目黒不動尊にお詣りに行った帰り、近所の公園まで散歩しに行った。
日向ぼっこの猫に交じり、子どもの髪の毛をカットしている姿なんかも有って、長閑な日和だった。
歩いていると色んな野鳥の鳴き声が聴こえて来る。
シジュウカラやヒヨドリ、トラツグミやジョウビタキなども冬になると現れる。池では、カワセミもやって来る。ただ、一眼レフのカメラに望遠レンズをつけないと中々その姿を写せないのだナ。
この日は二羽のインコを見つけた。
広場の脇の木々では、オナガが群れをなしていた。
いつもは高い木の上にいて声しか聴こえなかったが、この日は近くに来てくれたので、バッチリ写せたネ。
公園の出口付近では、シジュウカラが見送ってくれた。
殺伐とした都会で仕事をしてるからか、時々自然豊かな所に来るとホッと出来るのだナ。
俳句を初めて良かった、と思うのは草木や花、野鳥の名前などを沢山覚えられた事だ。いつもデジタルカメラで撮影して、帰ってから図巻で調べるのだ。そうすると、不思議と忘れないのだネ。
冬鳥の声しか聞けぬビルの街
◇ ◇ ◇
先週の金曜日は、今年初『河本』でホッピーを三杯呑み、馴染みの深夜食堂にて七草粥を戴いた。
これで、この一年無病息災で過ごす事が出来るかナ。
そして、土曜日も今年初『土よ宇朝酒』で、いつもの面々が集った。
既に今年3回目の『宇ち多゛』だが、土曜は変わらぬ顔が揃うのだネ。
キリリとした梅割りで躯を酒に馴染ませて、一日の始まりだ。
二件目は皆で、『ゑびすや食堂』へ。
ひれ酒で心もホッコリと暖まる。
どじょうを豚肉に変えてもらった柳川が、美味かったナ。
立石での三軒目は、『手打ちうどん むぎや』へ。
待っている間にアキちゃんが、美味いたこ焼きをご馳走してくれた。
夫婦で営む手打ちうどんは、味良し量良し、値段良しと三拍子揃って、立石の隠れた名店だ。
もりうどんは、揚げたての天ぷらも付いており、とてもお得なのだナ。
岩崎さんは、野菜天たっぷりの笹切りうどん。
笹粉をうどんに打ち込んである。器が寿司桶ってのも凄いでしょ!
ホッシーが頼んだ、豚から揚げうどんのボリュームも凄かったナ。
から揚げの多さで、うどんが全く見えないのだヨ。
此処で一旦家に戻った。ベランダ掃除を終えて夕方から浅草へ。
今年初訪問の雷門『簑笠庵』では、蛤をアテに薩摩富士の兵六呑みを戴いた。
縁起の良い蛤で、今年も家族円満かナ。
カワハギの肝和えは、矢張り日本酒が合うのだナ。
この日、初めて来たと云うトライセラトップスのベーシスト林さん夫妻もすっかり簑笠庵の酒と肴がお気に召した様子。
奥様が僕と同じ北海道出身と云う事で、僕も愉しく呑む事が出来た。
合羽橋で食器探しの後に偶然『簑笠庵』の暖簾を見つけたそうだが、サスガ酒好きの嗅覚はハズさないネ。
其処へ現れたのは、御常連の荒木マタエモンさんだ。
相変わらずのズッドーンで、新年に気合いが入ったネ。
山本さん、京子さん、今年も我々呑んだくれを宜しく頼んます。