日々ヘベ日記/ムサコで話題のラーメンBAR!
2013年 01月 24日
「転翻(てんぽん)」と云い、六百巻の大般若経を読むかわりに、20人の僧侶が一巻ずつ経文をパラパラとめくっていく。そのめくった時の風に御利益があるのだナ。無病息災を願って大勢の人が本堂に集まるが、今年もやっぱりおばあちゃんの姿が多かったのだろうネ。
今日は仕事の都合で行けなかったが、いつもは参拝の後に『ファイト餃子』に立ち寄るのが恒例になっていた。近々、ファイト餃子から『庚申酒場』にハシゴしようかナ。
◇ ◇ ◇
閑話休題。
先週の土曜日、立石朝酒から武蔵小山に移動、いつもの酒場『牛太郎』にて呑んだ。
この日はどこの酒場でも、26号線沿いに在る謎のラーメン屋の話題で持ち切りだった。そんな訳で、ヘベ状態のまま一人噂の店に繰り出したのでアル。
そこは、昔から個性的なオーナーが英国アンティークで壁床天井まで埋め尽くしたカフェや美容室が入っており、上は賃貸の住居施設になっている建物だ。
十数年前まで知人が上に住んで居たので、夜な夜な其処でパーティを開いたりしていたが、猫足のバスタブが有ったり、本当に奇妙なインテリアの住居だった。
一階のアンティークカフェがいつのまにか無くなっていたと思っていたら、昨年4軒もの飲食店がシェアしながら店を開いていたのだ。
この日は本当にヘベレケ状態だったので、カウンターにて寝落ちしてしまったので、ラーメンの記憶が定かじゃない。
また、おでんや酒の肴も充実している。
で、肝心のラーメンは「あっさりさっぱり、塩醤油」を食べた。
続いてライムをギュッと搾る。ライムは搾るだけにしてスープに実は入れない。入れると余計な苦味が出るんだとか。これで更にサッパリ味に仕上がるのだネ。
最後はあげ玉を入れて完食だ。スープも全部飲み干せる程、爽やかな味だった。
赤ワインも美味しく戴いたし、何よりもノリの良い貴子ちゃんとの会話も愉しい。
彼女自身は小麦アレルギーなので、パスタや麺類が全く食べられないのだそうだ。だが、スープはしっかりと研究を重ねて完成させたのだネ。そして、肝心の麺は上大岡の『啜磨専科(すすりませんか)』と武蔵境の『きら星』から分けて貰っているので、実に美味い。
此処はあくまでもBARなので、気軽に酒を吞みに行ってあげようネ。
きっと彼女の不思議な魅力の虜になること間違い無しだナ。