東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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赤坂でアイススケートなんて、まるでNYみたいだナ。

今朝は寒くて目が覚めた。こう急激に気温が下がると体の調子が狂ってしまうネ。

ようやくギックリ腰の痛みも無くなりつつあり、湿布薬を貼らなくても良くなったが油断大敵だ。以前、治りかけた時にまた痛めた事が有ったから気をつけないと。

目黒通り沿い、大鳥神社の斜め向かい側に家具ショップ『ACME』が出来るみたい。
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このアクメが目黒通りをファニチャーストリートと云わしめた程の人気家具店だったのだが、近年になって服飾のベイクルーズの傘下になったみたいだね。『ジャーナルスタンダード』や『エディフィス』を営んでいる会社だ。学芸大の店を残しての出店なのだろうか。それにしても、家具屋の間隣りに出店しちゃうのだからスゴいネ。

今日は曇りが続くかなと思いきや、外は雨になっていた。
昼飯に美味いハンバーグが喰いたくなったので、五反田へ。
激混みの『ミート矢澤』を素通りし、『アルカサル』へ。此処は旧軽井沢銀座の『IZUTSUYA』の味に似ているので結構好きな店でアル。
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ジューシーな牛肉に頬が落ちてしまう。むふふ。

さて、日曜日は夕方から『赤坂BLITZ』にて、音楽誌「PATI-PATI」の主催したライブイベント「PATI-Night」を観に行って来た。
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[PATI-PATIは、ソニーマガジンズの雑誌だから、ソニー系のアーティストが中心だった。松下優也、双子のメンズデュオON/OFF、それに我らがひとみ姐さんの一人息子がベースを弾くDUSTZも出た。
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一番人気は藤田玲クンかな、やっぱり。

それによしもとR&C系のalma、新撰組リアンなど総勢7組が出演した。いずれも当代の若手イケメン勢揃いと云ったブッキングで会場一杯に黄色い声援が飛び交っていた。中でも新撰組リアンは島田紳助プロデュースな訳で物凄い人気。歌が上手いかヘタかなんて関係ないのだ。甘いマスクでスタイルが良ければそれで良いのだ。
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そんな中、松下優也とDUSTZのステージはとても良かった。DUSTZはライブを重ねる毎に音に厚みが出て来てる。来月のワンマンライブが楽しみだ。

赤坂サカスの広場はアイススケートリンクになっていた。
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まるでニューヨークにでも来たのかと錯覚する程だったナ。アレって氷じゃない人工のリンクなのかな?
都心のスケートリンクと云えば、日比谷パティオしか無いのかと思いきや、こんな処にも出来たのネ。他の私設は殆どが屋内だから、デートには良いかもしれない。
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BLITZの向かい側、『アネッサ』に寄って赤ワインを呑んだ。
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ムール貝にトリッパのトマト煮がワインにベストマッチ。
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トリッパは酒のアテに最適だネ。
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最後はメカジキのケバブに生ビールで〆た。
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今週月曜は、夕方陽が暮れる少し前から門前仲町『大坂屋』へ。

ぐつぐつと音を立てて沸く煮込み鍋が、今宵の酒へと誘う心地良い音楽となる。

この日も愛知から此処の煮込みを求めてやって来たと云う御仁が居た。
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シロ、フワ、ナンコツの三種類が丸い鍋の中で踊ってる。此処の牛モツは一度湯通ししてあるので、そのままでも食べられるのだ。
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客たちは皆、自分好みの煮込み具合で鍋に菜箸を突っ込み皿に取る。

さっぱりとお酢の効いたオニオンスライスも突き出しの漬け物も煮込みの合間に丁度良い。
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箸休めならぬ串休め、ってナ感じだね。

ご常連さんがお会計の際に見た事の無い硬貨を出していた。ハテ、パチスロのコインかな、などと思っていたら天皇陛下御即位20周年の記念硬貨だった。

この御仁は、過去にも天皇陛下御在位60周年記念の10万円金貨を20枚使った事があるそうだ。それも全部ゴルフ場で使用したらしい。
記念貨幣を取っとかずに使うのが趣味だそうだが、世の中面白い方が居るもんだネ。
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で、僕も便乗して千円札を記念硬貨に取り替えて頂いたのだ。
ありがたや、ありがたや。

最後に玉子入りスープにシロを入れて戴いた。
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丁度良い塩梅の半熟卵の黄身に煮込みの汁が絡まって絶妙な味わいだ。ただ、これがその後の食欲を増進させてしまうのだナ。

大坂屋を後にして、神保町『兵六』へ。
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月曜定休の『簑笠庵』の二人が既に着いて居た。相変わらず賑わう店内だったが、席に着いて驚いたのは、僕の正面がズラリ女性ばかり6、7人横並びに座っていた事だ。こんな事、来店以来初めて目にする光景だった。テーブル席にも女性が居るし、男女比が逆転した兵六であった。

相変わらず此処の炒麺(やきそば)は美味い。
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わざわざ乾麺を取り寄せ、創業以来変わらぬ味を守り続けているのだ。無双のお湯割りで心地良く酔い、皆で『銀漢亭』へと移動した。

『銀漢亭』では、また句会があったらしく、外まで人が溢れていた。
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さっきまで『兵六』で呑んで居た顔も見える。
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水蛸のカルパッチョをアテに酒がススンだ。

週の始めから愉しく酔えたなぁ。家に着き、読みかけの本を開いた。
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もちろん、ラガヴリンのモルトウィスキーを舐めながら。こうして夜は更けて行くのであった。
by cafegent | 2009-11-19 16:03 | 飲み歩き