東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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ほぼヘベ日記/神田から御徒町へと酒に彷徨う。

正月に『晩杯屋』で一緒に呑んだ呑み師さんより、地元いわき市特産の自然薯(じねんじょ)が届いた。
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天然の自然薯は「山の神」と云われ、滋養強壮や疲労回復の自然食だ。

それにしても、これだけの長さになるまでに一体どれだけの年数土の中で育ったのだろうか。
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すり鉢でゆっくりと擦りおろした自然薯を炊きたての銀シャリにたっぷりと掛けて食べようかナ。
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呑み師さん、いつもお心遣いありがとうネ!

今朝、仕事場に向かう途中、ゴミ置場に一枚の絵画が捨てられていた。
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製画だが東郷青児の美人画だ。長い間何処かの家のリビングにでも飾られていたのだろうか。
絵が好きな者としては、こんな姿で無造作に外に放り出されている光景を目にすると胸が痛むのだナ。とは云え、持って帰ったりはしないのだけどネ。

さて、夕べは酒朋ビリー隊長と神田で合流した。JR神田駅から高架下の大衆酒場を通り抜け、出世不動通りへと進む。幾つかのビルを過ぎると右手に小体の酒場『あい津』が佇む。

ガラリと戸を開けると店主の石村さんが、温かい笑顔で迎えてくれた。
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先ずは生ホッピーを戴き、酔い始め。
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毎度お馴染みのポテトサラダもネ。

続いての酒の肴は、柚子蛸を戴いた。
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薄造りの蛸に柚子を載せたシンプルな一品だが、中々どうしてこんな料理が家では出来ないのだナ。塩をつけて頂けば柚子の香りとの相性も抜群だ。酒がススム。
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てな訳で、王紋の純米酒をぬる燗で戴いた。

暫くすると、仕事帰りのご常連さん達が続々と来店し、6人掛けのカウンターと4人掛けの小卓も満席となった。

この日は、アルバイトの吉本芸人の女のコが居ないので、店主一人大奮闘だったネ。
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〆に名物鳥豆腐を戴いて、軀もほっこりと温まった。
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此処は本当にいつ来ても居心地の良い酒場だネ。
『あい津』を後にして、我々は二軒目へと彷徨う。

歩いて秋葉原の『赤津加』に行こうかと思ったのだが、ビリー隊長の懐具合が厳しいとの事。ならば、と財布を気にせずに楽しめる御徒町へと移動した。
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『槇島酒店』は、酒屋の角打ちで呑める処だ。ビリーは大瓶を戴いて、僕は店主オススメ、美山錦の純米酒。
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コレで300円なのだから、お値打ちだネ。

つまみは鯖の水煮缶と牛スジ煮込み。
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パックの煮込みは、鍋で湯煎されているからあったかウマウマだ。
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二杯目は、土佐鶴のしぼりたて新酒。キリリとして美味い。

愛猫チャーミーは、寒いから二階から降りて来ない。そのかわりに女将さんが降りて来た。
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お二人とも実に素敵な顔をしているネ。

年末に放映された類さんの「酒場放浪記」の話題で盛り上がった。
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ビリー隊長も日本酒に移ったネ。

隣りの御仁は地元の方で、「古いニコンのカメラが、やっと修理から戻って来たんだヨ」と嬉しい顔で酒を呑んでいたネ。

あぁ、千円札でおつりが来る酒場は、笑顔まで運んでくれる。
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もう一軒行こうと云う事になり、『佐原屋』の隣りの『かっぱ』へ。
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ホッピーをグビリとやりながら、徐々にヘベのレケになって行く。
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ハムカツも安くて美味いゾ!
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ビリーも大分酔っぱらって来たのかナ?
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僕も結構酔ったみたい。もう、ホッピーも入らないゾ。

てな訳で、夕べはこれにて終了だ。御徒町を後にして帰路へ。
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さて、ビリー隊長は無事に家まで辿り着いたのだろうか?
by cafegent | 2011-01-21 15:44 | 飲み歩き