日々の呑んだくれ日記/恵比寿の老舗二軒で春を吞む。
2012年 04月 18日
路傍では、小さな春の花も沢山咲き始めている。
黄色い小さな花は鬼田平子(オニタヒラコ)だ。
さて、今朝のこと。高血圧の薬を貰いにいつもの病院に向かう途中、商店街の脇道から一匹の犬が現れた。
黒目をウルウルさせながら時折からだも振るわせている。
交番に着いて、「首輪をつけていない犬は、野良犬か捨て犬ですか?」と聞くと、お巡りさん間髪入れずに「あぁ、この犬のことかナ?」と中を指差した。すると僕が出逢った迷い犬と全く同じ犬種だったのだ。
こりゃ、数匹まとめて夜中にでも捨てた輩が居たんだろうネ。ロクでもないネ。
ハテ、今頃あのコたちはどうしているのだろうか?心配だが、我が家では飼えないしなぁ。
◇ ◇ ◇
閑話休題。
先日、恵比寿の老舗居酒屋『さいき』にお邪魔した。午後八時を廻った頃合いだったが、タイミング良くカウンターに座ることが出来た。
此処は最初に三品の料理を出してくれるので、ゆっくり酒を愉しみながら酒の肴を考えることが出来るのが嬉しい。
お隣にはご常連の寺尾研さんが先客で吞んでおりましたナ。
日本酒に合う肴ばかりだから、早々にビールを切り上なくちゃ。
三品目はお刺身だ。マグロと細魚(さより)のお造り。
程よく吞んだし、二軒目へと移動。
歩いて数歩に位置するもつ焼き『縄のれん』へ。
今は、以前程来られなくなってしまったが、それでも戸を開けた途端に優しい笑顔で迎えてくれるのが堪らなく嬉しい。
東京のあちらこちらに、こんな居心地の良い酒場が沢山あるから、東京ハシゴ酒は日々ヤメられないのだナ。