東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々ヘベ日記/酒朋たちと十条赤羽ハシゴ酒の旅!

今日は「ホワイトデー」なのだネ。
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酒場で出逢う女子たちからチョコレートを戴いたので、お返しをしなくちゃイカンのだが、殆どの方々が吞んべいガールなので、甘いモノよりお酒の方が良いかもネ。何か考えてお礼をしよう。

   けつかう(結構)な御世(みよ)とや蛇も穴を出る  一茶

「こんちまた、結構な世の中じゃぁあーりませんか!」と蛇が言ったかどうか判らんが、そんな春うららかな気分を小林一茶は詠んだのだナ。

「蛇穴を出づ」は、春の季語でアル。土の中で冬眠していた蛇がそろそろ地上に姿を見せる時季と云う訳だ。三月後半から四月上旬にかけての季節かナ。

仕事場の近くの公園でも春の虫と共に蛇も出て来ている。池の中をスイスイと泳ぐ姿はまるで空を駆け抜ける龍の如き。

一茶は、こんな句も残している。

   穴を出る蛇の頭や猫がはる

公園でもノラ化した猫たちが沢山居ついており、蛇などを襲うのだ。
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ただ、先日はゴイサギと云う鳥が猫に襲われ池の畔で息絶えていた。

勝手に飼い猫を捨てる人も困り者だが、ノラ猫を餌付けする人達も後を絶たない。自然を守る公園が自然から遠のくのも考えものだネ。

   蛇穴を出て腕白(わんぱく)に捕まりぬ    八十八
      ◇         ◇         ◇
今日の東京は青空が広がった。
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公園の木の上では、ワカケホセイインコのつがいが仲睦まじく愛を囁き合っていた。
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ホワイトデーに相応しく実に愛らしい姿だったナ。
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あぁ、ボクもあやかりたい。
      ◇         ◇         ◇
昨日も実に良い天気だったネ。午後からちょいと仕事場を抜け出して、代々木公園へと向かった。東京スカパラダイスオーケストラのフリーライブが催されると聞いていたので、野外ステージへと急ぐ。
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外は汗ばむ陽気となり、元秋元屋冷蔵庫前のユリちゃんに缶ビールをお裾分けしてもらう。
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この日のスカパラもサイコーのステージで僕らを惹き付けてくれた。

最高の演奏に酔いしれて、FC東京ゴール裏の様なジャンプをずっとしてしまった。感動をありがとう!

さて、夕べはユリちゃん含めツイッター仲間の方々が赤羽ハシゴ酒をしていると聞いていたので、合流することになった。

だが、既に彼等は『いこい』『丸健水産』をハシゴして『米山』の口開けを並んでいたので、僕は酒朋ビリー隊長と埼京線渋谷駅で合流し、先ずは十条に出た。

ビリー隊長は二日連チャンの『斎藤酒場』の暖簾を潜る。
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店内既に満杯状態だったが、タイミング良くサラリーマン二人連れが席を立つところだった。

此処でもビリーは女将さんにイジられている。『宇ち多゛』に続いて、イジられ酒場を着々と開拓しているのだナ。
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先ずは「冷やしビール」を戴いた。此処のビールの品書短冊には、しっかりと「冷やしビール」と書かれている。この何だか判らないホノボノ感が好きなのでアル。

そして、此処は冷蔵庫で冷やさず、水の入った冷水庫で冷やすのでビールの温度が絶妙なのだナ。

名物ポテトサラダと春菊の胡麻和えをアテに燗酒も戴く。
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燗酒二本ビール一本で〆て1600円也。
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一人、800円でしたナ。ご馳走様。
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此処から一駅赤羽へと移動する。

ウシさんが一人で『いこい本店』で吞んで居ると呟いていたので、覗いてみたが既に居なかった。

元秋元屋冷蔵庫前のユリちゃん、高橋さん、ヒロミチ君の御一行はまだ『米山』らしい。そんな訳で、僕らは『まるます家』に移動。

一階右側のカウンターに滑り込み、ジャン酎モヒートをお願いした。
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そして、コレですよコレ!
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先日、若女将の松島和子さんに教えて頂いたビタースを数滴垂らし、美味さパワーアップ!
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ハイリキの酎ハイが抜群に美味しくなるネ。
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イカフライにほやの塩辛をアテに酒がススんだネ。
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閉店時間が近づいて、鯉の洗いが通常価格400円のところ、サービス価格200円!
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迷わず戴いたのだナ。
1リットルのジャンボ酎ハイを二人で呑みほし、お会計。ジャスト2,000円だったので、一人1,000円也。
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美味しいお酒とお料理、ご馳走様でした!『まるます家』に感謝多謝!

いざ『喜多屋』を目指す。

左側の戸を開けると、このところ毎晩の様に居る自転車ホッシーとウシさん、そして米山帰りのお三方が揃って吞んでましたネ。
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ウシさんは『いこい』を早々に切り上げて『まるよし酒場』に行ってたみたい。
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ハイ、ホッシー乾杯!

立石『宇ち多゛』の常連と祐天寺『ばん』の常連が赤羽で集うとは、実に愉しい酒宴となりましたナ。
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180円のハイボールと小芋煮110円、ナカお替わり150円で〆て440円のお会計だった。

最後はまたもや、みんなでパチリ!
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なんだか酒場で、マタェモンさんのドーンが定着してきたネ。

そんな訳で夕べの十条赤羽ハシゴ酒は、三軒で合計2,240円であった。

『自家製麺伊藤』の誘惑に打ち勝ち、一路帰路へと向かった。

夕べは何とか寝落ちせずに目黒まで戻って来れたが、油断は禁物。
先週は此処から地下鉄を逆に乗ってしまい浦和美園駅まで行ってしまったのだからネ。

座らずに立って地下鉄に乗り、地元へ到着。

このまま真っ直ぐ家に帰ったとばかりに思っていたが、朝起きたら吉野家のレシートがポケットから出て来た。

どうりで、胸焼けがしていたと思ったら、案の定牛丼を食べていた。
まるでその記憶が無いと云うのも問題だナ。でも、まぁ食欲旺盛なだけ健康ってことか。と自分勝手に言い訳をしてみたのでアール。
by cafegent | 2012-03-14 18:35 | 飲み歩き