ。

現在、此処の営業は火曜・木曜・土曜の週三日でアル。午後4時から8時まで開いており、土曜日だけは午後7時閉店となる。

『河本』には、なんとも言えない穏やかな空気が漂っている。
b0019140_17513131.jpg
僕は大抵一人で訪れ、静かにホッピーを愉しむのだが、時間が経つにつれ知った顔が集うので、他愛ない世間話に花を咲かせて、数杯のホッピーを戴くのだナ。
b0019140_17264759.jpg
酒の肴は、冷やっこだ。絹ごし豆腐半丁を鰹節の入った醤油につけて口へと運ぶ。昭和な佇まいの中で、冷やっこをつまみにホッピーをゴクリ。あぁ、至福のひと時だ。外を走るクルマの音や学校帰りの小学生たちの笑い声をBGMに酒がススむススむ。
b0019140_17343042.jpg
この日は二階から猫が降りてきた。お姉さんが焼いたアジの開きの匂いに敏感に反応したのだネ。
b0019140_17345867.jpg
昔は17、8匹飼っていた河本の猫たちも今では、この黒猫1匹になってしまった。毛がフサフサだったモコちゃんも昨年亡くなってしまったのだネ。

此処のホッピーは、東京で一番旨いと思うのだナ。氷を入れないホッピージョッキにサッと金宮焼酎を注ぐ真寿美さんの姿もこの酒場を訪れる客たちの目当てになっていた。ホッピーは自分たちでジョッキに注ぐのだ。上手く注げば、ちょうど良い塩梅でジョッキに入り切る。
b0019140_17514263.jpg
勢い良過ぎるても泡が溢れてしまうから、結構難しいんだよネ。

お姉さんのキンミヤの注ぎ方も結構板に付いてきた。時々サービスで出してくれる煮物も実に美味い。兄ちゃんも久しぶりに顔を出してくれたし、程よく酔っ払った。タイミングが合えば、二階から真寿美さんも降りてくる時があるので、暫く足が遠のいていた方々も是非また美味しいホッピーを飲みに来て欲しいのだナ。
b0019140_17515159.jpg
この日は、神保町の酒場『兵六』へハシゴ酒の予定だったので、小一時間で切り上げた。お姉さん、ご馳走さまでした。
     ◇          ◇          ◇
以前、書いた「東京黄昏酒場」の『河本』をもう一度紹介しようか。

☆東京黄昏酒場/その2.木場平野橋たもとの『河本』

木場駅を上り永代通りを門前仲町の方へ歩いて木場二丁目の交差点を左に曲がると大横川が流れている。

此処から新木場辺りは、広重の江戸百景にも見られる様に深川の堀割を整備し江戸城の築城に必要な大量の木材を保管する貯木場であった。木場の名もここから付いた。
b0019140_17353616.jpg
今はもう川が埋め立てられて、材木問屋も木場から新木場に移っている。江戸から続く川並衆が材木に乗る伝統芸「角乗り」の姿は、木場公園で年に何度か観ることが出来る。
b0019140_17355894.jpg
日が暮れ始め、夕映えが川面を茜色に染めると、波が生き生きと輝き出す。川に架かる平野橋を渡ると昭和の面影を色濃く残した侘びた佇まいが見える。
b0019140_17361790.jpg
交差点の角に面しており、川の高低差なのだろうか二カ所有る入口は通りより低くなっている。

石段を降り、暖簾を潜ると真寿美さんの笑顔が迎えてくれるのだ。

『河本』では、殆どの客がホッピーを頼む。すると真寿美さんが手慣れた仕草で厚手のグラスに金宮焼酎をなみなみ盛り切りに注ぐのだ。それをジョッキに入れるのだが、手首をクィっと曲げて美味い具合に注がれるのだ。
この光景を見るだけでも幸せな気分になれるのだナ。後は栓を抜いたホッピーと共に目の前に置かれるので、自分で作るのだ。

