日々是日記/風薫る五月、梅酒でも作ろうか!
2013年 05月 08日
外に出れば爽やかな初夏の風が薫り、穏やかな青空が街を包み込んでいた。道往く人達の足取りも軽やかで、短い影が後ろで弾みながらついてくる。
街を颯爽と歩く女性はつばの広いパナマを冠り、浅黄色の麻のワンピースが風に揺れている。ゆらゆらと踊るワンピースが、樹々の緑に映えていた。実に東京らしい光景なのだナ。
この季節、夏服に粋な帽子姿の女性を見かけるとアーウィン・ショーの短編小説「夏服を着た女たち」が思い浮かぶ。そして、そのイメージはそのまま4年前に亡くなった旧友ひとみ姐さんに重なるのだ。

陽の当たる大通り、風を駆って歩きたいと麻のジャケットを買った。

初夏の陽射しが少し翳ってきたら、酒場の扉を開けて冷えたビールを飲もう。生暖かい風が窓から店内を通り抜け、壁の短冊を揺らして行く。梅雨前の東京はこんなにも素敵な街なのか、と再認識させてくれる季節なのでアル。

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閑話休題。
今週の月曜日、BS−TBS夜9時から放映中の『吉田類の酒場放浪記』の中で、先日撮影したCMがオンエアされた。
『日本蒸留酒酒造組合』の甲類焼酎推進の広告なのだネ。五月は梅酒を仕込む時季なので、それに合わせて制作された。
いつもは上から下まで黒い衣装の類さんなのだが、今回はそのイメージを一新して爽やかな白でのご登場でアル。





最後はスタッフみんなで記念撮影をパチリ!

今後、新聞広告も順次出稿されるので、NMBE(のんべい)の皆様は愉しみにしてくださいナ。
また、組合ではWEB上でのキャンペーンも開催しているので、こちらも是非!
