日々へベ日記/いづみや、米山と大宮赤羽平日ハシゴ酒!
2011年 12月 08日
初出品を含め、約420点もの錦絵、肉筆画、版木などが展示される。
春の大阪に続き、今年の夏に『静岡市美術館』で開催された展覧会が漸く東京に巡回して来た。
しかし、最近の展覧会はどこも会期中の前期と後期で作品を入れ替え、二度来させようと云う魂胆が解せないのだナ。今回などは、殆ど総ての作品を入れ替えるらしい。
だが、国芳の魅力にハマッてしまうと、観ずにはいられないのだよナ。
奇抜な発想力や人を食った様なデザイン力、卓越した画筆は、浮世絵好きのみならず、多くのファンを惹き付けている。
今回初公開となるのは、三枚組の猫の戯画「たとゑ尽の内」。
また、国芳がオランダの銅版画挿絵を参考にして遠近法を取り入れたりしていた事が近年の研究により明らかになっている。そんな独自のアングルで描いた作品も出品されるので、愉しみだ。
◇ ◇ ◇
さて、昨日は酒朋のビリー隊長に誘われて、大宮で吞む事となった。
仕事以外で余り大宮に行く機会など無いが、恵比寿からの湘南新宿ラインに乗れば、38分なのだネ。
この2週間程大宮で仕事をしているビリー隊長は、もう数軒の酒場の馴染みになっていた。
一件目に訪れたのは、歓楽街の南銀座(ナンギン)に入った辺り。
生ビールとふきの煮物を戴いて500円。
此処も可成りディープな常連さん達が集っている。池袋の『大都会』を彷彿させる方々だったなぁ。
続いて向かうは、駅前の老舗食堂居酒屋『いづみや本店』だ。
ポテトサラダも昭和な味で、にごり酒がススんだのでした。
さぁ、三軒目は『いづみや』の先の信号を渡り、みづほ銀行の路地を入ったおでん屋『末広』だ。
酒とおでんは女将さんが担当し、一品料理はご主人だ。焼酎のお湯割りを戴いて冷えた躯を温める。
ネギたっぷりの卵焼きはダシが効いて美味かったナ。
此処では、お笑い芸人として施設を廻っていると云うカルーア啓子さんと知り合った。黒いお洋服のお嬢さんネ。
大宮ハシゴ酒はこれにて終了。我々は赤羽に戻る事にした。
午後9時半を廻り、『米山』へ向かうと隣りの別室に座る事が出来た。
あぁ、ラッキーだったネ。
〆は、つくねでバッチグー!
赤羽の駅前も年末ムード全開でしたナ。
満腹でほろ酔いの僕は、慎重に乗る電車を確認。なんせ先週は大宮方面に乗っちまったからなぁ。
そして、無事家路へと向かったのでアール。
☆大宮赤羽ハシゴ酒は、ビリーの疲れない日記でもネ。