最近、何処の酒場でも一本のホッピーで焼酎のナカを何杯かお代わりする方が多くなっているが、此処でそれは禁物だ。「ナカひとつ!」なんて云おうものなら、真寿美さんが「ウチはホッピー屋だから、ナカソトなんて無いんだヨ!」と激が飛ぶ。
b0019140_17373433.jpg
此処『河本』の創業は昭和7年と古い。先代が、甘味処から大衆酒場へと変えたそうだ。疎開先の広島で原爆投下を受け、引き上げたのが木場である。真寿美さんは店の前に在る平久小学校に通いながら、12歳で父親の店を手伝っていたと聞く。

高価なビールに替わって、大衆向けにホッピーが生まれたのが昭和23年。河本では、その時からずっとホッピー一筋で営業しているのだ。
b0019140_17381114.jpg
鍋で煮込まれた牛モツをアテにホッピーを呑み干せば、一日の疲れも吹き飛ぶってものだ。此処は、仕事から開放され、独り酒と向き合うには打ってつけの酒場かもしれない。

冬の間は練炭で温められたおでんも美味い。つけ過ぎの芥子に泪しながら、三杯目のジョッキが空けば、いつしか心も軽くなる。
b0019140_17383933.jpg
外に出て平野橋を渡ると、頬に当たる風がこんなにも気持ちの良いものかと実感出来ることだろう。此処は、そんな酒場である。

そして、また幾日かが過ぎると、真寿美さんのホッピーが恋しくなるのだナ。

注)今は、牛モツ煮込みは出していないので、ご注意を!
by cafegent | 2017-03-02 17:41 | 飲み歩き | Trackback | Comments(0)
早いもので、もう三月だ。今年も1/6が終わってしまった訳だネ。

最近は、晴れていたと思いきや突然にわか雪が降ったり、今朝などは気温は低いが風はとても穏やかで日差しが眩しい冬晴れとなり、毎日の天候が読めないネ。まさに「三寒四温」という気候が続いているのだナ。

暦では、霞がたなびく頃となり、そろそろ土筆が土から頭を出しそうな気配を感じるようになった。
b0019140_1552368.jpg
僕の住む街では、いつもより一ヶ月ほど早くウグイスの囀(さえず)りを聞くことが出来た。住宅の生垣でもヤブツバキの花蜜を求めてメジロが集まっているし、木蓮の蕾も大きく膨らんでいたネ。

先週は、誕生日の翌日にインフルエンザにかかり、1週間家から一歩も出ないという日々を過ごした。まぁ、そのお陰で久しぶりの長期休肝日を設けることが出来たので、体の中は少しだけ浄化されたかもしれない。
    ◇           ◇           ◇
さて、インフルエンザを貰った日の前日は、札幌からの飲み友達が来ていたので、小岩で待ち合わせをすることにした。

小岩の駅は改札を出ると大きな栃錦関の力士像が出迎えてくれるのだ。
b0019140_15233335.jpg
今から半世紀ほど前、若乃花と共に日本の角界を沸かせた名力士だネ。今年は久しぶりの日本人横綱・稀勢の里が誕生したので、栃錦・若乃花時代のように相撲界を牽引していって欲しいものだナ。

一足早く仕事を終えた友人と駅で合流し、南口に出てサンロード商店街を一里塚の方面へと歩く。7、8分ほど進み小岩警察署まで来ると信用金庫の向かい側に目指す酒場が在るのだ。
b0019140_15234918.jpg
『酒の山田や』さんは、街の酒屋さんであり、店の脇で飲める「角打ち」が在るのだナ。日本酒はもとより、洋酒のバリエーションが豊富であり、しかも驚きの低価格で提供してくれるのが嬉しい限りでアル。
b0019140_1524745.jpg
先ずは、生ビールで喉を潤した。クゥ~ッ、旨い!

