ありったけの小銭集めて、今日もこんなに呑んじゃった。
2010年 03月 23日
春分の日を迎えた東京も開花宣言をしたらしい。
金曜の夜は久しぶりに青山の『なるきよ』へお邪魔した。
奥の座敷や個室の方が広々としているのだが、どうしても店主吉田成清と馬鹿話をしながらじゃないと酒がススまないのだ。そんな訳でこの日もカウンターで立ち呑みだ。6周年祝いか散らし寿司を戴いた。
週末だから徐々に店が混んで来た。いつも大盛況でイイネ。
お次ぎは、『SPIRAL CAFE』に立ち寄って軽くビールを戴いた。
地下鉄で神保町へ出て、いつもの酒場『兵六』へ。
駅前で詩人の水上紅さんとお逢いしたので、一緒に同伴だ。カウンターは満席なので、一先ず卓席で呑む。
馴染みの面々と酒を酌み交わすのは、実に愉しいひとときだ。昔は日々忙しく予定を入れて過ごしていたが、今はこうのんびりと変わらない毎日が良いと思う様になって来た。(なんて云いながら、酒場巡りで毎晩びっしりか。トホホ。)
『銀漢亭』に酒席を移し、チーズをアテにウイハイだ。
そして、夜中にやってはイケナイ恐怖の「〆ラー」をやってしまう。
金曜休肝日がすっかり遠のいたナ。
◇ ◇ ◇
土曜日もこれまた、しこたま呑んだ。
朝8時50分に家を出て、都営三田線、浅草線を乗り継ぎ京成立石駅へ。
僕はいつもの『栄寿司』側に行き、土曜口開け常連達と暫しの歓談。
10時には「煮込みのホネ」の予定数終了。
この日の口開けは、いつもよりまた少し早かった。
宗さん梅割りと間違えて葡萄割りにしちゃったので、グラスが二つ並んだ。
宇ち多゛を出たのはまだ11時半なので、『栄寿司』も仕込み中。
仲見世に戻ると『栄寿司』前は大行列が出来ていた。
電車の中で本を読んでいるうちに何だか朝酒も抜けて来た。
日が暮れた後は渋谷のんべい横丁へ。
この晩は、久しぶりに池ノ上の名店『ハッチとノラ』にお邪魔した。
此処はもうかれこれ20数年は通っているんじゃなかろうか。店の外観はまるで赤提灯の焼き鳥屋でアル。だが、実は牛肉の赤身専門の炭火焼屋なのだ。
大満足のうちに店を出て、真向かいの居酒屋『熊八』へ。此処はコピーライターの森一起さんがほぼ毎晩呑んでいる酒場だ。なにしろ、安くて美味いのだナ。カウンターに座ると程なく中野から自転車に乗って森さん登場。中野の鰻屋『味治(みはる)』帰りだそうだ。皆さん美味い物を求めて都内を徘徊しているなぁ。
それにしても良く呑んだ。朝から6軒か。
途中、酒を抜いたが宇ち多゛の梅割りは後からボディブローの如く効いてくるからなぁ。
深酒のまま記憶も遠のき、日曜を迎えたのであった。バタンキュー。