酒朋は、既に立ち飲みの焼き鳥屋で一杯引っかけてきているので、こちらではシングルモルトをお願いしていたゾ。
b0019140_15242915.jpg
なになに、ストラスアイラの12年が290円だと!!これは驚いたネ。クッとビールを飲み干して、僕もウィスキーにしようか。

選んだ酒は、カリラの12年だ。
b0019140_1524441.jpg
遠い異国のアイレイ・ウィスキーを小岩の地で味わう。うーん、味わい深いナァ。
b0019140_1525124.jpg
此処は右手は何処にでもある普通のお酒屋さんだが、左側がヨーロッパのパブ風の設えになっており、実に渋い雰囲気を醸し出している。 千葉が目と鼻の先の江戸川の下町にアイリッシュ酒場がワープしたようで、モルトウィスキーの味がさらに美味しく感じられるのだナ。
b0019140_15254187.jpg
此処のご主人はワインにも詳しく、店の入り口にはヨーロッパで有名なワインのソムリエと一緒に記念撮影したご主人の写真が飾られている。角打ちでちょいと引っ掛けた後は、ご主人に100銘柄以上も揃えてあるワインから、じっくりとオススメのワインを選んでもらうのも楽しいひと時だろうナァ。
b0019140_1529495.jpg
ココで、女子が合流し、ご主人も笑顔いっぱいだ。

さぁ、もうすぐ次の酒場の口開けの時刻だ。ご主人、旨い酒と愉しいひと時をありがとうございました。
b0019140_15293112.jpg
小岩の駅に戻り、電車で平井駅へと移動。平井駅の北口から斜めの道を進むと正面に目指す酒場『豊田屋』が見えてくる。
b0019140_15321474.jpg
午後4時半、口開けを待つ方々が10名ほど既に並んでいたネ。
b0019140_15324179.jpg
時間ぴったりに店主が暖簾を出して、皆さんゾロゾロと中へと導かれるのだヨ。
b0019140_15325527.jpg
先ずは、名物の「キイロ」(焼酎ハイボール)でカンパイだ!

氷無しのジョッキに独自の調合エキスで割った焼酎が入っている。
b0019140_1533239.jpg
そこへ炭酸の強目のアズマ炭酸をシュワシュワッと注ぐのだナ。オォ、相変わらず旨いナァ。

そこへ大きな鍋が運ばれてきた。今回は5人だったので、白子鍋とアン肝鍋の相盛りをお願いした。
b0019140_15332188.jpg
どうですか、コレ!痛風まっしぐらな鍋でしょう。

鍋に火を点けたら、あとは暫くの間、酒を飲みながらひたすら待つのだヨ。勝手にいじるとスグにご主人がやってきて「ダメだよ、勝手に触っちゃ!」とゲキが飛ぶ。そう、店主の言うことを守って、じっと待つのだネ。
b0019140_15425579.jpg
二杯目のキイロを飲み干したところで、「サァ、食べていいよ」との声が掛かった!

グツグツと沸騰した鍋の中で白子が踊っていたナ。
b0019140_15382683.jpg
ダシの沁みた白菜と豆腐も実に美味い。あぁ、白子の甘みが口いっぱいに広がり、そこへ冷たいハイボールを流し込む。むふふ、幸せなひと時だナ。

ダシに溶けたアン肝も最高だ。鍋はこうやって大勢で箸を突くのが楽しいネ。最初の鍋をペロリと平らげ、お次は牡蠣鍋をお願いした。
b0019140_1540912.jpg
おぉ、凄い!プリプリ大粒の牡蠣がこれでもかと云うぐらいに入っていたヨ。

奥に有る唯一の小上がり席では、豪快に6人前のあんこう鍋が準備されていたナ。
b0019140_15392248.jpg
見た目にも圧巻だ。
b0019140_15393886.jpg
酒を浅草無双に切り替えた。
b0019140_15394890.jpg
箸休めに頂いた煮こごりも酒に合うナァ。

牡蠣鍋も食べ終え、〆にうどんをお願いした。
b0019140_15402034.jpg
これも味が沁みて、最高な味わいだった。あぁ、ガッツリ食べて、大いに酔ったネ。ご主人、美味しい鍋と酒、ご馳走様でした。
b0019140_1545364.jpg
外の風は冷たかったが、僕らの身体はポカポカに温まったネ。
b0019140_15481219.jpg
そして、我々一行は駅の南口に在る『もつ焼き 松っちゃん』へと向かったのでアール。
by cafegent | 2017-03-01 15:48 | 食べる | Trackback | Comments(0)